あらすじ
この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく!迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは、ただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルである。ところがある日、そのチーズが消えた!ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。ところが小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心を…。大手トップ企業が次々と社員教育に採用。単純なストーリーに託して、状況の変化にいかに対応すべきかを説き、各国でベストセラーとなった注目の書。状況変化への対応を説いたビジネス書として、人生のいろいろな局面を象徴した生き方の本として多くの人に読まれています。アナタの人生は確実に変わる!
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Posted by ブクログ
チーズという変数に何を入れるか
なかなか普遍的なテーマでよくできているなあと感じた。意地悪なことを言うと、ちょっとチーズという変数の置き方がズルい気がする。
”チーズ=xxx”で、いろいろな解釈ができて、途中先を頭で保管すればある程度は読み手の解釈による補完で成立する。(あんまりグチグチ言ってると、本編の寓話をサンドするアメリカン陽キャ達に「おっ、ヘムか!?」とか言われそう)
結局シンプルに次のゴールに走り続ける人は強いのわけで、迷った時は動くのは正解の一つになるんだろう。
自分はチーズを手にしていると思う。まあ本当に等身大のチーズだが、これはこれで味は悪くないんだ。満足してるよ。
でもそれが減ってないか、腐ってきてないか評価したり、新しいチーズはないかと前に進むことも大切なんだよなと気付かされた。無計画に食べているだけではいけない。
短くて読みやすいし、多分働いてる限り、定期的に読み返すことになると思う。
前を向いて歩き続ける全ての人に刺さる一冊だと思った。
Posted by ブクログ
やばい!どうしよう!これ私だ!!!
と読みながらページを捲る手が止まらなくなった本
もっと早くこの本に出会ってたかったと思ったが、今だからこそ、自分にささったかのかもしれないと思えた一冊。
薄いのでサクサク読めてもう1回読みたくなる本。
Posted by ブクログ
行動
仕事で求められている内容の真髄を考える。例年通りで動かず、常に変化し続けながら仕事をする。
概要
これからの生き方の根底を変えられる一冊。
私がこの本から感銘を受けた内容は、以下の2点である。
・状況は変化する。それを受け入れる人ほど成功する。
・状況の変化を早く見つける努力をする。
Posted by ブクログ
仕事中に気分転換にふらっと本屋に立ち寄ったらふと見つけしまった。元々気になってたから、と自分を肯定して仕事中だけど何も気にせずに買ってしまった。
軽い気持ちで読み始めたけど、様々な環境の変化を前向きに考えさせられる自己啓発本(メンタル面中心)で、仕事やプライベートなど全ての場面で頭の片隅にこの本の内容があるとメンタル的に過ごしやすいと感じた。
環境の変化を読み取る察知力と一歩を踏み出す勇気が大切である事を、チーズを追いかけるネズミのストーリーに置き換えているから堅っ苦しくなくて読みやすかったです。
陳腐化した環境を刷新することの大切さって、
頭ではわかっていることなのに、それどころかわかりきったことなのに普段は気にしないでいる「大事なこと」に、改めて気づかせてくれる本でした。
Posted by ブクログ
再起不能な事態や手遅れを防ぐために…
状況が大きく変化する前に早めに予感を察知し、改善へ努める行動力が必要。
それは、仕事だけにとどまらず、社会情勢・人間関係・心身の健康状態にも言えることだと思った。
Posted by ブクログ
「自分にとって、本当に大切なものは何か」を、改めて突きつけられました。
状況が変わるのを待つのではなく、変化をいち早く察知し、自ら動くこと。その一歩が、どれほど大きな「得られるもの」に繋がるかを、この物語は教えてくれます。「手遅れになる前に動く」という、シンプルながらも実行が難しい教訓。迷路の中に残した恐れを捨て、新しい世界へ踏み出すための、強い背中を押してくれる一冊でした。
母におすすめされて読みました!考える事を辞める恐ろしさ、知識不足、視野が狭くなる事の愚かさを淡々と分かりやすく思い知らされました。人生の中で読んで良かった本ベスト3に入ります。
チーズとは
かなり前に本屋で見たことがあったのを覚えていています。後進の指導のためにこの本を紹介されて読みました。行動やらかん考え方わわかりやすく書かれておりよかったです。30分くらいで読み切りできたのもよかったです。後進の行動や考え方を伝えるときの話しができそうです。
刻々と変わっていく状況に対し、私たちはどう対処していくべきか?
