ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
【世紀の大発見!】
寿命を伸ばす画期的な方法がついに開発された。しかも、この効果は長生きだけにとどまらない。
・記憶力と創造性が向上する。
・外見も魅力的になる。
・余計な食欲がなくなり、スリムな身体を維持できる。
・ガンや認知症とも無縁になれる。
・風邪やインフルエンザも撃退してくれる。
・心臓発作と脳卒中のリスクも下がる。もちろん糖尿病にもならない。
・幸福感まで高まり、抑うつや不安は消える。
どんな方法か、興味はあるだろうか?
その方法とは…、一晩ぐっすり眠ることだ。
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「睡眠こそ最強の解決策」なのだ!本書の内容はこの一文に集約できる。少し誇張が過ぎる気持ちもあるが、十分に寝ることがいかに大事であるのかを著者のマシュー・ウォーカー氏は伝えたかったのだろう。
本書の前半は、睡眠とは何かとそのメカニズムについて紙面が割かれている。慣れていない人は尻込みをしてしまうかもしれない。しかし、そんなに難解な用語がバンバン出てくるわけでもない。すいすい読み進めていけるだろう。
中盤では、睡眠がいかに大切か、なぜ大切なのかに触れられている。「眠りのメカニズムなんてどうでもいいよ!メリットを教えて!」といった読者には中盤から読み始めることをオススメする。それでも十分理解できる内容だろう。というか、本書のメインディッシュはこの部分だと個人的には思う。
終わりの方では、現代社会から多くの睡眠が奪われている事実にマシュー氏が憤慨を表すとともに、どのようにすれば解決へと導いていけるか、その方法を提言している。
以上が本書の概要である。
表紙だけを見ると胡散臭いビジネス本に見えないこともない。けれどもひとたび読み始めてみれば、そこにはマシュー氏がこれまでに蓄えた科学的な知見がたくさん詰まっている。
唯一残念なのは参考文献が紹介されていないことだ。本書で言及される実験や研究は豊富であるが一方で疑問に思うところも多かった。それを確かめるためにも一時情報は参照したかった。
とはいえ、それを踏まえても、本書には一読に値する価値がある。 -
Posted by ブクログ
筋肉が健康にとって大切であることが述べられており、その為には食事と運動が重要であり、具体的なメソッドについてまで書かれた本でした。タンパク質を中心とした具体的なメニュー例や1週間のトレーニングメニューの紹介が載っています。また、意志の力よりも環境を変えるなど、トレーニングを続けていく為のコツや心構えについても書かれており、この1冊で知識から実践へと繋げる事が出来る非常にコスパの良い良書だと思いました。
食事メニューに関しては日本人にとってはなじみが無いメニューがほとんどでしたが、まずは真似てみて必要に応じてアレンジもしてみようと思いました。
ダンベルを購入してトレーニングも開始しようと思います!
良い本に出会えました。
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Posted by ブクログ
(オーディブルで聴了)
本を読まないから読解力もなく、勉強への理解も広がらない。
集中力が足りない。
幼い頃、そんなことをよく言われたもの。
本を読むのは苦手。
私は本が嫌い。
そう思っていた。
でも心のどこかでは、
「本を好きになりたい。もっと知りたい」
とも思っていた。
大人になってから、
「まず目次をじっくり読んで、読みたいところから読んでみる」
ということを始めたら、意外にも読むことが好きになっていた。
先に自分の中でたくさん想像を広げてから、じっくり読む。
それが今の私の、本の楽しみ方。
でも、この本を聴いて気づいた。
「本を楽しんで読むこと」と「文章を正確に読むこと」は、同じ“読む”でも別の力なのかもしれない。
たくさん本を読めば、読解力が自ずとついてくるわけではない。
「読み方」はスキルであり、トレーニングによって磨くことができるという。
だとしたら、自分にはどれくらい「正確に読む力」があるんだろう。
本の最後の方には、実際に読解力をトレーニングできるページもついている。
これがまた、ちょっと楽しい。
本を読む量ではなく、「どう読むか」。
今までとは少し違う角度から、自分の読む力を考えるきっかけになった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『話し合いがうまくいかないのは、「伝え方」のせいじゃないかもしれない。』
日常のなかで、つい誰かを傷つけてしまったこと、ありませんか?
