ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
鈴木保奈美さんのイメージは、ツンケンしててなんだかプライドが高そうで、仲良くしてもらえなさそう…
そんな彼女が潔く、”わたし、そんなにとんがってましたかね。”なんてエッセイを出すと聞き、一目散に手に取って読んでみた。
やっぱり。
本当に食わず嫌いというか、ご本人を知りもせずイメージと自分勝手なイメージで彼女という偶像を作り上げてしまっていた自分に反省。
本当にごめんなさい。
大女優とて、保奈美さんもイチ女性として普通の生活されてるし、日々感じてることはかなり共感できる内容&視点ばかり。
なんなら、お近づきになって直接お話しさせてもらいたいと思ったくらい、人間味があるステキな女性だと思った。
本当に人のことを勝手な妄想で虚像で作り上げてはいけないなと反省したのでした。
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Posted by ブクログ
「引き寄せの法則」とは、似たものは引き寄せ合うという法則。望む・望まないにかかわらず、自分が考え、意識を向けているものと同じ要素を引き寄せるという考え方。
ネガティブな感情が湧いている自分に気づいたら、少しずつ実現したいものへ意識を向け直す。そうすることで、望まないことをつい考えてしまう思考の癖にも変化が現れるという。
感情には「心地良い」「心地良くない」の2種類しかない。望まないことについて考えたり、話したりしていると、そこに意識を向け続けることになり、不快な状況や出来事、人までも引き寄せてしまう。
だからこそ、「何を望んでいるのか」に意識を向けることが大切だという。
本書では、長いこと仕事が決まらない理由について、「仕事が欲しい」ということよりも、「仕事がない」という状態に焦点を定めているからだと説明している。
思考の向け先を意識することの大切さが繰り返し説かれていて、印象に残った。 -
Posted by ブクログ
産まない理由は「理屈」で、産む理由は「感情」。
なるほど、確かにそうかもな。
それでも、理屈も感情もコロコロ変わるのが人生だし、変わってもいいと思う。難しい。
私はこの本を読んで、少し救われた気持ちになった。
共感を超えて、自分の気持ちを代弁してもらえた感じ。
モヤモヤが晴れた面もあるし、いろいろ考えさせられた面もある。
出産云々に関わらず、それぞれ自分の人生に自信をもって、他と比べず干渉せず尊重して生きられたらいいのにね。それがそう簡単じゃないのはわかっているけど。
皆それぞれ価値観は違う。白か黒かではなく、複雑なグラデーションで。
今の社会は「多様性」と言う言葉が一人歩きしているけれど、それに必要な「寛容」が不足していると思う。それは人の気持ちの上でも、社会の制度としても。
何より、時代が変わっても社会が変わっても、女って生きづらい性だなー。
「耐無秩序筋」は本当に大事だと思う!!
子供が〜…とかに関わらず、歳をとると些細なことでもイレギュラーなことや変化を受け入れられなくなるようだ。間近でそれをたくさん見てきた。
どんな選択をしても、柔軟に寛容に穏やかに生きたい。 -
Posted by ブクログ
夫婦間のディスコミュニケーションを解消させるためには、労働に奪われない「私」的な時間を大切にして夫婦間の親密性から生じる傷と向き合うことだ。
傷と向き合い、癒すためには時間がかかる。
その傷を癒すためには、親密ではない第三者の介入も時には必要である。
ということの根拠を、村上春樹作品を軸にしながら、家父長制からの父性の不在、現代社会における母と子のつながり、女性の役割の変化などを語っている。
村上春樹の作品「眠り」は私も好きな作品だが、著者との解釈との違いに驚き、そんな解釈もあるのかと目を開かされた。
「眠り」は、眠れなくなった主人公が、自分の殻にこもり家族との向き合いを遮断したことがあの結末を招いたのだ、と解釈していた。
つまり、家族と向き合うことから逃げてはいけない、たとえその結果、傷つき家族の形(離婚など)が変わったとしても、ということなのだと考えていた。
