あらすじ
不安と生きるか
理想に死ぬか
外国の文明を学ぼうと、死罪を覚悟で黒船に乗り込もうとした。
幽閉の処分となると、小さな塾を開いて、高杉晋作や伊藤博文など、後の大臣や大学創設者になる面々を育てた。
誰よりも遠くを見据えながら、幕末を熱く駆け抜けた天才思想家・吉田松陰。
彼の「心」「志」「士」「友」「知」「死」日本史上、最も熱くてリアルな人生哲学が世代を超えて心に響く、強くてやさしい言葉でよみがえる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
多くの偉人を生み出した吉田松陰の言葉を現代語訳した本。読みやすく一つ一つカレンダー方式で意識的に実践するのもよきかもと読み終わった時に思った。
Posted by ブクログ
自分の覚悟を決めたことでする行動には、
無駄などないこと。
結果、やり切ることで見える世界があること
本当に口に出してやることができているか。
周りに対して、謙虚に一緒に学ぶ姿勢があるか
など自分の考え方行動を振り返ることが
重要である事
Posted by ブクログ
まずは一通り読んだという感じです。
30歳に満たない人生でここまで達観し、現代に至る後の世に大きな影響を残した、そんな人物の言葉は、至極当たり前のことなのだが、分かっていてもなかなかできない。
何度も読み返したい一冊である。
Posted by ブクログ
吉田松陰の残した言葉を超訳している一冊ですが、魂が奮い立つ名言の数々です。
僕も覚悟を持って生きていこうと思えました。
何度も読み直して、熱い気持ちを忘れないようにします。
Posted by ブクログ
私のバイブル!!
自分がどう生きていくのかについて考えさせられ、悩んだ時には背中を押してくれる最高傑作!!
とにかく行動しようと思わせてくれる松蔭先生の魂に是非触れてほしい!
Posted by ブクログ
これからの自分の生き方を考えることのができた。
どの言葉も力があって大好きだ!
『まず自分はどうあるべきなのか』
ということからはじめていきたい!!
読み易く心に刺さる言葉が一杯
この本は、少しでも自分の人生を彩りあるものに変えるための気付きがたくさん散りばめらていると感じます。また、非常に読み易いレイアウトですのであっという間に読めてしまいましたが、何度も読み返して自分の身体染みつく様にしたいと感じました!
Posted by ブクログ
正直言います。この本を読んで鼻水垂らしながら泣きました。
「自分の生き方のみ自分を救ってくれる。」読み終わった瞬間から自分の生き方を見つめ直す時間を作りました。
何度でも読み返したくなる、自分にとっての最強の自己啓発本だと思います。
Posted by ブクログ
とても心に残る言葉がいくつも出てきて、学ぶことが多い一冊でした。
私はあまり歴史に明るくないのですが、吉田松陰が30歳という若さでこの世を去ったというのは、本当に驚きました。
20代そこそこで、こんなにもすごい人物がいたことには本当に驚いた。
私は40代になりましたが、吉田松陰、いや吉田松陰先生に比べればまだまだです。
日々精進したいと思わせる一冊でした。
Posted by ブクログ
30歳で獄死するまでに、それからの日本の礎を築いた幕末の思想家、吉田松陰の思想を自己啓発本と言っては軽いが、松陰の優れた思想を余すところなく記した画期的な本である。
松陰の思想の肝心要な所は、現代の悩み苦しむ人々だけではなく昔から普遍的で、成功を収めたい人の心構え、日常的な心の持ちようなど、困窮極まる人間の人生にとって、必要な教えとして納得できる所にあり、それが覚悟をもって生きることとして上手く書かれている所にある。
最初から9の項目の中でいくつかを私は下に抜き書きしたが、どれも重要なことばかりであり、それが176まであるのだから、驚嘆させられる。心が燃えること間違いない神本。
プロローグ「いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、人生そのものが学問に変わり、あとは生徒が勝手に学んでくれる。」
松陰からの学び一 動きながら準備する
「吉田松陰は、行動につながらない学問は無意味だと考えた。
大切なのは、不安をなくすことではない。
いかに早く、多くの失敗を重ねることができるか。
