あらすじ
【韓国でベストセラー累計25万部!】
・韓国大手書店 KYOBO文庫「2019年上期ベスト10」
・韓国のネット書店YES24「2018年最高の本」
「人生に悩み、疲れたときに立ち止まる勇気と自分らしく生きるための後押しをもらえた」
――有安杏果推薦!
東方神起のメンバーの愛読書としても話題となった、
心がラクになる、ベストセラー人生エッセイがついに邦訳!
「著者のメッセージは誇張がなく、それだけでささやかな癒やしになる。辛さから逃れたいと思った時に、いつも読みたい本になるんじゃないかな」
「執着から抜け出し、温かい心で自分と家族を見つめることができ、立ち直る力をもらえた。相変わらず前途は多難だが、力を抜いて自然に、余裕を持って新たな道に進めそうだ」
(韓国の「Kyobobook.co.kr」のレビューより)
私たちは、何のために、一生懸命頑張っているのか?
走り続けてきた人生から一度立ち止まらせてくれ、
「自分は、これからどう生きるか」
「本当に大切なことは何か?」
と、改めて自分の生き方について考えさせてくれる一冊です。
――――以下、本文より一部抜粋―――――
●努力してもどうにもならないこともあり、努力した分の見返りがないときも、努力した以上の大きな成果を収めることもある。この現実を認めれば、苦しみから少しは解放されるだろう。
●本当に恥ずべきことは、この年で何も持ち合わせていないことではなく、自分なりのポリシーや方向性を持たずに生きてきたという事実かもしれない。これまで欲しがってきたものは全部、他人が提示したものだった。みんなによく見られようとしていた。それが恥ずかしい。
●あまりにもつらく、耐えがたいなら諦めろ。諦めたって問題ない。道は絶対、一つじゃないから
●一人の時間を望むのは、それだけ人間関係に疲れている証拠だ。だから、一人の時間は必要だ。一人の時間は治癒の時間なのだ。
●失敗してもいい。失敗したときは後悔すればいいだけだ。きっと、他人の言葉を信じて群れを成した人々も、後悔するのは同じだから。違うかな?
●試しもしないまま諦めると、諦めたことは心の片隅にずっと残り続けるから。僕らには挑戦する権利がある。もしそれが叶わない恋だとしても。両思いになれなくても、その恋には十分意味があるから
●もしかして人生とは、自分の願いや選択が叶うほうが少ないのかもしれない。だけどそうだとしても、決して間違えているわけではない。僕らの人生は至極真っ当だ。何事も思い通りに行かない今が正常だ。苦しむ理由など何もない
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自己啓発本がニガテな人の心にすんなり入ってきて、あ、なんだかんだゆるーっと生きていけるんじゃないか、そんな、生きるためのHPがちょぴって回復するような自伝(?)です。
手元に置いといて、人生のいろーんな場面で開きたい、そんな1冊◎
自分を騙すために、自分の年齢とコンセプトを設定する。そしたら、生きてく気分が変わる。
作者と同世代なら分かる
国は違えど、世代は同じかなと思いました。
世代によって、意味がわからないとか反発を覚える人もいそう。
しかし超氷河期とか努力しまくって報われなかった世代ならわかり味が深いと思う。
とても共感して読めました。
Posted by ブクログ
自分の人生を振り返りながら感じたこと気づいたことを等身大の言葉で語ってくれる本。
今の世の中に対する見方と増えてきているであろう考えがぎゅっと詰まっている。
確かに人生は、考え方次第でどうとでも捉えられるし、結局は今しか感じられない。
自分が自分のことを理解し、そこから感じるままに生きればいい。
自分に向き合って生きていけばそれでいいと感じる本だった。
所々韓国文化との違いもあり、ピンとこないところもあるがかなり共感できる内容ばかりだった。
翻訳がすばらしい
この本を手に取るような人にとって、かなり自然で的確な日本語訳がされていると感じた(原書は読んでいない、わたしは母が韓国語ネイティブ)。ちょっと大袈裟にいうとそのことに感激して、本書を終始楽しく読めた。とても好きな本。考えてみれば当たり前だけど、国の違いは関係なく、同じようなことを感じている人はいるんだなあとうれしくなった。
著者はおそらく多くの読者が少なからず日日目の当たりにすることの数々を並べてくれて、さらに本書の主題(一生懸命生きないことを決めたあれこれ)を一貫してまったくの嫌味なく軽快に紹介してくれた点で星5つ、それをここまでの日本語訳で読めた点で星5つ!挿絵のイラストも “自虐” でなくあくまで受け入れていてポジティブな姿勢だから?クスッとできて良かった。他の電子書籍を読んでもたびたび思うが、小段落がわかりにくいページの切り替えは随所にあり、違和感というかまだ読み慣れない感じはする。これが電子書籍かな?
