ブックライブの高評価レビュー

ビジネス・実用の高評価レビュー

  • センスの哲学

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    “センスとは才能ではなく技術である”という大胆な視点から、創造性や美意識を論理的に解明していく一冊です。
    哲学書でありながら、アート・ファッション・日常判断にまで応用できる内容で、「センスはどう磨かれるのか?」を言葉で掴みたい人に強く響きます。

    本書のおもしろいポイントは、抽象的と思われがちな“センス”を、千葉雅也さんが独自の概念や比喩によって見える化しているところ。
    たとえば、「決めすぎず、ゆらぎを残す」「自分のコンテクスト(文脈)を編集する」といった発想が示され、センスが“偶然のひらめき”ではなく“選択と調整のプロセス”であることが分かってきます。

    また、著者が哲学・現代思想・文化論を

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    2025年11月28日
  • クラシック音楽の大疑問  角川選書ビギナーズ

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    思っていた感じとは全く違っていたけれども,これは良書。
    裏表紙に書かれている解説や,「はじめに」の前書きに書いてある著者のコメント内容から,てっきりクラシック音楽について,初心者が抱きがちな質問に答えることで,音楽理論や脳科学的な見地から,クラシック音楽を分析・解説する本なのかと思っていたが,実際は,クラシック音楽がいかに西洋の歴史,つまり世界史(主にヨーロッパ史)と密接に関わっているのかについて,初心者向きな内容なので,ざっくりとではあるが,優しく説明して教えてくれる本だった。

    ただ,そのような感じなので,何を期待してこの本を読み始めたかによって,だいぶ評価や好き嫌いが分かれそうな内容では

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    2025年11月28日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    日常会話の中で、どうも意味が相手にあまり伝わってないと感じる場面があったりします。相手の理解が無いからだと人のせいにしていましたが、今考えみると伝える為の工夫をしていなかったような。

    私には、熱烈に語りたいよう推しは居ないかな。
    なので、好きを言語化する事についてあまり興味はなかったのですが、話題書なので読み始めました。

    自分の好きを相手に伝えたい時に、相手との熱量と情報の差を埋めること。自分の言葉で好きを伝える事。細分化した言葉を使う事。
    色々な技法があるなと思うなかで、伝える事の難しさ、そして気持ち(推し)が伝わった時の嬉しさにはなんだか共感する部分があります。

    猫が好き コーヒー

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    2025年11月28日
  • 図解まるわかり プログラミングのしくみ

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    産休中にIT知識を体系的に学びなおしたいと思い読みました。
    理解が甘かった部分について再認識できてよかったです。
    初学者の方でプログラミングで挫折してしまった方が俯瞰的に概要を学ぶにも良い本だと思います。

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    2025年11月28日
  • 小さな星だけど輝いている

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    ちゃんと、エッセイというものを読んだのが初めてだからなのか、すごく響く言葉が沢山散りばめられていました。
    心が揺れて不安定な時に、支えてくれる文章がたくさんたくさんあって、これでもかっ!!ってくらい付箋を貼りました。
    何度も読み返したいなぁと思う一冊でした。

    本屋でたまたま見かけて、パラパラっとめくって購入したのですが、最高の一冊に出会えました。

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    2025年11月28日
  • 痛いところから見えるもの

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    ありそうでなかった「痛い人と痛くない人の間にある本」。

    どんなに好きあっていても、親しい間柄でも、痛みは移植できない。

    今痛みを感じていて、それを軽んじられて悲しい人。

    痛みをかんじているひとのそばにいる人。

    そして、わたしのように、すぐに他者の痛みを、わかった気分になってしまいがちな人におすすめ。

    反省しました。

    他者の痛みは直に感じられることはなく、自分の過去の痛みから類推しているだけだ、というような、ヴァージニア・ウルフの言葉にはハッとした。

    文学紹介者の頭木弘樹さんらしく、たくさんの「痛み」の本も紹介されている。

    自分の身体の痛みも、他者の体の痛みも、軽視しないようにし

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    2025年11月28日
  • 心に折れない刀を持て ジャングリア沖縄、誕生までの挫折と成長の物語

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    森岡毅の生き様がカッコ良すぎる。
    成し遂げようとする熱量、飽くなき執念、周囲を巻き込む人間味のある人柄、凄い!

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    2025年11月28日
  • 夜と霧 新版

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    副題「心理学者、強制収容所を体験する」
    生死を分ける状況下で人間はどこへ意識を向けるか深く深く考えさせられた。
    「人は強制収容所に人間をぶちこんで、すべてを奪うことができるが、たったひとつ、あたえられた環境でいかにふるまうかという人間としての最後の自由だけは奪えない」この一文が心に残った。内面的なよりどころを持ち「わたし」を見失わなかった人達のことを報告のように読み込んでいったが、表紙の119104は著者の被収容者としての番号だった。

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    2025年11月28日
  • シベリア抑留 最後の帰還者 家族をつないだ52通のハガキ

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    本書は家族との手紙のやりとりから、最長11年に渡る抑留生活における本人と家族の戦いを描いた物語であった。作者も軽く触れているが東京大空襲や原爆等はメディアでも頻繁に取り上げられている中でシベリア抑留はあまり取り上げれていない為、自分にとって新たな知見を得ることが出来た。

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    2025年11月28日
  • 道をひらく

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    日本人としての精神を純真な心で生きることの重要性を示してくれる。君子は日に三転するというように、三省し自らの尊い魂を鍛え上げる。人事を尽くして天命を待つ姿勢。それは他人のために与えることこそが人事を尽くすということであって、天命とは天という名の人同士の調和の世界のことであると思った。みながもつ真心が頭をもたげる、そんな一冊である。

