ビジネス・実用の高評価レビュー
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難しい内容だったので、丁寧にメモを取りながら時間をかけて読み進めてきた。1989年から現在まで平和主義がなぜどのように変質してきたかを、分かりやすく解説している。「力による平和」などという言説が、なぜ一部の日本人にも受け入れられるのか、全く理解できないで悶々としていたが、その答えがここにあったのだと多くの点で納得した。
日本の経済発展やグローバル化、新自由主義の進展などを経て9条を基礎とする日本の平和主義がなし崩し的に破壊されてきた経過も、納得できる説明がなされている。現実的な選択として日米安保、集団的自衛権、平和安全法制を成立させていて、それが自己欺瞞であったとしても、日本は平和主義を標榜 -
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誰かを想う気持ちが、ほんの一文字の優しさを生む。
その優しさは誰も傷つけない、心を柔らかく包み込む大きな優しさになる。
✾#どこかちょっとずつ傷ついてるやさしいみんなへ
✾著者:ほうじ茶/イラスト:植田たてり
✾KADOKAWA
#読書好きな人と繋がりたい
紙の本の素敵さについて綴っている文章。
書き出して記録して、好きだなぁ、としみじみ想った。
ひとつひとつの言葉が優しく、心を柔らかくする。
ひっかき傷さえつくらない。そんな滑らかな優しさ。
安心して身を委ねて、文字を追うこと、言葉を聴くことができる。
“打っては消して打っては消してを繰り返す。”
“夜寝る前に、よく一人反省会 -
Posted by ブクログ
『まんがパレスチナ問題』続編です。前書と同様、地図、イラスト入りで分かりやすくなっています。でも、中東情勢は複雑で難しい。
イスラエルのガザ侵攻の凄まじさは、次のように表現されています。
“がれきを片づけてると遺体や不発弾がゴロゴロ出てくる”
アフガニスタン戦争、イラク戦争、アラブの春、イスラム国
いずれの項目も理解があいまいな部分多く、児童書を併読しながら学び直しています。
アラブ世界の革命運動を読んで思ったのは、若者の行動力はすごいということです。しかし、独裁政権を倒せたとしても、民主化への道のりは厳しいということも分かりました。
ニッシムくんの言葉が、強く印象に残りました。 -
Posted by ブクログ
近年、インフラ関連の事故が増えているように思う。笹子トンネル天井板落下事故、八潮市の道路陥没事故など。本書の対象ではないがJRなんかもここ最近新幹線などしょっちゅう止まっている。
高度経済成長期に建設されたインフラ、4,50年を経過し老朽化、劣化している。耐久性に優れた鉄筋コンクリートも塩害などで劣化する。
日本の急速な経済成長と山や川が多く橋、トンネルの多い、また海に近い環境がはいけいにある。
高速道路はまだマシな方で、地方自治体の管理するインフラの方が問題が多い。
筆者は土木工学の専門家。問題提起と解決策の掲示。
作るだけでなくメンテナンス重視へ、思想の転換が求められている。今まさにそこに -
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【新書 世界現代史】 川北 省吾 著
著者は、共同通信の編集委員。ジャーナリストの本は、事実を中心に分かりやすく書かれていますが、いつも「それで?」の不満が残ります。これに対し、本書は、関係者のインタビューを交えて視点を複層化させ、俯瞰的な視点も持ち合わせています。現在世界で起こっていることは、歴史面での「レコンキスタ(失地回復)」であり、これが同期化して次々に起こっていると分析します。世界全体が歴史や人種の失地回復に取り組んでおり、これまでのグローバリズムから帝国主義時代に逆戻りし、この流れは留まらないと予測します。
「大国は帝国主義の動きとなり、小国はその狭間でうごめく」と書かれて -
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素晴らしい本だった。センテニアルズ、というのは著者が考えた言葉で、100年続く組織という意味である。企業だけでなく、サイクリングのチームや、芸術大学や、名門学校、劇団や、ラグビーチームなど、100年以上にわたってその哲学が大切にされ引き継がれてきたところを紹介する。
印象的だったのは、成長は目指していないところだ。むしろ、拡大しすぎないように構成員の数を調整し、ベテランと新人の良いところを取り入れるべく新陳代謝のスピードに気を配っている。また外部の人のアイデアを取り入れて、全く新しい角度から改革を進める。
失敗例もたくさん挙げられていて、どの組織も危機がなかったわけではない。どういう経験から何