Posted by ブクログ
「人生とは、自分の願いや選択が叶うほうが少ないのかもしれない」という言葉でハッとした。
もし仮に自分の思い通りになりすぎたとしたら、逆に自暴自棄になってしまうだろう。
やはり些細な不幸を感じるくらいがちょうどいいのかもしれないし、その状況をどのように楽しめるかがの方が大切なのだと知った。
人生のレッテルに沿って誰かの評価のために生きるのではなく、自分の思いや価値観を大切にできる人生を歩んでいきたい。
Posted by ブクログ
まだ私は社会人2年目、、、
まだまだ貪欲でエネルギー溢れる日々を送ってる
数年後にまたこの本を読み返したいなと思うような本・ᴗ・ )੭''
最後のチャプター、よかったな。
私もやはり未来ばかり見るけど、今も楽しみたい。
雑誌のくだりも面白かった。本当に共感、笑笑
Posted by ブクログ
元気付けられたり前向きになれる本だった。ただ、ちょっとネガティブすぎかな。一生懸命にならなくていいということは伝わったけど、もう少し頑張っても良いんじゃないか?私が無理しすぎる完璧主義タイプなので、程よく中和された。だけど、ネガティヴな考え方が多くて読むのに時間がかかった。
Posted by ブクログ
仕事に人生を預けて生きてきた20代を振り返り、一生懸命生きることを辞めようと決心するきっかけとなった一冊。
また一生懸命生きようとしてる自分に気づいたら読み直そうと思う。
Posted by ブクログ
産育休で職場を長期離れる前に読んだ。それまでも同僚や上司との差、仕事中のリスク予測や判断力、先を見通す力が周囲の人より劣ることを悩んでいたのに、ますます突き放されそう…とうつむいていた。
でもこの本を読んでこころが変わった。他人の成果・出来を見て、「あるべき自分像」をつくりあげることをやめることにした。自分を始点に行く先を考えたい。
とはいえ会社員なので、ポジションも給与も人と人との比較で決まってしまう現実があって、そことこの本のメッセージは完全一致しないなと思ったので星は4つ。
Posted by ブクログ
何とも居心地の悪い本だった。
でも、最後まで読んだのはきっとこれが真実なんだろうとわかっている自分がいるからだ。
前からわかってて、あえて、目を逸らして過ごして来たから、言語化され逃げようがなく居心地が悪い。一度読んでみると良い。あぁ、そうなんだよねって思うだろう。
Posted by ブクログ
まずタイトルが秀逸。
諦めと妥協というより「自分は特別ではない、それが何か?」
と開き直り自己を受け入れる自己再生の物語。
以下は個人的に刺さったワード、フレーズ。
人生は思い通りにいかないほうが正常だ
ダメな自分を認めてから、逆かな自尊感が向上した
手っ取り早く自分を不幸にする方法=人と比べる
僕らが激しい嫉妬を覚えるのは、自分と同等、または格下に見ている相手だ
挫折マーケティングに騙されるな
何かを失うと、何かを得られる
人生は順応すれば背負われ、反抗すれば引きずられていく
結果のために耐えるだけの生き方じゃダメだ
過程そのものが楽しみなのだ
Posted by ブクログ
今 僕のいる場所が 探してたのと違っても
間違いじゃない きっと答えは一つじゃない
人生で一番好きな、ミスチルの『Any』のサビの歌詞。
一浪して第一志望の大学に入れず第二志望の大学に入学したタイミングで聴いて以来、ずっと心に残っている。
三浪して韓国の名門美大に合格したという著者のエピソードを読んで、このことを思い出した。
“諦めずに初志貫徹で頑張ることの大切さ”を説くエピソードではない。“正解は一つではない”“視界を狭めてはいけない”というエピソードだ。『Any』のサビの歌詞と同じ。
全編を通してそのスタンスで、頑張りすぎないこと・周りの評価や世間一般的な成功に囚われないことを説いている。
韓国は日本以上に激しい競争社会だと聞く。息苦しさを感じている人の割合ももしかしたら日本以上に大きいのかもしれない。
韓国で、日本で、この本によって心が少しでも楽になる人が、できるだけ沢山いるといいな、と思う。
『孤独のグルメ』『昼のセント酒』『散歩もの』など、頑張りすぎないで小さな日常の幸せを見つける天才である日本の作家、久住昌之さんの作品を多く引用されていたのも、通ずるところがあると思った。
