北山忍の作品一覧
「北山忍」の「文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「北山忍」の「文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「人類は皆同じ」、果たしてそうだろうか。
「考え方」は文化に根ざし、じゃあその「文化」の方向はどう生まれて変遷していっているのか、を各地域での感情モデルをもとに洗い出している本。
心理学実験の対象は欧米の調査をもとにしがちで、そこにある「心」は人類普遍ではないのでは、とい言及もされている。
各地域で、独立的か協調的か、集団主義的か個人主義的か、感情の表出の有無(と社会規範での良し悪し)等の項目での調査が纏まっているが、異なる価値観で動いているなぁという感想を持つ。東アジアと欧米が端と端で、かなり両極端らしい。
心のベースが作られるなかには、数万年前の人類の農耕/狩猟採集民族か、または自然環境の
Posted by ブクログ
人間の精神性が何に依存して形成されているかというような内容。
個人主義、集団主義などがどうやって発生したか、各国の人の考え方が何故そう言うロジック偏っているか、などが解説される。
一見似た性格が多い国の人々でも根本的な考え方が異なっている場合があり、結果的に似たように見えるという辺りが好みだった。収斂進化的なイメージがある。
分からないことも多かったが、おおむねハード:肉体、BIOS:生存方法、OS:文化、アプリ:心理なのだなという理解。心理学を突き詰めると生態学に寄っていく気がするが、実際そうなんだろう。
理解できない外人の行動などが最近話題になるが、使い処が肝要という話はなるほどと思った
Posted by ブクログ
著者は「文化心理学」の研究者。学生時代に、なぜ引用される論文の著者は欧米人ばかりなのか?と疑問を抱きアメリカに行く。多くの社会実験の前提が「欧米人の文化」だと気付く、という経歴。確かにそうなんだけど、言われるまで意識しなかったなぁ。
欧米は個人主義、日本を含むアジアは集団主義、のような話はよく聞くけれど、世界にはそれ以上にアフリカや中東など様々な文化があって、そこの文化の研究もおもしろかった。この本ではざっくりとしか書かれていないので、他の本で調べてみたい。
以下メモ
・文化心理学とは、異文化間の「影」を克服し、そこにあらたな「光」を見出すことで文化間の相互理解を深め、より包括的な未来の