ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
人間の自動的行動。心理学で無意識のうちに承諾誘導が行われている場合があることを具体的に表している本。
確かに!と読んで気づく内容が多く、生活の中では気にも留めなかった瞬間を思い出すことができる。
あの時もこの時もこの本に書かれていた原理に基づいて自分も動いていたのかな?とハッと気付かされる。
この本に書かれていることは、読んだからといって全てに対応できるものでもなく、逃れられない一面もあると思う。
これまでに気づかず自分自身も生活の中で使ってたかもと思う節もある。
読んでて人間ってこうだよな、と思える本。
これを知ることでこの本に書かれた手法を用いた詐欺師を見破れる、、、というわけではなく、
目まぐるしく情報が更新されて溢れている現代ではこの心理学を理解して取り入れていくのが大切なのかもしれないと思った。
読み応え抜群の本でとても面白かった。 -
Posted by ブクログ
「ノンデザイナーさんのモヤモヤをスッキリ解消!」とある通り、プロ向けというより、デザインを本業としない人のための入門書。
仕事をしていると、ちょっとした資料やチラシを自分で作る機会は案外多い。外注するまでもないと手を動かしてみるものの、センスがあるわけでもなく、迷ってばかり。外注したらしたで、上がってきたものに「なにか違う」と感じても、どこをどうすれば良くなるのかを言葉にできない。そんなモヤモヤに、この本はまっすぐ応えてくれる。
構成はシンプル。1ページ完結で、上に「やってはいけない!」、下に「これで解決!」。ぱらぱらめくっていると、そうそう、こうなっちゃうんだよな、と苦笑いして、なるほど、こうすればいいのか、と膝を打つ。その繰り返しが一目瞭然で気持ちいい。
原稿、レイアウト、図や写真、カラー、文字と分かれた章立てもわかりやすい。気になったところだけ拾い読みしても十分役に立つし、一度読んで終わりではなく、手元に置いて何度でも開ける。
10年前の本で、いまやデザインはAI任せという時代でもある。それでも、ここにあるのは流行に左右されない基礎基本。むしろAIが出してきたものの良し悪しを見極めるためにも、この「やってはいけない」の感覚は持っておきたい。
おススメです。
翔泳社 228ページ -
Posted by ブクログ
むちゃくちゃよかった!想像してたよりずっと文筆家!!!ラジオであれだけ面白く話せるならエッセイ本も楽しいだろうとは思ってたけど、声が乗ってない分ラジオより数段階落ち着いているというか、朗らかな日常の中に滲む少しの寂しさも垣間見えて一瞬で引き込まれた。
料理にまつわる小噺って感じだけど夫のエピソードもかなり多くて、私としてはそれがかなり良かった。夫のキャラが良い(そして長谷川あかりが夫を魅力的に書くのもうまい、大好きなんだろうなと伝わる)し、自分とは違う文化で育ってきた人からエネルギーをもらう感覚にも頷けるし、江國香織の『いくつもの週末』を読んだときのようなときめきを覚えた。江國と違って不穏(あるいは諦念)エピソードはないけど、恋愛とは別ベクトルでの妥協だったり後悔だったりは出てくるので、前述した寂しい雰囲気も少しだけある。隠し味程度に。
しんみりした感情は明るくあたたかい日常の話があってこそ効いてくるのも踏まえて、長谷川あかりは本当にバランス感覚がいい人間なんだろうなあと思う。人生を早取りしてきたからなのか? それとも芸能界→バイト→大学→料理研究家という経験値なのか? 過去の面白エピソードを読んでいると、猪突猛進型というか自分の興味関心にまっすぐな印象なので、そこからバランスが整うことってあるんだと驚きつつ、でもぜったい居心地(食べ心地?)の良さを作り出す天性の才能があるよ〜〜〜と思うなど。手元に欲しい本だった。
・家庭料理はずっと続いていく
・どこまで自分がやってあげたいと思うのか、どこから苦しくなってしまうのか -
Posted by ブクログ
読書録「「偶然」はどのように
あなたをつくるのか」5
著者 ブライアン・クラース
訳 柴田裕之
出版 東洋経済
P309より引用
“ もしあなたの代わりに誰か他の人が存在
していたら、世界は違ったものになるだろう。
あなたが存在するからこそ、あなたは世界に
影響を与える。良い影響もあれば悪い影響も
あるが、そのいっさいが、このタペストリー
の一部となる。あなたは重要だ。あなたがこ
れまでに下し、またこれから下す、ごくささ
やかで取るに足りない決定に至るまでが大切
なのだ。”
目次より抜粋引用
“何を変えてもすべてが変わる
万事が理由があって起こるわけではない
私達の脳はなぜ現実を歪めるのか?
制御も予測も不可能な人間の大群
ヘラクレイトスの不確実性の世界”
国際政治学者である著者による、世界にお
ける人の存在のあり方や関わりについて記し
た一冊。
人生の決定についてから人一人の大切さに
ついてまで、歴史上起こった偶然の結果など
を元に書かれています。
上記の引用は、一人の存在と世界への影響、
世界からの影響について書かれた項での一節。
自分という人物が取るに足らなくて、何をし
ていても世の中は変わりはしない。などとい
う皮肉で悲観的な考え方を、蹴り飛ばすよう
な言葉ではないでしょうか。
ほんの少しずつでも、良くなるように行動し
て、いつか事態が好転したらいいなぁ。位の
気持ちで過ごしたくなる一節です。
この、「世界においてあなたは重要」とい
う考えは、本書では何回も書かれていて、
著者は世界と人を大切に思う人物であると
思われます。
ほんの少しのことで、状況も結果も大きく
変化するということが、歴史上何度も起こっ
ているようです。
どんなに苦しい状況でも、決して自身の事を
責めるばかりでなく、どうしようもない悪い
偶然の巡りであるという事もあるということ
を、忘れないようにしたいものです。
こういう事を言うと、上手く行っている人や
上手く行った人は、努力不足とかいうのかも
しれませんが。
世界に対する見方が、変化してしまうかも
知れない一冊。
気持ちが落ち込んだときなど、読み返したい
ような、そんな作品です。
若いうちに出会いたかったけど、出版がま
だ去年のことなので、まあ早めに出会えて
読むことが出来たのは幸いでした。
とてもいい偶然に出会えたと思います。
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