【感想・ネタバレ】ほんとうの中国 日本人が知らない思考と行動原理のレビュー

あらすじ

中国人は何を考え、どう行動するのか?
日本を代表する中国ウォッチャーが鋭く答える。

中国人と日本人。なにかとすれ違う背景には、日本人が知らない中国人特有の思考と行動原理が背景にあった。

・大陸が生み出す研ぎ澄まされたリスク感覚
・勝者がすべてを総取りする「超」弱肉強食社会
・日常生活は、他者との絶え間ない「闘争」
・中国人は性悪説で考える。騙すの悪いのではなく、騙される方が悪い
・すべてにおいて「カネ」優先。お金は「自分の命」と同等かそれ以上
・「愛社精神」「絆」は、中国人には理解できない

本書の構成

目 次
プロローグ
第一章 中国の骨格である基本原理
1・1 島に住む日本人と大陸に住む中国人
1・2 大きいものへの憧れ
1・3 大ざっぱな気質
1・4 中原の民

第二章 孤独で寂しく、不安な中国人
2・1 「孤独な中国人」と龍
2・2 ハイリスク社会
2・3 不信の「DNA」
2・4 「我」の概念
2・5 無関心社会

第三章 負け犬に同情は不要 中国残酷ものがたり
3・1 「一人勝ち」社会
3・2 即断即決のトップダウン
3・3 誰もがトップを目指す
3・4 「逃げる・かわすというDNA」

第四章 中国人は何を信じているのか
4・1 三つの口
4・2 「カネ教徒」
4・3 変形した仏教
4・4 儒教は宗教ではない
4・5 ナチュラルな道教

第五章 中国を動かす「国家の論理」
5・1 「武」の概念
5・2 皇帝制度と中国式民主
5・3 中華思想と冊封体制
5・4 漢方外交

第6章 中国人は一つではない
6・1 中華料理にみる多様性
6・2 出身地が変われば人も変わる(北方編)
6・3 出身地が変われば人も変わる(南方編)
6・4 埋めがたい世代間ギャップ
6・5 Z世代の現実
6・6 日本は中国人の「逃避地」である

プロローグ
参考文献

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Posted by ブクログ

こういう中国考察の本を読みたかった。現代中国人の行動原理を現地で暮らした感覚だけでなく、2,000年もの大陸の歴史も掛け合わせて読み解く。
中国に降り立つと、大陸を感じる。島国日本とは全く違う巨大な大陸。アメリカ大陸とも違う大きさ。そして、巨大であるが故に周辺諸国に怯え、したたかに備える。
一点、違うかなと思ったのは、中国人=漢民族ではないということだ。漢民族も、長い歴史の中で、侵略し侵略されたからこその混血の民族なのではないだろうか。

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2026年06月16日

Posted by ブクログ

日本と中国、似てると思ったら大間違い。
大陸、敵が地続きでいつ攻めてくるかわからない中国と、
海に囲まれ、そう簡単には攻め込まれない日本では、
集団の意志決定が全く違う。

トップが即断しなければやられてしまう中国。
慌てずいい案を考えればいい日本。
日本の意思決定の遅さはこうした環境の違いによるもの。
中国がむかーしから専制政治になるのは当たり前なのだ。

昨今は海があるからと言って攻め込まれないことはなくなったので、
日本の意思決定も変わらなければいけない、が、
そう簡単に習性が変わるものではない。
しかし変えねば、
ということで出てきたのが安倍であり、高市である、ということなのか。
しかし、、
毛沢東の大失策で飢え死にが続発した文化大革命。
今の習近平も、わいろを認めないことで経済が回らなくなる、という摩訶不思議。
お隣プーチン、海の向こうのトランプも、何を考えていることか。

ただ、中国はアメリカと違って、外科的療法を行わない。戦争はしかけない。
漢方的に、じわじわと他国に浸透する。
今アメリカと対峙するイランも、中国経済なしには成り立たなくなっている。
さすが中国四千年の歴史。したたか。

