ビジネス・実用の高評価レビュー
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思想について何の予備知識もない自分には「入門のための入門」としてとても分かりやすく、けど新鮮なことが多くて良い。読み返したい。
構造主義(二項対立/物事には構造=パタン) → ポスト構造主義(デリダ/ドゥルーズ/フーコー) = フランス現代思想 → ポスト・ポスト構造主義(マラブー/メイヤスー)。ちょと遡って現代思想の源流(ニーチェ/フロイト/フーコー)の紹介。からの横道で精神分析のラカンとルシャンドル。最後は行き詰まってる(?)思想の作り方まで。
メインはポスト構造主義の話だが、横道の精神分析(世間ではちょっとオカルト扱い)の章が興味深かった。人間は過剰な生物で自由度がとても高い。一方で -
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「哲学書で涙するとは思いませんでした」
そんな帯のコメントが、"倫理学って何?おもしろそうだけど難しそう…"と購入を迷っていた気持ちを後押ししてくれた。
涙はしなかったけど、豊かな生き方のヒントをくれたような本だった。
二足歩行が始まって400万年。
人の生活に革命がおこって1万年。
法律も経済も信仰もすべてはここから。
暇ができ、退屈がうまれた。
常に新しい刺激を求める性。
気晴らしをたのしむ教養。
400分の1。なんかちっぽけにみえた。
消費と浪費の違いを初めて認識できた。
消費行動の中に虚無を感じていた理由がよくわかった。そして、浪費を求めていたんだと。
著者自 -
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感想を書かざるを得ない本。なぜならアウトプットの重要さを説いているから。笑
紙面を見ずにアウトプットを行うことで「想起練習」となり、短期記憶から長期記憶にインプットした情報が保管されるようになる。たしかに、印象深いセリフとかシーンって何度も諳んじたり頭の中で何度も再生して味わっているものばかりだ。
あと、遅読もとい精読に対する肯定的な意見には励まされる。小説はまだしも学術書などは精読じゃないとよっぽどの才能がない限り覚えられないと思う。新たに知る概念を飛ばし飛ばしで読めないものなぁ。特に歴史や文化史に出てくる地名は地図を観て場所ごと覚えないと頭に入りにくい。
結論、知ることを楽しむ態度 -
ネタバレ 購入済み
本編はDVDで
令和の今、中にはショート動画中毒になっている子供も居ると言う。
次々に薦められる動画で、脳がドーパミン中毒になり、キレやすい子供が仕上がると言う。
だが、DVDなら、そんな危険もないし、図鑑なら学べるのである。
カラーで、長さと内容が分かるハンドブック、眺めているだけでも楽しいし、今の時期ならクリスマスプレゼントの参考にもなりそう。 -
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ネタバレ韓国が民主化、経済発達するにつれ「非対称」から「対称」に変わる日韓関係
両国が競争関係へと移る中で歴史問題も顕在化
政権の移転が繰り返された韓国は過去の政権の対日政策が誤ったものとされるため反故にされやすい
冷戦の進展に左右される日韓関係
・50年代→共産主義のみならず日本への恐怖感から距離を置く韓国
・60年代→軍部独裁のメリットを活かし日本に接近する朴正煕
・70年代→冷戦の膠着で少し距離が開く
・80年代→新冷戦により再び協力関係
冷戦の終了後は北朝鮮を巡って日韓が動く
協力はあくまで安全保障と経済に限られる
金大中を巡る民主主義的な親近感、ソウルオリンピックなどで民間の交流が進む -
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■キケロは「演出されたものほど、人の心に深く入り込み、聴衆の心の状態を作り上げ、それを動かす力を持ったものはない」と語った。
■「汚染水」。名前はメッセージを持っている。日本にダメージを与える影響力工作という観点から言えば、中国は非常に効果的な名称を選んだ。
■中国やロシアが展開している影響力工作の中には、子供だましのようなレベルのものが多くある。しかし、そんな程度であっても悲しいことに効果がある。
■中国の狙い。
①中国国民を日本との戦争に備えさせること。
②日本を弱体化させること(日本が中台間の戦争へ参戦することを阻止するため)
③国際的に日本を孤立させること(友軍、主にアメリカ軍を沖縄か -
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これほど貴重な読書体験はありません。
少しでも興味があるなら読むことをお薦め致します。
本書がどれほど素晴らしいかは既に語られつくしていると思いますので、少し違った視点で申し上げると、本書は本書をビジネス本の延長のような短いTIPSを得る為に読むか、著者の言う通り体験記として読むかで理解が違い、前者の読み方だとあまりにも勿体ないのではないかと思っています。
どういうことかといいますと、まず私はYouTubeで本書の要約動画を視聴した後に本書を読みました。しかし読んだ印象は動画とは全く違いました。要約動画みたくセンテンスを単純化したり、あるいは重要そうな結論だけ短く区切って捉え理解すると重要 -
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○自分のキャリアに対しての考え方が大きく変わる本
キャリアについて書いてある本を読むと、「強みを活かすことが大事」や「自分の強みは何か」などが書かれている印象だが、この本は違う。この本は、自分の強みを見つけるだけでなく、それを元に会社になどにとって自分が価値ある存在であることを証明するための「マイブランド」を作ることを強く推している。
自分の強みを知ったら、会社に(who)、自分の強みとその根拠となる経験(what)をどのように伝えるか(how)考えることが大事。特に、whatの内容を緻密にしておくことが大事だろう。
また、父が実の子供に書いているので、読みやすい。
就活生だけでなく、
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