作品一覧

  • 「健康食品」ウソ・ホント 「効能・効果」の科学的根拠を検証する
    3.8
    「脂肪の吸収を抑え、排出を増加させる」トクホコーラ。「10分のジョギングと同じ消費カロリー効果がある」高濃度茶カテキン飲料。「腸内フローラを良好にし、便通を改善する」ビフィズス菌配合サプリメント。国の制度によって「効能・効果」を大々的にアピールするトクホや機能性表示食品などの「保健機能食品」。"根拠"とされる論文を解読してわかった驚きの実態とは?
  • フードファディズム
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「フードファディズム」=食べ物や栄養が健康や病気に与える影響を過大に評価したり信じたりすること。適当な量を守り適切な食事法を行えば、ある食品を摂取した結果、急激に体によい/悪い状態になることはない。しかし、マスメディアを中心にそんなあやしい食情報が溢れる昨今、有益な情報のみを取捨選択するのは至難である。そこで、この概念を日本ではじめて紹介した著者が、メディアから身近な食品までを例にあげ、食情報の読み解き方や食と健康のあり方を提言する。
  • 「食べもの神話」の落とし穴 巷にはびこるフードファディズム
    3.7
    誤解だらけの食情報を検証する。アミノ酸は体によい? ワインはアルカリ性だから、体にやさしい? ビタミンは、天然がよくて、合成はだめ?健康との関連で食を語ることが「常識」となった今、確かな根拠がないままに、まことしやかに語られる「食べもの神話」の数々を科学的に検証。食べものが健康に及ぼす「効能・効果」を過大(あるいは過小)に評価する「フードファディズム」から身を守り、正しい食の知識を身につける!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 「食べもの情報」ウソ・ホント 氾濫する情報を正しく読み取る
    4.3
    1巻990円 (税込)
    「砂糖がカルシウム欠乏を招く」「化学調味料で頭が悪くなる」「有精卵や天然酵母は体にいい」「クロレラは万病に効く」など、あたかも科学的に実証されたかのような思い込みに振り回されていませんか? 何がホントで何がウソなのか。本当に大切な食生活とはどのようなものなのか。健康に生きるための情報の捉え方、食生活のおさえどころを紹介します。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

ユーザーレビュー

  • 「健康食品」ウソ・ホント 「効能・効果」の科学的根拠を検証する

    Posted by ブクログ

    トクホなど健康機能食品の成立過程・定義・個々のエビデンス評価などが、科学的に解説されております。
    正直、目から鱗でした。
    わざわざ、これら健康機能食品を、高い値段を出して購入することがバカらしくなります。
    そのくらいの説得性が本書を一読するとよく理解できます。
    故に、食生活は、いかに普段の食事を3食、各栄養素をバランス良く、適量を摂るかということに尽きるということだということなのですね。

    0
    2017年05月07日
  • 「健康食品」ウソ・ホント 「効能・効果」の科学的根拠を検証する

    Posted by ブクログ

    健康食品は情弱ビジネスだなぁと思った。
    効果がほぼないのに、効果があると言い換えるトクホ。
    科学的根拠自体があいまいな機能性表示食品。
    それを国が認めちゃうあたり日本終わってる。
    あるいは、こんな詐欺的手法でも使わないといけないほど経済活性化が難しいということなのか。
    言うまでもなく、印象操作を多用し、詐欺的手法を使っている企業も邪悪だ。
    まったく日本はスゴイ国だよ。
    消費者にもリテラシーが必要なのは当然なのだが、さすがに論文までさかのぼって調べるのは、専門家でもないと、めんどくさすぎてやってられない。
    情報公開をもっと強化するという点は賛成だ。
    (実際に調べるかは置いといて)
    食べ物は食べ物

    0
    2017年03月11日
  • 「食べもの神話」の落とし穴 巷にはびこるフードファディズム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    食べ物神話という最近のテレビ、雑誌の流行には落とし穴があることを示そうとしています。
    砂糖不使用だから安心?というのは、砂糖不使用で安全かという視点がすぐに思いつきます。
    たしかに、誤解だらけの食情報だということは検証によってよくわかりました。
    結論としては、情報に踊らされないでということのようです。
    課題としては、、踊らされている人が、この本を読んで踊らされなくなるかどうか。
    ところで、フードファディズム(food faddism)という用語を使っている理由がわかりませんでした。faddistという単語は流行を追いかける人ということなので、faddismは流行を追いかける人の主義、

    0
    2011年09月22日
  • フードファディズム

    Posted by ブクログ

     群馬大学教授・高橋久仁子先生の近著.本職の栄養学・食品学の専門家として,ちまたにはびこる安易な食品神話(いわゆるフードファディズム)をつぶさに検討・批判し,正しい食品知識に基づくまっとうな食生活を提案し続ける.その志に感服.

     エッセンスがあとがきにうまくまとめられており,感銘を受けた;「食に関して諸説が飛びかう中、多様な食べものを食べものとして、当たり前に食べることを大事にしたい。そして、そのことを家庭の食卓を介して次世代に伝えたい。〜(途中略)〜あれこれの食品を適度な量で食べることを善しとし、時に不まじめな日があっても、おおかたの日々をまじめに食べる。これを「食の基本知識」として共有で

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    2009年10月04日
  • 「食べもの情報」ウソ・ホント 氾濫する情報を正しく読み取る

    Posted by ブクログ

    著者は群馬大学教授で,食物学,栄養学が専門の女流研究者.その視点は冷静だが食全般に対する深い愛情を感じさせる.文章は,的確でわかりやすい.本書は,フードファディズム(Food faddism;食べ物が健康等に与える影響について過度の期待あるいは不信をもつこと)をキーワードに,巷に溢れる「食べ物情報」を総括する.そして,健康維持と食事の関係についての,基本的かつ重要なことの再認識を促す.例えば,病気を予防・治癒するような「食事」はないこと,「良い」とされる食品ばかり過剰摂取するのではなく,必要な栄養素を過不足なくとることこそ大切であること,食事摂取量の適切性を自分で考えてコントロールするべきだと

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    2009年10月04日

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