悪気はなかった。むしろ正しいことを伝えたつもり。でも、相手の顔が曇った。空気がピリついた──。そんな場面で、なんとも言えないモヤモヤを感じた経験がある人なら、この本の一節一節にきっと深くうなずくと思います。
この本は、「話し方のテクニック本」とはまったく違います。これは、人と人が本当の意味で「つながる」ための方法を教えてくれる一冊。読んでいるうちに、自分の心の奥が少しずつほぐれていくのがわかります。
この本が特別なのは、「どう言うか」より先に、「どう見るか」「どう聴くか」を変えようとするから。
NVC(非暴力コミュニケーション)は、すれ違いや対立の原因が「言葉の選び方」ではなく、そもそもの「構造」にあると指摘します。
たとえば誰かに「あなたは怠け者だ」と言いたくなったとき。その代わりに、「今週、3回も約束の時間に遅れてる」と“観察”に切り替える。
そのうえで、「私は信頼関係を大切にしたい」と自分の気持ちと“ニーズ”を伝え、「次のミーティング、10分前に来てくれる?」と“お願い”をする──。
たったこれだけで、会話の空気がガラッと変わるんです。
NVCは「優しく話す方法」じゃありません。
これは、人間の尊厳を守るための、深い“見方”のトレーニングです。
とくに印象的だったのが、怒りを「相手を責めるための武器」ではなく、「満たされていない自分の願いのサイン」と捉える考え方。
怒りを我慢するでもなく、爆発させるでもない。
その奥にある「本当は何を大切にしたかったのか」に目を向けるんです。
これに気づいたとき、「怒り」がふっとやわらいで、代わりに“願い”の言葉が出てきた──そんな体験、ありました。
この考え方は、家庭でも職場でも活きます。
たとえば、部下の失敗にイラッとしたとき、「安心して任せたい」という自分のニーズに気づくだけで、言葉のトーンが自然と変わる。
子どもの反抗にイライラしたときも、「どう言うことを聞かせるか」ではなく、「お互いが何を大切にしてるのか」を対話で探ってみたくなる。
人を変えようとする前に、まず“つながる”。この順番が、本当に大切なんです。
そして──
この本のすごさは、単なるコミュニケーション術を超えて、「自分との関係」までも変えてしまうところにあります。
「〜しなきゃ」と自分を追い込むクセ。
それを「〜したい。なぜなら私は〇〇を大切にしているから」と言い換えるだけで、自分を責める言葉が、優しい選択に変わっていく。
読めば読むほど、自分の人生のハンドルをちゃんと“自分の手”で握っていいんだ、と思えるようになるはずです。
巻末にかけては、戦地での対話、刑務所でのワークショップ、壊れかけた家族の再生など、心を打つ実例が語られます。
とくに、パレスチナ難民キャンプで「人殺し!」と怒鳴られたとき、著者がその怒りの裏にある「悲しみ」と「願い」を聴き取り、最終的に和解に至ったエピソードには、鳥肌が立ちました。
読み終わったあと、心に静かに残るのは──
「他人を理解する前に、自分を理解しよう」という決意です。
私たちの言葉は、時に誰かを遠ざけるけれど、
その“構造”を変えることで、怒りがつながりに、批判が理解に、沈黙が信頼に、変わっていく。
この本は、そんな「ちがう道」をそっと指し示してくれる一冊です。
もし今、誰かとの会話に疲れていたり、「わかり合いたいのに、うまく伝わらない」と感じているなら──
この本が、あなたのそばに静かに寄り添ってくれるかもしれません。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあの戦争について右の意見もあれば左の意見もあるなかで、その両方をちゃんと拾いながら、可能な限り事実と解釈を積み重ねて論じてくれる、これが本当にありがたかった。海外の人や子供に日本の歴史を語れない自分はいま結構恥ずかしいのでは?と気づかせてくれたのがこの本。
東条英機の書き方も、擁護しすぎず、持ち上げすぎず。「大東亜戦争」っていう言葉を使うときにどういう批評があるのか、そこまで詳らかにしたうえで、自分だったらこっちかな、っていう著者自身の立ち位置もちゃんと示してくれる。しかもただの評論家的なまとめ直しじゃなくて、実際にアジアの近代歴史博物館まで足を運んでるのがいい。現地のタクシードライバーに「東条英機知ってる?」とか聞いてるあたりも良い。
空襲と原爆は知ってる。侵略戦争で過ちを犯したので日本は反省をしなければ、みたいなことしか知らない人が多いのが正直だと思う。ただ、実際は陸軍と海軍で軍部はバラバラ、政府と軍もバラバラ。明確な意思決定者がいないっていう構造的な課題、これって実は今の時代にもそのまま当てはまる日本の課題。
