あらすじ
●『鬼滅の刃』は強い自分を作るための教科書になる。
私たちが生きている現実世界は、過酷です。
思い通りにならない。
やりたいことは自由にできない。
欲しいものはすぐに手に入らない。
自分はなんて弱いんだ、もうダメだと思い知らされることが多いことでしょう。
生き抜くためには、強い自分をつくりなさい、とよくいわれると思います。
でも、どうすれば強くなれるのか、多くの人が考えあぐねています。
それは、誰も「こうすれば強くなれる! 」とはっきりと答えられないからでしょう。
『鬼滅の刃』では、それがわかりやすく示されます。
竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、富岡義勇、胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎…
どうすれば、人は強くなれるのか。
強いといわれる人は、どうふるまうのか。何を考えているのか。
キャラクターを通して、描かれます。
キャラクターの必殺技や攻撃は、現実にはまねすることはできませんが、
心の持ち方や自分の高め方は、私たちもまねできます。
『鬼滅の刃』には、リアルに通じる教えが描かれています。
みんなが誰かに教わりたかった、強く生きるための教えが詰まっています。
この本では、『鬼滅の刃』に込められたメッセージを、
キャラクターのセリフや印象的なシーンを紹介しながら、ひも解いていきます。
鬼たちの言動も反面教師として紹介していきます。
みなさんが強い自分を手に入れて、
どんな困難に直面しても、自分の手で未来を切り開き、
夢をかなえるための一歩を踏み出す、お手伝いができれば、幸いです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
マンガを使った講義やセミナーが評判の井島さんによる、大ヒットマンガ『鬼滅の刃』をモチーフにしたビジネス書。マンガに散りばめられた強く生きるためのヒントを著者がわかりやすく解説しています。読むたびにキャラクターや場面が思い出されて感情移入しやすいので、マンガ好きの方にもオススメですし、平易な言葉で書かれているので、読書に慣れていない方にもオススメです。
Posted by ブクログ
簡単に言うと
鬼滅の刃の熱狂的ファンが真面目な分析をした本。
言葉の言動が素敵なのはわかるけど…
マンガはマンガの世界だけで、と
冷静になってしまった^^;
良さがわからなかった人が
マーカー部分を読むだけなら良いかも
Posted by ブクログ
本書では鬼滅の刃の主人公である炭治郎がはじめは体力的にも精神的にも未熟だったが、物語を通じてどんどん成長していくという数々のエピソードを紹介しながら、見習おうということを書いています。
私は無限列車編までしか見てないので、その先のストーリーも一部紹介されていますが、ほとんどの事例は初期のことを述べられているので、アニメや映画までしか見てない方でも、わかる範囲だと思います。
鬼滅の刃が好きで、もっと強い自分になりたい方にはお勧めです。
Posted by ブクログ
鬼滅の刃が好きな中高生くらいに読んでほしい本。
鬼滅の刃が好きでたまらない人は、ただ好きで終わったらもったいない。著者も仰るように、鬼滅の刃が人生の教科書になる。マンガを読むだけではスルーしてしまってシーンから学べたり、異なる視点から見つめて新たな気づきがあったりして、マンガを読みたくなるかも。
自分の感動というより、職業柄子どもに読んでほしいという思いがあり、高めの評価です。
僕自身の人生のバイブルはONE PIECEですが、鬼滅の刃含めマンガには学ぶことが多く、スゴいパワーを持っているので、こういう本はそれを伝えてくれると思うので好きです。
Posted by ブクログ
ぶっちゃけ、タイトルで衝動買いしてしまいました。
個の本棚にもガッツリあげている通り、「鬼滅の刃」にドはまり中のため、こんなの本屋さんで見つけたらいてもたってもいられなくなってしまいました。
この本はタイトルそのまんま「鬼滅の刃」から学ぶ、理不尽な現実に負けない、"折れない心"をつくる本です。
発行日が2020年4月のため、最終回まではカバーしていないのですが、最終決戦のおそらく黒死牟との闘いの途中ぐらいまで?のストーリー(19巻~20巻のあいだぐらい?)を参考にしているものと思われます。なのでそのへんの覚えのあるシーンが出てくるので、「鬼滅」ファンは楽しく読めると思います。
そして本文にはたくさんの心理学用語も出てきます。ある意味、「マンガ『鬼滅の刃』はレジリエンスを育てるための心理学を学ぶいい教科書である」ことを教えてくれる本ともいえそう。
ただ残念なのは、やっぱり中心は炭治郎なんですよね。主人公だし、最も折れない心を育て、成長したのは炭治郎だから無理もないのですが、魅力的な柱の面々の話ももう少し取り上げて欲しかったなぁと思いました。
また、内容や文章は易しいので、中高生~新社会人向けという感じも。もうすでに今の段階で「これまでの人生の中でもう何べんも折れてちぎれて何とかかんとか生きてきたわっ」っていうヒネた大人にとっては「ほほえましいなぁ」という感想になることも(私はなった)。
「鬼滅の刃」ファンの10代~20代におススメです。
Posted by ブクログ
鬼滅の刃をもとに心理学の観点から強い自分のつくり方を説明してくれます。
炭治郎が強くなった源泉は、
「素直に人の言うことを書く」
「素直に前を向く」
「素直に相手の強さを認める」
という姿勢にあったと記載があります。
素直になるというのは難しいです。
今まで通りでありたいという自分と戦わないといけません。
心の中の壁を取り払って受け入れる訓練が大事だと感じています。