吉田松陰は頭ではなく感情で学ぼうとする男だった。だから学んだことが、ストレートに行動に繫がった(陽明学の影響?)。松陰はそこにいる囚人たちを弟子にする。ひとり一人から才能を見つけようと親身になった。いかに生きるかという「志」さえ立たせることができれば、あとは生徒がかってに学んでくれる。ひとり一人を弟子ではなく、友人として扱い、「ともに勉強しましょう」と話した。松陰の教えはシンプルで力強い。pp.007-009
■『心』MIND: 動きながら準備する
・見返りを求めずに、ただその人のために行動する。それが「信頼」を得る一番の方法。054
・最高の一文字「誠」(sincere)056
・行動を積み重ねる。必要な知識や言葉はやっているうちに身に着く。
・その問題が一体どこから生じているものなのか。060
・行動を生む心がけ:未知なることを知ろうとすること。本質を見抜こうとすること。064
■『士』LEADERSHIP: 無駄を削ぎ落す
・最もつまらないと思うのは、「自分との約束」を破る人。076
・仲間と気持ちが一つになる。大切なのは、なによりも人間関係を作ること。078
・「利益になるかどうか」ではなく、周りにとって最善は何かを考えながら行動する。082
・リーダーがやるべきこと:周囲に目を配ったり、皆が気持ちよく動けるような規則を考えたり、お互いがお互いを助け合えるような雰囲気をつくること。097
・「自由に意見を言え。できなければクビだ」p.101
・リーダーを極める道:①知識の豊富な人や才能のある人と交流する、②世界中の様々な分野の本を読む。時間がない場合は、次の6つを習慣にする:➀何のために存在しているか?②最も重要な果たすべき責任、③この組織が大好きで尽くしてくるひとが成長できるチャンスを作る、④「最近うまくいっている事例」を情報収集する、⑤自分たちの領域を侵さぬよう外の動静を見張る、⑥いつでも従業員とお客さんを愛すること。それを第一に考える。P102
・中心人物の心が」乱れないように皆で力を合わせる。109
・すぐに育つもの(人材)はない。思いやりと一貫性のある正しい態度。110
■『志』VISION: 慣れ親しんだ場所から出る
・いつか大きな手柄を立てて、心から美味しいご飯をたべましょう。129
・自分の夢にとどまらずみんなの夢に―競争相手に対して敬意を示す。130
・内側にあるもの:人を思いやる気持ち、損得を考えずにやるべきだと思うことをやる気持ち。礼儀を守る気持ち。知らなかったことを知ろうとする気持ち。仲間との約束を守ったり、本音を言い合ったりする気持ち。➡自分を取り巻く世界のことが好きになる。
・目的を定めることが一番の近道。140
・
■『知』WISDOM:「負けん気」を育てる
・学ぶなら」とことんまで。
・勉強は「自分を磨くため」。周囲から尊敬されるような人物になる。166
・学び上手な人:人の才能や知識を、まるで自分の持ち物であるかのように考えた方が「賢い」。
・行き詰ったときはいずれかを:本を読む、仲間と会う。これが古い自分から脱皮するための道。
・惜しみなく教え、(分からないことに対しては)教えを乞う。180
・勉強している人が、最善をつくしたら、それには絶対かなわない。本質を学びつづけることを怠ってはいけない。181
・本質を知る。本質とは、シンプルでわかりやすく、身近なものとして感じることができるもの。185
・武士:喧嘩の腕を磨いたり権力を手に入れることではなく、何に対して命を注ぐかを明確にし、迷いを断ち切る
・才能、知識、人脈。これえらはいくらあっても最後の最後は役に立たない。地道なことを、どれだけ丁寧に積み重ねられるか。ただそれだけが、大きなことを成し遂げる基盤になる。
■『友』FELLOW: 自分が先頭を切る
・まずはお互いの本音を打ち明ける。
・集団の中で生きる。他人の考えを尊重し認めながらも、自分の考えは周囲に流されず、はっきりと述べることができる。やがて、心ある人物を味方につけることができる。
・自分の中に眠り、まだ日の目を見ない人望と才能。それを引き出してくれるのは、自分の仲間になる人か、自分の師匠にあたる人物。
・自分と同じ志を持った人に会って、自分の思いを伝えること。
・どうしようもないリーダーの下で頑張れるからすごいのです。
■『死』SPIRIT: 終わりを意識する
・進まなければ退化する。途中でやめれば、すべてが無駄になる。死ぬまで前に進み続けるしかない。」
・自分という人間をいつまでも磨き続ける-あなたの宿題なんです。229
・もしも自分が動物だったとして、ある日、人間に生まれ変われるのだとしたら、まず何をしたいか?どんなふうに生きたいか…
・人生は四季を巡る。
・先祖を思え:今この世の中は、彼らが思い望んだ未来になっているのでしょうか。その答えは、私たちの生き方で示すしかありません。