2人の小人と2匹のネズミのストーリーから学ぶことができます。今でも定期的に読み返している本ですが、自分の思考を見直すこと、視野を広げようとすることの大切さを学べる1冊です。
展開の仕方が面白い!
今までに読んだことのない話の始まり方と終わり方でした。デスカッションがあることでよりチーズはどこへ消えた?の話の理解を深めることができます。
私はどうなりたいか?
・私にとっての新しいチーズは何か?
・古いチーズは何か?
・登場人物の誰にあたるか?
・誰になりたいか?
読んだ後に考えて行動できるかが分岐点だと思った。
前向きになれる
前向きになれる考え方が、出来そうな気がする内容です。
チーズに例えられている部分は人によって何にでもなるので、受け取り方もそれぞれ違って面白いものになると思います。
行動あるのみ!
自分が変わろうと思わなければ、物事・状況は何も変わらない。そんな単純なことに改めて気づかされました。自分も行動に移し、変化を楽しんでいきたいと思いました。
変化というテーマが最高
変化とは怖いものだと思う、何故なら変化を乗り越えることは大抵大変な何かを伴うからだ。しかし考えてみると、この本に書いてあった物語のように、変化の後には大抵落ち着いた空間が広がっている。それを自分の努力のおかげだと言う人がほとんどだろうが、それはつまり自分には変化を乗り越えてまた新しい自分が楽しめる環境を手に入れられるということだ、変化の最中は辛いが、変化が終わると新しい幸福が待っている、当たり前の事実だが、とても大事なことを気づかせてくれた本だと思う。
チーズを探す2匹のネズミの物語を通して、
自分はどうだったか?
ではどう考えるべきか?
と、思わず考えてしまうお話でした。
メッセージ性がとてもシンプルで伝わりやすいと思います。
チーズはどこえ消えた?
現状に満足、現状がいつまでも続くと鷹を括っていると取り返しのつかない事になる。
あぐらをかいたり、変化を恐れ行動しない事が結果1番の失敗に繋がるということ。
自分のちっぽけなプライドは自らを後退させていくのかもしれない。
この物語と自分の現状を重ね合わせることで、何が足りなくて、何を改めて、どう行動したらいいのか明確に分かる。今の自分に違和感を感じてる人はすぐ行動できるし、現状に満足している人にも何か気づく事があるかも。読みやすい楽しい作品でした。
シンプルに人生観変わる
短くて端的なメッセージ性があります。
自分の固定観念が納得感いく状態で破壊されます。
なんかモヤモヤまあしながら、毎日過ごしている人は読むだけで人生変わるかも。
変化を楽しみ恐れない
何か悩みを抱えてる人に是非読んでほしい一冊。人間何かしら一つや二つ悩みを抱えてるはず。だから全ての人におすすめの本かもしれない。
物語はかなり単純で小学生でも簡単に理解できる内容になっている。ただ小学生でこの本に出会えたとしたらかなりラッキーだとおもう。自分は20代の後半だがもっとはやくこの本に出会えていたら変化をおそれずに色んなことに挑戦できる大人になれたかもしれないと思う。いや、変化するのに遅くないとも感じている。この本を読んでいまうじうじ悩んでいることに対してもっと行動をし、変化しなきゃいけないんだと思い知らされた。久々に出会えた良本。☆5つです。
Posted by ブクログ
思考力や想像力が高いからこそ変化を恐れがちな人間ではあるけれど、目の前の変化に対応する手段として変化後の自分を想像するということは一歩を踏み出す上で有効だと思った。
