ビジネス・実用の高評価レビュー
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ネタバレそうだったのかと、目から鱗のことばかりだった。
まず、世界中の貿易の9割以上が海を通ること。アメリカは世界最強の海軍を持つため、海を支配していること。
陸の経路は道路を造る経費や、他国を通過する際の税金や手続きがある。
インターネットのデータのやり取りの99%は、海底ケーブルが使われること。アメリカは世界で一番多くの海底ケーブルを張り巡らせていること。つまり、やろうと思えば情報を盗み見ることができるということ。
核爆弾はどこにあるのか。それは海。原子力潜水艦に乗せて海の中にいる。いざというときは海の中から発射できる。
潜水艦を隠すには深い海が必要。ロシアはオホーツク海に核兵器を隠し持つ。中国は核ミサイルはあるが、自分で自由にできる海がない。黄海は水深が浅すぎるので✕。よって南シナ海が欲しいのだが、南シナ海はどこの国でも自由に入れる海。中国は、ベトナムやフィリピンの非難を無視してでも南シナ海を手に入れようとしている。
「遠交近攻」…遠くの国と仲良くして近くの国の脅威に対応すること。地政学の王道。日本がアメリカと同盟を組んで、中国に対する立場を強めようとするのも遠交近攻の一環。 -
Posted by ブクログ
素晴らしい書物だと思います。以下読書メモです。
レオナルドダヴィンチもバッハも、自己表現やオリジナリティを作品で目指してはいなかったはず それなら、それらを前提にして彼らの絵画や音楽を評価するのは不当?
第一章 芸術ー技術から芸術へー
古代から中世まで、アート(ギリシャ語のテクネー、ラテン語のアルス)という言葉は芸術ではなく技術や学問を意味していた。
古代ギリシャにも芸術の概念はあったと主張される時は、テクネーという概念全般ではなく、その一部である「模倣の技術」という概念が根拠にされる。
自由学芸(アルテース・リーベラーレース)(リベラルアーツ)・・・文法学、論理学、修辞学、算術、幾何学、音楽、天文学
機械的技術(アルテース・メーカニクス)・・・ものを制作する技術
➡️文芸や音楽と絵画や彫刻や建築の間には大きな溝があった。
古代から中世にかけては、主に倫理や神学の中で美が扱われた。
美を本質にするものとして文芸や音楽や造形芸術を一つのグループで考えるという発想はなかった。
新旧論争➡️文芸と音楽は、進歩の観点からすると他の学問とは異なる。
ルネサンス時代の絵画論 詩画比較論が流行
16世紀 レオナルドですら「視覚は五感の中で最も知的で価値がある。だから、絵画のほうが詩よりも優れている」と主張する必要があったほど詩と絵画の間に溝が残っていた。
1563素描アカデミー(ディセーニョの技術のアカデミー)
絵画と彫刻と建築の学校
ジョルジョ・ヴァザーリ(1511-1574)
17世紀フランス 王立絵画彫刻アカデミー(1648)
建築アカデミー(1671)
16c後半から17cにかけて、画家や彫刻家や建築家の所属がギルドから美術アカデミーへと移っていった
ここで、絵画彫刻建築が機械的技術から離れる
第二章 芸術家
芸術家を独創的な天才とみなす思想が形成されていく目印は、もともと神に対して使われていた言葉が、芸術家という生身の人間に使われるようになっていく点にあった
18c末〜19c中頃にかけて隆盛したロマン主義 表現理論を体現(模倣から表現へ)
詩人のヴァーリス、ドラクロワ、ショパン
ロランバルト『作者の死』 作品は読者の誕生によって初めて完成する
第三章 美
客観主義美学→主観主義美学 17-19cに大きな転換
プロポーション理論の批判
イギリスの政治家エドマンド・バーク(1729ー97)『崇高なものと美しいものについての我々の観念の起源に関する哲学的探究』
哲学者デイヴィッド・ヒューム(1711ー76)「趣味の基準について」 美はものそのもののなかにある性質ではない。ただものを見つめる心のなかにのみ存在する
カント 何かを純粋に美しいと感じることは、それが何であるか(概念)やなんのためにあるのか(目的)に基づいていない
道徳的な行為に対する心地よい感情は、「その行為は人助けで、他者の人格や生命を尊重することに繋がるから」とはっきり説明することができる。そういう意味で、カントにとって道徳は感情ではなく理性によって、概念や目的に基づいて判断されるもの。
「純粋な趣味判断(美的判断)は主観的普遍妥当性を要求する」「心から(純粋な)何かを美しいと思うこと(趣味判断または美的判断)は、概念に基づいておらず客観的ではないにもかかわらず(主観的)、いつでもどこでも誰にでも(普遍)当てはまる(妥当)こと(性)を要求する」
カントの主観主義美学の功績は、美を道徳から切り離したことにある。
カントは道徳だけでなく、美の条件とされることが多かった機能性や有用性からも美を解放し、美の自立性を強調した。
➡️19世紀後半 フランスとイギリスの文芸を中心に「唯美主義(耽美主義)」と呼ばれる潮流が生じる。美は真や善よりも上位にあり、美の追求こそが人生と芸術における唯一の目的である。シャルルボードレールやオスカーワイルド
美の自律性は、芸術の自律性に直結する。近代においてだけは、芸術とは美しいものであり、美しいものの代表は芸術であった。
第四章 崇高
崇高とは元々修辞学の用語だった。
➡️ボワローの再解釈 修辞学の理論に収まらない崇高という哲学的な概念が登場
バーク『崇高と美の起源』のなかで、崇高と美を比較して考察し、崇高を美の一種ではなく美に対置されるものとして区別。崇高は美と並ぶ概念になった。
