ビジネス・実用の高評価レビュー
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外務省OBで駐豪大使も務めた山上信吾氏が「外交官としての遺言」と称して、弱腰外交を始め国益を損なう外務省の負の実態を内部事情も含めて歯に衣着せずに吐露した一冊。
国際視野に立った大局観の欠落、場当たりの無責任な事なかれ主義、国家重責を担う覚悟・意識の希薄さなど、現場を知る視点からの指摘は適格かつ厳しい。
同様の劣化は外務省に限らず民間含めて多くの組織に言えることで、幅広い読者の参考となる内容だと思います。
筆者の得難い経験から多くの教訓が示唆されていますが、とくに「喧嘩をせよ、恋をせよ」は相互理解のための本気の人づきあいを指した意味深長な言葉として刺さりました。
真に外交官らしくあった筆者 -
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感情的になることが多く、自分の感情に振り回されて疲れてしまっていた。どうやったら自分の感情を上手くコントロールができるのだろうと思い悩んでいた時に出会った1冊。和田先生は感情整理術について何冊か本を書かれているが、それをイラストを交えて分かりやすくまとめられているのがこの本だと思う。
「感情をコントロールするとは、感情を持たないようにすることではなくて、感情を持った時に問題行動を起こさないように自制すること」と書かれている。その通りだ。
感情を否定するのではなく、受け止めていく。
そして、本書に書かれていることを実践していき、自分にとって1番良いコントロール法を見つけられたらいいなと思う。 -
Posted by ブクログ
心の状態をエンジン、ブレーキ、アクセルに例えてくれて、全編において、読者に寄り添うような語り口。
仕事が出来なくなって、半年以上。
すでに半うつではないのだけど、一つ一つの言葉がグッと来る。
「精神科医だって、ちゃんと苦しいし、辛い」
この言葉は随分前に東日本大震災の時のお医者さんのフィクション作品を読んだ時も、出て来た。
最後に震災の話も出て来て、同じ先生の談話なのかと思った。
みんな、自分ばかりが苦しいと思ってるけど、お医者さんだって、同じ人間だと改めて噛み締める。
この手の本は最初は共感出来ても、途中で偏った思考になり、脱落することが多いのだけど、今作は最後まで優しい気持ちで読み終えるこ -
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現代インドにおいて未だはびこるカースト差別研究。特に、ダリトと呼称される「不可触民」カーストにおける実情分析と近年の潮流に重点を置いている。
日常で触れるインド関連のニュースは、華やかな話題が多い。IT人材や教育熱の向上、世界第2位の人口に裏打ちされた成長性。日本には不足している要素がてんこ盛りで、後塵を拝す悔しさと羨望など複雑な思いが胸に去来する。
カースト制度という語彙は知っている。しかし、インド国内外で問題となっているカースト制度の凄惨さをまったく正しく把握していないことに本書を読んで気づかされた。寧ろもっと圧倒的な格差が現前しているのだと思っていた節があったのだ。指定カーストに対す -
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ネタバレ「贈与」とは
僕らが必要としているにもかかわらずお金で買うことのできないものおよびその移動
贈与とは、モノを「モノではないもの」へと変換させる創造的行為に他ならない
だから僕らは、他者から贈与されることでしか、本当に大切なものを手にすることができない
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こちらの好意や善意は、必ずしも相手に受け入れられるとは限らない。だから、プレゼントを受け取ってくれたり、こちらの祝福を受け入れてくれたりしたとき、僕らは嬉しくなる。
昔付き合ってた人の誕生日にプレゼントをあげたら、受け取ってもらえたものの別れようと言われたことを思い出した。だからこそ受け取ってもらえるだけで嬉しいんだよな。 -
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この本を読むきっかけは、夫が職場でコーチングを受け、そこでおすすめされた本を買ったこと。コーチングって何?と全く知らない世界だったけれど、少し読み始めると面白くて止まらなかった。
理想の将来を実現するために、どう考えて行動するのか、本当の目的は何なのか?を考えることの大切さを学んだ。
どの立場の誰が読んでも、ためになる本だと感じた。
夫と3歳の子供と暮らす私は、家族で毎日笑顔で過ごす、という目的のために、日々の家族とのコミュニケーションのとり方を変えてみよう、と思った。小さなことから始めて、大きな夢にもつながり得るのだという自信も得られた。
実際にコーチングを受けてみたい。