Posted by ブクログ
変化を恐れるな!新しい方向へ進め!という本
事実動かないとずっと現状維持→
現状維持じゃなくて上を目指したいとかだったら行動しないといけない。行動していい方向にいかないこともあるけど、行動しなければ何も始まらないよね、と確かに、と思った
Posted by ブクログ
人生にしても、仕事にしても当てはまることではないかな、と思います。
諦めたり、保守的になることも大事ではあるけれど、そればかりではなにも手に入らない、ということですかね…。
刺さる人には刺さるお話かと思います。
Posted by ブクログ
ずっと読みたかったが、小説ではないので遠ざけていた本である。
4人の登場人物4人の考え方。チーズの捉え方1冊読んでみて今読んでよかったと思った1冊である。歳を重ねて来て人生の分岐点に立つことが多くなって来て変化を嫌う様になっている。学生時代は変化なんて怖がらずどんどん前に進んでいたのに今では変わる事もなくす事も怖くて動けず結果、無くしてしまうことが多い。
そんな自分の行動や思考を改めてみようと考えられる1冊だった。
歳を重ねると行動するのが怖く億劫になるが、行動した方(変わった方)が良い景色を見ることが出来るのは過去の私が1番知っている事なので腰から下に根を伸ばしている重い腰を上げてみようと思う。
Posted by ブクログ
シンプルな中に大切なことが詰まっていて面白い。
人生のいろんなフェーズで読み返し、自分がヘムになっていないかを常に意識したい。
最後のディスカッション部分で解釈の正解の例を提示され、この本がいかに素晴らしいか、他人に勧めるべきということを強要されている感じがしたことが残念
Posted by ブクログ
短くてシンプルな本だけど、大事なことが詰まってる。
概要は聞いたことあったけど、全部読んでみると深い。
多分読み返す度に違う発見があると思う。
Posted by ブクログ
自分にとってのチーズは何かを考えたい。
本書と同様に変化を嫌わず、挑戦していくことで自身が成長していくと思う。
また、物事を簡素化して考えることも重要だと学んだ。
Posted by ブクログ
短編で読みやすい。「変わりたい」「挑戦したい」、だけれども不安がある。そんな、可能性と恐怖の狭間に溺れているときに読むと、背中を押される。入社時の教科書としても選ばれていることに納得。
Posted by ブクログ
短くてサクッと読めそうだったので。
【学びメモ】
・新しいチーズを味わうイメージを持つことが大切
イメージを持って気持ち良い気分になることが恐怖を和らげる
・変化とは環境を変えるだけではない。
古いチーズは自分の行動だったり、誰かとの関係だったり
・自分が思ってるより変化が起こることは恐怖ではない
・時には自分からチーズを手放すことも必要
つまり自分から変化を起こすこと
自分から変わっていくことで変わる力が身につく
今の仕事における自分がめちゃくちゃヘムだったので、色々とギクーッとなった、、
今こそチーズを探しにいくタイミングなのかもしれない、、良いタイミングで読めてラッキー!
Posted by ブクログ
変化を恐れてなかなか行動することができないヘムに自分と通ずる部分があると感じた。
私は良くも悪くも考えすぎてしまい自ら恐怖を作り上げてしまう癖がある。
今後はいい意味で楽観的になり、変化に寛容な姿勢で物事を取り組んでいきたい。
Posted by ブクログ
もし恐怖がなかったら何をするだろう?
