ビジネス・実用の高評価レビュー
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中国でリーダーを務める経験を持つ私にとって、ドイツ人のすごいリーダーシップは、自分のリーダー論を見つめ直すきっかけとなりました。
本書が語る“ドイツ流”のリーダーシップ — 明晰な役割分担、時間・責任の徹底、そして部下を信頼して任せる仕組み — は、中国の複雑な現場で「指示待ち」になりがちなチームにこそ必要だと痛感しました。
特に、「上司が3週間休んでも組織が回る仕組み」を掲げる著者の思想は、現地スタッフの自主性を引き出しながら継続性を保つうえで有効です。
日本や中国、欧州、それぞれの文化背景が違っても、リーダーの「構造」と「あり方」を学ぶ普遍性がここにはあると思います。 -
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ネタバレとにかく面白いのでどんどん読める感じ。
失敗を恐れる、失敗を恥じる、社会に属する人間の心理。これにより失敗を隠してしまい改善のチャンスを逸してしまう。クローズドループ。もし、無人島に1人だったら人は何度も失敗してサバイバルするだろうに、と思った。それをうまく実践できているのが航空業界。
洗剤メーカーのノズル形状の改善の話では、流体や数学の専門家による改善案ではうまくいかず、生物学者らによる考えうる形状を多数試して、その中で一番良い結果が得られた形状をベースにさらに様々な改善を施した形状で試して、を繰り返して、最終的に改善に至る。まさに生物の自然淘汰である。採用されなかった形状は全て失敗であ -
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コーヒーが好きなんです。もう10年以上前ですかね、優待でコーヒーの豆がもらえるというんで某株を1000株買ったところ、あんまり飲まない紅茶までずいぶんときちゃって、1年後もぜんぜん飲まないまままた紅茶きちゃって、これは無駄になっちゃうなと思って500株売ってコーヒーだけもらうことにしたんだけれど、ここ数年の世界的なコーヒーの暴騰によって株価5倍になっちゃった。配当金も数倍。そう思うと500株売ったのが悔やまれる! なんて暇はなくって、コーヒーが暴騰しているんだから砂糖も上がるんじゃ? ってことで安かった砂糖の某社株1000株を購入。目論見通りこれまた3倍になってニンマリ。
そういうタイミング -
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ネタバレ2024/12/04新刊案内で気になった『いとしい服 ようふくとわたしのはなし』(おーなり由子)。
著者の本は『ひらがな暦』でまず知り、そこから『365日スプーン』、そして本書へと至りました。
やっぱりこの人の本のリズムは良いし、イラストと文字の雰囲気が好き。
「服の半分は心が着ている」はまさにその通りだと思う。
「何着ようかな」「何と何を組み合わせたらしっくり来るかな」
そう考えるだけでワクワクする。
つい最近『アパレルドッグ』(林田もずる)で開発・生産する側の話を読み、
今度は消費者側の話を読んで(ご自身で縫う事もあるそうなので生産側とも言えるかもしれないけど)、
「今服の -
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・ 「不安」はシャボン玉ニャ。そのうちなくなる
反すう状態のときには、いくら考えてもこころのエネルギーを消耗するだけで、前に進むことができません。
ぐるぐる思考になっていたら、「これは反芻だ」とつぶやく
・「不安」は現実以上に危険を大きく考えてしまっていることもある。失敗が怖くてとった行動のため、自らうまくいかなかったと考える状況を作り出し、自分を追い込んでしまう。
絶対・いつも、と言い切れることなどない!よいこと、よくないことをしっかり受け止め、その結果をどう生かすかを考える。
・外から内へのアプローチ。気持ちが楽になる行動は、やってみないとわからない。無駄かもしれないが、スモールステッ -
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以前、様々なメディアで紹介されていて、単純に面白そうだし、ピンチで生き延びたいので読んでみることに。笑
池上彰さん監修。あらゆる危険から『命を守る方法』を全網羅!ということで、①危険生物、②自然・災害、③ケガ・事故、④犯罪、⑤身の回りの危険からいのちを守る、5章立てになっている。
子供向けではあるけど、知らないことも意外とあって、ピンチで生き延びる可能性が上がったかも。
最近は、クマやイノシシ、サルなんてその辺にうろちょろしているし、自然災害も多いし、身近なピンチはいっぱいある。
身近なピンチ?といえば、『学校でう◯こをもらした』ときの対処法も載っていて、その解説の中で、“まず、う◯こ -
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ストレスと不安は似て非なるもの。ストレスとは、適度なものがあったほうが人生が豊かになる。ストレスがない人生自体存在しない。ストレスを引き起こす出来事を防ぐことはできないのである。ストレスを軽くなるのを待つのは意味がないし、未来を予測も出来ない。であればストレスに立ち向かう!
考え過ぎをストップすること。そのテクニックは以下。
・言葉が引き起こす苦痛を認識し、打ち勝つ。単なる言葉として考え、距離を置く。
・書き出す。ストレスやトラウマとなったことを書きだし、それが人生にどう影響するかを認識する。
・感じる余地を作る。どんな感情も一時的なものということを思い出す。感情から逃げるわけでない。湧き上 -
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ネタバレ客観的に、時に激情が募って主観の才骨頂に。筆が自由自在に滑る秀作。
内容が微に入り細に渡って、しかも音楽の専門用語が大半を占めるだけに、読み流せない。
このところ、ショパンも好きだけど・・ブラームスの内面世界の懊悩が現れた・・特に室内楽にはまっているだけに。
YouTubeのショート動画が好みそうな「シューマン夫人クララをまみえた三角関係」はさておき~
独逸の3Dの一人と称されるブラームス。
極貧に生まれ、父親のプッシュで13歳には罵声飛び交う酒場でピアノの語り引きで生計を担わされていた。
シューマンとの出会いが良いか悪いか・・ま、いずれにせよ、暗く寒く陰鬱な気候風土と国民性が彼と彼の音楽に -
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親を担当する包括を探し相談を事前にする困る前、親に言わなくてもOK
老いた親にいらつくのは当たり前、近くにいることが親孝行ではない
申請は包括に代行を依頼、認定調査だけは可能な限り立ち会う
介護制度を理解せずともプロのケアマネに相談するほうが確実で早い、すぐ入居できますという施設は避ける
気持ちにゆとりがないなら無理して親に会わない
親を近くに呼び寄せない!!!
それぞれの章のあとのポイントがとても良い
知らない知恵が詰まっている
目からウロコ、近くに呼び寄せるつもりだったのでギリギリのところで考えるキッカケになり、一読の価値とてもあり!おすすめ!! -
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タイトルに惹かれた、そして、著者は脳神経外科の医師、ならば読んでみようと買ってみた。
もっとも印象深いのが、「もう年だよ」という口癖が、頭を悪くする週間であるということ。
これは、本当にそう思う。加齢と共に衰えはあるから、10代の頃のような勢いは体にはない。
けど、その分、経験値を積んで、コントロールはうまくなっているはずなんだ。
何でもかんでも年齢のせいにせず、果敢に新しいことに取り組んでいく。
それはとても大切なこと。
そのほかにも、食習慣や運動習慣などなど、納得のいく観点から書かれていて、とても読後感がよい本だった。
とくに、脳神経外科のお医者さんが書いてるだけあって、脳神経学の観点
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