そして『未来はいくらでも自分の手で生み出すことができる』という自信を、休むことなく生み続けることなのである。」
3「本当に幸せな人
自分がどれだけひどい状況に置かれても、そのことについては考えないので、その分、世の中の人たちにやさしくなれる。」
6「そこに未来がある
自分の心がそうせよと叫ぶなら、ひるむことなく、すぐに従うべきだと思います。」
7「後ろを見ない
ミスをして落ち込む暇があったら、ただちに「次はこうする」と決めて、新しい仕事に取りかかりましょう。若ければいくらやり直したって、たいした問題にはなりませんから。」
9「逆境に礼を言う
何度もくり返されるきわめて不都合で、ありがたくない経験の数々が、旅路を美しく輝かせてくれるのです。」
わ
Posted by ブクログ
何かに悩んでいる時や行き詰まってる時に読んで欲しい一冊。常に「一度きりの人生をどう生きたいか」を考えさせてくれて行動を起こす大切さや、その行動をする為にどういう考え方を持った方がいいのかを教えてくれる。自分のこれまでの体験、今の状況に照らし合わせながら読むとより響くと思う。
日々の習慣
日々の小さな選択で習慣が形成されてそれが大きな覚悟を形成する基礎となる。
失敗を恐れて行動しないよりも、行動して失敗する方が何が失敗だったのかを分析し、学ぶことでまた1つ覚悟を強化することが出来る。
どこかで一度は聞いた事があって、本当は自分の中でも分かってる、知ってる、気づいてることなのにそれは行動にできているのかどうか問われる一冊だと感じた。
好きな言葉3選 ※MINDのみ
004懇願
お願いです。本当にお願いですから
たった一回負けたぐらいで、やめないでください。
009逆境に礼を言う
鉄は何度も熱い火の中に入れられて、
何度も固い金槌で叩かれて、はじめて名剣に仕上がります。
すばらしい人生の送り方もよく似ています。
何度もくり返されるきわめて不都合で、
ありがたくない経験の数々が、
旅路を美しく輝かせてくれるのです。
039なんでもやってみる
できないのではなく、ただやっていないだけです。
まだやったことがないことを、
「怖い」「面倒くさい」「不安だ」と思う感情は、
過去の偏った経験が作り出す、ただの錯覚です。
実際にやってみれば、意外とうまくいくことの方が多いのです。
自分軸を見直すきっかけをくれた本でした。
この本を読むあなたに心に響く言葉があれば嬉しいです。
言葉の重さ・強さを感じました
吉田松陰関連の本は初めてでしたが他の人の評価も良く、興味があったので毎朝の通勤中電車で読んでました。非常に読みやすくスラスラ読めるところが読書に不馴れな私でも良かったです。また、松陰先生の言葉ひとつひとつがとても重く、そして強い意思を持っている印象でした。本人は志なかばで命を落としますが、その想いを引き継ぐ人々との出会いがあり、結果、大改革に繋がったんだと思いました。本気の人には本気の人が自然と集まるんだと松陰先生の教え、考えは今の世の中にも通じる所があるはずです。自分の生き方、迷いがあるときに読みたい。そんな本でした。
Posted by ブクログ
大切な人を喜ばせるために、少しの時間も無駄にしちゃいけない。思いやりは思い出すもの。
『優しい人がいちばん強い』という私の母の教えに通ずるものがあるように感じる。
これから生きていく中で、大切にしたい言葉にたくさん出会えた一冊だった。
Posted by ブクログ
不安をなくすのではない、いかに多くの問題点に気づけるか、いかに早く多くの失敗を積み重ねられるか。
未来は自分の手で生み出すことができるという自信を休むことなく生み続ける。
とにかく本質に目を向けていこうと。
行動しよう、と。
頭の中だけでこねくり回してても、それより動こうと、それはそうできたらいいなと思った。
あと、動けない時、何もできない時があっても、長い時間の中ではほんのひと時だと言っていたのもよかったな。
メンタルが弱ってる時には、やられそうな言葉ばかりだったけど、今の私にはそうだそうだと思えたわ。
一番良かったのは、超訳に入る著者の前書き部分だった。
Posted by ブクログ
教科書で名前を覚えていたくらいの吉田松陰先生。
その考え方は今にも繋がる普遍的な志。
言うだけは簡単だが実行するのは難しい。
シンプルながら心震わされる多くの言葉がありました。
とても読みやすいので、松蔭先生を知る入門書としてはいいと思います!