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    2025年11月28日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

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    海外の本の邦訳なので日本の育児では無理なのもあるかな…と思ったらそんなことは全くなく有用すぎた。
    タイトルがこれだが、どちらかというと未来の世代に向けた本。もう大人である自分の親世代には読んでもらって実践してもらうのは悲しいかなもう時間として少し遅いので、自分の子どもや、それだけに限らず自分自身の職場やいろんな人間関係をこれから先良好に保つための指針にもなる。

    「子供は親の言う通りにしない。親のする通りにする」
    →自分を見ても、自分の子を見ても本当にこれ。

    「判定することをやめよう」
    「判定はせず、よく出来た点を見てその真価を褒める」
    「判定は保留し、ふんわり結論を保持すること」
    「子ども

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    2025年11月28日
  • Blender 3Dアバター メイキング・テクニック

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    20日で完成できました。わかりやすくてよかったけど、たま~に誤字があったり、結構操作を端折ってるところがあるので、完全な初心者向けではないと思いました

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    2025年11月28日
  • 自分の中に毒を持て<新装版>

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    ネタバレ

    圧倒的破壊力、圧倒的な生命力、
    "岡本太郎"と言う人間の力そのものが湧き出るように、あるいは溢れるように文字の中に注ぎ込まれている。

    そんな力に晒されながら、私たちは岡本太郎に、
    いや動物としての、生物としての人間、もしくは自分自身と向き合い、そして真正面から闘うこととなる。


    一貫している主張は、
    とにかく闘えということ。
    自らを優しく、安定した、そんな場所に身を置くのではなく、危険に晒せ、そして死に直面しろ、と。

    1章は我々個人に対して、人間らしさの復権を訴えかけ、投げかける。
    正直、耳が痛い。しかし、その精神はまるで輸血のように言葉が入ってくる。否応にも我々に力

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    2025年11月28日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

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    岡田斗司夫さんの話を聞いて。「最貧困女子」と「貧困と脳」をセットで読んだ。
    「最貧困女子」の取材対象が抱えていた不自由が、自分に降りかかった体験記。最貧困女子では取材対象に対してリスペクトはしていたものの、「どうしてこんなことができない?」という気持ちがやはり心のどこかには存在していたという。それが、自身が病気を患って同じ立場になったことで、「最貧困女子」を書いていた時には分からなかった彼女たちの気持ちや状況が身をもってわかった、という内容。

    同じく俺も、「どうしてこんなことができない?」という気持ちを、「最貧困女子」で抱いた。そしてその気持ちで「貧困と脳」を読めるから、自分の身にも起こるか

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    2025年11月28日
  • 昼12時のお弁当研究所

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    簡単に作れるものが多くて、お弁当作り初心者に読んでほしいなぁ。あとイラストも可愛くてリピート読みしたいです

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    2025年11月28日
  • ハーバード、スタンフォード、オックスフォード… 科学的に証明された すごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました

    購入済み

    すぐに取り入れられそう

    色々な習慣が、実際の実験結果を元に書かれており
    ・説得力がある
    ・簡単に取り入れられるものが多い
    ・具体例を交えてのためわかりやすい
    といった評価でした。

    ありそうでなかった本なので、とてもためになりました。

    #タメになる

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    2025年11月28日
  • 集団浅慮 「優秀だった男たち」はなぜ道を誤るのか?

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    古賀さんが最近の著作とあまりに毛色の違う本を出されたので、読まずにはいられませんでした。
    中居氏の事件やそれに対するフジテレビの対応のまずさは報道を通じて知っていましたが、第三者委員会の報告書があること、その中にはこの事件の背景が深く書かれていることは全く知りませんでした。

    この本では、報告書に記載のあった「集団浅慮」という観点からこの事件を振り返り、さらに、なぜ集団浅慮は起こるのか?日本でよく言われる同調圧力、多様性の必要性など、歴史も踏まえつつ解説されています。
    フジテレビだけではなく、日本企業であれば、集団浅慮はどこにでも起きていると思います。
    私が務めている会社でも大なり小なりあるな

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    2025年11月28日
  • こうやって頭のなかを言語化する。

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    ネタバレ

    言語化note術はすぐに実践できる内容でやってみた。
    意外と自分は自分のことを理解できていないなーと感じました。
    なんで楽しいと思ったのか。情けないと思ったのか。とか
    今までは「なんとなく」でしか思っていなかったけど、自分で自分のことを分析してみると、今では言葉にすることができました。

    頑張って毎日続けてみよー。

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    2025年11月28日
  • まちかど送水口図鑑

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    まちで見かける送水口にこれほど種類があったのか。驚きだ。送水口だけで1冊の本が出来上がった。歴史や役割も詳しく紹介。マニアな視点の本であるが、初めての人にも優しい作りとなっている。ガードパイプや片手袋などニッチな図鑑が好きな方にはぜひ読んで欲しい1冊である。

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    2025年11月28日
  • 増補改訂版 スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか

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    哲学という、とっつきにくい領域を、アニメや映画を織り交ぜながら、現代に合わせたトーンで書かれていて読みやすい。

    学問として突き詰めている著者が書く内容は、凡百の自己啓発本とは一線を画す。

    自分の頭で考えたものは限界がある
    もやもやをそのままにしておく力を持つ
    孤独であるべき
    自己の中に多様性があってよい

    どれも一般的な主張からは離れているが、スマホで常に認知リソースを取られている現代の中で、ハッとさせられる視点だった。

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    2025年11月28日