本書に話を戻すと、現代は女性の役割が重くなっていないか? と改めて感じる。
かつて、男性は生産、女性は生活を担っていたが、現代は女性も生産を担っていて、しかし生活の役割が男女に等しく分配されたとはいえず、女性は生産、生活の二重の役割を担わされている。
その結果、離婚率が上がるのは当然ではないか。
だって男性が生産しか担わず、男性の生活まで女性が担いながら生産もするのだから。
こうした忙しさの種類が異なる夫婦の間で起こるディスコミュニケーション。
そもそも、現代の人は他者と親密性を築くのも難しいというのに、さらに夫婦で傷を覚悟で向き合う! なんとハードルの高いことか…。
個人的に思うことは、親密な関係で生じた問題を真面目に話せる共同性の関係が希薄なことにも問題がある。
いつでも切れることが前提の共同性の関係で、興味本位や噂話を抜きにして、他者の家族の問題に真剣に耳を傾けてくれる人がどれだけいるだろうか。
日本は、欧米のようにセラピーも発達していない。
著者もあとがきで書いていたように、「後ハッピーマニア」みたいな、気兼ねなく喋ることのできる友達、いないのよ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ奇跡の憲法。変えたくない。
良いものと言うのは合作でできたものと言うことを忘れちゃいけない。日本人はよく仏教を良い思想だと言うけれど、あれは日本人が作ったものではなく、アジア人の合作した合同作品。さまざまな価値,伝統が混じり合う。
この発想がとても大事。
私はイシである。ヤヒ族。クローバー博士
アメリカは自然と共生するネイティブアメリカン
を絶滅させたり居留地に追い込んだ,虐殺した、そのことを後悔し傷ついたアメリカ人、
が日本国憲法のその心を反映させたのでは?と太田光。個人としてのアメリカ人ならありうるのか。
大衆としての簡単に二元化二元論的な思考で虐殺や差別や偏見を撒き散らしているけど。
国家のスタンスとして現実的でない憲法九条、
人間の限界を越える挑戦,とも語られていて面白い。意味ある挑戦。そもそもみんな戦争はいけない,というのに平和憲法は限界への挑戦となってしまうのだから、激烈に挑戦した方がいい。
どっちが普通なのか。
平和憲法をやめて戦争OKにすることで普通の国になれるのか?
宮沢賢治の宗教右翼側面から始まる対話.宮沢賢治のその部分を論じたり見せたりしないまま広めている今の日本の文化的なスタンス、
これは戦争のほんとのことをあまり伝えない、こちらは侵略者植民者なのに被害者ヅラで本質をみないみせない見ようとしないところと地続き。
田中のエッセイが渾身で、
最後に必要なのは、恍惚の中で、宮沢賢治も田中智学も持てなかったもの。自分を否定する勇気だ。
と書いている。
死を表現しないことの危険性についても、、、私は桜の国はどうでも良いけど田中の論考は面白い。
女性天皇の問題も語られていてこの本は2006年の文芸誌での対談から始まったものだがとても20年前とは思えない、今でた本と読んでも違和感ない。
改めて思う、日本国憲法は稀有なもの,突然変異、ユニークな、そしてだからこそこのモヤモヤふわふわ非論理の集まりである日本には必要。、
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Posted by ブクログ
中国の禅僧である南泉と趙州と雲水たちによるさまざまな問答をもとにして「平常心」やら「道」やらの普段私たちが耳にする仏教用語について解説しています。
本書の良いところは、一つ一つのエピソード(問答や語録)を明らかにしながら解説しているところです。問答というと、棒で叩き殴ったり黙ったりして返される場合が少なくありませんが、趙州は少し違います。口が達者なのです。殴ったりして対処しません。なので、本のように「ことば」で表すことができているのです。だから、エピソードとして読み取りやすいのです。
最後に、この本のあとがきに記されたことばを…
庶幾わくは、この書のもとめる未知の読者が、自力で生きてゆくためのヒントを趙州のことばにみいだされんことを。
完読 2026/09/05