Posted by ブクログ
初めて読んだが吉田松陰の考え方、思想は興味深い。
武士としての考え方もあるのだろうが、自らの心に嘘偽りなく向き合い、恥じなく生きることを肯定している。
知は行の本たり
行は知の実たり
学んだ知識を活かさなければ意味はない、むしろ恥とまでいう
自分ごとで考える、先人のたどった道筋を参考にしないとすればどれだけ遠回りするのか
参考となったものを以下記す
リーダーをきわめる道として参考になる習慣
1.何のためにこの組織が存在するか考えること
2.自らの役割で最も重要な果たすべき責任を考えること
3.この組織が大好きで尽くしてくれる人が成長できるチャンスを作ること
4.最近うまく行っている事例を情報収集すること
5.何者かが自分たちの領域を侵さぬよう外の動静を見張ること
6.いつでも従業員とお客さんを愛し、第一に考えること
Posted by ブクログ
最近エビデンスのある本や、方法論的本をよく読む中で久しぶりに心に響くタイプの本。方法論はすぐに廃れる場合が多いけど、読み継がれるものには普遍的なものがあると聴いたことがある。この本もそういったものの1つであるのかな。
自分自身どう生きるべきか。何を成すべきかというある種男性脳的発想だけど、やはりそこに憧れずにはいられない自分がいる。それはきっと自分がどっちつかずで、悩み、間違い、軸となるものが揺らいでいる事の裏返しなのだろう。
ただ、その中で少しでも人のためになることをして、自分自身を少しでも好きになりたいと思っているのは確か。自分の力をよく使えるように今後も研鑽を重ねよう。
特に印象的だったのは2つ。
「043 法を破ったら、罪を償えますが、自分の美学を破ってしまったら一体誰に向かって償えますか。」
自分への信用がなくなり、どうせできないと諦めてしまっている私にとって、涙が出そうなほど震えた言葉。
ハヌマーンの「幸福のしっぽ」にある「そしたらまだ人間でいられるんかな」とは、少し違うけど、理想との乖離に打ちひしがれながらも、それを諦めきれない人間らしさを感じられた。
この言葉が良いのは、理想とするものが「周囲と同じ普通」ではなく、「自分の美学」であること。自分が良いと思うもの、人のためになると思うものに直向きに進むべきだというメッセージ。勇気が出ない人の背中を押してくれるいい言葉だ。
「131 知識は問題を解くための鍵。それに結びつかないのはただの退屈しのぎ。」
ただスマホでも本でも勉強でも、なんでもかんでも手を出して時間を無駄遣いしているのに、ふと気付けたのは耳は痛いが嬉しい収穫だった。おそらく以前見つけたはずの自身の才能への不信感・具体性の無さが問題のように思う。過去を振り返ってできることと求められることを棚卸すれば進展があるかもしれない。
Posted by ブクログ
### 読書感想文:『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』を読んで
本書は、幕末の思想家・吉田松陰の烈々たる言葉を現代に蘇らせ、私たちに「どう生きるか」という根源的な問いを突きつける一冊だ。ページをめくるたびに、彼の言葉は単なる知識ではなく、魂を揺さぶる情熱の塊として胸に迫ってくる。読み終えた今、心に残ったのは、人生を切り拓くための「覚悟」の磨き方だった。
#### 言い訳を捨て、ただ行動する
松陰の思想の根幹には、「すぐさま思い切った行動に出る」という哲学がある。「できないのではなくて、ただやっていないだけです」という言葉は、行動をためらう自分への最も痛烈な叱咤激励となった。私たちは未来への不安や過去の経験から「できない理由」を探しがちだが、それはただの錯覚に過ぎない。大切なのは結果の成否ではなく、「全力を出せたかどうか」。その一点のみを自らに問う潔い姿勢に、心を打たれた。
また、「頭ではなく、感情で学ぼうとする」という松陰の姿は、学びの本質を教えてくれる。知識を蓄えるだけで満足する「知識太り」を恥じ、学んだことをすぐに行動に移してこそ、その学びは真に自分のものとなる。賢者の教えを「結果論だ」と斜に構えるのではなく、まず真似てみる。その素直さと実践力こそが、成長の原動力なのだと気づかされた。
