あらすじ
こころをこめてマインドフルに生きること、それがシンプリシティ。
世界的名著『スモール・イズ・ビューティフル』を著したE.F.シューマッハーの意思を継いで、イギリスのエコロジカル雑誌「リサージェンス&エコロジスト」の編集主幹となった先駆的エコロジスト、サティシュ・クマールが、いま世界に「簡素」に生きることの素晴らしさを説く! 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい始めたとき、カナダの若者たちの共感を得て話題となった本がいよいよ邦訳。
「大量生産という産業のありかたは、醜い文明をこしらえてしまったのではないか。私たちは数字に支配され、経済にとりつかれ、スピードのとりこになっているが、これら三つは美しさの天敵だ。――
――日本には「わび」「さび」という美学的な概念がある。そこには「飾りけがない」「気取らない」「謙虚」などの意味が含まれている。高級そうで、華やかで、大げさで目立つものである必要はない。ザラザラ、ゴツゴツしていたり、あっさりしたりしていてもよい。ありのままで、手がこんでいない。まさに「わび」と「さび」には〈エレガント・シンプリシティ〉、簡素で美しい生きかたが表現されている」―――(本文より)
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Posted by ブクログ
映画「サティシュの学校」を観てサティシュに興味を持ち、この本を読んだ。
ほんものの理解は経験からやってくる。
知識と経験の融合
シューマッハー・カレッジ
↑行ってみたいと思った!
ホリスティック思考…
土(ソイル)と魂(ソウル)と社会(ソサイエティ)の三位一体
まず自分を大切にすること
土を大切すること
ゴミを出さないこと
サティシュの考え方はシンプルだけど奥深い。
私も小さなコミュニティを大切にしながら、人にも環境にも優しい生活を送りたいと思った。
その前に、自分を大切にしなきゃ!
Posted by ブクログ
「自分が何かを行うときも、それがどういう結果を生み出すかにとらわれるべきではない。その行いそのものに焦点をしぼるほうがいい。」
例えば、美しくなるという結果に囚われないようにしたい。自分を磨くことに本当の意味がある。