ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
・一回通読。ニュースでチラ見する国際情勢。なんとなくで推測してきたボヤけたその背景の解像度をグッと高めるキッカケをくれる本
・国際政治記者の経験に裏打ちされた本著の内容は、国際保健学研究者によるFACTFULNESSとはまた別の角度から、世界の現状を伝えてくる。この二作は相補的と感じた
・基軸通貨、南シナ海、タックスヘイブンなど、深掘りして学びたいこともいくつも出てきた。総じて中立的に視えるけど、アフリカ指導者と欧米資産家への批判の熱量、民族主義や自国民ファーストな思想に対するアンフェアさを少し感じたので、ここら辺は追加の情報収集が必要
以下、メモ
海、アメリカ、ドル
核、中国、南シナ海
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Posted by ブクログ
センスとは何か?
それは、「妥当感+α」ではないかと、本書を読んで思った。
本書は、センスとは知識の積み重ねで醸成される、
対象にどのような基準があるのか、吟味できるようになる、という話だと理解した。
- 数値化できない事象を最適化する
- ひらめきではなく知識を蓄える
- イノベーションは知識と知識の掛け合わせ
- センスとは、知識に基づく予想である
などが目次の言葉。
興味を持って理解をすること、そしてそれを理論として捉える、
抽象化も大事に思う。
とても面白く読みやすい本。
ダラダラ長いところもないし。
著者の他の本も読もうと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2025年の自身の投資の振り返り、及び2026年の投資スタイルを確認するために手にとった一冊。
今年は個別株投資に挑戦し、プラスになったものの株価の変動に一喜一憂したため、精神的に落ち着かなかった。
本書はそんな私に、投資の心構えを示唆してくれているように感じた。
以下、私のなかで特に重要だと感じた部分を記載する。
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・足るを知るには(自分はこれでで十分と満足する)
①動き続けるゴールポストを止める
②富の比較ゲームに参加しない
③自分にブレーキをかける
④大きな利益が得られる可能性があっても、危険を冒す価値のないものが多い
・そこそこのリターンを繰り返し何度も手に入れ続ける
①複 -
Posted by ブクログ
昭和史で有名な著者が、昭和を語る上で、三人の首相を挙げていて、その一人にフォーカスをあてた著作です
とりとめもないですが、印象に残った部分を書きます
・握手を選挙に持ち込んだのは、日本では角栄が最初だったらしい 立礼文化なのに不思議だなぁとは思っていたのですが、なるほど角栄なら有り得そうでした
・権力の頂上を目指すためには、大将に取り入ることと、「人の悪口を言わない」ことが大事とのことです 敵を作らず、自分を好いてくれている広大な中間地帯を作っておくのが重要らしいです
・大平正芳さんは、外務大臣より良いポストを求められたのに、日中の国交正常化への意欲から外務大臣を選んだとのことでした なんとな -
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人生のバイブルにしたい一冊。
タイトルの通り、心穏やかに生きるための考え方が詰まっている。
幸せになるためには多くのことはいらず、自分の考え方一つ工夫すれば良いと気付かされた。快楽順応や黄金の中庸など、心理学やストア派以外の哲学者の考え方を用いて、いかに心の穏やかさを保つかを現代の目線で描かれているので、自分の生活に落とし込みながら読むことができた。
死に関する考え方は直接的で、インパクトが強いので賛否があると感じる。自分自身も考え方はわかるが、少し直接的すぎると感じた。
全体的には非常にわかりやすくまとまっており、何度も読み返したい良書と思った。 -
Posted by ブクログ
JAXAの研究者と政策評価論の第一人者の対談形式による、国立研究開発法人における「評価」の現状や課題について議論された本である。
JAXAの研究者における「評価疲れ」の現状や、それを改善するための評価のあるべき姿について議論されている。
JAXAは国立研究開発法人という立場である以上、「評価」というプロセスが必須となっているが、その評価のプロセスとJAXAどう向き合っているのか、そして今後どう向き合うべきなのかという議論を通じて、「科学政策の評価」の難しさを垣間見ることが出来る。
政策評価の一つの実例として分かりやすくまとまっており、非常にためになった本である。 -
Posted by ブクログ
本書では、失敗とは何か・失敗から何を学べるか・失敗を創造に生かすにはどうすれば良いのかという観点から、その基本的な考えや現在の日本の課題などについて解説している。
特に参考になったのは「失敗の経験から創造を生む思考プロセス」と「成熟した産業における失敗の危険性」に関する分析である。
失敗の経験から想像を生む思考プロセスに関しては、失敗の経験が如何に創造的思考に影響するかという説明を通じて、失敗といかに向き合うべきかについて述べられている。
また、成熟した産業における失敗の危険性に関して、市場が成熟しマニュアル化されることで、全体像を把握することができなくなり、その結果致命的な失敗が起こってし
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