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『言語の本質』(中公新書)で
「新書大賞2024」大賞を受賞した
今井むつみ氏の書き下ろし最新刊!
間違っているのは、
「言い方」ではなく「心の読み方」
ビジネスで 学校で 家庭で ……
「うまく伝わらない」という悩みの多くは、
「言い方を工夫しましょう」「言い換えてみましょう」
「わかってもらえるまで何度も繰り返し説明しましょう」では解決しません。
人は、自分の都合がいいように、いかようにも誤解する生き物です。
では、都合よく誤解されないためにどうするか?
自分の考えを“正しく伝える”方法は?
「伝えること」「わかり合うこと」を真面目に考え、
実践したい人のための1冊です。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
本書からの学びは非常に多かった。
その中から2つだけ残す。
・私たちの思考には、意識されずに使われる「枠組み(=スキーマ)」がある p30
・「失敗・分析・修正」をセットでできる人だけが、「失敗は貴重な経験だ」と言うことができる p256
一つ目は、コミュニケーションをする上で忘れてしまいがちなこと。人は誰しも同じ経験をしていない。その多様性を大切にしようとしている。しかし、思考の多様性は仕事をする上では無視されがちなのではないか。その違い(多様性)を理解することで、感情に流されず、的確な判断を下せるようになるのではないかと思う。
二つ目は、新人や初めての業務に携わる際にとても重要だと思う。私は失敗をしてもけろっとしていることが多いため、その失敗を思考する時間が少ない。反省の時間を十分に確保して、次失敗しないためにどうすればよかったのかを考え、考えるだけでなく行動することが必要だと改めて認識した。
長く付き合いがある人からは「仕事をする能力はなさそう」と思われ、自分でもそう思っていた。
それは周りと少しずれており、説明が下手だからだと思っていた。
本書を通じて、「相手の枠組み」を理解しようとせずにコミュニケーションをとっていたためだと理解した。
反省ばかりの人生だが、まだまだ成長の余地があり、それに気づけたことに嬉しさすら覚える。
Posted by ブクログ
今井むつみ先生の本を何冊か読んできて、ゆる言語学ラジオでのお話も何度も拝見してきて、今井むつみ先生の知見を「ビジネス書」という形態で伝わりやすいよう心を尽くして書かれた本だと感じた。
教育の側面、ビジネスに関わらない人と人とのコミュニケーションについての方が書きやすいのに、ビジネス書の形にしないといけないから大変そうだなぁと思いながら読んだ。
買ったときには親子のコミニュケーション云々の表紙が上にかけられていた状態だったので、やはりビジネス書というよりは…という訴求の仕方が合っているのかも。
だから、ビジネス書を読んできた人とか、そういう内容を求めている人には、もしかしたら物足りなかったりコレジャナイ感があるのかもしれない。
私はそうじゃないので、とても納得したし、読めば読むほど会話でのコミュニケーションに自信が持てなくなっていった笑
今までなんで会話でわかり合ってきたと思っていたのだろう?わかりあえないのは「言い方」のせいだと思ってきたのだろう?と思ったほど。
考えてみれば、会話の際には相手の言葉を聞いてこういうことか、じゃあこう返さなくてはとぎゅんぎゅん頭を回転させていたし、相手の言葉を頭の中で具現化したとき、そのイメージはぜんぜんはっきりしてなくてぼやけた解像度だったのにわかったつもりでいた。
その中で阿吽の呼吸でわかった経験というのは会話の技術じゃなくて、その内容を分かり合える似たスキーマを持つほどの関係性だっただけだ。
基本的に分かり合えないということを悲観的でなく、単なる事実として納得することができた。
Posted by ブクログ
とても私にとっておもしろい本でした。
日常生活において、話したことが適切に伝わらないことは多々あり、自分の話し方に難ありなのだろうと思いこの本を手に取りました。
そうか、人は話を聞いている間に考えているのか。そして人それぞれにバイアスがあって、異なるスキーマで聞いているから伝わらないことがあるのかと腑に落ちました。自分の考えていることは、思っている以上に相手に伝わっていないものだとまず考える必要があったんだとわかりました。
話し方は具体的かつ抽象的に。つまり、話の枠組みを話して全体を定義させてから、具体例を言うといいのかなとそう捉えました。
他の方の感想を見て、著者の他の本はおもしろかったと書いてありましたので、著者の別の本も読んでみたいと思います。
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