勝つのは中国なのかもしれない。

日本は、、、
和を以て貴しとなす、が通用しなくなったのは間違いない。
が、
だからといって、アメリカ一辺倒の独善政治をしていては、
だめだよ。
強い政治家を求めることは必要だが、
本物か偽物かの目利きのできん国民では、国が亡ぶ。

男系の血だけを求めて天皇家を排除しようとする自称保守政治家。
日本が誇れるのは血だけなのかねえ。。


目 次
プロローグ
第一章 中国の骨格である基本原理
1・1 島に住む日本人と大陸に住む中国人
1・2 大きいものへの憧れ
1・3 大ざっぱな気質
1・4 中原の民

第二章 孤独で寂しく、不安な中国人
2・1 「孤独な中国人」と龍
2・2 ハイリスク社会
2・3 不信の「DNA」
2・4 「我」の概念
2・5 無関心社会

第三章 負け犬に同情は不要 中国残酷ものがたり
3・1 「一人勝ち」社会
3・2 即断即決のトップダウン
3・3 誰もがトップを目指す
3・4 「逃げる・かわすというDNA」

第四章 中国人は何を信じているのか
4・1 三つの口
4・2 「カネ教徒」
4・3 変形した仏教
4・4 儒教は宗教ではない
4・5 ナチュラルな道教

第五章 中国を動かす「国家の論理」
5・1 「武」の概念
5・2 皇帝制度と中国式民主
5・3 中華思想と冊封体制
5・4 漢方外交

第6章 中国人は一つではない
6・1 中華料理にみる多様性
6・2 出身地が変われば人も変わる(北方編)
6・3 出身地が変われば人も変わる(南方編)
6・4 埋めがたい世代間ギャップ
6・5 Z世代の現実
6・6 日本は中国人の「逃避地」である

プロローグ
参考文献

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

 お隣の国でありながら、ニュースやネットの情報だけではどこか実態が掴みきれない中国。本書は、北京駐在員としての実体験に基づき、「日本と中国は正反対である」という明快な補助線を引いて、その思考回路を解き明かしてくれる一冊だった。

■「日常」の基準が違いすぎる
 一番驚かされたのは、第2章にある生活トラブルのエピソードだ。 朝起きたらカーテンが崩れ落ちる、シャンデリアが落下する、隣のビルがダイナマイトで爆破される……。これらが「異常事態」ではなく「日常」として語られるところに、この国の凄まじいタフさを感じる。 日本なら施工ミスや管理不足として大きな問題になるところだが、中国は「ハイリスク社会」が前提だ。何が起こるかわからないからこそ、いちいち細かいことに目くじらを立てず、自分の身をどう守るかという個のサバイバル能力が磨かれるのだろう。

 また、近所の90店舗あった店が3年で5店舗しか残っていなかったという話も、その変化のスピード感と新陳代謝の激しさを象徴している。

■「我」の強さと自己プロデュース
 就職面接のエピソードも非常にユニークで、日本の「謙虚さ」を美徳とする文化とは対極にある。 「100倍稼いでみせる」「このビルを買い取ってあげる」といった豪語や、親のコネを堂々と武器にする姿勢、さらにはダイエットの成功体験を忍耐力の証明としてアピールする。これらは決して単なるハッタリではなく、14億人という過酷な競争社会で「自分という商品」を売り込むための切実な知恵なのだと感じた。

 「自分をどう見せるか」に全力を注ぐ彼らの姿勢は、規律や秩序を優先しがちな我々日本人から見ると、ある種の清々しささえ覚える。

■「大雑把」であることの寛容さ
 著者が説く「中国人は大雑把である」という点は、自分にとっても救いになる視点だった。 私自身、あまり周囲が騒ぐほど中国に対して悪い印象を持っていないのだが、それは自分の中に「細かいことは気にしない」という大雑把な気質があるからかもしれない。 「正反対」ではあるものの、どこか共通する価値観を見出せると、隣国との距離感は少しだけ縮まる。

