ビジネス・実用の高評価レビュー
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人の心を動かすということは、その人の「仕事に向き合う姿勢」そのものを変えることだ。そして、心に火を灯すことで、仕事は単なる作業を超え、それ以上の価値を生み出すようになる。
もちろん、ノルマや数字にこだわることは非常に重要だ。しかし、現代ではそればかりが優先されすぎてはいないか。大切なのは、数字の背景にある「目的」や「ミッション(使命)」を常に問い続けることである。
数字はあくまで「目標」に過ぎない。一方で、本来の「目的」は、生きたエピソードや言葉によって語られるべきものだ。「なぜそれが必要なのか」「なぜその数字を目指すのか」を、意識的に振り返る必要がある。
人間としての正しさ、善悪の判断、社会 -
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ムラブリとはタイの少数民族のことだ。ムラブリとは、彼らの言葉で「森の人」という意味だ。その名の通り、森を生活の拠点の一つとしている。また、彼らが使う独自の言語は、ムラブリ語と呼ばれ、この先消滅する可能性の高い「危機言語」に登録されている。
本書は、作者がムラブリと共に生活した中で、手にしたムラブリ語の知見や、考え方の変化について、述べられている。
私がこの本を読みながら、意外とムラブリの人は日本人と似ているところがあると感じた。
一つ目はシャイなところである。ムラブリは外部からの人間に対して、シャイである。少数民族を取り上げた番組では、出演者や、スタッフに対して好意的な少数民族を見ること -
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約400ページの大作でしたが、むさぶるように一気に読み上げた。もっと早くこの本に出会っていたら、私の人生はとても心地よいものになっていたと思う。私は仕事で疲れて、完全に燃え尽き症候群になった経験がある。この本のフレーズにある怠惰だとみなされている事は、実際には、自己防衛本能の強い現れであると言う表現に、はっとした。頑張りすぎのリスクがある時に、どのように一線を引くか、様々な事例を通して深く感銘を受けた。
私たちは完全向けの生産用ロボットではなく、『生産性=善』と考えてきたその思い込みは、捨てなければいけないと思う。『怠惰のウソ』のせいで、個人主義と教えられていると言うことに気づき、自分を労 -
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どうしてトランプ大統領が、今中東に対して軍事的行動に出るのか。
イスラエルのネタニヤフ首相とトランプ大統領の関係性がどうして親密なのか。
イランとアメリカの対立軸の背景には何があるのか。
サウジアラビアという国家の存在とアメリカとの関係性は。
アメリカ政治にどんな変化が生まれているのか。
こういった切り口から、アメリカイスラエル、そしてイランの対立がどうして、現状に至っているのかを、分かりやすく解説した高橋和夫さんの新書です。
イランに、アメリカとイスラエルがミサイル攻撃を行い、
イランが各地に反撃を行う意味は何なのか?
ざっと知るに、わかりやすい読み物と思います。
もちろん、地政学、軍事 -
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非常に読みやすく、そしてとてもタメになる本だった。 ★「訂正する力」とは、過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解釈を変え、現実に合わせて変化する力。(p. 76) ※ちな、古来から日本には訂正する力のゆたかな伝統があった(p. 77) p.148 「固有名詞になれ」」「属性を超えたなにか」で判断される環境をつくる p.156 人生は、自分を属性でジャッジする人に囲まれても、決して豊かにはならない。
p.134 ゲンロンカフェ…登壇者への「実は…だった」という気持ちの生まれる場所→これこそが、今の作家生(p.137) p.161 社会には、親密な公共圏がたくさんある方が、豊かになる → -
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実は最終章を読み終えていないが・・・
豊臣家の女性たちを最新の研究成果とともに描く。
側室とは言え、妻である。
妾と妻は違う。そこが明瞭。
ゆえに、茶々はねねと同じく、妻。
一番目の妻か、子を産んだ妻か。という違い。なるほど!
今年の大河「豊臣家兄弟!」
最近の織豊時代研究が生かされている気がするんだけれど、
この本も反映されているのかな。
たとえば、浜辺美波さん演ずる、おね。
著者いわく、決して賢夫人ではないと・・・
本能寺の変の後、ほんらいだったら城(長浜城)を守り通すべきなのに、
おねは逃げ出している。
定説では、後の大政所(秀吉母・とも)がいっしょで
その身を守らねばならなかったか -
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この本は、単なるビジネス書ではなく「仕事とは何か」「人としてどう生きるのか」を静かに問いかけてくる本でした。
特に心に深く残ったのは、著者がアメリカから一時帰国し、新しいビジネスに挑戦する決意を母親に伝えたときの言葉です。
母親はこう言って送り出したそうです。
「あんたは何事でも一生懸命やるから、母さんはそれは心配してへんねん。でもな、いくら一生懸命やっても、うまくいかないことはあるんやで。そのときは失敗してすごいしんどい思いをするやろ。もしそうなったら、おうちへ帰っておいで。あったかいご飯食べさせてあげるから。おうちでゆっくりして、また元気になり。元気になったら、また試したらええからね。」
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分人思想は目新しい思想じゃないからこそ、いいなと感じた。多くの人が共感し、この思想を取り入れることが容易であると思う。
自分で自覚はしてなかったが、人によってかなり態度が変わったり、仲良くなるとキャラが変わるなど、よく友人などから言われてきていた。そこに対して、否定的には考えていなかったが、矛盾があり、一貫してはいないことには少し悩みがあった。ただ、この思想を当てはめると、どれも自分自身で肯定できることがすごく良かった。周りから見ても自分でも振れ幅が大きい人間なので、なんでこの人とはこんなにふざけ合うことができて、この人とはこんなに深い話が楽しめるのかなど考えるところがあったが、それは相手と -
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ネタバレ「小次郎っ、負けたり!」「何っ」「きょうの試合は既に勝負があった。汝の負けと見えたぞ」「だまれ、何をもって」「勝つ気であればなんで鞘を投げ捨てむ。鞘は、汝の天命を投げ捨てた」
本書で紹介されている吉川英治著「宮本武蔵」の一節。いい。この一節を目にしただけで、眼前に広がる巌流島決戦のシーン、波打ち際でせめぎ合う武蔵と小次郎の緊迫が蘇る。そんな「本」というとてつもない世界へのリスペクトが詰まった本。好きで好きで、最高だと思えるものがある幸せ。
「なんで本なんか読めっていうのという質問があるけれど」と教師が言った。「教養を身につけるというのが一つの答えだろう。教養が何故必要かと聞かれると、テスト