ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「説」をつけるのは著者の自信と共に奥ゆかしさも含むだろうか。ラジオ番組のプロデューサーによる、ラジオというメディアの在り方と普遍的な強み、愛情を語り尽くす本。
自分はラジオを聴かなくなって四半世紀くらい経つ。10~20代の頃は「コサキン」やNHKFMで流れる映画音楽特集を夢中になって聴いていた。そんな頃も懐かしく思いながら読んだ。
しかしラジオ番組は受信媒体こそ多様化したが、「音声だけのコンテンツ」が根強く残っている理由を再認識した。バグルスが50年も前に「ラジオスターの悲劇」をヒットさせたがそこから半世紀経ってもラジオは生き残っている。特に、パーソナリティが一人の番組の場合は「リスナー1人1人との対話」になり、そういった番組作りを意識しているそうだ。
程よくニッチで自由度の高い番組は、刺さると長く続く。本書を読んでジェーン・スーという人の番組を聴いてみたくなった。瞬時に出てくる粋で「イイとこ突いてくる」会話を楽しんでみたい。 -
Posted by ブクログ
【学びたいこと】
睡眠を大切にしたいのに、つい夜更かししてしまう。
本書の「体に起こることをイメージする想像力によって、健康的な判断ができるようになる」という考え方に興味を持った。
本書から、睡眠や健康へのイメージを膨らませ、日々の行動を改善する方法を学びたい。
【質問】
Q1 なぜ、体にいいことが続かないのか?
Q2 睡眠中に、体に起きることのイメージは?
Q3 感情をコントロールすることにより、体に起きることのイメージは?
【本書の答え】
A1
・行動のハンドルを握っているのは、理性(義務感や正しい知識)ではなく直感。
→理性で得た知識を具体的な映像としてイメージし、直感に直接届けることで、行動につなげられる。
A2
①脳細胞が少しずつ緩み、その隙間から髄液がゆっくりと流れ込む。脳に溜まったタンパク質のゴミが、静かな波に洗われて流されていく。
②脳から出る成長ホルモンが、タンパク質、ビタミン、ミネラルを材料に、筋肉や皮膚の細胞を修復する。
③メラトニンが夜間に細胞一つひとつを巡回し、サビを丁寧に磨き落とす。
④興奮気味だった免疫チームの兵士が武器を下ろし、持ち場に戻る。体内のボヤを一つずつ鎮火していく。
A3
・感情の天秤の反対側に、心が明るくなる重りを積む、あるいは負の重りを軽くする。
・ストレスは「感覚」と「思考」の距離が近いと起こる。感情と思考の間に透明なスクリーンを立てる。
・トレーニング法は、①呼吸に意識を置く、②考えが浮かんだら、浮かんだことに気づく、③また呼吸に意識を置く。
【本の概要】
本書は、健康に関する知識をイメージする想像力によって、自然と健康的な行動ができるようになることを示した一冊。
著者は、リウマチ専門医で医学博士の前島圭佑さん。
・「体にいいこと」の知識はあるのに、甘いものを食べたり、夜更かしをしてしまったりするのは、体の中で何が起きているかを映像として想像できていないから。体内で起きていることをイメージすることで、知識を自然と行動に変えられる。
・体の中では「細胞レベルでくすぶり続けるボヤ」と「臓器は無事なのに制御システムが狂うバグ」が不調の正体となる。日々の生活習慣によって、腸の壁が崩れて毒素が漏れ出し、ボヤやバグが生まれる。細胞がサビつき(酸化)、タンパク質がコゲつく(糖化)。ボヤを沈め、バグを整えるために、食事、運動、睡眠、ストレス管理が重要。
・「食事を変えれば腸が整う」「運動をすれば抗炎症薬が放出される」「睡眠で修復チームが動く」といった体内イメージを持つことで、自分で体を整えられるという手応えを持てる。
(1)悪い食事
甘いものや加工食品が体を壊す。糖は血管の内側をヤスリで削る。加工食品に含まれる質の悪い油や食品添加物が、細胞を硬くしたり、腸の層を薄くしたりする。
(2)良い食事
野菜が体を立て直す。代謝を動かし、サビを防ぐ。最初に野菜を食べると、食物繊維が糖を包み、穏やかなエネルギーに変える。
(3)運動
自分専用の製薬工場を再稼働させる作業。筋肉が収縮することでマイオカインという天然の抗炎症薬が発生し、体内のボヤを鎮める。運動後のスッキリした感覚は、全身の血流が改善され、体の隅々まで新鮮な酸素と天然の抗炎症薬が行き渡ったサイン。
【印象に残った表現・引用】
・「機能性障害」は「車で言えば、外見はピカピカなのにエンジンのかかりが悪い」ような状態。
・休日の夕方にみぞおちのあたりが締め付けられるのは、過去の経験をもとに、警備員が先制アラームを発し、ホルモンや自律神経が警戒モードに傾いている。
・「食物繊維が腸内の善玉菌のエサになり、善玉菌が天然の消化剤を作って全身のボヤを沈めてくれる」
・コンビニのスイーツを食べた数分後には、糖がヤスリのように血管の壁を削り始める。
・液体状の糖(ジュース、加糖コーヒー、エナジードリンク)は猛スピードで吸収され、血糖値が急上昇する。血管に直接シロップが注がれて、ヤスリのように削られる。