■まとめ
 「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という孫子の言葉がある。 感情的に反発したり、ステレオタイプなイメージで語るのではなく、彼らが「なぜそのように動くのか」という原理を知ることは、こちら側の立ち振る舞いを考える上でも非常に有益だ。

 14億人のエネルギー、カネと食への執着、そして皇帝のごとき独裁体制。これらが混ざり合った巨大な隣人の実像を、面白いエピソードとともに覗き見ることができた。日本的な「精密さ」や「慎重さ」も大切だが、たまには中国的な「大胆さ」や「突破力」を自分の中に少し取り入れてみてもいいのかもしれない。


■面白かったエピソード(毎日がトラブルの連続 P48):
 具体的にどんなトラブルが起こるのか。 私の生活経験で言うと、朝起きてカーテンを開けたら、カーテンが崩れ落ちてきたことがあった。テレビを見ていたら居間のシャンデリアは落下してきたこともある。マンションの施工がいい加減なのだ。

 (中略)

 外に出たら大型ソファーが上階から落ちてきたり、道路のマンホール部分が穴になっていたり、地下の水道管が破裂して水が噴き出したり、上りのエスカレーターが止まって下りに逆走を始めたり。出勤のためバス停で待っていたら、隣の古い12階建てマンションがダイナマイト爆発、白煙が降り注いで体中真っ白と化したこともあった。

 経済の分野でも民営企業が突然潰れたり輸入したり株価が暴落したり、政府の経済制裁が急変したり。。。。 私が北京に越してきた時マンションの周囲にあった約90店舗のうち、3年後に残っていたのはわずか5 店舗だけであった。

 政治の分野でも高位の幹部が突然失脚したり拘束されたり。

 とにかく中国に暮らしていると、生きるということはかくも大変なことなどを実感する。

■面白かったエピソード(中国人の就職面接は ユニーク P131):
 日本の学生は金太郎飴のような回答をしていた。
 例えば入社後の抱負を聞くと「先輩社員たちの指導を受けて、早く一人前になれるよう頑張ります。」などと、模範回答する。ところが、中国の若者の場合1人として 同じ回答はなかった。例えばこんな調子だ。

「私が御社に入社したら、頭にアイデア満載なので、今 在籍中の社員たちの100倍稼いでみせます。ここのオフィスは賃貸でしょう?私は5年以内にこのビル全体を買えるようにしてあげますよ。」
「私の父親は天津市の幹部で政府にも人民解放軍にも強いコネがあります。私を入社させることは1000万天津市民を味方につけることを意味するのです。」

 この2人は男性だが、女性もまたユニークだ。

「私は大学で『占い師』と言われています。あなたの手相を見せてください。ほお、前世はタクラマカン砂漠のサソリ だ。しかし、私を入社させたら、後世は偉大な皇帝様になります。」
「このデブな女の写真を見てください。1年前の私です。100キロ以上ありましたところが、ダイエットして今は 60キロを切った。御社に私くらい我慢強い人間はいないでしょう。」

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

中国という国、そして中国人という似て非なる、国であり人種について、とても分かりやすく解説した良書。
日本の領土を含めた安全を考えると、確かに昔の中国との付き合い方は参考になる。
中国の領土的野心が無いという前提だけど。

日本の国土の安全と経済的な共存を目的とするならば、昔の日本と中国の距離感は選択肢の一つとして考えられるかもしれない。
アメリカとの関係が揺らいできている今、逆に中国との関係を見直す事は、一考に値するかもしれないと思えてくる。

近年の日本の中国の見え方は、落日の清王朝から現在の中華人民共和国の流れを見ているからで、それ以前までは中国の見え方は違ったはず。
それを考えると中国人の日本に対する感情も、受け入れるかどうかは別として理解はできる。

