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Posted by ブクログ
個人の内面的な調和=マインドフルネスと、外的、社会的な課題である環境問題への対応とが、一本の道として繋がっているということに開眼させてくれた。
シンプルな暮らしと、生き方。
分断から、関係性の改善によってのみシンプリシティへ辿りつくというところなど、刺さる言葉が溢れている。
Posted by ブクログ
映画「サティシュの学校」を観てサティシュに興味を持ち、この本を読んだ。
ほんものの理解は経験からやってくる。
知識と経験の融合
シューマッハー・カレッジ
↑行ってみたいと思った!
ホリスティック思考…
土(ソイル)と魂(ソウル)と社会(ソサイエティ)の三位一体
まず自分を大切にすること
土を大切すること
ゴミを出さないこと
サティシュの考え方はシンプルだけど奥深い。
私も小さなコミュニティを大切にしながら、人にも環境にも優しい生活を送りたいと思った。
その前に、自分を大切にしなきゃ!
Posted by ブクログ
現代の変化が大きく、速く、複雑な社会を生きていく上で、本当に大切にすべきものはとてもシンプルなものだと教えてくれる本です。著者の関係するシューマッハーカレッジの3H(head, heart, hand)の教育方針にも興味が湧きました。
本書内にはエレガントシンプリシティの概念の構成要素の説明、具体事例が沢山ありますが、シンプルに最終結言を引用します。
簡素で美しい人生を送るために、人間という存在が持つ、3Sの側面土(Soil)、魂(Soul)、社会(Society)を考える必要がある。
土は、環境や自然のあらゆる関係のメタファ。
魂は、人々の心の充足。友情や愛、共感など。
社会は、人間の尊厳、平等、公正に基づき形成されたもの。
心に残った言葉
住むときは地面に近いところに
考えるときはシンプルに
争いにおいては公平、寛大であれ
統治するときは支配しようとしないこと
働くときは自分が楽しめるように
家庭にあっては完全にそこにあれ
(老子)
巡礼の本当の意味とは執着、習慣、偏見から自由に生きることに他ならない。
巡礼者は太陽や雨、花や果実に感謝するのと同様、嵐や雪にも感謝する。
全ての偉大な思考は歩くことによって生まれる
(ニーチェ)
生は終わりのない旅だ。ゴールも目的地もない。
本当の学びは経験が感動を生むときに起こる。例えば自分自身を表現できた、学びが誰かの役に立つ、コミュニティの一部であることを認知するなど。
愛とは相手を批判なしに受け入れること。同じように愛とは自分自身をありのまま受け入れること。
小さな美徳の裏に大きな美徳が隠れていることを知るべきだ。
Posted by ブクログ
「自分が何かを行うときも、それがどういう結果を生み出すかにとらわれるべきではない。その行いそのものに焦点をしぼるほうがいい。」
例えば、美しくなるという結果に囚われないようにしたい。自分を磨くことに本当の意味がある。
Posted by ブクログ
シンプルもエレガントに
昔から「シンプルライフ」は現在、「断捨離」「田舎暮らし」などが盛んになってきた。今回の「+エレガント」とは「量」より「質」で自分なりのアートを持ち、自分に合った「シンプリシティ」(物質社会に惑わされず)を求めて生きるのはとても良い事だ。仏教にもある「足るを知る」、その為にも物欲から智欲「一生学び」に臨むのも良いかもしれない。
Posted by ブクログ
今の人間中心の考えで利益のみを追求しているものから地球を中心に考え社会全体で分かち合うことで持続可能な社会に変えるための内容だった。
3つのSが三位一体となることで分断を分かち合うに変えていけるとあった。
Posted by ブクログ
サティシュの声が聞こえてくるような本。彼が繰り返し世界に伝えようとしている言葉たちが詰まっている。簡素に美しく、巡礼者のように旅するように生きようと思わせてくれる本。読み返すというより彼の違うテーマや変遷も知りたく彼の他の本を手に取りたくなる点で星四つ。