高橋久仁子の作品一覧
「高橋久仁子」の「「健康食品」ウソ・ホント 「効能・効果」の科学的根拠を検証する」「「食べもの神話」の落とし穴 巷にはびこるフードファディズム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「高橋久仁子」の「「健康食品」ウソ・ホント 「効能・効果」の科学的根拠を検証する」「「食べもの神話」の落とし穴 巷にはびこるフードファディズム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
健康食品は情弱ビジネスだなぁと思った。
効果がほぼないのに、効果があると言い換えるトクホ。
科学的根拠自体があいまいな機能性表示食品。
それを国が認めちゃうあたり日本終わってる。
あるいは、こんな詐欺的手法でも使わないといけないほど経済活性化が難しいということなのか。
言うまでもなく、印象操作を多用し、詐欺的手法を使っている企業も邪悪だ。
まったく日本はスゴイ国だよ。
消費者にもリテラシーが必要なのは当然なのだが、さすがに論文までさかのぼって調べるのは、専門家でもないと、めんどくさすぎてやってられない。
情報公開をもっと強化するという点は賛成だ。
(実際に調べるかは置いといて)
食べ物は食べ物なんだから、妙な期待はせずに、バランスのいい食事と運動と休養という意識が何よりも「健康にいい」と思う。
Posted by ブクログ
食べ物神話という最近のテレビ、雑誌の流行には落とし穴があることを示そうとしています。
砂糖不使用だから安心?というのは、砂糖不使用で安全かという視点がすぐに思いつきます。
たしかに、誤解だらけの食情報だということは検証によってよくわかりました。
結論としては、情報に踊らされないでということのようです。
課題としては、、踊らされている人が、この本を読んで踊らされなくなるかどうか。
ところで、フードファディズム(food faddism)という用語を使っている理由がわかりませんでした。faddistという単語は流行を追いかける人ということなので、faddismは流行を追いかける人の主義、主張ということでしょうか。
Posted by ブクログ
「フードファディズム」という概念を紹介。
フードファディズムについては序章「食べるということ」に以下のように説明されている(29ページ)。
「ワードファディズムは「食物や栄養が健康や病気に与える影響を過大に信じたり評価すること」と定義され、これには、特定の食品を万能薬のように推奨することも、別な食品を有害物であるかのように排斥することも含まれます。」
さらにフードファディズムを以下の3つのタイプに分類している(29ページ)。
①食品や食品成分に“薬効”を期待させ、“治療”に使う
②万能薬的効能をうたう目新しい「食品」を流行させる
③食品を非常に単純に、体に“いい”“悪い”と決めつける
そして33ページでこうまとめている。
「「○○を食べるとガンにならない」「△△を食べるとガンになる」というような話題に接したとき、「もしかすると、それってフードファディズムではないか」と疑ってみてはいかがでしょうか。食べものに含まれる成分が人体内部に吸収されるしくみを思い出すと、食べもの信仰の陥し穴に転落しないですむかもしれません。」
以後の構成は1章が「けなされる食品」で砂糖、炭酸飲料、化学調味料、超高温殺菌乳、ファーストフード、インスタントラーメンを取り上げている。2章は「ほめられる食品」で天然酵母、有精卵、オリーブ油、有機食品、天然塩。3章が健康食品、4章が「“効く”のでしょうか」として各健康法の検証、5章が「不安情報を調べてみると」として食品添加物、農薬・化学肥料、水道水、重曹、カイワレ大根について書かれている。
ここまでが「「○○を食べるとガンにならない」「△△を食べるとガンになる」というような話題」の検証パートで、今もどこかで聞いたことがある話が出ていると思う。ぜひ本書に当たっていただき、その食べ物に関する情報が正しいかを確認してほしいと思う。
続く6章は「食生活のおさえどころ――健康維持と食事の関係」で、5章までの情報に惑わされそうになった場合は、6章を改めて読むことで、健全な食生活を取り戻せるようになっている。
なんとなれば、1章と6章だけ読んで中間の章で触れている食品情報を全部無視すれば、怪しい情報に惑わされずに生きられるようになる(はず)。
食事は楽しく食べて、おいしく、栄養になるのが一番。あとは多少バランスに気を付けて、食べ過ぎない。これができれば、他の余計な情報はいらないとも言える。
食品に過剰な情報はいらない。しかし、この情報化社会で惑わされずに生きるためには、自覚的にニセ情報を遮断しなければいけない。難しい時代に我々は生きている。
終章「食べものを食べものとして」で著者はこう書いている(245ページ)。
「食べものは食べものであって、薬ではありません。穀類、野菜、果物、牛乳、卵、そして肉も魚も大豆製品も、私たちは容易に利用できる環境に生活しています。これだけいろいろの食素材が利用できるのですから、食べすぎることなく、食べることを上手に楽しめるといいですね。」
このような距離感が、人と食べ物の関係をよくするはず。
「断片的な新情報に振り回されそうになるとき、栄養学や食品学の基本に立ち返りましょう。そして、学問的な進歩によって、何がどこまで明らかにされているのか、風説に惑わされることなく、信頼性の高い情報源できちんと確認しようではありませんか。」
まさにその通り。
Posted by ブクログ
群馬大学教授・高橋久仁子先生の近著.本職の栄養学・食品学の専門家として,ちまたにはびこる安易な食品神話(いわゆるフードファディズム)をつぶさに検討・批判し,正しい食品知識に基づくまっとうな食生活を提案し続ける.その志に感服.
エッセンスがあとがきにうまくまとめられており,感銘を受けた;「食に関して諸説が飛びかう中、多様な食べものを食べものとして、当たり前に食べることを大事にしたい。そして、そのことを家庭の食卓を介して次世代に伝えたい。〜(途中略)〜あれこれの食品を適度な量で食べることを善しとし、時に不まじめな日があっても、おおかたの日々をまじめに食べる。これを「食の基本知識」として共有できないものだろうか。」高橋久仁子(著).フードファディズム―メディアに惑わされない食生活.中央法規出版,2007.の193ページより引用.
ぜひ,多くの人に読まれてほしい本.