そう思うと新しい距離感での関係構築が必要だなぁと。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

そもそもの前提が全く違う人たちである。漢字や思想など共通する点があり、近い人たちのような気がするが、それ以外の共通点は少ない。1番大きいちがいは大陸に住む人と島に住む人。超ハイリスク社会できている人たち、和、協力的に生きていく人たち、すべてのベースが違うのです。我という漢字がよく表している。中国の文法は我から出来ている

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

読み物として、中国の歴史と現在地、それを紡ぐ文化のありようがわかりやくまとまっている。エピソードも豊富で飽きない。

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とてもおもしろかった。嫌中とか媚中とかちゃちな内容ではない。中国という国家や多様な中国人を俯瞰し、ときに詳しく解説している。ハイリスク社会に生きる中国人の大変さや、ひとくくりにできない国民性が垣間見れた。報道で見聞きする一面的な中国ではなかった。長年の中国ウォッチャーによる納得の中国論。現代中国に興味がわく一冊だった。

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

この本を手に取ったきっかけは、仕事で中国出身の人と関わる機会が増えてきたことだったが、日本と中国、想像以上の違いがあることが良くわかって面白かった。考えてみると当たり前だが、中国は広いので、州ごとに特徴があるということにも気付かされた。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

 中国とは何か、近くて遠い国のことについて知りたかったので読んだ。本書は著者の経験も踏まえ、様々な視点から中国を語っているものである。非常に文章が綺麗で読みやすく、中身も面白い内容が多くて目から鱗だった。日常的に中国人観光客を見ている中で日本人とは何か違うものを感じていたが、本書を読んで合点がいった。他人を一切気にしない、中国の大地の様な広い視野と激しい競争社会が彼らの性格を生み出すが、地域ごとに別の国の様な個性が出るのも面白い。中国人との付き合い方が少しわかった気がする。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

筆者は東大卒業後に講談社勤務。北京大学に留学し、東アジア取材をライフワークとする方で、中国ウオッチャーとして有名。話の内容は実に面白い。今まで漠然と感じていたことを裏付けてくれたり、新たな気づきもあった。日本と中国のこれからを知る意味でも必読の書。

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2026年01月15日

Posted by ブクログ

戦略的互恵関係にあるという日本と中国。とはいえ我々日本人はどこまで中国人を知り理解しているだろうか。
中国ウォッチャーとして活躍する筆者が中国人の思考と行動原理を解説する。共産党とはいえ過去の歴史上の皇帝と同じ、実は同じ中国大陸に踏み立つ人々の集まりを強権でまとめている。
中国と日本の思考の違いなど、台湾有事の答弁から対立する日中関係を考える一助となる一冊。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

長年現地に身を置いてきた筆者だからこそ描けた、分かり易い中国論である。

① 中国人とは何(なに)か
その原点は、文明の発祥の地であり、北海道がすっぽり収まるほど広大な河南省(中原の民)にある。あのただただ広い中国大陸に踏み立ち、過酷な歴史を生きてきた人々こそが「中国人」の本質だ。

② 「走りながら考える中国」と「決めてから走る日本」
中国人は大雑把で「終わりよければ全てよし」と考える。理念や大枠さえ固まれば、細部は走りながら状況に応じて決めればいいというスタンスだ。反対に、日本人は細部までこだわり、すべてを決めてから走り出す。
古代から周辺を騎馬民族に囲まれてきたハイリスクな大陸社会と、海という自然の要害に守られて「のほほんとした社会」を形成できた島国日本。両者は性格も歴史も根本から異なる。

③ 強烈な「我(が)」の概念
「我」という漢字の成り立ちが武器(のこぎり)であるように、中国は「我と我の格闘社会」だ。誰もが自分が世界の中心であり、他人の目よりも「我の満足」に忠実に生きる。そのため他人には無関心で、チームプレイは苦手だ。誰もがトップを目指す弱肉強食の社会であり、「我の上にいきなり国家が来る」という縦の構造を持つ。彼らは、雄弁・合口・がま口(計算高さ)という「三つの口」を武器にサバイバルしている。
一方、日本人は周囲との協調やチームプレイを好む。

