ブックライブの高評価レビュー

ビジネス・実用の高評価レビュー

  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    「社内政治」というネガティブに見られやすい用語を学術的に分析していきつつ、社会人にとって適切に付き合っていくべき事象であることを説いた印象でした。特に、社内の各個人の政治力がどこから湧き出るのかを4項目に分解して説明した第5章、社会人としての社内政治の付き合い方をまとめた第6章は読んでいて納得できる内容が多く、非常にためになりました。

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    2025年12月02日
  • コンピュータ、どうやってつくったんですか? はじめて学ぶ コンピュータの歴史としくみ

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    本当にわかりやすい
    挿絵も文章も心に優しい
    IT系はどうも無機質に感じて居心地が悪くなるがこれは有機的だった

    演算やら装置やら、「こういうものなんだから覚えろ」じゃなくて歴史や仕組みから説明してくれるので非常にありがたい

    このシリーズがあったら必ず読む

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    2025年12月02日
  • 日本史を地学から読みなおす

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     これは読んで良かった本である。地球規模で自然災害の歴史をダイナミックに著している。地球全体のわず0.25%しかない日本がなぜ地球全体の1割の地震が発生し、マグニチュード6以上の大地震の2割が発生しているのは、複雑にプレートが入り組んでいる上に日本列島が乗っているのが原因なのだ。噴火についても、世界中の火山の2割が日本に集中しているのだから日本は災害列島なのだ。そんな日本で暮らす日本人はこの本を読むべきだと思いました。

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    2025年12月02日
  • 「イタリアの最も美しい村」全踏破の旅

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    旅行が趣味、といいつつもできていない。
    イタリアの最も美しい村、234村を巡り写真と文章で紹介。なんでこんな素晴らしい風景を保てるんだろう。数百人しか住んでないのに維持できるのは、街並みそのものに価値があるから、観光客もくるということ。歴史や文化や生き方を大事にしている。自分がイタリアをそぞろ歩いたことを思い出し、幸せな気持ちになれる。
    大変だろうけど、こう言う仕事を続けられるのは素晴らしいこと。あまりにも違いすぎて、自分の仕事が灰色に見えてくる。せめて、稼いだお金で旅をして新しい風景を見てリフレッシュしたいものだ。

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    2025年12月02日
  • 「学力」の経済学

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    なぜ日本は他国に比べて教育に関して遅れをとっているのかがよくわかり、同時に子を持つ親としてがっかりしてしまいました。国が前向きじゃないから。それによって子供への教育のアップデートを閉ざされてしまうのって不平等。

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    2025年12月02日
  • 技術安全保障 科学とイノベーションは平和のために何ができるか

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    とても素晴らしい内容。

    全般通じて筆者の安全保障に対する熱意と、官民問わず、また産学官問わず、日本国関係者全員が戦争回避のために役割を果たすべきというメッセージを強く受け取った。

    日本も戦争とは無関係ではないという前提に立ち、その上で技術を用いていかに戦争を回避していくかという視点に立っている。
    戦争は時代とともにそのあり方も変化していき、非国家主体での脅威が注目される時代もあれば、多くの人間にとって想定外だった大国ロシアとウクライナ間での戦争も行われているという不確実性ある世界情勢推移を認識している。さらに技術については、ゲームチェンジャーの登場頻度が加速しているという考え方を紹介してい

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    2025年12月02日
  • ポピュリズムの仕掛人:SNSで選挙はどのように操られているか

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    トランプがどうして大統領になれたのか、イギリスがどういう理由でEUを離脱することになったのか、その説明は妥当だと思った。自由や平等を軽視する人間、平気で嘘をつく人間に、投票する人は、自身は正義を実現しようと信じ込んでいるところが怖い。読んでいてお先真っ暗な気持ちになった。

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    2025年12月02日
  • パイドン 魂の不死について

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    ソクラテスの処刑の当日にされたという対話。

    初めてイデアの概念が出てきた著作らしく、魂の不死の証明の流れでイデア論が展開されていきます。
    また、ソクラテスの刑死に至る流れや、その悲劇的とも取れるストーリーが、小説としても楽しめました。

    プラトンは今まで何冊か読みましたが、哲学的思想と物語としての流れが簡潔で、1番完成度が高いように感じました。

    翻訳や章分けも丁寧にわかりやすく配慮されていて、初めてプラトンを読むならパイドンがおすすめ。


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    2025年12月02日
  • 奨励会 ~将棋プロ棋士への細い道~

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    奨励会と言えば、悲劇的側面に注目されがちだけど、プロを目指していない人もいると言うのは新鮮な驚き
    宗銀と印達の話を読んでみたい

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    2025年12月02日
  • こども地政学 なぜ地政学が必要なのかがわかる本

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    世界の動きや日本の立ち位置等々分かりやすく述べられています。
    子ども向けということもあって読みやすかったです(ルビ付きとは言え専門用語あれこれ出てくるので、社会大好きな5・6年〜中学生向きですかね…)。
    中国との関係が不安定な今のタイミングでこの本を読めて、勉強になりました。理解が深まりました。

