ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
時々「この本はまた読み直す!」という他の方のレビューを見ることがあるが、本書はまさに私にとって「読み直す!」一冊だ。理解出来なかったという事ではない(多分)。記憶して身体化したい内容に溢れていたが、一回の読書では記憶として定着させるには心許無いからだ。
世界を見渡せる。守備範囲が広く、今の社会問題に繋がる因果が分かりやすい。
例えばアイスランドという人口は約38万人の非常に小さい国がある。最大輸出品はアルミニウムだ。本書で学んだ内容から、この二つを繋げる解説をしてみたい。
アイスランドには多くの火山が存在し、これを利用した地熱発電が総発電量の30%を占める。また、非常に寒冷で、氷河の侵食 -
Posted by ブクログ
看護師として働く中で、葛藤を抱えながら紡がれる言葉が胸に刺さる。
6章では、目の前の人の命に生産性で優劣をつけていた自分の浅はかさを前に立ち尽くし、引き受けたネガティブな感情を、『属性』に帰結させないようにしようと背筋を伸ばし続ける姿が印象的だった。
過去の自分の傲慢さを思い出し、心に留め置いておかなければならないと感じた。
9章では、「頑張っているから差別しないでほしい」という主張が、裏を返せば「頑張っていない人は差別されても仕方がない」という論理になり得る。
その視点にハッとさせられた。
自分の主観で他者をジャッジしていることに、無自覚だったのかもしれない。
働く上で、組織やチームに -
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購入済み
楽しく学ぶ
YouTubeで見るのも良いが、書籍のほうが場所や時間を選ばないので、便利。
とてもわかりやすく、面白く書かれているので、美術初心者でも楽しく学べる。 -
Posted by ブクログ
定期的に田村耕太郎先生の本を読むことで自分を奮い立たせることができるのでありがたい。AI時代到来後一冊目の本書はもちろんAIにも触れつつ、先生の講座の内容をギュッと詰め込んだようなものであった。AIは伴走者。本当に大事なチャンス到来の為に時間はあけておけ。安いうちに買え。
AIは伴走者として、は当然であった。なぜなら私はAIを開発することはできないから。AI時代の到来で今後私に仕事はないかと思っていたが、伴走者として使っていけばまだ生きていけるかもしれない。
時間は常に開けてある。何の予定もない。体調だけがネックだが、チャンスがきたら必ず掴むつもりだ。
僕が今持っている新興企業の小型株は -
Posted by ブクログ
飢饉は食料不足で起こるのではなく、交換権限写像の不足によって起こるのだということが全編を通して語られている。
「好況が不平等な経済活動の拡大を伴っている場合、たとえば都市住民に有利に働き、農村の労働者を取り残す場合、好況のプロセスそれ自体が主要な役割を果たす。食料を得るための闘いは、他人のことは構わない世界であり、あるグループが他のグループの繁栄ゆえに苦しむこともあり得るのである。」
1943年にベンガルに飢饉を引き起こしたメカニズム
「当時の都市住民は戦時景気の恩恵を受けていた。日本軍が間近に迫っており、イギリスとインドの国防費はカルカッタを含むベンガルの都市部で集中的に支出されていた。
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