サイバースペースの地政学

サイバースペースの地政学

1,100円 (税込)

5pt

千葉の巨大データセンター、サイバー網の急所・長崎、海底ケーブル船、そしてロシアの隣国エストニアへ。サイバーセキュリティと軍事のプロが最前線の現場で見たものとは。情報インフラと安全保障の要でありながら実態の見えにくいサイバー空間の可視化に挑む

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サイバースペースの地政学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いつも使っているネットはどんな仕組みで動いているのか。
    より深掘りしていくと、危うさが見えてくる。
    LANは無線も有線も同じ物理的な弱点を持っている。

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    職場同僚の紹介。
    Audibleにて。
    サイバースペースは仮想世界のはなしとして、どこかふわふわと世界で唯一のフラットで境界のないものを想像してしまいがちだ。
    この本ではサイバースペースを実現するための最重要物理層である、データセンターおよび海底ケーブルに着目し、実際に現地で取材した内容をもとに、そ

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    そもそも安全保障が身近じゃないところで、視野が広がる内容で割とすぐに読み終わってしまったのだけれども、タイトルがなんとも違和感があって。
    勉強になっただけに、タイトルがなんかもうちょっと内容に則したものにできなかったのかなという印象が強く残る。

    0
    2025年12月08日

    Posted by ブクログ

    サイバースペース→データセンター。データセンターの設置にはデータの独立性を担保する地政学上の特性の考慮が必要。海底ケーブル敷設市場と戦争等の有事の際にどうリスクになり得るかといった観点は考えてもみなかったので新鮮な話題であった。米中のケーブルをめぐる覇権争い。地政学は運命論的であるが、サイバースペー

    0
    2025年07月04日

    Posted by ブクログ

    確かに、いまや空気のようになってしまっているインターネット空間(≒サイバースペース)だが、どこでどうつながっていて、どういうルートで目的のサーバにたどり着くのか全くわからない。、、が、日本から外国に繋ぐ以上、空か海しかないわけで、その大半を占める「海底ケーブル」の脆弱性について語られていました。

    0
    2024年10月01日

    Posted by ブクログ

    サイバースペースの地政学
    著:小宮山 功一朗
    著:小泉 悠
    ハヤカワ新書 026

    いきなりデータセンターである
    ネットワークの7層のうちの下1層、物理層がデータセンターのきもである
    千葉ニュータウンにあるデータセンター
    そのインフラエンジニアの聖地が、本書のテーマである

    なぜ、千葉ニュータウンな

    0
    2024年09月03日

    Posted by ブクログ

    サイバースペース、とは言いながらも
    データセンターや海底ケーブルなどの物理的な実体やその設置場所からは逃れられない、という事実を改めて考えさせられる本。

    0
    2024年08月26日

    Posted by ブクログ

    現代の人間にとってサイバー空間なしの生活は考えにくい。
    しかしサイバー空間は当然データセンターや海底ケーブルという物理的インフラがあることで成立している。
    物理的なものであるので、機械は電力を大量に消費するし、ケーブルは破損する。
    また利用者とデータセンターの通信距離が遠い場合、わずかな通信遅延も発

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

    サイバースペースの物理的実体を捉えて、有事の際のリスクを考えてみようという本。面白かった。

    インターネット/サイバースペースは、利用者側からはバーチャルな空間と認識されがちだが、当然物理的な実体を伴っている。
    それは物理的なサーバ群であり、それを収容するデータセンター(DC)であり、そこに電力を供

    0
    2024年07月26日

    Posted by ブクログ

    通信技術に関わる仕事をする中で最近セキュリティが注目されている。すこし幅広くいろんな角度から知識を得たいと思っていたところに遭遇した本。タイトルを見てこれは読んでみようとなった次第

    ちょっと物足りない。地政学とタイトルをつけるなら地理的要因に関する戦略で国家戦略の経済や技術とどう関連するのか、陸続

    0
    2025年11月16日

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