ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ150ページほどの新書。本をよく読む人なら小一時間あれば読み終わる量。
本書では正義とは何かという問いに対して「お腹の空いている人に自分の食べ物をわけてあげること。」(献身と愛)と答えている。これは立場や時代では変わらない絶対的な正義だという。
明快な答えだし、理由も戦争を経験し、戦時中の食糧難を乗り越え生きてきたやなせさんだから言える答えだと思う、経験からくる話なので、説得力が違う。
そしてやなせさんの正義を知ったうえでアンパンマンを見ると感慨深いものを感じる。
実際アンパンマン自体は子供の時からあったが、特に何も感じず見てたと思う、まさかこんな思いや願いが込められているとは思わなかった。
後面白かったのはやなせさんの経歴。漫画家だが、自身の漫画のキャラクターを持っていない。仕事も漫画だけでなく、構成作家や作詞、テレビ出演まで幅広くこなしている。自分では才能がないと言っていたが、何でもできる才能の持ち主なのではと思った。
ページ数に対しかなり満足のいく読書になった。
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Posted by ブクログ
人に喜ばれることをする、その心を持つ人が結果的に成功するのだということを改めて理解することができた。
印象五選
・本はこれまで地球を生きてきた何億、何十億という数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきたもの
・最終的に成功する人間は、自分に才能がないという不安を持っている人。そういう人は人の意見に耳を傾けて、試行錯誤していくことで最初に想像できなかったような成長を遂げる。→聞く耳を持つことが成長するための最大の秘訣。
・不安になった時、逃げ出すのではなく、思い切って不安の中に飛び込んでみると、不安がまるで幻だったかのように消える瞬間がある。
・自分が困っているときに、他の困っている人を助けることが最も貧乏神から嫌われる行動。なぜなら、他人に対する行動や言動は、自分に対する行動や言動でもあるから。
・自分が知らない場所は思いもよらないいろんな経験をさせてくれる。つまり、そこが一番自分が成長できる場所。 -
Posted by ブクログ
毎日1%の改善で人生は大きく変わる。最高の自分になるには常に信念を修正し、アイデンティティの改善と拡大をする必要がある。習慣を作るには目標を設定するのを忘れて仕組みに集中すること。変化には結果の変化、プロセスの変化、アイデンティティの変化の3つがある。習慣を変えるのに最も効果的な方法は「達成したいもの」でなく「なりたい人」に意識を向けること。新しい習慣は、いつ・どこで・何をするという実行意図を作り、現在の習慣に積み上げる。誘惑の抱き合わせ、2分間ルール、習慣トラッカーなど、行動をはっきりさせ、魅力的にし、易しくし、満足できるものにするための方法が紹介されている。2回さぼってはいけない。1日さぼったら出来るだけ早く元に戻す。
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Posted by ブクログ
【学びたいこと】
「嫌われても、人間関係を修復する方法を持つことで、自分軸を保ち、機嫌よく生きられる」という考え方を知り、この本が頭に浮かんだ。
本書を通して、心理学者アドラーの思想や幸福論を学び、他人に左右されず、自分らしく機嫌よく生きるための思考を身につけたい。
【質問】
Q1 アドラー心理学とは?
Q2 嫌われる勇気とは?
Q3 アドラーの考える幸福とは?
