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  • 文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険
    3.8
    1巻1,034円 (税込)
    文化が違えば人の考え方も変わる.では,文化の違いはどこから生まれる? 文化はこころにどのような影響を与えている? 人類の歴史や地球の生態から,脳神経や遺伝情報まで,多様な知見を駆使して,人間のこころのメカニズムを解明する文化心理学.通俗的な偏見を退け,多様性の本質を捉える最先端の試みを紹介する.

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ユーザーレビュー

  • 文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険

    Posted by ブクログ

    「人類は皆同じ」、果たしてそうだろうか。
    「考え方」は文化に根ざし、じゃあその「文化」の方向はどう生まれて変遷していっているのか、を各地域での感情モデルをもとに洗い出している本。
    心理学実験の対象は欧米の調査をもとにしがちで、そこにある「心」は人類普遍ではないのでは、とい言及もされている。
    各地域で、独立的か協調的か、集団主義的か個人主義的か、感情の表出の有無(と社会規範での良し悪し)等の項目での調査が纏まっているが、異なる価値観で動いているなぁという感想を持つ。東アジアと欧米が端と端で、かなり両極端らしい。
    心のベースが作られるなかには、数万年前の人類の農耕/狩猟採集民族か、または自然環境の

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    2026年01月31日
  • 文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険

    Posted by ブクログ

     ホモサピエンスが他の人類種を倒して生き残っているが、地域によって行動や文化が大きく違う。

     それはなぜか。どう違うのか。

     地域によって同じ出来事に対する感受性が全く変わってくる。脳の構造も違う。(器質的な違いにまでつながっている)

     これを研究する著者がこの分野を概観する。

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    2026年01月22日
  • 文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険

    Posted by ブクログ

    なるほど文化心理学とはこういった領野かと思いつつも、文化人類学の一要素といった感触でもある。文化が違えば心も違う、という本書のテーゼ自体は現代にあってはさもありなんであるが、筆者の長年月の研究成果がその一助となって、我々の感覚が更新されてきたのもまた事実であろう。

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    2025年11月29日
  • 文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険

    Posted by ブクログ

    文化心理学という分野について紹介する本。
    そんな分野があると初めて知ったのだが…
    認知心理学や認知言語学で文化がクローズアップされたことを思い出す。
    あるいは渡邉雅子さんの文化と論理表現の話とか。

    さて、文化心理学はというと。
    1980年代ごろまでは、認知心理学が華々しかったころ。
    人間を普遍的な「情報処理マシーン」と捉え、その性質を明らかにしようとしていたという。
    その動きを反省的にとらえて出てきたのが文化心理学。
    「生態・文化・社会環境」が心の持つ心理機能と、それを持つ主体を形成する、と考える。
    とすると、文化の中で人間を理解しようとする文化人類学のことも思い出したりもするが、そこは心理

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    2025年11月22日
  • 文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険

    Posted by ブクログ

    地域特性と文化の傾向を捉えつつそれが変動的であることを端的に示している。筆者も注意しているように、人間は少なくともこれまでの歴史上、傾向を固定的にとらえ、区別し、優劣を付け攻撃してきた。であれば文化に必ず付随してきた暴力についても分析対象に含めるべきではないかと思う。

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    2025年09月26日

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