ブックライブの高評価レビュー

ビジネス・実用の高評価レビュー

  • 私とは何か 「個人」から「分人」へ

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    「分人」という考え方めちゃくちゃしっくり来た。初対面ならなんとなくその場のノリで緊張せずに喋れるのに世代が変わるレベルで久しぶりに会う人とはどう喋ったら良いか分からなくなるあの感覚は、自分の中のどの分人を使えば良いのか分からなくなってたからか!と自分なりに解釈し納得させられました。
    幼少期に環境に恵まれなかったり周囲の人と関係が上手くいかなかったりして自分の好きな分人が少ないまま大人になって自分の事を好きになれる可能性が狭まった結果、人間関係に消極的になったり引きこもってしまったり自傷行為に走ってしまったりすると考えると、、可愛い子には旅をさせよ、とは間違いない方針だなと改めて思った。
    MBT

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    2025年12月08日
  • 文系のための理系読書術

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    本当に齋藤先生にはお世話になっております。

    最近計算してみたのですが私の読書スピードだと年間良くて50冊。80歳まで同じペースでずーっと読み続けたとして1500冊読む事になります。1500冊。正直な話、たったの1500冊?と、あまりの少なさにショックを受けてしまいました。1500冊だと、読みたい本は読みきれないし、あんまり興味のない本に関わっている時間はないな、と言う思いが強くなりました。かと言って本はある程度読んでみなければ面白いかどうか、自分に合っているかどうかわかりません。
    そんなわけで齋藤先生や、池上彰さんや、出口治明さんのような良書をたくさん教えてくれる方々には大変感謝しています。

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    2025年12月08日
  • 世界は「e」でできている オイラーが見出した神出鬼没の超越数

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    落ちこぼれ理系のお楽しみ 自然界に存在する不思議な数字の世界のお話。
    しょっちゅう脱線していろいろな話を織り混ぜて、面白く読める本。

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    2025年12月08日
  • 神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り

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    記載されている内容はどれも見聞きしたことのある考え方であったが、それを根拠を持って論理的に体系立てて整理されていることがとにかく素晴らしかった。

    私はこの手の自己啓発本をたくさん読んでいるが、ここまで腹落ちさせてくれる本はなかなかなかった。

    私が様々な自己啓発本から得ていた漠然とした感覚は、この本では「自己評価」という言葉で表現されている。
    その自己評価が自分自身を理想の状態に連れて行ってくれる。より正確にいうと理想の状態を自己評価とすることで、脳が自動的にその状態に導いてくれる。単純明快である。
    あとは、やるかどうか。これはすべての本に言える。

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    2025年12月08日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

    購入済み

    DNA 分析の進化スゴ

    昨年ネアンデルタールの博物館に行きました。あの種族が我々日本人にもゲノムを残していると思うと楽しいものです。最新工学と人類起源への探究心は素晴らしいです。
    これ読んだ方に、デジタル時代の恐竜学をお勧めします。こちらは化石を最新技術で解析していて。目からウロコが落ちます。
    土と生命の46億年史もグレートジャーニーが土と密接なつながりを持つ話などワクワクする話が満載です。

    #タメになる #アツい #深い

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    2025年12月08日
  • TIPS! 絵が描きたくなるヒント集

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    自分用に小ワザを詰め込みました!みたいな雰囲気の本。スケッチブックに走り書きしたような本文デザイン。
    作業机に置いておきたい。

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    2025年12月08日
  • インフォグラフィックス 世界人口図鑑

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    面白かった、知ってるようで知らないことばかりですね。数字や世界の他の地域と比較して語れるから、へぇへぇ

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    2025年12月08日
  • うまくいっている人の考え方 完全版

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    人生を上手く回すための指南書。全部で100の考え方があり、一つ一つが短く分かりやすい内容になっている。全ての項目で腑に落ちる内容ばかりでとてもためになる本である。

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    2025年12月08日
  • 戦争と平和 田中美知太郎 政治・哲学論集