・食べない時間に、腸や細胞の自動修復モードが起動する(オートファジー)。お腹がグーと鳴ったら、「腸のお掃除チームが猛烈に働き、細胞の掃除機が古い脂肪を燃やしている」。
・座り続ける時間は、マイオカインが分泌されず、老廃物が溜まっていく。
・朝起きて太陽の光を見ると、体内時計がリセットされる。セロトニンの合成が始まり、夜の深い眠りの予約が完了する。筋肉が動き出し、マイオカインが全身へ分泌される。
【感想】
・読み進める中で、「睡眠の髄液で脳のゴミを洗い流す」「筋トレでマイオカインが体内で放出される」「糖は血管をヤスリで削る」など、体の中で起きていることのイメージが、自分の中で確立したように感じている。
・難しい内容を、わかりやすい例に置き換えて伝えることの大切さを理解した。頭の中で具体的にイメージできると、自然と行動に移しやすくなるという考え方は、健康だけでなく、仕事や子育てにも共通すると思った。息子に物事を伝えるときも、できるだけ具体的なイメージに置き換えて伝えることを意識したい。
【実践すること】
・睡眠、食事、運動、ストレス管理の効果を具体的なイメージで覚える。
・そのイメージを、妻や息子にも共有できるように、わかりやすく説明する。
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ネタバレ有明のゴッホの映像展示に行ってから本屋さんで見かけたので買ってみた!
全ページカラーで、映像展示では圧倒された絵の全体像やゴッホの人生を客観的に見つめることができてすごくよかった。
本を通して感じたことは、
ゴッホは家族や周りの人にすごく支えられていた
問題児だっただろうに。
それだけ人間的魅力に溢れてたのかな?
たしかに農民や肉体労働者への視線が優しい
常に光や希望を求めていた
太陽、月、星、ひまわり
2日に一枚以上のペースで絵を完成
創作していた年数と作品数から単純計算すると
本当に来る日も来る日も絵を描いてたのかな
ゴッホの厚塗りスタイルも、色彩感覚も好き -
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本書からの学びは非常に多かった。
その中から2つだけ残す。
・私たちの思考には、意識されずに使われる「枠組み(=スキーマ)」がある p30
・「失敗・分析・修正」をセットでできる人だけが、「失敗は貴重な経験だ」と言うことができる p256
一つ目は、コミュニケーションをする上で忘れてしまいがちなこと。人は誰しも同じ経験をしていない。その多様性を大切にしようとしている。しかし、思考の多様性は仕事をする上では無視されがちなのではないか。その違い(多様性)を理解することで、感情に流されず、的確な判断を下せるようになるのではないかと思う。
二つ目は、新人や初めての業務に携わる際にとても重要だと思う。私は失敗をしてもけろっとしていることが多いため、その失敗を思考する時間が少ない。反省の時間を十分に確保して、次失敗しないためにどうすればよかったのかを考え、考えるだけでなく行動することが必要だと改めて認識した。
長く付き合いがある人からは「仕事をする能力はなさそう」と思われ、自分でもそう思っていた。
それは周りと少しずれており、説明が下手だからだと思っていた。
本書を通じて、「相手の枠組み」を理解しようとせずにコミュニケーションをとっていたためだと理解した。
反省ばかりの人生だが、まだまだ成長の余地があり、それに気づけたことに嬉しさすら覚える。 -
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【感想】
睡眠の教科書。睡眠に関する本はこの本だけを読んでだらいい。
やることが明確。わかりやすい。論文ベース、とまではいかないが、この本を読んでおけば睡眠の考え方が変わる
【学び】
・寝る前に90分前は電子機器に触れない
・セロトニンの95%は腸内に存在するので腸内環境大事
・14時以降はカフェインは摂取しないほうがいい
【自分に置き換えると】
睡眠前の行動として、スマホを触る習慣があった私にとってはどれも有効なアクションだった。カフェインは17:00まで取っていたこともあったので、目から鱗の情報であった。
【これから大事にしたいこと】
睡眠。睡眠を制するものは人生を制する。
【実践すること】
・就寝90分前から電子機器を触らない -
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饒舌な三人である。by 三宅香帆
抽象度の高い、それでいて個人の生活と密接に接続している話題を縦横無尽に展開させていく語りに魅了される。三人とも芯の通った主張を持っているが、押し付けるのでなく鼎談の中でより拡散させようという気概が感じられるのが亢進症である。
彼らも適宜指摘してるが、この三人のような柔軟な姿勢をどうやってより多くの人に共有し、理解してもらうのかというのが課題である。マジョリティは短絡的なドパガキアダルトたちが占めている世の中で、かなり劣勢な状況なのは間違いない。
