ビジネス・実用の高評価レビュー
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ネタバレ適切な睡眠時間を自分なりにきちんと計測してみたい
パジャマや寝具にもこだわってみたい
クロノタイプをはじめ、適切な起床・入眠時間を把握したい
・記憶定着
(昼から夜に勉強、よく寝て、朝また勉強が最高成績。寝てない場合の成績向上15%程度のところ、寝ると32%向上と倍に。)
・一般的な陳述記憶だけでなく、スポーツなどの手続記憶の定着・パフォーマンスも睡眠した方が効果が高い
・レム睡眠直後のクリエイティビティも高い
・感染症リスク12%軽減
・癌の発症リスクが1.5-2倍違う
・コルチゾール分泌による脂肪蓄積や、疲労感による運動量低下、食事やカロリーの増加など、肥満が加速する
(2週間の睡眠不足 -
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ネタバレ(いい意味で)うまい話ではなく、コツコツ安定してお金を貯めるための方法が書かれていて、自分のスタンスと似ていたのでためになった。
ついつい華がある生活に目が眩んでしまうけど、「それが本当に自分を幸せにしてくれるのか」を常に考えてお金を使おうと思った。
そして、貯めたお金をリスクが少ない方法で運用し、将来余裕を持って安心して暮らしたい。
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利益をあげるところに目が行きがちだけど、
「支出を減らす」というところにも焦点がおおく当たっていて、お金を貯める方法に対する考えを見直すきっかけになった。
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「自分が手に取っているものは本当に必要なものなのか、欲しいものなのか」を判断できる判断基準を -
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哲学って何だろう。左近司祥子氏の『哲学のことば』はそう思った人にぜひ手に取ってほしい一冊である。本書は以前にも紹介したことのある同著者編の『西洋哲学の10冊』の姉妹本とも言える本である。専門的な哲学書を読むことの意味を様々な角度から問いかける『西洋哲学の10冊』に対して、本書は哲学の根本問題へと地に足の着いた問いの積み重ねによって分け入り、哲学の深みに誘う小さな本である。
哲学と聞くと難しい。そう思ってしまう読者の意表を突くかのように、本書は誰しもが小さい頃に抱きながらも素通りしてしまうような問いを取り上げていく。ぱらぱらと本書をめくる読者はエッセイ風の体裁も相まって、これはいったいどんな -
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聖書入門は様々な形がある。聖書の概略を記したり、時代背景に焦点を当てたり、聖書の成立そのものを説くものもある。本書は聖書の有名な箇所を紹介して聖書の世界へと招く入門書とは一線を画す本である。むしろ本書が企図しているのは様々な形で聖書を読もうとしたけれども挫折したという経験がある人のための入門書である。しかし読み了わって気が付くことは本書が優れて聖書学的な見地に立って聖書への案内をしていることである。
教会で語られる聖書の内容から離れて、虚心坦懐に聖書に向き合おうとする読者にとって、何の手掛かりもなしに聖書を通読することは躓きの種である。その躓きの原因がどこにあるのかを本書は明らかにしている -
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キリスト教とは一体何なのか。教会とは一体何なのか。そう思ったことはないだろうか。私たちが日頃ニュースなどで目にするキリスト教の理解に違和感を抱いたことはないだろうか。キリスト教の教えや思想についての入門書は山本芳久氏の『キリスト教の核心をよむ』や『愛の思想史』がある。しかし私たちが常日頃接する「これってどういうことなの」という疑問に答えるには別のアプローチが必要である。本書は教養としてのキリスト教理解を謳うがごとく、私たちが日頃触れるところのキリスト教のさまざまな疑問に答えてくれる1冊である。
著者は国際的に定評のある旧約聖書の研究を志すなら誰もが参照する大著の数々を翻訳し、日本の旧約聖書 -
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本書はカントの思考の全体像をコンパクトに提示する本である。最初に読むべきカント入門というよりも、ある程度カントについて興味を持って読み始めたけどわからなかったという読者のための本であるように思われる。本書の特徴はカントの思考に用いられる言葉の一つ一つを具体的なニュアンスを拾い上げながら解きほぐしていくことにある。とはいえカントの言葉遣いに全く馴染みがない読者にとってはなぜこんなことを説明するのかという疑問を抱くかもしれない。そういった意味でカントを読もうとして挫折した人のための本であると思うのである。
ツイッターなどで評判の良い本書ではあるが、カントへの最初の入門書としてよりも印象的だった -
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本書は20世紀最大の哲学者に数えられるウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』の入門書である。従来『論理哲学論考』の入門書は本書でもたびたび言及されている野矢茂樹氏の『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』くらいであった。いままで多数の分析哲学入門はあったものの、野矢茂樹氏の論考論以上に『論理哲学論考』への手堅い入門書はなく、その後に論考を精読する読者にとって得難い研究の手引きとなる内容をも蔵している。とはいえ野矢氏の論考論は『論理哲学論考』を岩波文庫で読み、それを理解するために手に取る本としては敷居が高いようにも思われる。古田徹也氏の本書は待望の『論理哲学論考』入門と言えよう。
ウィ -
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ミシェル・フーコーは絶えず変化し続けた。そのことを本書は鮮やかに描き出す。
現代思想について、特にフーコーについての今までの紹介では、ある思想家の思想を非文脈的に紹介するものが多かった。いわば他の思想と隔絶した純粋な思想家として、反体制的な側面が強調されてきたように思う。そのことは現代思想家と呼ばれる人には共通してみられる紹介の傾向かもしれない。しかし本書はそのような紹介とは一線を画している。むしろフーコーという思想家が、彼がおかれた時代の中で自らの関心に深く分け入り、その限界を乗り越えていく仕方で絶えず変化してきたことを知らせてくれるのである。彼のその生の軌跡を刻み込むようになされた思考 -