Posted by ブクログ
ゆるい文章とゆるいイラストにユーモア漂う感じがいい。
だけどその内容がなんとも言えず刺さる。
私も著者に近い人生を歩んできたので(浪人はしてないけど、会社辞めたりワーホリしたりハンドメイドやってみたり…)親近感。
ほんと、無理して頑張る必要ってないよね、って改めて思える本。
私はなんだかんだ頑張るスイッチが勝手に入ってしまう習性なので、気づいたらオンになってる→しんどくなってオフにする、の繰り返しなのですが。
以下、特に印象に残った内容↓
村上春樹の努力して助かった女と努力せずに助かった男の話。
努力しようがしまいが、成功するかもしれないし失敗するかもしれない。
見返りを求めてする努力は報われないと辛いけど、やりたい・楽しいと思いながらする努力はたとえ報われなくてもハッピーかも。
選択肢はたった1つじゃない。
失敗を認めてあきらめて、新たなチャレンジをする勇気も必要。
人生はコントロールできなくて当たり前。
うまくやろう、失敗しないようにしよう、と力を入れるほど失敗する。
思い通りにできなくたってOK、転んだら起き上がるだけ。
自分だけの人生は、多くの失敗の上に出来上がる。
失敗しないように「みんながいい」というレビューを参考にするより、自分の感性で選んでみる。
なぞなぞは正解することじゃなくて、楽しむことが目的。
人生も深刻に答えを探すより、1つ1つの出来事にリアクションしながら楽しむ!
YOLO=人生は一度きり。
未来のために我慢してお金を稼ぐ→今の自由のために稼ぐ
「店主ひとりでやってます。お待たせするとと思います」の1言で、のんびり待てる余裕が生まれる。
他人のペースに合わせようとして辛くなるより、人それぞれの速度で個性豊かに生きればいい。
万人受けしそうなことをしても結果はわからないなら、自分の好きなことをやったほうがいい。
認められなくてもやりたいことを思いきりやったなら爽快。
人生の大半はつまらない。
このつまらない瞬間を幸せに過ごすことが満足できる生き方。
自尊感が低い人ほど自身を過大評価し、理想と現実のギャップに苦しむ。
幻想の自分に自分を合わせようと抗うのをやめ、ありのままの自分の姿を認める。
自分はこのくらいの人間なのだ、それでも悪くないね、と。
最初から期待しすぎなければ、人生って意外に悪くないと思える。
Posted by ブクログ
私には突然仕事を辞める勇気はないので、一生懸命頑張りすぎないくらいに働きながら、すきま時間をみつけて感じる幸せがいいです。最近は早朝の読書と風が気持ちいいことに幸せを感じます。
啓発本はあまり好きではないけど、
人の人生を読みながら、啓発していくこの本はすっと入ってくる言葉が多かったですし、共感することが多く、くすっと笑うとこもあり、再読中…
Posted by ブクログ
「本当にやりたい仕事とは恋愛に似ている。探すのではなく訪れるもの。仕事や勉強、趣味、旅行など、日常過ごすなかでこんな仕事がしてみたいと自然にまたは運命的に訪れるものではないか。」
異動後メンタルダウンし退職。今後本当にやりたい仕事が見つかるだろうかと不安で過ごしていたときこの本を読みました。
自分の好きなものや興味のあるものを感じ取れるアンテナを張ろうと思いました。
Posted by ブクログ
「あまりにもつらく、耐えがたいならあきらめろ。あきらめたって問題ない。道は絶対、一つじゃないから。」
頑張っていることがあるけど、先が見えなくてやめられない。そんな自分にとても響いた。努力することは教えられてきたけど、諦める技術は教えられてきてない。人生には失敗なんてものはないんだ。諦める勇気を育てたい。
Posted by ブクログ
いい意味で気が抜ける本。
いわゆる自己啓発本の熱さをだるく感じる人にはちょうどいいゆるさです。
ひとりの時間は帰り道が約束された旅行であるって言葉が個人的に刺さりました、
Posted by ブクログ
ずっと気になっていたので、今の自分の状況と重なったこともあり、購入した。
タイトル通りの考え方で間違いないのだなという確証が得られた。
今の生き方を後押ししてくれた本書に感謝!
