ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
経済学者による、データ分析で評価する教育の話。子育て中の身にとってはとても身近な話題で読みやすく、個人の主観ではなく客観的な視点ですごく面白かった。
・子供に勉強させるためにご褒美で釣るのは有りか?
-テストの点数などのアウトプットではなく、本を読む、宿題をするなどのインプットに与えるべき。アウトプットではなくインプットに、遠い将来ではなく近い将来にご褒美を与えるのが効果的。アウトプットに褒美が与えられると、何をすべきか具体的な方法が本人に分からない。アウトプットに褒美を与える場合は、具体的な方法指南と導いてくれる人が必要。
・子供は褒めて育てるべきか?
-褒められた子が学力が高いのではなく、学力が高いという原因が、自尊心が高いという結果をもたらすだけ。成績の悪い子に自尊心を高めるような介入を行うと、反省の機会を奪うだけでなく自分に対して根拠のない自信を持った人になる
-褒める時は元々の能力ではなく、具体的に達成した内容を挙げることが重要。能力を誉めると子供のやる気を蝕む。
・ピア・エフェクト=友人や周囲から受ける影響
学力の高い友達の中にいると、自分の学力にもプラスの影響がある。ただし影響を受けるのは上位層だけ。レベルの高すぎるグループにいるのは逆効果。
問題児からも影響を受けるが、成績への影響はほぼ無く、行動への影響がとても大きい。
同じ学力の子供は互いに影響を受けあう
・教育の収益率(教育により将来の収入がどれ程高まるか)が最も高いのは幼児教育。
特にこの時期に非認知能力を鍛える事が重要。
非認知能力は将来の年収、学歴などに大きく影響する。学校は学力以外に非認知能力を培う場でもある。
特に重要な非認知能力は「自制心」「やり抜く力(非常に遠い先にあるゴールに向けて興味を失わず努力し続けることができる気質)」
非認知能力は成人後も鍛えられる。
「自制心」を鍛えるには、細かく計画を立て、記録し、達成度を自分で管理する。
「やり抜く力」を鍛えるには、自分の能力は生まれつきではなく、努力により伸ばせると信じるしなやかな心を持つ。自分にはできないと思うとできなくなる。
・平等を重視した教育(手を繋いでみんなでゴール)を受けた人は、思いやりに欠ける大人になる。
現実には学力は遺伝や家庭環境など子供にはコントロールできない要因の影響を受けるが、平等主義では元々の能力に差がないから、努力次第で全員良い成績を取れると考える。従って成功しないのは努力せず怠けているからと考えるようになってしまい、不利な環境の人を思いやることができなくなる。 -
Posted by ブクログ
身近な語り口の文章で万人向けの極めて実用的なビジネス書です。といってもリーダシップは個人の資質・能力ではないのでこれをやればあなたも今日から優れたリーダーですとはならないですよ、というのが本書の肝かなと思います。組織なら必ずリーダシップは現れるわけですが、この本で語られているような事が誰にでもできるのかというとなかなか難しいのでは?という印象です。
そもそも私自身万年ヒラでリードしてもらう側だったうえに既に隠居の身の上ですので今更実用性もないわけですが、その部分はちょっと脇に置いておいておくとして、当事者感ゼロでもこの本が面白いと思うのは、取り上げられている事例がビジネス分野にとどまらず、スポーツ、アニメ、漫画等々幅広い分野にわたっていて山口氏の解説が的が絞られていて平易な言葉でわかりやすいことです。決して個人の資質のみよるわけではない軍人のリーダーシップ論にも繋がるしアメリカのプロスポーツの状況にあてはめてみたり、日本のプロ野球の勝てないIT系球団にあてはめてみたり、勝手に適用範囲を拡げて妄想の世界を楽しんでしまいました。 -
Posted by ブクログ
樺沢先生は、月曜日から始めることをこの本で勧めていましたが、小生は日曜日から始めました。土曜日で仕事の疲れがある程度取れていて、新しいことを始めやすいと感じていたからです。5週目まで休まず続けることができました。続けるうちに、写文する文に関係したその日にあったよかったことを探すようになり、1日の最後に書いています。後3週経って全て終わらせてからレビューを上げるつもりでしたが、あと3週分続けるモチベーションを保つため、敢えて5週目が終了した本日にレビューをあげます。あと3週の1周目はもちろん、樺沢先生は2周目、3周目の写文も用意されているので、それも行う予定です。ポジティブ度が上がってきているのを感じているので、この調子でポジティブ度をさらに上げていきたいです。
yahooショッピングのレビューに書いたことを書かせていただきました。