あらすじ
本書の内容をひと言で言い表すと、自分の心を磨くための本です。
あなたの人生を豊かにするためのいちばんの方法は、一流のメンタリティーを身につけること、つまり心を磨くこと。一流の人の考え方を知り、そこから得た“成功をもたらす原則”をあなたの人生に取り入れることです。
近年、小手先のスキルを磨くことが、自分を変えるための近道であるかのように語られることが多くなっています。しかし、これはあくまで一過性のものに過ぎません。
人を一本の木にたとえると、目に見える枝葉の部分がスキル、つまり“やり方”ということになります。
そして、心は地中に隠れた根の部分にあたります。
葉を青々と茂らせるためには、根から吸い上げる栄養が大切。根に栄養を与える作業、それが心を磨くということなのです。
当然ですが、根から栄養が届かなければ枝葉を伸ばすことはできません。だから、自分を変えるためには、根に栄養を与えること、つまり「心を磨くこと」が必要なのです。
本書では、どうやって自分自身の心を磨き、今の自分を変え、人間力を高めていくことができるのか? 著者がこれまで接してきた「一流の人」から学んだ、その本質的な答えを紹介していきます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自己啓発本の最近の読み方。
・自分のやってることを後押ししてくれる存在として接する。
・何冊にも共通し、かつ自分も共感できる点、もしくはできていないギャップがある点をストック。
・特に共感度の高いものは定期的に読み返す。
----抜粋----
・自分を無条件に肯定してくれる人を持つ。
・振り返るのは失敗ではなく成功体験。失敗の恐怖を抑え込む。
・小さなことで取り乱さない。
・困難をゲームと捉え、逆境は物語の始まりと捉える。
Posted by ブクログ
一流は自分軸で生きて自己肯定感が高く、本当の愛を知っている
マルクス・アウレリウスの自省録を読んで、具体的な解説がほしいなと思ってこの本を読んでみた。
気付き
・最強の生き方=「自己肯定感高くして自分の軸を持って生きる」
自己肯定感を高くして自分の軸を持って生きれば、あらゆる外部環境に影響されない。(外部環境=人の評価、世間の目、自分や相手の立場、貧困、人生の逆境や災難等)
特に立場に影響されないことは重要で、自分より身分が上の人にへりくだったり、立場が低い人を見下したりはせずに相手の立場関係なく常に謙虚でいることができる。
・自分の世界、相手の世界を理解する→相手は天気と同じように絶対に変えることはできないから、変えようとして労力をかけても無駄。自分を変えて、自分の手の届く範囲のみに全力を注ぐ。
・リーダーの行動の根源は「愛」である
見返りを求めず常に与える側になる
飢えた状態でパンを1つ二人で分けるとすれば、パンを大きくちぎって相手に「はんぶんこ」と言って渡す。ポイントは相手にさとられないこと。
与えることは一見損しているようにみえるが、普段は得ることができない「徳」を得ることができる。
「受けた恩は石に刻み、かけた恩は水に流す」
この考え方が重要だと思った。
これからは自己肯定感を高く持ち、ブレない自分の軸を持って生きて、愛に基づいた行動をして一流を目指していきたい。
Posted by ブクログ
の人に学ぶ心の磨き方「一流のマインドを作る」
一流の人は物事を大きくみる視野と細かく見る視野の双方を持っており、物事のミクロと
マクロの側面をうまく捉えている。
例えば、自分が成長するためには、自分に責任を持ち、失敗に対する恐怖を自信で乗り越え
ていく。自分を成長させてくれる環境に自ら飛び込む覚悟があり、格上の人からの指摘に対
しても「どうすればより良くなるだろう」と考えることができる。また、感謝の本当の意味
を理解している。悔しさよりも感謝をバネに逆境に立ち向かうことが多い。
自主的に物事に取り組み、見返りや損得感情で行動するのではなく、どうすれば、より相手
のためになるか、相手の自己肯定感を意識していく。
Posted by ブクログ