1度立ち止まって考えさせられる
毎日、あまり考えもせずあくせく働く自分にふと、このままで大丈夫かと考えさせられる本でした。
少し立ち止まって日々を大切にしよう!そんな風に思うようになりました。
確認書
隙間時間を利用して、サラッと読める書でした。
内容は腑に落ちることも多く、また自分の感じていることの確認といったところ。
著者も言われてるように、期待せず気軽に読むのがよいかもしれません。
Posted by ブクログ
ゆるーい自己啓発本。
一生懸命生きなくてもいいんだよー的なことがつらつらと書かれててサラッと読める。
「理想通りにならなくても人生は失敗じゃない。人生に失敗なんてものはない。」
Posted by ブクログ
40歳直前に仕事を辞めたが男性が、自分の人生を振り返る。
何者にもなれない自分、それでも人生は進んでいく。
韓国情勢や好きな小説・映画などを絡めて人生観を綴っているのが、興味深かった。村上春樹や孤独のグルメを喩えに出していて、親近感もある。
Posted by ブクログ
タイトルが気になって、でもイラストが好きじゃなくて…読み進めると刺さるフレーズがあった
・小説は、重要な「自己理解書」
・たくさんの物語を知ることは、より多くの理解を得ることにつながる
・大切なのは結果ではなく物語
Posted by ブクログ
危うく途中で投げ出すところでした・・・
私はこんな中を通り過ぎたであろう年齢なので…やっぱり
啓発本、実用本、生活本(?)は、苦手分野なのでよけいに。
まあ娘世代には・・・‥いいかも。
Posted by ブクログ
韓国でも、競争社会に疲れて、逃げのための安易なドロップアウトを夢見る人々がいるのは、日本と変わらないなと思った。一生懸命を履き違い、我慢だけの人生は確かに苦しい。今の自分を認め、今のためにできることに一生懸命に生きる人でありたい。
Posted by ブクログ
他人や社会一般の共通認識等々、他人軸で自分の人生決めるなんて勿体ない!という話
ルールや規律に厳しい韓国もなかなか生きづらそうだなと思うけど、そんな環境でこういった信念を持ち続けるのは大変だよな…日本も同じだけど…自分も一生懸命生きてしまいそうになる癖があるから気を付けないと。仕事に全コミットしないようにくれぐれも気を付けます!
Posted by ブクログ
仕事が面白くなくて続けようか辞めようかと考えている時に目にした本書。自由を手に入れるために失うものが多いと気づかせてくれる内容だった。よく考えて行動すべし!自戒を込めて。
Posted by ブクログ
人生の勝ち組、結果が全て、効率、コスパといった資本主義的なものに抗っていこうという本はそれはそれで昨今結構あるが、文体やイラスト含めてそうだよね〜と妙に説得力があった。「ねえみんなが言う普通ってさ なんだかんだで実際はたぶん 真ん中じゃなく理想に近い(Dream Fighter)」と私の最推しであるPerfumeも歌っていたが、結構厳しい基準の成功とか、目標に向かって走るタイプの生き方をする人が多そうな東アジアの人に必要なエッセンスかも。
私もキャリアである職につくことに目標を持っているし全力で目標を叶えるために頑張りたいが、それが仮に叶わなくてもそのときはその時と割り切れるのかしら。
啓発本やビジネス書ではなく、役に立たない小説や映画が自分だけでは生き切れない人生の物語を追体験できてある意味すごく学べるというのは同意するしもっとそういう直接的に役立つわけではないエンタメや趣味にたくさん触れたいな〜。
★時間とお金のムダ
★★普通〜微妙
★★★よかった
★★★★心が動いた(感動した、意表をつかれた、ショックだった)
★★★★★人生の本棚に入れたい
私には合わなかった
評価がすごく良かったので読んでみましたが、私はまったく楽な気持ちになりませんでした。
文章も刺さらなかったし、なにより挿絵が嫌でした。パンイチ足毛の男なんて見たくない!!
結果が「今」を楽しもうとありましたが楽しめないから読んでいるのにな。と。私には全くあいませんでした。