変わろう チーズと一緒に前進しよう…
従来の意識を変えることはなかなか難しいことではあるけれど、ほんの少しでも意識することで、日々が変わって来るのかも知れない。
Posted by ブクログ
新しいことに挑戦するのが怖い人に向けて勇気をつけてくれる本。何事にも置き換えることができ、今の自分を見つめ直すことが出来ました。特に世の中の変化が早い中、変化なしに従来のまま生活や物事が進むものでは無いと、再認識出来ました。
変化を楽しめるか、の視点
有名な本。ネズミたちのような行動力はなかなか難しい、正確には誰でも始め変化に対応しようとするけども、どこかで力尽き、やっても無駄モードになってしまう。
チーズが消えた
「チーズが消えた」
迷路の中で起きた出来事を巡っての、ネズミ2匹と小人2人の物語。
チーズとは、私たちが人生で求めるもの
迷路は、チーズを追い求める場所
自己啓発本としてはとても読みやすく、シンプルな物語。格言も分かりやすくチーズの絵と一緒に書かれているので、読んだ内容の振り返りもしやすいです。
ただ、自分が実際にそのネズミと小人と同じ状況下にいたらどう考え、行動するか。今までの行動を振り返ったり、自分のクセを客観視したり、と自分事として考えさせられる本です。
私は現在はITのフリーランスをしながら、お店の経営などをしていますが、そこに至るまでこのネズミと小人のように考え、行動する場面が沢山あり、チーズ(私たちが人生で求めるもの)を見つけるまで努力をし続けてきたからこそです。
色んな人と自分だったらどうする?を話し合うと面白いですね。
大切にしたいことが満載
事務職で窓口業務に従事している30代の男です。仕事に役立つかなと思い読みました。ホーの行動は常に心掛けなきゃといけないことがまとめられていてとてもためになりました。変化についての自分の捉え方や振る舞い方を考えさせられる本だなと思います。仕事だけでなく私生活だったり部活とかにも活きるかなと思います。読んでいるとわかってる!と思いながらもちゃんとしなきゃと思わせられます!是非読んでみて下さい!
タイトルは以前から知っていましたが、今回初読了。
変化は必ず起きる、それを知って行動するのとしないのでは
全然違うと深く感じました。
自分に置き換えても、無くなったチーズを何故と考えて
すぐに新しいチーズステーションを探しに行けないことがあったので
共感できる一冊でした。
またネズミと比べて小人は複雑に考え過ぎてしまう所も
私にとって良い気づきになりました。
当たり前のことに気付かされる
褒めちぎるようなレビューを見すぎたせいか、本当に心揺さぶられるような感動は感じられずがっかり。
しかし、この本が伝えようとしていることは、当たり前のことながら我々がいつも目を背けていること。
なにか壁にぶつかっている人は特に、そうでない人も一読すべきではあるかと。
Posted by ブクログ
現状に満足し、変化を恐れて行動しないことは、生活の至る所にあると思う。今は仕事終わり家に帰ったらすぐ、snsを見て一日が終わる生活が快適すぎて、中々辞められない。しかしそれこそが変化が起きないと安直に考え、行動することを恐れているのだと感じた。この生活も変化していくとのだと考え、小さな変化に敏感になり、変化に対応できる準備をしようと思う。
Posted by ブクログ
かなり読みやすい。
分厚い本が苦手かつ言語化苦手な人に特におすすめ。
変化を恐れてはいけない。
人間はその優れた脳により物事を複雑化しすぎる。それによって存在しない恐怖まで作り出してしまう。
その恐怖から逃れたい、目の当たりにしたくないが故に変化を拒む。
しかし、その恐怖は自身をその場に束縛するものであると同時に次へステップアップするための勇気にもなる。
物事を注意深く観察して変化を受容できることが大事
Posted by ブクログ
2匹のネズミと2人の小人がチーズを探す話
ここでいうチーズとは
自分が追い求める何か大切なものを指す。
2匹のネズミはすぐに失われたチーズを
探しにすぐに行動に移すが、
2人の小人は変化を恐れ、
すぐに行動することが出来ない。
私はスニッフとスカリー、ヘムとホーの
誰に当てはまるのだろうか。
人生に迷い、立ち止まっている間にも
行動している人は人生を変えていく。
今までの状態を保ち続けるのは非常に楽だが
新しいことを始めようとする際には
恐怖も伴い、ハードルも高い。
新しいことを始めることによって失敗する
こともあるだろうし、上手くいく保証なんてない。
しかしその変化を惜しむことなく
自分の理想や目標を追い求めるために
行動できる人が夢を叶えたり望みを
実現させていくのである。
Posted by ブクログ
2026/4/6
抽象的な内容、哲学本??
