ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
数学者のエッセイを読む人は、やはり数学に関わりのある人たちなのかな。
確率論で世界的な仕事をされた伊藤先生のエッセイで、確率という分野に進んだ理由や、成し遂げた業績に至る心の動き、多くの人たちとの交流や、講演録などが収められている。
エッセイなので特段難解なところもなく読み進められるけれど、付録だけは専門知識がいる。
初めて読んだときに、また読みたくなるだろうなぁと思っていたら、急に手に取りたくなった。
時代が、専門的なことだけでなく、分野を融合させて考えることの必要性を求めている中、確率論の考えは今まで以上に注目されていくと思う。確率論を、学びたくさせられるという意味でも素敵本。2回目も満足 -
Posted by ブクログ
気がつくといつもダラダラとスマホを見て何時間も無駄に過ごしてしまう自分を戒める為に読んだ。
翻訳本だが、簡潔な文章で読みやすかった。
読みながら、スマホの使い方を見直し、色々と設定や習慣を変えた。
・トップ画面からつい見てしまうSNSなどのアプリを削除
・スクリーンタイムのウィジェットを設定し、どのアプリに何分費やしてるかを可視化
・スレッズ、youtube、safari、lineの時間制限
・ほとんどのアプリを通知オフに
・スマホを見る前と、ダラダラ見たあとどんな気持ちか意識する
・スマホアラームではなく目覚まし時計で起きる
・エレベーターや電車に乗った時など、すぐにスマホを見る習慣をや -
Posted by ブクログ
エリート官僚という言葉はもはやなくなりつつあることはなんとなく感じている。あぁ、やっぱりか、、と再認識した。
ほぼ全ての業界で人手不足であるが、官僚まで人手不足を訴え始めたらいよいよ国が回らなくなってしまうのではないか。「厚生労働省改革若手チーム緊急提言」、そりゃ若手はやめてしまうよな。5年未満の退職率は10%を超えているらしい。
もはや国のために働くというやりがいだけでは人は集まらない時代になっている。考え方のアップデート、アップデートを間違えたらダウングレードを繰り返し、模索していくしかない。動かなければ成功も失敗もない。
「明治時代以来、政策形成と権力の中枢に位置してきた官僚だが、 -
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浅田彰「構造と力」を起点として2020年代までのニッポンの思想を鳥瞰できる一冊。とはいえ、著者の解釈がふんだんに盛り込まれており淡々と歴史を述べていくだけの解説書とは異なり、熱量を感じさせる。
2025年も年の瀬の現在。果たしてニッポンの思想の行く末はどうなっていくのかと思慮してみる。本書では千葉雅也と國分功一郎という二大スターを終点としているが、彼らはともに70年代生まれ。昨今80-90年代の思想家・批評家・文筆家の台頭が著しいと一種の期待感も込みで感じている。
言わずもがな文芸評論家にしてマルチ活動目覚ましい三宅香帆や谷川嘉浩、戸谷洋志などが頭によぎる。その他人文書を読んでいると同世代 -
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Posted by ブクログ
なかなか実用書が読めない…活字が苦手…読書時間がなかなか取れないという方にオススメ!
《特におすすめしたいポイント3つ》
・写真多め、余白もあるのでサクサク読める
・忙しい人でも“これならできそう”と思える時間術や考え方が学べる
・〇〇リストや〇〇ワークなど、実践につなげやすいしかけがある
著者のまあちさんご自身が「暮らしと心を整える」ために、試行錯誤して得られてきたコトを余すことなくシェアしてくれている一冊。
音声配信プラットフォームVoicyでも、ほぼ毎日放送を聴いてますが「べき論」を押し付けないユーモアも交えた伝え方がとても好きです♪そのまあちさんらしさが本著書にもにじみ出てるように感 -
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現代のグローバルな社会において日本の調和を重んじた考え方に疑問が湧くことが多くある。例えば、何かを競うときも日本人は遠慮しすぎ、もっと自分を主張しろなどと言われる。しかし、それはあくまで一つの価値観にしかすぎないことがわかった。今それが求められているだけでこれからパラダイムシフトが起きて価値が逆転することもあるだろうし、あるいは場合によっては和が大事ということもあるだろう。よってこの不安定な時代にこそ求められるのは多元的思考だ。一つの価値観に縛られることなく目的や状況によって思考法を使い分けていく、これが色々な価値観が分立する現代社会で生き抜く最良の方法だと思う。それに伴って共感的利他主義を元
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Instagramをフォローしている星野ともさんの育児書。ともさんの旦那さんが本当に素敵で素晴らしい人(もちろんともさんも)なのよ‼︎ 家族を愛し、子供が豊かで実りある人生を送ってくれることを心から願っている。親としての目標が「子供が実りある豊かで、満足度の高い人生を送ること。人生全体の満足度が、自分を超えてくれたら、親としては大満足。」…そんなふうに、きっとどんな親も思っているだろうし、子供の幸せを思わない親はいない。でも、日常の些細なうまくいかないことや、イライラを対処していけばいいのか、わからないのも親なのです。そんな時、まさに題名の「視点チェンジ」をすることによって、親も子供もhapp
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