④ 外交と防衛:『孫子』のリアリズム
中国の軍事力は、攻めよりも守りを重視する『孫子の兵法(防衛重視)』がベースにある。
アメリカの外交が、脅威をピンポイントで叩く「外科手術的外交」だとすれば、中国の外交は「漢方式外交」だ。物事を長いスパンでゆっくりと動かし、じわじわと周囲への影響力を高めて相手を取り込んでいく。

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2026年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良い。
大陸気質の中国、島国気質の日本。全く異なる。
いつでも攻撃を受けるリスクのある中国。お金が大事。
漢民族が90%、農耕民族で戦に弱い。
日本はのほほんとしており、中国人には商売ではかなわないと思う。

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2026年05月22日

Posted by ブクログ

体面を気にするが実利を重んじる思考スタイルなので外交で「日本は軍国主義の亡霊を復活させようとしている」とホラー主張することも敢えてする。〈皇帝〉が絶対支配する国民性で現在の習近平は文革で虐げられたの犠牲者ではあるが、毛沢東をモデルとして“汚職追放”で粛清=権力強化を図った。現在少子化を遠因とした不況となっているが政権打倒の気配はない/北京とライバル関係にある上海の現地語は北京官話と「日本語と韓国語ほど違う」という。エリートは英語ができるだろうが、若い者は(日本と共通して)漢字を「書けない」現象もあるらしい

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

純粋におもしろかった。隣国で、同じアジアの国で、なぜこんなにも価値観が違うのであろうか、いつも不思議に思っていた。何冊かこの類の本をこれまでに読んだが腑に落ちなかった。著者が中国について詳しい方なので、説得力があり、リアルを知ることができた。特に後半の内容がグダグダだったのが残念だった。

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者は北京大学留学、講談社北京副社長などの経歴を持ち、「現代ビジネス」のコラム「北京のランダム・ウォーカー」でも知られる中国ウォッチャー。
本書は、風土や歴史をベースに日本人と中国人の思考や行動原理の違いを多くのエピソードを交えて平易に解説した本。
プロローグで全体の構成は30の「変臉」(貌の変化)になっていると述べ、「大陸」「大きいもの」「大ざっぱ」「中原」「孤独」「ハイリスク」「不信」「我」「無関心」「一人勝ち」「トップダウン」「鶏口」「個人プレー」「逃げる・かわす」「三つの口」「カネ教徒」「仏教」「儒教」「道教」「武」「皇帝」「中華思想」「漢方式外交」「中華料理」「北方人」「南方人」「世代間ギャップ」「Z世代」「逃避地日本」「日中逆転」のキーワードで日中の違いを説明する内容となっている。
「海に囲まれ侵略がほとんどなかった日本大平原で異民族の侵略にさらされていた中国」や「ハイリスク社会である中国」をはじめ、納得感のある説明が多く、日本人と中国人は全く違うという認識を深めた。

【目 次】
プロローグ
第一章 中国の骨格である基本原理
1・1 島に住む日本人と大陸に住む中国人
1・2 大きいものへの憧れ
1・3 大ざっぱな気質
1・4 中原の民

第二章 孤独で寂しく、不安な中国人
2・1 「孤独な中国人」と龍
2・2 ハイリスク社会
2・3 不信の「DNA」
2・4 「我」の概念
2・5 無関心社会

第三章 負け犬に同情は不要 中国残酷ものがたり
3・1 「一人勝ち」社会
3・2 即断即決のトップダウン
3・3 誰もがトップを目指す
3・4 「逃げる・かわすというDNA」

