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雑学・エンタメ 8位
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これがSNS時代のフィールドワーク術だ! 中国は宗教大国だった!? 奇っ怪な神々が跋扈する中国各地のディープな信仰世界を、TikTokを駆使した「お手軽フィールドワーク」で活写する前代未聞の民俗学ルポルタージュ。福建在住の異色の民俗学者が描き出す、知られざる中国の素顔に刮目せよ! 驚きの取材写真180点超もフルカラーで一挙収載!
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Posted by ブクログ
なんと民俗学のフィールドワークをTikTokの動画検索により進めて行くと言う。 中国国内には専用のTikTokが運営されており、そこには中国全土から、都市部から田舎まで老若男女が投稿する様々なお祭りなどを映した動画が存在する。 中国民俗学を専門とする著者は、文献だけでなくTikTokをも駆使して、論...続きを読む文にも載っていないまだ見ぬ中国のローカルな神様たちの信仰の原点を探してゆく。 興味のある動画があれば、投稿主にアポを取り現地まで赴く。その道中や現地でのレポートはとても面白い。 中国のお祭り(正月など)は爆竹を鳴らしまくるというめちゃくちゃ偏ったイメージしかなかったが、どういった理由で爆竹を鳴らすのか(鳴らすようだ)、どうしてあんなに装飾が派手なのか、他にもお供えものにどういう意味があるのかなどなど、もっといろいろ書いてあるのだがそれらの情報全部が新鮮でとても興味深かった。本書で軽く文化に触れることで、なんだか全然知らない中国の人たちがとても身近に感じられた。 知れば知るほど豊かな国なんだ面白いなと思った。 どれも面白かったけど、大黒天の話とお盆フェスの話が特に好き。 本書が面白かったので、著者の他の本も読もうと思う。 以下目次 はじめに フィールドワークのしおり 第一章 逆立ち張五郎を探せ! 第二章 張五郎にチラつく鬼の形相 第三章 セクシー九尾狐に魅入られて 第四章 タイの神秘とセクシー九尾狐 第五章 大黒天の逆輸入 第六章 お盆フェスの聖と俗 第七章 闇に惹かれる人々、増殖する無常 第八章 中原に花咲く無常信仰 おわりに
中国の大きさと大味さと神秘を感じられる!めちゃくちゃ面白かった。目次と見出しを読んで面白いと思った人は絶対に買うべき。 『中国の死神』も読もう〜!
中国の民間信仰を巡る民俗誌。 著者は自身のことを茶化しながら、とてもとっつきやすい視点で紹介してくれる。少し前に読んだ『バッタを倒しにアフリカへ』を思い出す軽妙な語り口で、とってもおもしろかった。 こういう中国に辿り着くって、軽く書いてるけど本当に大変だしスゴいこと、うらやましい、そしてありがとう。
最高に面白い内容。こういうフィールドワークが自分もやりたかった。中国だけではなく、タイやマレーシアの華僑にまで広げて民間信仰を深掘りしていて面白すぎるし、羨ましかった。
登場するみなさま面白すぎる笑。 お盆フェスの所は臨場感たっぷりで一層 面白かった。日本でも祭りの時は屋台でたりするけど、意味わからんショーはない…と思う笑 とにかく何でもありワールド全開で、とても興味深かった。
中国には何度も行ってるけど、さすがに本に出てくるほどのディープな所は行けない笑笑 おもしろかった〜。 そもそも有名?とされてる「無常」も知らなかった笑
現代中国の民間信仰において崇拝される神々について、レポ形式で紹介・解説した書。張五郎や聖人公媽といったローカルな神から九尾狐や和式大黒天といった新進のムーブメントまで、今日の中国に息づく民間信仰の実態をフィールドワーク時の体験談も交えて活写する。 本書は、ウェブマガジン『ROARSIDERS...続きを読む9; weekly』連載の「スリープウォーキング・チャイナ」コーナーの著者原稿を加筆・修正し書籍化したものである。思想・宗教の統制を敢行する共産主義国家であり文化大革命といった大規模な宗教排撃を経た中国において、民間信仰は(香港などの一部地域を除いて)ほぼ壊滅したと思われがちである。だが実際の現場においては、伝統的な信仰はもちろん新出の信仰も活況を呈する実にカオスな様相が広がっている。著者は動画投稿SNS(Tiktok, Douyin)を活用したフィールドワークによって現代中国で崇められる「珍神」たちを調査すると共に、それらの信仰の形態や様相を(フィールドワーク中の体験談も交えて)ユーモアたっぷりに紹介している。湖南・紀州にて崇拝される逆立ちの神・張五郎、タイ発祥のお守りに由来する「セクシー九尾狐」こと九尾狐仙、日本から逆輸入された和式大黒天に「お盆フェス」こと中元普渡(盂蘭勝会)で祀られる聖人公媽、そして中原地域や東南アジアにおける無常信仰――。仏教・道教の正統信仰ではない、市井の場において発生したこれら"異形"の神々の姿は単に面白いというのみならず、現代中国の民間信仰の「今」を映し出す鑑としても興味深い。いずれの調査も理論化・体系化まで至らぬ調査第一報の段階であるのは惜しいところだが、それ故にこれからの調査の進展が楽しみである。 本文はフィールドワーク中の珍道中についても紙幅を割いており、学術的な本としてだけではなく紀行としても楽しめる。様々な意味で可能性を秘めた一冊と言えるだろう。
どうやって見つけるかの話がすごい。国内版のTiktok別にあるのね。ともかく面白い。写真たくさん。すごい。イラストがもっとすごい。本当に時代というのは変わるのだなあ。この先もまた変わるのだろう。
SNSで珍神を調べ現地で歴史と信仰を探索。セクシーな九尾狐、逆輸入大黒は「?」となる。だがそこには現世利益を重んじ、ダイナミックに形を変える柔軟さがあった。様々な発見は非常に面白く、珍妙としか言えないカラー写真の数々には思わず笑ってしまう。民俗学好き必見のルポ。
面白すぎる。中国はお廟がたくさんあって民間信仰が盛んだ…というくらいは知っていたけど、今も実際に神懸かりするシャーマンなどがいて人々に日常的に慕われているんだ、というのを中々初めて知り、心底驚いたしワクワクした。 遼寧省の道教寺院で、神懸かりしている一般男女がずらりと並んでいたというのはかなり圧巻だ...続きを読むった。調べるとこのお寺はトリップドットコムでも紹介されているくらい観光可能な有名なお寺。行ってみたすぎる! 和式大黒天の章などは、民間信仰が現在進行形で作られていく様がよく分かり大変興味深かった。 バスが止まっていても乗合タクシーのおっちゃんに車に詰め込まれるとか、ホテルの前にいたおばあさんの紹介でめっちゃ解説&案内してもらえるとか、フィールドワーク中の細かなエピソードも秀逸。 さまざまな障壁でそんなに思い通りにいかない、でもいろんな人が世話を(おせっかいを)焼いてくれてどんどん物事が進んでいく、中国を探検するあの高揚感を久しぶりに追体験できてとても楽しかった。 「春の死神パン祭り」とか「神懸かるゲップ女とタンバリン男」「李爺さんのスパッツ事件」とか、筆者のネーミングセンスもいちいち面白い。
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