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     私たちは戦争の時代を生きているのかもしれない。いま私たちの生活が直接に脅かされるという現実を目の当たりにしていなくとも、いつこの生活がなくなるとも知れないことを、各地で起こっている戦争の出来事を通してふと思わされるのである。田中美知太郎のエッセイ集『戦争と平和』を読んでいてその感をますます強くした。この本は昭和の保守の論客として知られていた田中美知太郎の姿を垣間見させてくれる一冊である。田中美知太郎の文章はエッセイであれ、講演であれ、古典研究であれ、読者をはっとさせる哲学的洞察に満ちている。本書もまた、時事的な内容を掘り下げていきながら、読者の思考を揺さぶる一冊である。
     本書には、こんな一

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    2025年12月08日
  • 超一流の雑談力

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    実践まで具体的に書かれていて、とても勉強になった。

    これは、自分の行動を変えないと読んだ意味がないから、自分の身になるまで、習慣になるまで何度も読んで実行し、振り返る。

    ビジネスにおいても、プライベートにおいても、より人生のゴールを達成するためにも、私にとってすごく重要な内容だった。

    人生がんばる!!

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    2025年12月08日
  • 中世哲学の射程

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     本書はリーゼンフーバー氏の待望の一巻選集である。著者であるクラウス・リーゼンフーバー氏は日本における西洋中世哲学研究を牽引し続けた碩学である。その氏の仕事は『中世における自由と超越』『中世哲学の源流』『中世における理性と霊性』『近代哲学の根本問題』など数多くの大著にまとめられており、どれもA5版ないし菊版にして700頁を超える大作である。氏の研究の道程で発表された論考をまとめたそれらの大著は、体系的な構成によって書き記されたのとは違った知の結晶を思わせる著作群である。一見周縁的な主題に思われる論考でさえ、著者の論考を読み進める読者はその認識を改めなければならないと思わされる、そういった知的喜

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    2025年12月08日
  • 存在と思惟 中世哲学論集

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     この論文を読むためにだけこの本を買わなければならないというものがある。リーゼンフーバー氏の『中世における知と超越』所収のトマス・アクィナスの存在論をめぐる論文、『命題コレクション哲学』所収の神認識論はそのようなものに数えられるであろう。それらはのちに著者の大著『中世哲学の源流』に収録されることとなり、日本における中世哲学研究の結晶として今なお輝きを放つものである。相次いで刊行された『中世哲学の射程』と本書『存在と思惟』はその主著『中世哲学の源流』のハイライトともいうべきものである。本書『存在と思惟』に先んじて刊行された村井則夫編『中世哲学の射程』は中世文化を闡明し、中世哲学研究の前庭を読者に

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    2025年12月08日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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     大学生の時、留学も視野に入れて、というより日本語の哲学研究書があまりにも難しくて、よくPodcastを聞いていた。それはナイジェル・ウォーバートンのPhilosophy Bites(哲学の齧り)であった。ひとつ15分ほどの番組で、ある主題についてウォーバートンのインタビューで第一人者が最前線の研究を語りながら聞き手を案内する充実した内容で、いまも続いている。本書は編者あとがきで言及されているように、その日本語版といった趣のある哲学史入門である。
     本書のインタビュー形式であるからこその臨場感は、全ての読者を哲学史のいわば「急所」へと招くものである。従来の哲学入門や哲学史入門で、わかるようなわ

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    2025年12月08日
  • ティマイオス

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     中世哲学研究でよく語られるデミウルゴスによる創造神話を、あるいは納富信留氏の『プラトン 理想国の現在』を読んでポリテイアに匹敵する壮大な哲学論を期待してティマイオスを読もうとする読者は、ひょっとしたら肩透かしを食らってしまうかもしれない。むしろそこで語られるのはポリテイアで語られたような壮大な哲学理論ではなく、プラトンやアリストテレスが共通して持っていたであろう目的論的世界観に基づく人間論であるからである。それもいま私たちが人間論という言葉で受け留めるものではなく、人間という存在が如何なる特色を持っているのかという探求を通した、いわば生理学に近いそれであるからである。
     とはいえ本書の解説で