第四章 中国人は何を信じているのか
4・1 三つの口
4・2 「カネ教徒」
4・3 変形した仏教
4・4 儒教は宗教ではない
4・5 ナチュラルな道教

第五章 中国を動かす「国家の論理」
5・1 「武」の概念
5・2 皇帝制度と中国式民主
5・3 中華思想と冊封体制
5・4 漢方外交

第6章 中国人は一つではない
6・1 中華料理にみる多様性
6・2 出身地が変われば人も変わる(北方編)
6・3 出身地が変われば人も変わる(南方編)
6・4 埋めがたい世代間ギャップ
6・5 Z世代の現実
6・6 日本は中国人の「逃避地」である

プロローグ
参考文献

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

やはり大陸と島国の違いは大きいようです。仲良くはしなくていいですが、喧嘩もしない関係が、ちょうど良いのかもしれません。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

著者のYoutube動画を時々観て、バランスの取れた見方をする人だと思ったので本も読んでみた。
日本と中国とはそもそも違う、ということが歴史や背景、現実問題などを紹介しながら書かれており、ある意味期待通りの本だった。
日本と中国は現在張り合っているように見える。確かに反日プロパガンダは鬱陶しいが、中国はそのやり方しかできない国なんだと理解して、日本は守るべきものを守っていけばいいと思う。でもその為に発信すべきことはきちんと発信していくべきだと思う。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

とても勉強になりました。
大陸と言う中国が置かれている立地条件、それに伴う中国人のリスクリスク回避にかかるDNA。なんとなくわかった気がします。
また中国と言う国の歴史についても改めて自分の認識の低さを痛感しました。
中国との関係を心配する、このような時期に、この本はとても参考になりましたまし。

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2025年12月20日

Posted by ブクログ

中国と日本が違うこと、今まで漠然とそう感じてたことが腹落ちしました。長い歴史、ずっと違ってやってきたんだから、それを意識してやっていくってことですね。読みやすかったです。

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

たぶん専門家からみたら突っ込み入るんやろけど、最初に読む本としてはありでは?孔子が実はナルシストとか面白かった。基本的に大きいことはよいことで、成功すればプロセスは問わない、回りは敵ばかりという発送は地理的条件によるんだね。自分たちは肥沃な土地にいるから自分の国が中心なんだけど、回りを襲おうという発想で、襲われる方が多かった。そういう国なんですね。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

冒頭、中国人とは「中国大陸に踏み立つ人」のことという。そういう定義なら中国大陸とは何か。不明である。ヨーロッパも含めて一つに大陸であり、中国大陸という言葉は意味をなさないはず。ジャーナリストであったにもかかわらず基本のところで、おかしい。
私は中国人の定義には二つあると考える。
1、中華人民共和国国籍の人
2、中華からモンゴル、ウィグル、チベット、満州を除いた地域に住む漢人
広い意味で言うか、狭い純粋な意味とするかの違いだけだ

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2026年03月30日

Posted by ブクログ

この本を通して、中国人と日本人はそもそも違う考え方の上に立っていると言うことをフラットに見ることができた。どうしても、自分勝手やわがまま、強硬主義といったイメージが私のなかで先行していた中国だが、根本にある性質やそれを形作った歴史などを知り、それはそうなるよねって思えた。意外なことにアメリカよりも中国は戦争を起こしておらず、外交政策によって海外との交渉を行っている側面を知ることができた。新書にしては読みやすく、さらっとした感じを受けた。

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2026年03月15日

購入済み

大国になっても中国とは

開国解放後の北京に約4年半駐在した。その後、色々な人の中国論を見聞きし、ご尤もと思いながら、益々中国が分からなくなった。今回、久し振りに同感と思える内容が豊富な中国論に接した。今後どう接すれば良いか。

#共感する

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

エリアごとの中国人の特徴などの筆者独自の視点から書かれたものは興味深いが、それ以外はちょっと退屈でした。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

