あらすじ
スマホ、ネット、SNS……気が散るものだらけの世界で「本当にやりたいこと」を実現するための書。タスクからタスクへと次々と飛び回っては、結局何もできない毎日をやめて、「一度に1つの作業」を徹底する一点集中の世界へ、ようこそ。すべてが超効率化する本! 世界的ベストセラー!
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Posted by ブクログ
マルチタスクの弊害を丁寧に書いた本。
マルチタスクの実態は高速でのタスク切換えであり、切換えによって集中が途切れてむしろ生産性が低下する可能性。
自分自身の悪癖がまさに「マルチタスクごっこ」だったので刺さった。
すぐに治る悪癖かといえば難しいが、一つずつ集中してこなすことを意識するだけでも変わるかもしれない。
Posted by ブクログ
仕事だけでなく家事育児にも当てはめられるシングルタスク。
マインドフルに一つのことに取り組むことの大切さが書かれており、つい効率を求めてマルチタスクしてしまう自分の行動を振り返ることができた。
確かに、やってる〜。そして総合的に非効率なんだよね〜。
シングルタスクは人生を変える、と言っても過言ではない習慣だと思う。
オンライン会議中にむっちゃメール返してるけど
会議の内容もメールの内容も中途半端。
研修中は気が散って、聞きながらいけるっしょーって感じで内職しちゃってるけど
せっかくの数時間の研修の内容全然身についてない。。
結果自分が得たものって何よ?っていう行動、自分は多い。
育児もそうだと思った。
子供と向き合ってるようで片手でスマホ見たり。
そのほうが効率的〜と思っていたが
案外子供と全力で遊んでいる時間の方が気持ちがすっきりしたり。
忘れたくない考え方だと思うので
バイブルにしたい。
Posted by ブクログ
スーッと頭に入ってくる。読み進めていきながら
仕事のタスクの一つ一つに集中していくと迷いがなくなってきた気がします。この本を読むのも一点集中でした。もう一度読み返したい一冊。
Posted by ブクログ
自分が普段いかにマルチタスク(Aの事を考えながらBする)をしていたかがよくわかった。切り替えがうまくできていないせいで、両者共にうまくできているか不安になっているのだとわかり、読後からは少し気をつけられるようになった。
気付きが多かった本。
Posted by ブクログ
マルチタスクはやめて、今この時を生きろと言う話だったと私は理解した。限りある人生、スマホやSNSをダラダラと観て過ごすより、スマホを別室に置いて今ここにいる人たちと、今ここを生きようと思った。マルチタスクは私には無理だとも悟った。時間がないことを伝えつつも、目の前の人の話を他のことをせずに聞くことが誠実さなんだなとも思った。
Posted by ブクログ
一点集中術について知りたくて読書。
最初の新装版によせての「日本のみなさま」へで日本人の本質がつかれている。
「どんな場面でも『いつでも対応できること』が重要」という日本人の文化、習慣がマルチタスクを尊ぶ風潮を生み出し、その結果「無駄な仕事」に時間を費やす国のトップ3にランクインしているのではないか、という指摘。
本書で著者が提案する一点集中術とは、「いまここ」を意識し、全力で集中することで仕事の効率だけでなく、成果を上げ、人間関係や生活の質を改善させる。何よりも自分自身の充実感や達成感、生きがいを味わうことができるようになると説く。
自己肯定感を高める効果も期待できる。
多くの人がマルチタスクだと思っていることは、単なるスイッチングである。
インターネット、特にスマートフォンは、脳が依存することを科学的に研究して設計されているので、依存するのは当然と言える。
便利なはずのスマホ、依存が進むことにより、実は人間の満足度や幸福度を下げている。
だから、意図的に距離を置いて、いまここに集中することを実践することが重要。
本書には、依存度やシングルタスク度を計測するスコアテストがある。
私はスマホ依存度は低いが、インターネット自体への依存は高い。今後は定期的なデジタル断ちを意識してみたい。
1日2回、「空白タイム」をつくるのは、心の余裕を生み出しそうで、良いかもしれない。
特にこの1、2年、意識して最低限のもの以外のスマホ通知はオフにし、テレビは置いてないが、ウェブニュース、ラジオ、動画共有サイトなどの情報も意図的に断つ(アクセスしない)ようにしている。結果、メンタルが向上、安定してきた実感がある。
さらに1回の作業や勉強をタイマーで30分間ごとにアラームを鳴らしている。
これを首からかけられる大きなアナログタイマーにでも変えて、いまここを意識してみるのも良いかもしれない。
さらにシングルタスクで集中力を研ぎ澄ませて、自己肯定感を高められたら良いな。
冒頭の著者の指摘、日本人は人間関係で周りとの調和、空気を重んじる傾向が強い。ゆえに、自分よりも他人を優先したり、ノーをはっきりと伝えられなかったりもする人が多い。