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    2025年12月08日
  • ゆる古代ギリシア哲学入門 クセつよ逸話で学ぶ31人

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     本書は読んだらすぐに面白さが伝わる本である。哲学書って難しそう、哲学者って気難しい人たちなんだろうな、そんなことを思う人にこそ手に取ってほしい一冊である。確かに、哲学者たちは気難しい。けれども本書の哲学者たちの考え(教説)をその生きざま(逸話)から読み解くというスタイルは、実に生き生きとどんな人たちがどんなことを考えたのかを、手短にかつ面白く伝えてくれるものである。ひょっとすると無味乾燥に思われてしまう断片集が、哲学者の生きざまを集めた人類の宝であるとさえ思わせてくれる本である。
     ディオゲネス・ラエルティオスの『ギリシア哲学者列伝』には噂話のような逸話がたくさん描かれている。ともすれば哲学

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    2025年12月08日
  • 現場から考える 国語教育が危ない! 「実用重視」と「読解力」

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    私の友人はこう言う-「国語は好きだった。でも国語のテストは嫌いだった」と。
    なぜならテストでは、例えば文中での主人公の気持ちを表している答えを選択肢から選ばせたり、短文で書かせたりするが、自分がそうだと思っていた答えと正答とが必ずしも一致しない、あるいは疑問が残るということが多かったかららしい。

    私も国語教育のこの部分に前から疑問を感じていた。なぜ1つだけ正答を求めさせようとするのかと。私はこう考える-国語とは1つの正答を導き出すというより、そこに至る思考や論理を肉付けし、人間としての思考力を高めていく教科だと。よく使われる例えだが、授業で先生が「雪が溶けると何になりますか?」と子どもに質問

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    2025年12月08日
  • ローマ教皇 伝統と革新のダイナミズム

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     教皇フランシスコが帰天されて、様々な憶測が飛び交う中、新たな教皇レオ14世が選出された。本書でも指摘されているように様々なメディアが「革新か保守か」といった対立軸の中で、その政治的動向がさも重要事項であるかのように報じてきた。しかし一人の信仰者としては、教皇フランシスコの喪失をうまく受け止められないままに、新たな教皇の選出を静かに見守っていたというのが自分にとっての素直な実感であった。2013年に教皇フランシスコが選出された時にある種の必然的な導きを感じさせられたのと同様に、本書は旅する教会が新たな教皇を選んだその必然性を改めて確認させてくれるものである。
     本書は数多くのトマス・アクィナス

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    2025年12月08日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

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    「極・中道」(エキストリーム・センター)という言葉を聞いて、この本に辿り着いた。
    よかった。
    ヒエラルキーの上からの暴力は断固否定されるべきだが、下からの暴力は抵抗のためだからダメとは言えない。そりゃそうだ!
    権力者を批判してはいけない風潮って、いったい何言ってんのって感じだ。

    「各人はその能力に応じて、各人はその必要に応じて!」(マルクス『ゴータ綱領批判』より)

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    2025年12月08日
  • 世界一やさしいウイスキーの味覚図鑑

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    レポート内容に忖度が感じられないのが良かった。例えば、有名酒造や会社監修や出版に関し出資しているようなものであれば、当然、その酒に対して悪い印象は載せられないが、この本にはそういう雑念を除いた純粋なウイスキーライフを楽しむ姿勢が見られた。収録している酒も、ボトラーズだけやどこでも買えるような酒だけではなく、バランスがちょうどいい。
    色々な人に勧めやすい本だった。お酒がイラストなのも温かみを感じられる

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    2025年12月08日
  • ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山

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    やはり誰かの紀行録や旅行のいろはを聞くのは本当に楽しい。
    私が知らない場所、景色、食事、酒、ライフハック何もかもが手に入る。作者の月山ももさんの1人行動が好きな理由が私に似ていて、簡単に読み進められる本であったからだとも思う。1人旅が好きな読書家に勧めたい1冊

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    2025年12月08日