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本書はそのタイトルにふさわしく「はじめて」プラトンに触れる読者にうってつけの一冊である。今までに出ていたプラトン入門はプラトンの対話篇の概説であったり、学説的なことを扱うものが多かったのだが、本書はプラトンの対話篇が何を目指し何を問いかけているのかを具体的な読み解きを通して提示してくれる本である。
文字通り初めから終わりまである種の緊張の伴った叙述で、長年のプラトン講義での生き生きとした読解の様子がうかがえる贅沢な一冊である。対話篇の特徴、そして読者に求められる対話の姿勢は「いかに複数の声を自らの内に響かせながら読み進めることができるか」にあることを本書は明らかにしている。プラトンが対話篇 -
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本書はハイデガーの『存在と時間』への入門書である。多くの書は『存在と時間』「について」の入門書である中、その読み解きの具体性において群を抜いているがゆえに『存在と時間』「への」入門書であるとあえて書きたい。『存在と時間』という著作の成立とその思想的背景に関しては轟孝夫氏の『ハイデガー「存在と時間」入門』が本書でも決定版と言われているように現在手にし得る最も詳しい本であると思われるが、本書はハイデガーに初めて触れる読者もそれなりに読んできた読者をも、ハイデガーが『存在と時間』において取り組んだ問いへとダイレクトに招く本である。
ハイデガーに関する本を幾つか読んでいくと時折指摘されるように「ハ -
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アリストテレスの政治学は言わずと知れた政治哲学の古典である。トマス・アクィナスの神学大全の人間論においてこの著作が頻繁に言及されており、トマスが豊かな洞察を得ていた書物であることがわかる。政治思想、政治理論を学ぶ上で重要な著作でありながらも、日本の読者が本書を読むには時々再版される岩波文庫の山本光雄訳か西洋古典叢書の牛田徳子訳を読むしかなかった。岩波文庫の山本訳は品切れが続いており、牛田訳は単行本のため持ち歩きには適さない。本書は光文社古典新訳文庫で詩学を訳した訳者による待望の翻訳と言えよう。
政治学は重要著作であることが指摘されていても、どこか研究がための書物であると思っていた。しかし訳 -
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現代は多様性の時代である。SNSや実際に人々の交流を通して国境があいまいになり、地球の裏側まで瞬時にニュースが飛び交う時代である。まさに身近なことが地球規模に影響を及ぼす、あるいは地球規模のことが身近にある、グローバルな時代なのである。しかしそれだけではなく、安定していた豊かな閉じられた世界では感じられることのなかった様々なことが露わとなり、国を超えなくともごく身近な範囲で分かりあうことの難しさを痛感するという意味でも、日々多様性を感じさせられるのではないだろうか。
ストア哲学の思想は多様性の現代にあって日に日に注目度を増している。ストア哲学が生まれた社会というのはまさに国境があいまいにな -
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マルクス・アウレリウスは苦悩の人であった。五賢帝の最後を飾るストア哲学の「哲人王」として紹介されることが時たまある。しかし本書はその見方に待ったをかける。ストア哲学に基づいて政治を行っていた哲人皇帝として受け留めるとすれば、それは事実にもとるのではないかと問いかけるのである。ストア哲学の精華として、確かに『自省録』は人の心を打ち、魂を揺さぶるような言葉に満ちている。そこにある誠実さに胸を打たれる人も多いであろう。しかしマルクスがストア哲学者としてのみ現実に対処したと思い、そこに血の通ったマルクスの姿を見出せないとすれば事の順序が逆である。むしろ自らの周りで起きる不測の出来事に処し、自らを奮い
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柳宗悦は西田幾多郎と井筒俊彦の間に居るということを本書『宗教とその真理』は強く感じさせる。若松英輔氏の『霊性の哲学』を読んで以来、どうしても柳宗悦の「哲学におけるテンペラメント」を読まなければならないと思っていた。もちろんその文章が本書のハイライトとも言えるものであることは間違いないのだが、本書を実際に読んでそこに至るまでの向上道とも言うべき論述に評者は意表を突かれた。白樺の運動の中で連載された論考を集めたものでありながら、本書は一冊の書物として類まれな柳宗悦の堂々たる主著であることを知らされるのである。
西田幾多郎の『善の研究』に内展involutionと外展evolutionという言葉 -
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本書は九鬼周造の主著を紐解きながら九鬼周造その人の思想の核心に触れる評伝である。若松英輔氏の『岡倉天心『茶の本』を読む』で本書が引かれていて、それ以来気になっていたのであるが、やっと講談社学術文庫で手に入るようになった。『「いき」の構造』で知られる九鬼周造の哲学は明晰な叙述で展開されるが、どことなく近寄りがたいところが否めない。しかし本書を通して九鬼周造その人の生涯の中で主著である『「いき」の構造』と『偶然性の問題』とがどのように記されたのかが生き生きと描かれ、生涯を貫くその哲学の核心が明かされるのである。
まず印象的であったのは『「いき」の構造』そのものが西洋哲学の精緻な理解を土台として -
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部下たちのやる気を出したいリーダーへ
──「心が動く」から、人は動き出す
この本を読んで、昔、新卒で入った会社のことを思い出した。
配属された職場は、実績もあり、仕組みも整っていた。やるべきことは明確で、指示も正しい。それなのに、正直に言えば、心はあまり動いていなかった。
仕事の意味も説明された。会社の理念も聞いた。でも、「この人のために頑張りたい」と思える相手が、当時の職場にはほとんどいなかった。
■ 先輩に言われた、忘れられない一言
そんなとき、先輩にこう言われたことがある。
「会社が好きになれなくてもええ。でも、その店長や上の人が好きやろ?ほな、それでええねん。だから、その