ビジネス・実用の高評価レビュー
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”水平方向には日常をとらえ直し、そこからちょっとした垂直方向の突出を可能にする契機もまた伏在している。ゆえに、垂直方向の特権化を批判しつつ、しかし現代的な水平方向の重視に完全に乗るわけでもなく、「斜め」を目指すこと…そのような弁証法的な思考を、精神科臨床、心理臨床、当事者研究、制度論的精神療法、ハイデガー、オープンダイアローグ、依存症といったテーマに即して展開したのが本書のすべてである”(”おわりに”より)
すごく興味深い。
長じて統合失調症を発症する子供の、兆候性に圧倒されながら目立たぬ術を獲得して生きのびようとする、に胸を突かれる。
P6 「心」をめぐる言説の2つのパターンが出来上がっ -
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のっけからいいことばかり書いてある。
ケアと医療の大きな差異、ケアと編集の大きな共通点に気づかされる。
P4 「未来の目標のために現在を手段にする」という姿勢そのものから、ケアはかけ離れているからだ。むしろケアは「現在志向」だと思う。今を少しでも楽にする。痛いことはしない。この場にある不快をとにかく除去する。そこにいられる「現在」を作る。【中略】ケアに対して「刹那的」という表現を中てるのは正確だと思う。
P8 生きているということはそんな過酷さと恍惚の間をさまようことにほかならない
P12 福祉の世界では医療が捨て去ったノイズこそが正面から取り上げるべき対象になる【中略】医療は本人の願望 -
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ネタバレ2026-04-18
凄まじき本。内容の紹介にこんなに困る本もなかなかない。
基本的には、20世紀初頭の分類学者デイビッド・スター・ジョーダンの評伝。ナードな少年時代から、膨大な魚類を収集分類し、スタンフォード大学初代学長にまで上り詰めた科学者。幾度もの災害で膨大な標本を失いながらも、決して収集を諦めなかった科学者。
著者は個人的な挫折から立ち直るモデルとして、ジョーダンの生涯を追いかけていく。そして明らかになるジョーダン晩年の様々な醜聞。殺人を隠蔽した疑惑。生物を分類することと不可分な優生学思想。彼が生涯を掛けた「分類」は、果たして正しき行為だったのか?
そして、1980年代に明らかになった -
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捉え方を変えることで人生ハッピーに生きれる
★大好きなことをしているときのあなたは、すでに成功しています。★
○いつも幸せな人でいるために大切な「時間」とのつき合い方
①「すべての時間が充実していなければ幸せじゃない」という考えを捨てる
②日常のムダを見つけ、それをやめていく
③「自分を幸せにしてくれること」
を見つける
④「最高のひととき」を味わうためのスケジュールを立てる
⑤長期的な目標を見出し、未来のために時間を使う
⑥幸福感を意識的に味わう
○人生をつまらなくしてしまう5つの考え方
①安心を求めすぎる
②お金がないと何もできないと思っている
③「やりたいこと」が大事すぎて温存して -
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■ 数あるコーチング本の中でも「別格」の実践性
これまで多くのコーチング書に触れてきましたが、本書は群を抜いて実践的で、読み終えた瞬間に「明日からの1on1でこれを意識しよう」と思わされる一冊でした。単なる対話のテクニックではなく、人間が誰かと対峙する際の「あり方」そのものを根本から問い直してくれます。
■ 印象に残った「変革」のメカニズム
1. 「不快感」がもたらす最大の学び
信頼関係があるからこそ、あえて相手の論理の破綻や盲点に踏み込む。その時に生じる「きまり悪さ」や「無防備な感情」こそが、新しい視野が生まれる最高のチャンスであるという指摘には、これまでの会話の概念を覆されました。相手を -
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教科書に指定してほしいくらいいい本でした!
考え方を変えると人生楽になる。
○正解にとらわれない観察力
•ビジネスの課題解決・・・顧客の問題を「抽象化」して、その「本質」を取り出す。
顧客がまだ気づいていない課題を、納得いくかたちで「言語化」することが必要。
○思い込みから自由になる思考法
•失敗=予想と現実が違っていただけに過ぎないこと、と考える
•自分はどんな要因によって余裕がなくなるのかを、あらかじめ知っておく。
→睡眠不足、時間がない
○課題を発見していく認知力
•なにをもって仕事を成し遂げたとみなすかは、自分で定義する。
そのうえで、自分が快感だと思える要素や基準を「仕事のプ -
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19世紀末、生涯をかけて魚類を収集・分類した科学者についてのノンフィクション。
「カオスに勝つのは不可能だとはっきり突きつけられていたにもかかわらず、それでもなお、カオスに縫い針を通すという作業をジョーダンに続けさせたものは何だったのか。」
なんかもう凄かった。読書というより「体験」だった。おもしろー!
文献研究と取材をもとに組まれた実話。ちりばめられた哲学や心理学についての引用が伏線みたいに戻ってくる。これはただの取材記録じゃない。「信仰を持たず、それでも何かを信じて生きていく方法が、この世にはあるのではないだろうか」という問いに対して、筆者のひとつのこたえが書いてある。
タイトルの意味回 -
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エドマンド・バーク
(英: Edmund Burke、1729年1月12日 - 1797年7月9日)は、アイルランド王国生まれのイギリスの政治思想家、哲学者、政治家。「保守思想の父」として知られる。フランス革命の源泉となったルソー主義を激しく非難し、1765年から1794年までイギリス庶民院(下院)議員を務めた。
「私は革命というものが好きではない。しかるに革命が生じる兆しは、しばしば演壇の上から発せられてきた。変革を待望する発想は世間に広まりつつある。フランス人諸君は、伝統的な社会機構など、自分たちの都合や気分次第で全否定しても構わないと思っているようだが、イギリスでもいずれ同じ風潮が台頭 -
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この本は面白いです。
目の見えない人が、健常者と同じようなことができたり、目の見える人には感知できないような能力を発揮する姿を見ると、「すごい!」という言葉が出てしまいます。しかし、「すごい!」という驚嘆の背後には、見えない人を劣った存在と見なす蔑みの目線がある。「すごい」は単なる「すごい」ではなくて、実は「見えないのにすごい」ということなのです。
この本は「すごい!」ではなく「面白い!」、「へえ、そんなやり方もあるのか!」というヒラメキを得たような感触を提示してくれます。
私はこの本を見つけた時、見える人が使っているものを使わず、見える人が使っていないものを知ることで、体の潜在的な可能性
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