#### 覚悟とは「自分との約束」を守り抜くこと
本書が示す「覚悟」とは、特別なことではない。「私欲を捨てて、誠に生きましょう」と決意し、その瞬間から本当の人生を始めることだ。そして、最も守るべきは「自分との約束」、すなわち自らが定めた美学だ。法を破れば罪を償えるが、自分の美学を破ってしまえば、その魂は誰にも救えない。誰も見ていないところでこそ、まるで万人に見られているかのように振る舞う。その自己規律こそが、確固たる自分を築き上げるのだ。
「なんのためにその命を使っているのか ただそれだけが問題なんです」。この問いは、日々の些事に追われる中で忘れがちな、人生の目的を思い出させてくれる。「自分の命は今日で終わり」だとしたら、本当にすべきことは何か。そう思うだけで、視界から余計なものが消え、進むべき一本の道が拓けてくる。
#### 志を立て、社会と向き合う
松陰の視線は、常に自分自身だけでなく、より大きな共同体へと向けられていた。「これからどうなっていくんだろう?」と傍観するのではなく、「自分にできることはなんだろう?」と常に当事者として向き合う。人が動いてくれないのは自分が人のために動いていないからであり、想いが伝わらないのは自分の志が浅いからだ、という言葉は耳が痛い。
「まわりにとっての最善はなにか」を考え、「飛び抜けた奉仕」を目指す。自分の得意なことに全エネルギーを集中させ、いっそ世界をまるごと抱きかかえるほどのスケールで志を立てる。その大きな視野こそが、個人を非凡な存在へと昇華させるのだろう。
この本を閉じて、私は改めて自分自身に問う。「自分という人間をいつまでも磨き続ける」という宿題に、真摯に取り組めているだろうか。松陰の言葉は、境遇に行き詰まった時に「面白い」と思える強さを与え、今日死んでも悔いを残さないよう、ただ前へ進み続ける勇気をくれる。「自分の生き方だけが、自分を救ってくれる」。この言葉を胸に、日々の選択と行動に覚悟を宿していきたい。
Posted by ブクログ
吉田松陰のおそらく著書等の名言を現代人でもわかりやすく超訳したもの。
「心」・「士」・「志」・「知」・「友」・「死」編に分けて、「生きる」意味や生きるために必要な事柄について説く啓発的な内容。
全てはとてもマネできないが、読んでいれば必ず今の自分に響く言葉があるはず。その辺りがロングセラーの秘密だろう。
ページの余白が多く、文章量が少ないので、読書が苦手な人も読みこなしやすいと思われる。
ちなみに、怠惰な自分は、「再開すれば、それも継続」の「問題は見通しがはずれたことよりも、途中で投げ出してしまうこと」(192頁)が響いた。
Posted by ブクログ
吉田松陰先生の考えを今の言葉に分かりやすく直してくださった本。歴史上の人物として、知ってはいたが、今回、彼の考えはこの書を通して初めて学んだ。言葉に責任を持って生きた強い人間であったのだと思う。
本書では、なにより行動を重視すること、相手への思いやりを意識して行っていくこと、心の満たし方、人として恥のない生き方の推奨などがまとめられていた。
最後の「死」の章ですきな表現を見つけた。
「その人にふさわしい春夏秋冬」っていいですね。
以下本文
「農業は一年で一回りしますが、人の寿命というものは決まっていません。その人にふさわしい春夏秋冬みたいなものが、あるような気がするんです。
百歳で死ぬ人は百歳なりの四季が、三〇歳で死ぬ人は三〇歳なりの四季があるということ。
つまり、三〇歳を短すぎるというなら、夏の蝉と比べて、ご神木は寿命が長すぎるというのと似たようなものじゃないかと思います。
私は三〇歳で、四季を終えました。
私の実りが熟れた実なのか、モミガラなのかはわかりません。
ですがもしあなたたちの中に、私のささやかな志を受け継いでやろうという気概のある方がいたら、これほどうれしいことはありません。
いつか皆で収穫を祝いましょう。
その光景を夢に見ながら、私はもういくことにします。」
Posted by ブクログ
仕事で尊敬する方におすすめされて読んだものの、ピンとこず。ただ自分の人生は自分で舵をとり、自分で幸せになりにいくものなんだなと言うことは改めて理解できた。