作者は人間の中にある4つの性格キャラクターをネズミ2匹と人間2人に、人々が求める幸せをチーズに喩えている。
この本を読んで自分が大事だと思ったこと
①自分にとってのチーズ(幸せ)を種類多く持つこと。
物語では皆チーズを求めて迷路を彷徨っていて、人間が幸せを求めて仕事や生活をしていることを比喩している。ただ僕は、がむしゃらにチーズを探すのではなく、目の前にあるものをいかにチーズだと思えるかも大事だと思う。日々当たり前だと思っていることは当たり前ではなく、それに気づいた時にその当たり前は些細な幸せであることに気がつき、チーズになる。人によっては裕福な生活がチーズかもしれないし、ただ毎日家族とご飯を食べれることがチーズかもしれない。この本は、変化を恐れず現状維持から脱却して幸せを追い求めることをメインとして書いているが、生きていること自体を幸せだと思えば、主人公たちが彷徨っている迷路自体チーズで出来てるとも考えれると思う。
②環境はやはり大事。
物語で、ホーは現状維持をやめ、変化を恐れながらも新たな道に進み出した。彼と一緒にいたヘムは変化を恐れ、変化をしようとしたホーに対して危険だとも言って止めようとした。最終的にホーは新たな道に進んだが、もし周りにもっと多くの人がいて、みんなヘムのような人だったら、ホーはきっと新たな道に進めなかったと思う。だから普段の生活でも、自分の身をどのような環境に置くのはとても大事だと改めて感じた。
物語の終わり方は結構好きだった。「ヘムがやってきたのだろうか?」というホーの気持ちに共感できた。僕は普段新しいことが好きで、やったことない事を出来るだけしたいし変化こ好むタイプで、たまに物語に出てくる迷路を進みすぎてどこにいるかわからない時があって、でも正しい場所に辿りついたとき、後から友達が追ってくることを少し期待している。
Posted by ブクログ
時代が本書を必要本書が時代を作ったのか、時代が本書を生んだのか、卵か鶏かではあるが、いずれにせよ確かなのは、本書が今日まで続く現代社会の一角を反映しているということである。
本書は物語に入る前に「ケネス·ブランチャード博士による裏話」として、「チーズ」が何の象徴であるかなどといったことが細々と解説されており、博士は部下にこの物語を読ませ、好評を得たという。
正直この時点でかなり蛇足である。物語をどう言った風に読み解くかは(時折とんでもない解釈をする者もいるにはいるが基本的に)読者各人の自由であり、抽象を上手く読み解いてもらえない、増して何がどういった意味を持っていてなどということを解説せねばならないのだとすればそれは作者の力量不足に他ならない。
部下たちから好評を得たという話も、無邪気に喜んでいるが、上司から勧められた本を「つまらなかった」「価値を感じられなかった」などと言える者がどれほど居よう。まして目上の者から押し付けられた考えなど人の中に根付きはしないのである。
本文も、中核を成しているのは、チーズを求める2匹のネズミと2人の小人の物語であるが、たかだか「現状に安住するな」「変化や行動を恐れるな」「ネガティブな状況に直面した時も不平不満を言わず前向きに生きろ」ということを書くのにこの文量。ホーの壁への書き付けもいちいち説教じみていてウンザリする。
またこの中核をサンドイッチするようにクラス会の様子が描かれている(ネズミと小人の話はクラス会の中での教訓的小話として機能している)が、この話に疑問を抱いたり批判したりする者は誰一人としておらず、皆好意的に受け止め自身の環境を振り返り内省しており、作者による自画自賛やカルト的な空気を感じて薄ら寒い。本書の中で「ヘム」は一貫して批判的に、バカにされ、役立たずとして描かれているが、ヘムとて状況や場面次第では有用な人物に変わることもあろう。逆に言えば本書は「適材適所」をできない無能な経営者側の視点とも読めるのである。
本書全体を通じ、「リスクを恐れず自ら行動しろ」「ネガティブな状況を他人のせいにするな」というメッセージが繰り返し描かれているが、このメッセージ、またそれを人々が無邪気に受け取りその通りに心がけ生きていくということは、経営者や政治家たちにとってどれほど都合がいいことだろう!これから本書を手に取る方にはその点についても考えてみてほしいところである。
変化は悪いことじゃない
変化することは不安だし何だか大変そうだし…ついネガティブに考えがちだけど悪いことじゃない!むしろいいことだと感じました。これからは変化を楽しんでいきたい。