【本書の答え】
A1
「人は変われる。世界はシンプルである。そして、誰もが幸福になれる」という心理学
・過去に何があったとしても、これからの人生をどう生きるかは自分で選択できる。これが「目的論」であり、「いま、ここ」を真剣に生きる。
・すべての悩みは対人関係である。
・アドラー心理学は、他者を変えるためではなく、自分が変わるための心理学。
・「私には能力がある」「人々は私の仲間である」という感覚を持ち、自立して社会と調和して暮らすことを目指す。
・変わるには勇気が必要。アドラー心理学は「勇気の心理学」ともいえる。
A2
「自由とは、他者から嫌われること」
・他者に嫌われないように立ち回ることは不自由。他者の評価を気にせず、嫌われることを恐れず、承認されないかもというコストを支払って、自分の生き方を貫く。
・他者からの承認を求めることを否定し、承認欲求に縛られない。
・他者の課題には介入せず、自分の課題には他者を介入させない。
・他者に依存すると、坂道を転がるように生きることになる。他者が自分を嫌うかどうかは、他者の課題。
A3
「幸福とは、貢献感である」
・他者を仲間だとみなし、そこに「自分の居場所がある」と感じる(共同体感覚)。そのために、「私はこの人に何を与えられるか」を考える。
・「ありがとう」という感謝の言葉を聞くことで、自分が他者に貢献できたことを実感し、自らの価値を感じられる。
【本の概要】
本書は、「ありのままの自分を受け入れ、他者から嫌われることを恐れず、他者を仲間として信頼し、他者に貢献することで幸福を感じられる」という考え方を示した一冊。
著者は、アドラー心理学や古代哲学を研究する岸見一郎さんと、岸見さんのアドラー心理学に感銘を受けたライターの古賀史健さん。
・本書では、幸福に至る考え方として「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」が示されている。
【印象に残った表現・引用】
・劣等感は主観的な解釈であり、理想の自分との比較から生まれる劣等感は、成長するためのバネにもなる。
・与えられたものをどう使うか。アドラー心理学は「使用の心理学」。
・変わらない方が安心。変わるには勇気が必要。「勇気の心理学」。
・怒りは目的を叶える手段。怒りという感情を使わずに意思疎通する方法を学ぶ。
・「馬を水辺に連れて行く」ところまで努力し、水を飲むかどうかは、その馬(人)の課題。子育てにも通じる。
・「自己への執着」を「他者への関心」に切り替える。
・もし学校に居場所がないのなら、学校の外に別の居場所を見つければいい。
・劣等感は「縦の関係」の中から生じる意識。人は褒められることによって、「自分には能力がない」という信念を形成する。
・対等な「横の関係」を意識する。愛にも交友にも、年齢は関係ない。
・存在しているだけで、価値がある。
【感想】
・ギブの精神の重要性を理解した。幸せは他者貢献から生まれる。「ありがとう」という感謝の言葉を、もっと積極的に伝えていきたい。
・子育てにも通じる。「横の関係」を意識して子どもと対等に向き合う。「課題を分離」し、子どもの課題に介入しない一方で、学校以外の居場所を見つけるなど、必要な支援はしたい。また、「存在しているだけで価値がある」ことを言葉で伝えたい。
・自分軸で生きるために、「他者が自分を嫌うかどうかは他者の課題」と考える。自分の意見を持ち、「他者に何ができるか」を考え、自分の価値を実感できる人になりたい。
【実践すること】
・職場や家庭で、「自分には何ができるか」を考え、他者貢献を実践する。
・「課題の分離」「横の関係」「自己受容」など、アドラー心理学の考え方を子育てに落とし込む。
・「ありがとう」を積極的に伝える。
・他者からの評価を気にしすぎず、自分の考えや価値観を大切にする。
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Posted by ブクログ
ネタバレリフレクションの時間を取り、自分の好きなこととか、あるシーンで自分がなぜそのような感情になるのかなどを理解しておくことで、感情の整理ができるだけではなく、瞬間的な反応ではなくて落ち着いて判断できたりするということは納得感ある。
そもそも自分で自分のことを理解しているわけでもない事を改めて認識し、リフレクションの時間をとることは必要だと感じた。ちなみに一番しっくりきたのは、自分は仕事では新しいことにチャレンジするのが好き(「創造タイプ」)だと思っていましたが、よく考えると変化を起こすのが好きな「介入タイプ」ではないか、も自覚しました。ちゃんとしたリフレクションと言語化、なかなかやりませんけどね。そういえば、岡田斗司夫さんが頭が良くなるために「言語化するときに頭良さそうにしない、人に見せるためにしない」と言っていたなあ。 -
Posted by ブクログ
高校生の時、読書なんて全くしたことない私からしたら新書なんてものは読めたものではないとこの本も諦めてしまったが、大学4年にしてようやく再読、あの頃より少しは読書歴を積んだ今ようやくこの本を読破することが出来てとても嬉しい。
おもしろいと個人的に思ったのはニーチェによるその既存の絶対的な観念を重視する思想を徹底的に批判していく態度だった。
さらにニーチェは一貫して生の根底を「力への意志」としていて、そこを出発してあらゆる事柄を説明しているところに驚きもしたし、私もなにか文章を、意見を作る際はこうした根本の考えを明確にし、そこから出発して作っていくことで一貫性の保てるものを作れると思った。