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作品一覧 2022/10/14更新 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> カーク・ウォレス・ジョンソンの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか カーク・ウォレス・ジョンソン / 矢野真千子 凄かった。 標本を盗んだ理由が毛針というのにそんなことに!?となったけど標本を手に入れるまでの命がけのの経緯、ファッションのために採集や密輸によって絶滅に追いやられる美しい羽根をもつ鳥達、善と悪、毛針愛好者達の熱狂、自然史博物館の意義、これは現実にあったことで他のあらゆる価値のあるものに言えることだ...続きを読む。 とても濃厚なドキュメンタリーだった。 Posted by ブクログ 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか カーク・ウォレス・ジョンソン / 矢野真千子 事実は小説より奇なり! 精緻な取材に驚嘆。 この本のポイントは素朴かつ大胆な事件の事実を明らかにしたのみならず、博物館の意義・使命を知るきっかけを投げかけていること。 また、思いがけず精神鑑定についてもじっくり考えるきっかけに。 読み始めたら本当に止めどきがなかった。 3刷 2021.5...続きを読む.5 2021.6.12 微修正 Posted by ブクログ 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか カーク・ウォレス・ジョンソン / 矢野真千子 博物館から鮮やな羽をもつ鳥の標本が盗まれるという、2009年に実際に起きた事件のルポ。すごく面白かった。 第1部は事件の背景である、美しい鳥の羽にまつわる歴史。第2部は事件の経緯と犯人の逮捕。第3部では著者が残された事件の謎を追う。 博物館が標本を保存する科学的な意義、美しいものを欲しがる人間の欲望...続きを読む、欲望を正当化しようとする心理、裁判の公平性、インターネットで出所の怪しいものを売買するマニアたちなど、色々なテーマが盛り込まれていて飽きない。特に中盤あたりからは引き込まれて一気に読んだ。 Posted by ブクログ 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか カーク・ウォレス・ジョンソン / 矢野真千子 大英自然史博物館から珍しい鳥標本(剥製)が300点が盗まれた。後日犯人が逮捕され、それは若いフルートプレイヤーを目指す学生だった。 ノンフィクションだけど、映画みたいな話の展開で、読んでいるうちにドンドンと引き込まれていく。毛針制作マニア、標本の価値、進化論、ワシントン条約、密猟、美しい鳥の羽、毛...続きを読む皮のコート、乱獲、などなど気になるキーワードがてんこ盛りです。 著者自身のキャラクターもたっているので かなり読み易かった。おススメです。 Posted by ブクログ 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか カーク・ウォレス・ジョンソン / 矢野真千子 19世紀。ダーウィンの影に隠れた優れた生物学者がいた。アルフレッド・ラッセル・ウォレス。彼はアジアなどで鳥類や昆虫標本を採集し、生物の進化に地理的なデータが必須であることにいち早く気がつく。 21世紀。イギリスのトリングにある自然史博物館で、貴重な鳥類の仮剥製のみが盗難にあうという奇妙な事件が起こ...続きを読むる。いったい、誰がなんのために? そして盗難事件の数年前、一人の少年がトラウトを釣り上げるための毛鉤作りに夢中なっていた。 一見無関係のこの3つの事象がからみあい、19世紀の東南アジアから21世紀のイーベイという時間も空間も飛び越えて真相にたどり着く。 ノンフィクションサスペンス!なんて言葉があるかは知らないが、息もつかせぬ展開とに一気に読み切ってしまった。 こんな世界があるのですね! Posted by ブクログ カーク・ウォレス・ジョンソンのレビューをもっと見る