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    2025年12月01日
  • 嫌われる勇気

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    目的論 過去の原因ではなく今の目的
    原因論の住人である限り一歩も前に進めない
    与えられたものをどう使うか
    あなたが変われないのは自らに変わらないと決心を下しているから
    このままの私でいるほうが楽だし安心
    自分の人生を決めるのは今ここに生きる自分
    自らの劣等感を取り除くべくより前進しようとするのはいいこと
    自慢する人は劣等感を感じている
    あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に浸るのが優越コンプレックス
    AだからBできない Aさえなければ私は有能であり価値があるのだと暗示している これが劣等コンプレックス
    自らの不幸を武器に相手を支配しようとする
    健全な劣等感とは他者との比較の

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    2025年12月01日
  • 暴走する能力主義 ──教育と現代社会の病理

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    近年、ビジネスや学校教育の現場では、働く個人や学生に対して、コミュニケーション力や問題解決力といった「新しい能力」が求められている。これらの「新しい能力」は、社会的影響が大きいにもかかわらず非常に抽象的であり、また昔から求められてきた能力を言い換えただけのものも多い。本書では、それらの能力が個人に真に求められているわけではなく、能力主義(メリトクラシー)という社会構造の再生産の一部に過ぎないことを、前近代、前期近代、後期近代という時間軸を通して明らかにしており、とても面白い。

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    2025年12月01日
  • 1メッセージ 究極にシンプルな伝え方

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    シンプルにうまく伝えるコツ
    【内容メモ】
    ・伝えたい内容は、焦点化、先鋭化、結晶化する。
    ・情報量が多く相手に伝わるノイズが増えると、内容が伝わらない。徹底的にノイズをそぎ落とし、議論を前に進める。
    ・相手の論点に狙いを定める、相手のためになる話をする。
    ・よい意見は否定(反論可能性)に開かれている。いい意見の前提として、後で反証可能なものであるため、抽象的では否定のしようがない意見はノイズ判定。
    ・”1プレゼン”1メッセージ、かつ1スライド1メッセージ。
    ・抽象的な話は伝わりにくくなり、定義もあいまいなこともあるため、訴求力に欠ける。
    ・数値で表すのはGood、反論可能性を高める意味でも約な

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    2025年12月01日
  • つながりの作法 同じでもなく 違うでもなく

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    マジョリティの認知が前提で社会が造られていることが非常に分かりやすく説明されている。
    当事者研究という一つの解に対し、最後にスタートに戻ってしまったかのようなモノローグが展開されるのはなかなかに壮絶である。
    でも本書で言及されているように、変動することそのものに価値があるなら、前に進んでいるということなのかなと思う。

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    2025年12月01日
  • 付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質

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    インターンシップで学んだことを復習できた!
    お客様の求める性能以上は無駄であり、必ずしも高性能な物が価値が高いというわけでないところが印象に残りました

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    2025年12月01日
  • あらゆる悩みが消えていく 凛と生きるための 禅メンタル

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    自分がこれまで自分なりに培い、育んできた考え方は実はとっても禅的なものだったのだと気付いた。
    どれも、目から鱗のような衝撃がある訳ではないけど、そうだ、やっぱり大切なのはこういうことなんだと、ひとつひとつ確かめながら読むことができた。
    「何を得るか」ではなく、「どう在ったか」。
    これは私の人生のテーマであり、軸にしていきたい考え方だと思った。

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    2025年12月01日
  • エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

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    自分の人生で大切にすべきことは明確にもっておくこと
    そして、その場の流れや感覚ではなくちゃんと自分で大切にすべきことを選びとること

    他人や世の中、仕事に乗っ取られるんじゃなく、自分で人生を進めていく

    全てはトレードオフ
    両立してたら前には進みづらいし、自分の意思じゃないことに時間を使うほど人生は長くない

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    2025年12月01日
  • 本を読む人はうまくいく

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    読書週間を取り戻したい想いだけありましたが、怠惰のため中々行動に移せず、そんな中で出会った本。

    最近、自分に自信がなかったり、仕事人間のまま何の目標も楽しさもなく過ごしていくのか、とモヤモヤしていました。

    が、この本を読んで、有意義な趣味が始まろうとするワクワクした気持ち、これからの人生を楽しくするヒントを得ました。

    ポジティブな気持ちにさせてくれた、私の好きな本です。

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    2025年12月01日
  • 科学的根拠×タイムパフォーマンスを追求してわかった! 勉強法BEST100

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    この手のHOW-TOものの中では出色の出来に思える。極力無駄を省き効率化に徹しつつ、様々な学説に基づく方法論。手元に置いて繰り返し読む価値がある。

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    2025年12月01日
  • 災間に生かされて

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    被災地での(ホラーやオカルト等とは異なった視点からの)「幽霊」の話を求めて本書を手に取った。被災地の幽霊譚は僅かであったが、全体として秀逸で興味深く満足できた。
    社会には「溜め」や「遊び」が必要だとして、被災地の状況を社会的民俗学的に分析した上で、アジールの構築、被災地に「柔らかく壊れる」構造を取り入れる提案、また小規模社会へのランディングなどを提案する1冊。
    全体として、複雑な話をしているとは思うが難解な用語などがなく、ハードルが高く感じることもなく読みやすかった。

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    2025年12月01日