あらすじ
\著名人も推薦!/
読書猿氏(『独学大全』著者)「哲学の森への招待状、届きました。」
飲茶氏(『史上最強の哲学入門』著者)「“史上最強”を超える本が出てしまった!」
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【累計100万部突破シリーズ最新刊!】
西洋哲学史を1時間で解説する動画が13万回、5時間半におよぶ西洋古代哲学史の講義動画が12万回など、これまでの動画総再生回数は400万回を超える哲学YouTuberによる“画期的な”哲学入門書が誕生!
小難しい用語や抽象的な説明ばかりで、つまらないと思われがちな哲学。
ですが、この壮大な学問は、たった2つの哲学思想から始まります。そして、その後の思想同士の対立構造が「哲学の歴史」を形作っているのです。
本書では、難解な哲学用語や年号を用いることなく、大学4年間の哲学の基礎を、1つのストーリーで学べます!
古代から現代まで、60人の哲学者を網羅的に取り上げた、一生役立つ教養が身につく必読の1冊!
現役の学生さんから学び直しをしたい社会人の方まで、幅広い年代層におすすめの教科書です。
※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
初学者にもおすすめできる。
何故この哲学者はすごいのか、すぐ価値を理解したくなる俗物的な私にとって、大変ありがたい本だった。
哲学書あるあるだが、最初の方は何となく分かるのだが、後半になるとよく分からなくなってくる。現代に近づくにつれ、複雑になってくるのと、前半部分はマスターしてる前提で話が進むからだと思う。
とはいえ、分からなくてもいいので、読み進めると、この人は有名なんだなということが何となく分かる。
Posted by ブクログ
哲学史をガッと振り返ることのできる本で、必然的に密度の濃い内容となっており、語り口は軽やかであるものの読むのに苦労した。
冒頭で著者自身が述べているように古代から近代までの哲学史を均等に紹介しており、聞きなれない人の名前や考え方も多く面白かった。
それぞれの個別の考え方に触れつつ何度も戻ってきて読めるようなアンカーになる本だと思う。
Posted by ブクログ
哲学の入門書として、難しすぎない解説で60人の哲学者達の考えを教えてくれる。
哲学については素人の私だが、各哲学者達の考え方について、適宜分かりやすい例え話が入っている。「なるほど」と感じることも「似たようなこと思ったことあるなぁ」と感じることも多く、昔の哲学者の話であっても、親近感を感じながら読み進められる。
ボリュームがあるが全体的に読みやすく、「哲学に対するハードルを下げる」という点でとても良書と感じる。私のような完全な素人向けの最初の1冊としておすすめしたい。
Posted by ブクログ
哲学の勉強をする時に哲学者の思想のイメージを簡単に掴むために読む本。専門書ではない。(広く浅く)
最初に哲学の流れを古代から現代まで示してくれるのも親切。
また、なぜ哲学によってこれまでの普遍が変化するのか?という疑問に対して自然哲学vs形而上学の論争であることを明記してくれた。(自然内か外に真理を求めるか否かの対立であるということを最初に図で示してくれる)
Posted by ブクログ
古代、中世、近代、現代の各時代から代表的な思想家を15人ずつ計60人を選出して彼らの思想の何が重要か、なぜ重要かについて概説した哲学への入門書的書籍。
正直タイトルのように「一度読んだら絶対に忘れない」なんてことは無いです(笑)
近現代に行くほどどんどん難解になっていき理解できない部分も増えていくのですが、1人でも気になった哲学者を見つけられれば、そこから深掘りしていけるので本書を読む価値はあるのかなと。
にしても60人分はちょっと多すぎてお腹いっぱいになってしまいます。
Posted by ブクログ
おそらくしっかりと読まなくていいと思う。哲学者が用いた独自の言葉や概念、言い回し等を確認したり、あるいは哲学者の名前や学派、哲学者同士のつながりを少し知るので十分だと思う。細かい内容は読まなくていいと思う。
例えば、フランス現代思想の流れの中にはどんな哲学者がいて、その人たちがどんな独自の言葉や概念を用いたのかは確認する、みたいな感じで用いればいいと思う。
Posted by ブクログ
一度読んだら…シリーズが気になっていたので、手に取った本。
古代、中世ヨーロッパの思考、哲学には前々から興味はあったものの、難しい言葉が多過ぎて敬遠してきた。
著者の主観もありつつだが、解説がわかりやすいので、頭にはいってくる部分もあり。文量が多くて読み切るまでに時間はかかったものの、全体を通しておもしろかった!
信念というのか、自分の考え方に対して真摯に向き合ってる人は哲学者で、そこに正しいとか、間違いはないんだろうと思えた。
どの考え方が1番支持できるのか、自分の価値観に合うのか、同意できるのかっていう、お題をもらいながら読むことができる本です!