今に集中することで、自分の中にはびこるマルチタスク嗜好が是正され、人間関係なども、もっと良くなるきっかけとなれば、本書を読んだ価値はあった。
読書時間:約1時間
Posted by ブクログ
とても読みやすくてストンと入ってくる感じ。
確かに効率よくって思いながらマルチタスクになってるけど、散漫なだけかもなーって。
特に目新しいわけではないけど、改めて生活や仕事の質を見直す良い本でした。
Posted by ブクログ
最近の人たちはいかに多くのタスクを回して仕事をしているか客観的に見ることができる。だけど人間の構造としてそれを全部しっかりできているワケではない。それよりも一点に集中してやる方が実は効率がよいというのを詳しく解説してくれている。SNSに時間を溶かしているのもアホくさくなるので読んで良かったです。
Posted by ブクログ
最近集中力が落ちており思ったように仕事も進まないので読んでみた。
最初に段取りをしてから一つ一つのことに取り組む。時間がなければ自分に関係のない打ち合わせ部分は出ない。断る勇気を持つ。そうして積み重ねた方がスキルもつくし、仕事も捗る。
言うは易し行うは難しなものも感じながらだけれど、エッセンスは伝わった。
Posted by ブクログ
ひとつのものごとに集中するということは、単に自分の能率を高めるためのテクニックはない。
自分にとって大切なことは何かを考え、誠実に取り組み、意識を集中させることで、人生の一瞬一瞬に意味を見出すために必要なこと。
とても面白かった!
Posted by ブクログ
マルチタスクは幻想にすぎず、タスクの切り替え・スイッチングをしているだけ
「フロー」に入るとシングルタスクになる
いまここにいる目の前の相手を優先する
「ノー」というほうが信頼される
Posted by ブクログ
確かにいつも何かに追われていることはカッコイイと思っている自分がいたかもしれない。結局どの分野でも結果を挙げれていないのに。
ノーと言えるべきことはノーと言って、シングルタスクに集中するべきことを学んだ。
書いてあること自体は学びとなったが
でも伝えたいことを引き伸ばしている感は否めず、
少し退屈だった。
シングルタスクが必要なのは分かったから、気が散らない方法とか、没頭するためのコツなどをもっと知りたかったかも(もちろん言及されてはいたけど)
Posted by ブクログ
YouTubeやブログの本の概要紹介を見てしまい、だいたい腑に落ちたので途中まで読んだら飽きてしまった。結局はマルチタスクより、ひとつに集中する方が効率も幸福感もより良いってことなんだと理解した。
Posted by ブクログ
本書では、マルチタスクをしてもろくなことにならないと指摘する。しかし、一日仕事をすると、当然に複数の仕事をこなさなければならない。その意味では我々はマルチタスクをするのだが、ひとつひとつの仕事に集中して各個撃破せよというのが本書の趣旨だろう。メールを確認するタイミングを決める、話しかけられてもキリの悪いタイミングであれば後にしてもらう、といったことか。言うは易し、行うは難しという印象も受けるが、心がけてみたくなる気はする。
Posted by ブクログ
1分でも早く帰るために、そして職務評価をもらって年収をアップさせるために、マルチタスクに勤しむ毎日。会議中はPC開いて内職が当たり前、それでもメールとチャットがテトリスゲームのように増え続ける。トイレに行く数分間を犠牲にして、休憩なしでマルチタスク。両方の耳から違う人の話を同時に聞く。昼休みは要返信メールを捌くことに注力。自分がccに入っているメールは開かないので、未読メールは常に3千通以上ある。昼過ぎにはいつもの眩暈と片頭痛が始まる。。。
とまあ、こんな毎日を繰り返しているので、どうせ無理だろと思いながら本書を手に取った。そんなこと言われなくても分かってるよ!じゃあやってやろうじゃないか、シングルタスクとやらを。。。というわけで、一週間で最も忙しい月曜日に早速実践。午前中は全て打ち合わせで埋まっているので、メールもチャットも確認しない。会議中にかかってきた電話にも出ない。シングルタスクなので、当然会議内容は頭に入ってくるが、代償は大きい。結果として、それはそれは大変なことになってしまった。。。\(^^)/
自席に戻ってきたら、明らかに私の席に向かって歩いてくる人が4名。順番待ちの人が3名。「どうしていつものように返信してくれないんですか?」とか「お手すきの時で良いので・・・」という言葉に、憤りさえ湧いてくる。シングルタスク、やってはみたけど、これは、部署を丸ごと崩壊させるしか無いのでは。。。あっという間に夕方になったので、今日の「やることリスト」を消化できないまま、仕事を放棄して帰ることにする。
こんな調子で、本当に、自分の心身の健康も、職場全体の雰囲気も良くなるのかしら・・・