ビジネス・実用の高評価レビュー
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システム開発関係のない仕事だが、営業と生産部門、経理部門など、部署間の軋轢はどこもあると思う。
私も著者同様に転職は何社かあるが、文化や社風はだいぶ違う。悩んだこともあったが、行き着くところは、人は見えないところで苦労している、人は人自分は自分と思うことが、精神衛生的にいいということ。
経験はとても敵わないが、転職を何社かしている人の共通項はあると思った。
以前、仕切り屋がコンサルタントとは違うという話しもロジカルシンキングブームの時にあったが、本書で言う調整役は大事と感じた。ただ重宝される一方、査定に反映してくれない会社だときついなと感じた。総務や経営企画の仕事か、年齢給の会社でないと現 -
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金沢大学教授の仲正昌樹氏による『ネットリンチが当たり前の社会はどうなるのか?』は、インターネット社会において日常化しつつある集団的な誹謗中傷や「ネットリンチ」の問題を考察した一冊である。
理性的な議論よりも感情的な反応が優先されやすいネット空間において、公共意識が十分でない人々が「敵意識」を持ち、相手のことをよく知らないまま攻撃に加わる危険性が指摘されている。
また、多くの場合、攻撃する側は相手の気持ちや置かれた状況を十分に考えず、自らが加害行為に加担しているという自覚すら持たないことがあると述べられている。
仲正氏は、こうした現象が個人の問題ではなく、現代のネット社会が抱える構造的な課題であ -
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かなりわかりやすかった。
アリストテレスの倫理学は、アルケーを模索する理論学などと同様に、その根底に可能態から現実態へというアリストテレスの理想が通底しているのが、まず感動的である。
つまり倫理学の方面では、人間の可能性を現実化していくこと、この方向性こそに理想と重きを置いているわけであるが、プラトンのようにイデアという別世界を設定するでもなく、自然の中に潜んでいるはずのロゴスを信じ、倫理学にまでも一貫とした哲学体系を築いたアリストテレスは偉大であり、自分にはかなり魅力的であった。
理論学の方はかなり難解な部分もあって、自分の中ではまだ整理がついていない部分もあるのだが、倫理学の方は本書が -
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「ヤングケアラー」というと、身体的介護や家事労働をする子ども、という一般的なイメージがあるが、それだけではないむしろそれ以上に、精神的な病を抱える親や薬物依存の親等の支えとなっているこどもが多いとのことで驚くばかりだった。親がそういう状況だと自分からSOSを出して助けを求めることはより困難になる。また、そういう環境で育つとそれが当たり前の日常になって、助けを求めるという発想にならないようだ。
そこで重要なのが、そんな子どもを地域で支え続けてくれる大人の存在だ。そんな大人がいる居場所だ。日頃から居場所と繋がっていることで、SOSにも気付きやすくなる。 -
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ネタバレキリスト教の話と、身の回りでキリスト教由来のいろいろなものについて豆知識的に語られていてとても面白かった。人々を驚かせるほどの衝撃「Wonder!」が聖書の中にはたくさん描かれている。供食奇跡が、イエスの話に感動した人々が自分の持ってきていた食糧を差し出して分け合った結果みんなが満腹したという解釈があることを聞いてなるほどなと思った。単に5つのパンと2匹の魚が男だけで5000人の聴衆を満腹にした奇跡ではなくて、それだけ人々を感動させる話をしたとしたらそれはそれで奇跡だと思う。
復活というのも、死という究極の絶望と悲しみに打ちのめされた状態から人は起き上がることはできるのだという希望、今を生きる -
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テレビでコメントする学者として知っていた。どうせ権力側に都合のいい御用学者だろうと思っていた。ところが「朝日新書」である。それも普通の新書2冊分の厚さ。読み進めるとガザから始まり南アのアパルトヘイトへ。面白い。ぐいぐい読める。
ヒズボラ、アサド政権、イランへと話は進む。それぞれに長い歴史から解説されるのでほんとに面白い。
中東の複雑さや、関わっている米欧の、平穏より利権に走る様が物語として展開される。
面白さの原因は、学者の割に実は推測を大胆に提示していることにあるのではないか。
先に読んだ早尾貴紀「希望のディアスポラ」は行動する学者の書いたもので、高橋和夫氏の本は広く深くまさしく解説の書であ