途中で別の本では「儒教は立派な宗教だ」という主張だったなと思ったけど、あの本では朝鮮のことだったと。

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

何となくややこしい隣国の事情がわかった気がする。
面白くも気の毒でもあるけど、上手いこと付き合っていきたいけどなぁ。

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2026年01月07日

Posted by ブクログ

中国人がなぜ声がでかいのか、なぜいつも怒ったように話すのか。
そんなところから中国人の気質の根源がわかる。
文化の違いを知れるプチ海外旅行体験になる本。

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2025年12月25日

Posted by ブクログ

 2025年12月、高市政権の対中外交に着目される中知り合いの勧めもあり読んだ。
 読む前までの中国に対しての認識は様々あった。戦後の高度成長期以降日本が経済的にリードしていた一方でいつのまにか超大な国になり、現在では軍事面でのリスクを想定させられる国。一方で、もちろん全員がというわけではないものの一般的に「礼節」や日本的な「仁義」というものにかけることからこと商売においては信頼を置きづらい相手。もちろん、ふわっと中国と日本の違いについてはあると思っていたがアジアの隣国であり似た文字を使う点であったり違いについては欧米諸国のそれとは異なり類似点もあると考えていた。
 しかし、この本を読んでいく上で中国の歴史から読み解く人々の考え方や中国そのものについて認識を改める点がいくつかあった。また、これまでふわっと認識していた違いの根幹に近づけたような感触があった。
 まず、違いの一つとして認識したのは「島国」日本と「大陸」中国との違い。それは地政学的なものであり周りから常に侵攻される脅威に怯える中国では、性悪説や法家、自を常に主張することが醸成されていった。この点については日本と大きく異なる点であり私自身が感じていたアジアで隣国なのに中国人と日本人との違いの違和感の根幹なのだろうと思った。
 また、現在周辺諸国に軍事的な脅威を見せている中国だが、これまでの歴史の中では数多くの不運・不遇を遂げている点は自分の認識になかった点であった。そのため遣唐使時代の唐のように栄えた時代がある一方常に周りからの侵攻・内部からの瓦解のリスクを孕んでおり国としてまとまるのは難しくそれは今でも一定存在するため習近平は強行政治をしいているという点だ。
 また非常に興味深かった点として冊封体制があった。日本の戦国時代以前、中国を真似て日本独自の文化を発展させていった経緯があり、それは中国の属国のような立ち位置を取ることで中国からの侵攻を防ぐとともに文化交流を図ってきた。それは日本のみならず、当時の朝鮮やベトナムなど周辺国にそのような立場をとることで自国の存在感を示していた。またその外交姿勢については学ぶものが多くあり強硬手段よりじわじわと関係性を築く或いは取り込むなど孫氏の兵法しながらの手段をとっている。
 中国は現在リスクとして見られているかもしれないがその歴史や文化的背景を見ることで中国の主張や目指す将来について共感できる部分があると思った。また、自分の中での中国と日本の違いについて認識を改めた点が多かった。今後、日本が中国に再度くらいつけるかどうかはわからないがもしそうなった時にはこの本で学んだ差異には留意しなければ盲目的な排外主義や誤解が生まれてしまうのだろうと思った。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

大陸に住む中国人と、島国に住む日本人は根本的に考え方が違う。

今なにかと騒がしい彼の国について、中国ウォッチャーである著者が背景など含めてまとめている。
これを読むと、習近平の言うことや、外務省が毎度口にする内政不干渉ということへの理解は、深まってくる(無論同意はしないが)。
広大過ぎる大陸の多様過ぎる人達についての話は面白く、現地で触れた中で思い当たる節もあった。

あらためて中国という国とは、こちらとしても主張することはしながら、関わっていくことが必要なのだと感じた。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

歴史的な背景や立地など色々な側面から日本人と中国人の国民性を分析していて、興味深い内容でした!
中国の方への見方が変わります。良本です!

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2025年12月01日

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