「一流」という言葉を使うことについては疑問が残るけど、「心の磨き方」については同感。
心のあり方は常日頃気にかけているはいるけれど、すごく嫌なことがあると、うっかりいやな自分になってしまうことがまだある。
大きく物事を考えること。地面這い回るありの様にではなく、空を高く飛ぶ鳥の様に。そうだったな〜と気づかせてくれた良書。
Posted by ブクログ
一流とは人によって捉え方変わるかもしれないけど、人として一流というニュアンスなのかなと読んでて思った。自分らしくいつつ、人の為に行動する。なかなか簡単にできないけど、それができたらほんとに一流だなと思った。
Posted by ブクログ
読んでいて、ポジティブに一流のあり方を学べる本でした。
・一人でやり切る覚悟もつ。その姿が人を引き寄せる。
・自己肯定を他者に依存しない。他者からの賞賛を生きる糧にせず、自身の心の在り方をたいせつに。
・あらゆる物事を楽観的に捉える努力を。悲観的になってたらまず気づき、意識的に物事を楽観視。
・逆境は新たな成長のはじまり。苦しい状況下でも「いい経験をさせてもらってる」。と考える。
・負けた時も「いい勉強ができました」と感謝できる人に人間ができてると感じる。悔しさより感謝をバネに。
・叶ったときに自分だけが幸せになる夢は「野心」。
周りの人も幸せにする夢は「志」。→この夢の向こうに何人の幸せがあるか?と考える。
Posted by ブクログ
全体的にぼんやりしてて、浅く感じてしまった。
「一流の人は〜」と、一流の人がこうしてるからこれが正しいこうしなさいと言われるのが嫌だった(笑)
そもそも何をもって一流って言ってるんやろうと思いながら読んでいくと、
だんだん、あー職場のあの人はこの一流に当てはまるなぁとか、色んな人の顔が思い浮かんだ。
自分の中での一流の人っていう、人によって考える人が違う芸術的な感じ?なのかなと思った。
色んな心構えみたいなのが書いてある中で、印象的だったのは、
成功体験のリピートを一流はするというもので、私はダメだったことばかり思い出してしまうので、
脳内再生するんやったら成功体験の方がたしかにワクワクしそうだと思った。
あとは、一流の人は誇り(=自分との約束事)を何よりも大切にするというもので、
私は三日坊主なので、これを守ることができたらどんどん自信が湧き上がってくるんやろうと思った。
「行動のベースが愛に基づいている」リーダーに人はついていくというのもすごく同感した。
なんか自分の評価のことしか考えてないなぁとか、部下のことは興味ないんやろなとかと感じる人より、
無条件に部下を人として受け入れて愛情深く接してくれる人にやっぱり好感を持ってしまう。
全体的に、一流ってなんやろうと思いつつ、
でも、共感できることも多かった本だった。
Posted by ブクログ
心の磨き方をコンセプトに、考え方、アクション等を、短編にまとめられていて何度も読み返す事が出来そうな書。
一流から三流という表現である一定のビジネスマンに対してはモチベーションが上がると思うが、
一流という表現は別としても、人として日々の成長に参考になる、心にとめる言葉が書かれている。
Posted by ブクログ
他著で書かれていた内容と被っているところが多かったように思います。まあ、復習としては良かったかなと。一流の人はしっかりとした「自分」をもっているのですね。
Posted by ブクログ
読み終わって感じたことは、今まで読んできた自己啓発本と結びつく点が多かったため、自分的には新しい発見というものは少なかった。
・人と比べることをやめる
・とにかく与え続ける人生にする
・孤独は人を強くする
という点についてはアドラー心理学でも出てきたことだ。
ただ、一つ発見があったのは
「目的のない出会いの数を増やしすぎないこと」ということだ。若い頃は人脈を広げたり新しいものに目が行きがちでどうしても「数」を考えてしまうが、「今、身近にいる人(メンターなら尚更のこと)を大切にすること」でそこから広がる人間関係の「質」に注目していたことだ。
自己啓発本の初心者でも読みやすいように一つ一つのエッセンスが短く書かれている。