ビジネス・実用の高評価レビュー
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作者は、潰瘍性大腸炎という難病の闘病生活を13年経験した方。
痛い人と痛くない人(痛い人のそばにいて、その痛みをわかってあげたいと思っている人)のあいだで役立つ本を目指しているそうです。
「痛い痛い」とずっと言っていると、人が離れていきがちだ。難病になって性格が変わった、変わらないほうがおかしい、という話など。
決して無理にポジティブにせず、心のままに伝えてくれているのにどこか明るくて、くすっと笑えたりして、癒やされます。
無理に立ち直らなくていいんだなあ。変わって当たり前で、変わったところから見えることもあるなあ、と。
最後までほとんど一気に読みました。読んで良かった!! -
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韓国人男性のフェミニスト これほど男性で真剣にフェミニズムを学び、周りの男性に周知している人がいるなんてと驚いた。
筆者は韓国の男子高校で国語の教諭をしている男性だ。
彼がフェミニズムに目覚めたのは自分を犠牲にして家族に尽くす可哀想な母親の人生からだった。
筆者は優秀な保険外交員の母と高校教師の父の間に生まれ、下には弟もいる4人家族だった。
母の給与は父の3倍あったが、仕事・家事・育児・義両親の世話も母が一手に引き受けていた。父の3倍の給与を稼いでいるのに、自分は贅沢もせず安物を使い、父には高価な物を与えていた。それなのに父は母に感謝すらしなかった。
そればかりか、父は母にろっ骨を折る -
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1.カウンセリングとは何か一心に突き当たる
カウンセリングとは心の問題で苦しんでいる人に対して、心理学的に理解して、それに即して必要な心理学的な介入を行う専門的な営みである。
誰でもやっていること、宗教や占いみたいなもの、という批判がある。
カウンセリングとは、日常の会話で解決されない心の非常時を扱うテクノロジー。
大きく悩みの4分類がある、
①症状の悩み(例:疲労感が抜けない)
②不適応の悩み(例:不登校)
③人間関係の悩み(例:相続問題)
④生き方の悩み(例:偽りの人生)
自己(自分の体調など自分の中にあって自分でコントロールできないもの)のせいでも、世界(環境)のせいでもない。あるいは自 -
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読書録「名画で読み解く
メディチ家12の物語」5
著者 中野京子
出版 光文社文庫
p84より引用
“「嫉妬は雑草のようなもの。絶対に水を
与えてはいけない」という二代目コジモの
教えを守らず、これみよがしだったことも
一因だ。”
目次より抜粋引用
“ジョヴァンニ・ディ・ビッチ・デ・
メディチの肖像
アンギアーリの戦い
ベツレヘムに向かう東方三博士
レオ十世と二人の枢機卿
教皇クレメンス七世の肖像”
欧州の歴史に造詣が深い著者による、
ルネサンスを盛り上げる多くの芸術家を支
えた、イタリアの富豪一族の盛衰を記した
一冊。
家を立ち上げ盛りたてた初代からその
血縁の終 -
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不安な気に陥りやすい自分にとって、非常に勉強になる本でした。
特に、
〝神経質(症)の人々は、ややもするとマイナスの欲望を否定し、プラスの欲望だけを求めようとする。しかも、その求め方は、現実を無視して宙に浮いた理想主義に走りやすい。人間は完全に安心のできる身体を持っていないし、誰にも彼にも理解されるという心地良い状況も存在しない。〟
という言葉が心に刺さりました。
不安になっても、そんな不安も受け入れなければならない。むしろ、不安を払拭しようとするのは非自然的であるんだと思わされました。
人間的であるとは(あるがまま)であることだというのを、忘れないようにしたいです。 -
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東ロボプロジェクトで知った新井先生、前作の『AI vs〜』は読んで不安になった覚えがあって、今回も何となく嫌だなと後回しにしてたけど、ようやく読んだら面白くためになった。
AIが一般的になってきているが、平気で嘘をつくのでその見極めのためにも読解力がいる。
いわゆる国語の読解力ではなく、教科書に書いてあるレベルのことをきちんと読み取るシン読解力が子どもだけでなく大人でも身についてない人が多い。
シン読解力を測る「リーディングスキルテスト(RST)」を開発したが、進学実績と相関関係があるとわかった。(有能な社員を採用するのにも有用、ちなみに多くの企業はSPIとは相関がないと言うらしい)
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子供を育てる中で不思議な生き物すぎて読んでみることにした。なんで何もないところからしゃべることができるんだろう、顔を認識しているんだろうなどなど不思議でしかない。結局読んだ感想としては赤ちゃんってすごいなっていうところに尽きる。なぜしゃべれるようになるのかでいうと結局成長力が強いというところに尽きるのだが、著者がおわりにに書いている通り、経験則的ものがデータとして示されていることにひとつ見どころがあると思う。あるいはどの時点ではどういう状態なのかというところも見えるのはおもしろかった。
個人的には映像から学ぶことはないというのが印象的だった。 -
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〜感想〜
國分功一郎先生の暇と退屈の倫理学がわかり易く、面白かったので、國分先生が教えてくれるスピノザなら間違いないはずだと思い、本書を手に取りました。結論、國分先生のこともスピノザのこともさらに好きになりました!
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〜印象的なスピノザ論〜
『すべての個体はそれぞれに完全である』
(この家は) 「まだ屋根がついていないから完成していない」
これは、私たちが完成された家についての一般的観念をもっていて、それと比較しているからである。
一般的観念というのはいわゆる偏見で、これまで何度も見たものに基づいて作られた観念にすぎない。それぞれの個体はただ一つの個体と