個人的な取り組みとしては、「私たちの疲労」というキーワードを参照していきたい。一問一答で論破しあう侃々諤々な対話で決着を急ぐのでなく、同じ空間で時間をある程度かけてうんうん唸りながら一緒に過ごす。ある種のダルさが表れるまで粘ってみる。そのような姿勢が、ネガティブケイパビリティの実践になるのではないか。
最近の思想系書籍の対立軸はSNSや動画サービスになりがちで、本書もその傾向に沿っている。しかし、本書の特徴はそれらをただ糾弾するのでなく、存在する環境を認めたうえでどのように暮らしていけばいいのか、その解決の糸口を探究していく試みと感じた。明確な答えは提示されない。それが本書の狙いなのだ。 -
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愛されることよりも、愛することを。
「相手を所有したい」という依存よりも、「相手の選択を尊重したい」という信頼を。
誰かがいないと不安、ではなく、まずは1人でも楽しく生きていけることを。
相手に同情する「シンパシー」ではなく、相手の立場に立って考える「エンパシー」を。
相手にどんな「おみやげ」を渡せるか、ということを考える。
成熟するとは、「簡単に答えを求めない」「宙ぶらりんな状態に耐えられる」ということ。
成熟することで、「たったひとつの正解のない問題」をうまく解けるようになり、解いた後の不完全な満足に耐えられ、より生きやすくなり、もてるようになる。
人間というものは、恋や愛に直面したときに、いちばん明らかになるのだと思います。
感情、特に不安に振り回されてしまう人には、ぜひ読んでいただきたいです。 -
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100%正しい忠告はまず役に立たない
マジメも休み休み言え
自立は依存によって裏付けられている など
見出しから、どれも内容が気になって
予想通りのものもあれば
逆説的なものもあって面白かった。
全体に言えると思うのは、
極端な考えがないことかな?
やっぱり河合さんは、
自分はこう思うがいかがだろうか、
と押し付けがましくない感じが好きだなあと思った。
バランスを大事にしている、行きすぎない感じが
自分のスタンスと合っていて、
こういう風に考えられるような人になりたいと思う。
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男女は協力し合えても理解し合うことは難しい、
という章が特に印象に残った。
中年や老年近くなると、
夫婦間の危機を感じる人が多い理由が書かれていた。
ローンや子育てなど共有の目標を持つ間は、
知らず知らずお互いの欠点をカバーし合い協力できる。
協力しているときは相手のことなど深く考えず、
とにかく前進しているが、そこで自分が喜んでいるとき
相手の方は支える苦労で半泣きになっていたりしても
気が付かない。ところが目標を達成し、
やれやれと二人向き合ってみると、お互いのことを
本当に知らぬままここまで来たことに思い当たる。
今まで仲良くやっていた夫婦が、
急にギクシャクしだすのは、
多くの場合、協力から理解へと至る谷間に
さしかかっているときである。
「協力関係」を「理解」と取り違える人は、
相手が急にわからずやになったか、
今までの協力は偽物だったのかと思ったりするが、
男女が理解し合うことは実に大変であることを
よく自覚していると、少しの不理解で驚いたり、
怒るのではなく、あらたな気持ちで
努力を続けていこうという気にもなる。
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協力と理解は別なんだと、はっとした。
周りでは最近、「夫に無視された」とか
「別に喋ることないし」と
話しているのを聞くことが多い。
それが頭にあったので、
このお話が引っかかったのだと思う。
この考えを、心に留めておきたい。 -
Posted by ブクログ
新卒で働いてて、自分が働いている意味を見失っていたとき、他の本で自己分析をして、この本を読むことによって、自分のキャリアへの見つめ合い方をより深く考えることができた。
特に役に立ったのは、第4章の『自分をマーケティングせよ!』だった。私は医療従事者であり、一般企業に勤める人とは少しマインドが違う。また、お金にもそんなに興味が今のところはない。そのため第3章まではなるほどなというくらいの気持ちだった。そして「マーケティング」という文字を見た瞬間、マーティング??いいや。って気持ちになって一度飛ばし、最後まで読み終えた後、一応見てみるかという気持ちでみると、今後の自分のためになる考え方をこの自分のマーケティングの仕方を知ることによって学べた。実際にMy Brandの設計もした。めちゃくちゃマインド的に働きやすくなりそう。だし、自分の売り込みがしやすくなった。
QOLという言葉に囚われ、私生活優先したいという気持ちでいっぱいだった私ですが、やりがいのある仕事をやりたいと、仕事に向き合いたいと思えました。ありがとうございます。