(カントも影響を受けた)
バークが身体や感情に注目したのに対して、カントは理性という精神的な側面に力点を置いた。
18世紀に美と対になる概念として成立したが、19世紀中頃、美的範疇論が美学の中心的トピックになると、特権的なポジションではなくなる。しかし、20世紀後半から、政治や文明などを批判的に論じるためにも崇高が注目されるようになり、崇高の概念が再び脚光を浴びるようになった。
20世紀以降の我々は、自分たちで生み出したものに逆に圧倒されるようになっている。
第五章 ピクチャレスク
風景画がヨーロッパで成立したのは17世紀
クロードやローザ
ギルピン ピクチャレスクを、「絵画において心地よさを与えるような、特定の種類の美」と定義
美しいものが端正でなめらかさをもつのに対し、ピクチャレスクには粗さがある。
美しいものは自然の状態で目を楽しませるのに対し、ピクチャレスクなものは絵画に描かれることができるような何らかの性質によって目を楽しませる
ロマン主義の興隆で、ピクチャレスクは批判されるように。
美的距離・・・現実に対する心の距離 -
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ネタバレ「歩くこと」をテーマに、膨大な引用と実体験をベースとした考察で書かれており、知らないことを知る、新たな視点を得るという意味で非常に良書だった。
まず、序盤は歩くことが何故良いことなのかを過去の偉人たちの言葉も引用しながら説く。
マーク・ザッカーバーグがオフィスの屋上に広大な散歩コースを作っていることを知らなかった。
ウォーキング・ミーティングの効用を知ると、なぜ広まっていかないのか不思議に思うぐらいだ。
座り過ぎが体に良くないことは、色々なところで目にするが、歩くことでストレス軽減効果や、認知症予防、海馬を回復させる効果まであるとは驚きだ。
そして、特に自然のなかで歩くことで顕著な効果があるということで、今すぐにでも実践したくなった。
都市生活者で車ユーザーでもないので、そこそこ毎日歩く方ではあるが、自然を感じられるところを歩くことは最近あまりできていない。本来歩く動物だったものが座って行動することが増えて、歩けばリラックスして脳や身体の働きが活性化される(いや、元来に戻る)という説明には、なるほどと思った。
確かにオフィスワーカーという働き方の人が増えたのも長い歴史で見れば最近のことだろう。地方に暮らした祖父母は、お勤めをしていても兼業で農業もしていたり、地域の役割があったりで、日頃そんなに座る時間はなかったはずだ。(一方で車に乗るようになってからは、都市にやって来ると駅などで沢山歩くのがしんどいということは言っていた。)
まだ日本人は平均的に歩いている国の人ということだが、歩きやすい街というのは当たり前ではなく、歩きやすい道がある街にスコアをつけるサービスがあることも初めて知った。歩きやすい道ということ当たり前ではないことに気づかされるが、そんなことを考えたこともなかった。
車社会によって歩行者のルールが定められ、それを当たり前と受け入れていることさえも自然ではないのだなと気づきを得た。
中盤から後半にかけては、人間の機能としての足についてと、靴の歴史についての考察だ。自分自身、幅広甲高で靴選びには苦労していた方なので、合わない靴が足を痛めるということは身をもって知っている。しかしながら、高機能シューズが余計に人間の本来の足の能力を奪っている側面もあるという指摘にハッとさせられた。
最終章は、人間本来の歩くことに魅了された著者が長期休暇を取り、息子と一緒にアイスランドの過酷なトレイルに挑戦するルポだ。荷物の準備をすることで本当に必要な物を優先順位をつけて選ぶ思考になるということ、広大で過酷なな自然に置かれることでこそ、人間本来の幸せとは何かに気づけるということを身をもった経験として語っている。 -
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最後の娘へのメッセージのところ泣きそうになった。ブックカフェで読んでたからなんとか耐えたけど家で読んだら泣いてた。絶賛就活中に読んでよかったかも。企業とかは今は考えられないから、私は筆者の述べる「資本主義社会の歯車」として生きていくんだと思う。でも挑戦しないと人生はつまらなくなるっていうのも事実だなって思った。自分の強み(宝物)を理解して磨いていく。そしてそれを活かせる環境を見つけて後悔のない就活をしたい。
筆者の実体験第6章の苦しかった話のアメリカでの陰湿なイジメの話はあまりにも読んでいて胸が痛かった。日本とは違う陰湿さ。これに耐えてやってやろうってなる精神力や粘り強さがすごい。
私もピラミッドつくってみる! -
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ちょっとしたきっかけで、
苦手だったかぎ針編みを
はじめる事にしました。
YouTube投稿者のオススメから
こちらの本を買ってみました。
最高に分かりやすいです。
編み針(株)が小学館から
出版されているものだけあって
編み針の成り立ち、日本に編み物
が何故広がったのか、編み針の
種類やそれを使った編み方と
始末の仕方など写真付きで
分かりやすい。
これがあれば迷う事なく人に聞く
事もなく、教室に通う事もなく
基本は身につきます。
もっと早く出会いたかった本
です。アフガン編み、棒針編み、
かぎ針編みの3タイプの編み方
針と毛糸の選び方など本当に
分かりやすく書かれています。