そこまで言って委員会だったら、キーワードを聞いただけですぐ着火しそうな論点を、この本は冷静に書いてくれている。歴史小説のあら探しをする姿勢って、反抗期の子供に見える、っていう指摘にはまさに共感した。ドパガキ世代にも読みやすい一冊だと思う。 -
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・編集思考とは、セレクト×コネクト×プロモート×エンゲージ
・セレクトとは
1いいところだけ見て惚れ抜く
2直感をダブルチェックする
3両極にふる
・コネクトとは
1新しいものと古いものをつなげる
2縦への深堀と横展開
3文化的摩擦のつよい者同士
・プロモートとは
1タイムライン
2ソート(思想)
3トゥルース(真実)
・エンゲージの4C
コミュニケーション
コミュニティ
コンシステンシー
カジュアル
・オンラインとオフラインを越境したコミュニティがこれから来る。
・好きも嫌いも明言することで編集思考は磨かれる。
・不意打ちで相手の本音を知れる。
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会計系の本は他にも少しだけ読んだことがあるけど、これが1番会計を「活用する」ことを念頭に置いている感じで読みやすかったし楽しめた。
が、ちょくちょく会計が分からない人や文系の人を馬鹿にしてる……?ようなニュアンスがある。
嫌な感じはするが、一方で、筆者の地に足のついた経験が透けるような気もして、さぞかし憤りを感じるようなことが度々あったのだろうなぁなんて想像するとそれはそれで面白い。
途中で一瞬人事評価の話に触れたのは、私が想像してなかったアプローチだったのだが、納得感があり腑に落ちた。
読んだ後に自社の数字をもっとちゃんと知りたくなる。
おすすめです。 -
Posted by ブクログ
誘える人が強い。それは本当にそうだと思う。飲み会の感じをしたり、よく会う昔ながらのメンバーを遊びに誘ったりするようになった。すると、本当に視野が広がった。行けない時に、ごめんねってちゃんと直接言ってくれる人、いつも期限までにきちんと返事をくれる人、そういう人には感謝が増え、自分もそういう人でいたいと思える。そう気付かされる経験だった。二次会どうしようって時に、2軒目を探しに走ってくれた先輩、どんなけ偉大で、そんな人は本当に素敵な人でその人たちのためになら、頑張りたいと思わせてくれる人だった。
大人になり、休日にわざわざ会う人は、縁を大切にしたいと思う人たちばかり。そして、自分に声をかけてくれる人には、ありがとうという気持ちをもってぜひ!となる。断ることなんてほとんどない。ただ、自分から声をかけるのは、なぜか躊躇われる気持ちもわかる。誘われれば行くのに。
だから、誘える人がすべて手に入れるのも強いのも納得。自分らしく、自分の大切なものを大切にするために、誘える人であり続けたいと思う。
そして、誘う人、誘われる人の立場の経験を活かし、相手を思いながら声をかけたり、返事をしたい。 -
Posted by ブクログ
15-16世紀のヘンリ8世(誰かと思ったら離婚したくてイギリス国教会ぶちあげたで有名なあの人だった)から現代(のちょっと古い)人ウィンストン・チャーチルまで、7人の人物にスポットライトを当てることで500年におよぶ歴史の波を語り出す。
ヘンリ8世は中世イメージど真ん中。クロムウェルの人生ではすでに近世が見えている。でもまだ宗教的なものの見方が支配しているか。それを言ったら「ヨーロッパ大陸のカトリック国がそれを理由にイングランドに攻めてくるって時代じゃない」と語られるのは18世紀のパーマストン子爵の章で、そのあたりで完全に近世という感じでしょうか。ジョージ3世だって議会政治始まっててだいぶ近世寄りだけど。イギリスって封建社会バリバリのいわゆる中世って早く終わってるのかしら?
近現代のデイヴィット・ロイド・ジョージとチャーチルは時代が重なっていて、そこで重層的な見え方をするのが面白い。庶民として生まれ特権階級と戦い叙爵されて終わるロイド・ジョージと公爵家に生まれ爵位なしの三男坊として終わるチャーチルとか。
労働者の味方として泥臭く戦ったロイド・ジョージの時代にロシア革命が起きて労働者の方が変節して支持が得られなくなったとか、それでもかれの薫陶があったからバリバリのお貴族チャーチルに社会福祉の目線がうまれているとか。人は繋がるなあと思う。そしてチャーチルが大英帝国の栄華の終わりを痛感する最終章も切ない。いや悪党たちみんなだいぶ苦労しててあんまり栄華感じないんだけども。
人を見ていくとそんなものなのかもな。おもしろかったです。