Posted by ブクログ
吉田松陰の言葉を元に現代風に覚悟の磨き方を記載した本。何事にも熱心に取り組むことの大切さや恥ずべきことが何かなどを訴えており、色々と考えさせる内容であった。
Posted by ブクログ
吉田松陰さんの生きざまが素晴らしい!恐れ多く自分には当てはまらないことも多かったが心に残った言葉は忘れないように記しておきたい。
※なんでもやってみる。できないのではなくやっていないだけ。やってみると意外と上手くいくことの方が多い。
※日常から無駄なものは削り簡素に暮らす。本当に大切にしたいことはなにか?大切にしたいことのために、今できることはなにか?それを問い続ける。
Posted by ブクログ
一つ一つの言葉たちは自分のことを考え直す、見つめ直すフレーズばかりだった、だがしかし言葉だけだったからこそとても心に響いた言葉があったかと言われると思い出せない。そんな気持ち。
ただ、吉田松陰の人間性、生き様が素晴らしいものだったことはこれを見て知ることが出来た。
祖先が願った未来になっているのかそれを考えながら生きる必要はあると思う。
命を繋いでくれた先祖のため、そしてなにより今を生きる自分のために
Posted by ブクログ
ウジウジ考えてばかりで行動に移せない、そんな自分に喝を入れたくて読んだ本。
本というより名言集のような形でどこからでも読める。
かっこいい生き様の数々、これからも自分の軸がぐらつく時に引っ張り出して読みたい。
〈印象的なフレーズ〉
・確かめるまでは語らない
・物のよしあしを言うのなら、せめて、そのことについてよく調べてから言ってください。
理解もせずに文句を言って、満足しているんじゃありません。
・体験するまでは虚像
・学びの賞味期限
すぐれた人の話や文章に触れて、自分もまねしてみようと思うことは簡単です。
しかし学んだ今すぐ、その気持ちを行動に移して、結果を出してみなければ、その学びは二度と自分のものにはならないでしょう。
Posted by ブクログ
・また会いたくなる人
毎日、少しずつ「いいこと」を積み重ねていると、
本人も知らないうちに、身のこなし方が洗練されていき、顔とか背中から存在感があふれてくるものです。
どれだけの外見に気をつけたところで、
この魅力に及ぶものではありません。
・懇願
お願いです。本当にお願いですから
たった一回負けたくらいで、やめないでください。
ーーーーーーーーー
自分の美学を持って、進める人はとても魅力的だと
強く感じた、
Posted by ブクログ
吉田松陰を尊敬する著者がまとめた名言集。吉田松陰は江戸時代末期30歳の時に、みずからうっかり話してしまったことがとがめられて処刑された。
彼が生徒たち(仲間たち)に語ったり、書き残した言葉はなかなか奥が深い。志、つまり日頃の心のありかたや、人間関係、生きる意味などの分野で現在でも通じる哲学を論じている。
人生の年輪を経た今でこそ共感できるものが多いが、30歳(といえ当時はそれなりに老人扱い)の若者でここまで悟っているのはすごい。その一方で、行動することを呼び掛けるなど、さすがに若いな(いい意味で)、エネルギーに満ち溢れているな、と感じる部分も多々ある。
体力もそうだが、気力があふれた壮年期に行動を起こすと、確かに人生はいい方向に変わっていくかもしれない。こういうメッセージが今の若い人たちに響くかどうか。
本当に全部吉田松陰の言葉なの?
本の著者は吉田松陰を大変尊敬しているのは凄いわかる!
でもこの本に書いてある名言の全てが吉田松陰の言葉であるとは一言も書かれてない気が…
そして吉田松陰って幕末の人なので、まだ現代日本の言葉ではない為、元々の残した言葉を掲載→それの解説でないと信ぴょう性に欠けるというか…本書の中で一部の名言をその時代の言葉で載せ解説しているので、余計ほかの名言に信ぴょう性が無くなってしまっているなと感じました。
私の見逃しであれば申し訳ありませんが、吉田松陰の名前を借りてあることない事話している様に思える本だったかと…
よって私の心には上手く刺さらない内容でした。
言葉自体はとてもいいので、その名言の裏付けまでこだわらない人には良い書籍化と思います!