あらすじ
【岡田武史・入山章栄両氏 大絶賛!!】注目の戦略デザイナーが伝授!! 「根拠のない妄想」を手なずけ、強烈なインパクトを生み出す、知的創造の新技法とは? 「妄想→知覚→組替→表現」の4段階サイクルを回すだけで、プレゼン・意思決定・アイデア・説明…すべてがうまく回りだす!
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Posted by ブクログ
VUCAの時代と言われるようになり、アート思考やデザイン思考、ロジカルシンキングなど様々な思考法のメソッドが世に出ている中、著者の経験をもとにした、「妄想→知覚→組替→表現」というプロセスでビジョンを具体化させていく「ビジョン思考」についてよく理解できた。
"issue driven"や"妄想から始めよ"など他の思考法を否定するわけではなく、他の思考法との違いや適材適所についても説かれているのでタメになりました。
Posted by ブクログ
普段どれだけ言語思考を先に使ってるかが良くわかる。
得意じゃないのに言語思考を使おうとして新しいアイデアが浮かばなかったり思考の整理がつかないことが大いにあるのは、自分のやり方で思考できてないからだと認識できた。
直感思考、ビジョンドリブン。
この力を磨いていきたい!
早速スケッチブック買って表現の練習しよう。
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デザイン思考とよく聞くようになるも、自分は手先が不器用、絵心がないので自分には難しいと思っていたが、それは関係ないと教えてもらったのが一番の学び。絵を描くのは、どれだけ詳細を観察しているか。なるほど。物事に執着しない私は、ちょっと執着することをトレーニングしてみよう。それが、自分の人生の”デザイン”につながると良い。
頭の中のアイデアや論理だけで戦うのは限界の世の中。生きたい生き方、作りたい社会は妄想から生まれる。妄想は幼児がお絵描きや粘土で遊ぶように手を動かすことから。なるほどね。凝り固まった頭と思考を解放し、手を動かして、まずビジュアル、絵で表してみる。言葉はメタファーを。
当たり前を洗い出す→当たり前の違和感を探る→当たり前の逆を考えてみるの体操は面白かった。
スタバ:さわやか笑顔の店員→ロボット, 無人
世界中どこでもある→うちの近所しかない
こうやって考えるだけでも新たなアイデアが出るかも!というワクワク感を覚えた。
デザイン思考の第一歩は、ノートを買うことから。思ったことを手書きする。これは、ゼロ秒思考でも似たような事言ってた。
手で描いて、作って、身近で似たスピリットを持つ仲間に見せフィードバックを得、修正を繰り返し、仕上げていく。仲間が、身近にいるといいけどね。
Posted by ブクログ
タイトルの通り、直感(妄想、アイデア)をカタチにする方法や、その力を鍛えるコツが目白押しだ。
私はよく「勘所はいい。ただ、感覚的にものを捉えてそのまま発信してしまうのがネック。ロジカルな力をつけたほうがいい」と言われるタイプだが、読んでいて、自分に必要な力やその力を身につける道筋が見えた気がして、かなり満足感があった。
手元に置いて、繰り返し読み返したい。
また、右脳タイプと左脳タイプの特徴や切り替えについてかなり豊富な具体例を用いながら説明されている。身近な人と感覚の相違で悩むことがあったが、この本を読んで、その人は左脳タイプ(論理的)だからなのだと納得するなど、他者理解にも役立った。
Posted by ブクログ
【創造的緊張】
人がなんかしらの創造性を発揮するときは、「妄想と現実のギャップを認識する」ことが大切。ギャップを受け入れた時に、埋めようとするモチベーションが生まれる。このような緊張状態が生まれない限り、人はクリエイティブなモードにはならない。
この文が本当に、コンフォートゾーンとエフィカシーと重なった。
探究する心があって、そこから情報収集に向かうのではなく、「情報が欠けている」という認知があって初めて「何かを知りたい」という好奇心が生まれる。
つまり、妄想を明確にすることで「情報ギャップ」を生じさせる。逆を言うと妄想を潜在的に留めておく限り、情報ギャップが生まれないので、前に進もうとする力も生まれない。
妄想をcreateすることで自分の中でギャップを生じさせる。現状を変えようとするにはまず、妄想して、情報ギャップを体感することが大切。
【イシュードリブン | ビジョンドリブン】
考え方のスタートの違いは、10%成長か10倍成長かということ。
ビジョンドリブンは10倍成長させようとするために、現状のやり方を根本から変える必要がある。これにはクリエイティブな働きが生まれる。
だがビジョンドリブンの起点となる「妄想」が勝手に姿を表すことはない。
モーニングジャーナリング✖︎感情ジャーナリング
仕事前にやる。「思ったことをありのままに出すリハビリ」
Posted by ブクログ
自分の内面にある湧き出る妄想を素直に出すことの大切さと、その方法を示したもの。どうすれば※※ができるだろうか?ではなく、もし※※ならどうなるだろうか?といったワクワク感を持つことが大切で、ゼロからプラスを生み出そうとするドライブ。
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生き方の世界地図(カイゼンの農地、戦略の荒野、デザインの平原、人生芸術の山脈+妄想の部屋、近くの部屋、組換の部屋、表現の部屋)が特徴を捉えていて面白かった。働いているとつい論理を優先しがちだけど、感覚も大事にしたいと思えた。
Posted by ブクログ
佐宗さんのビジネス書2冊目です。
前にデザイン思考の本で、この方がどういう経歴でどういうことを研究されてきたのかを読ませていただいていたので、割とすっと理解することができました。
カイゼン思考・戦略思考・デザイン思考に加えてビジョン思考というものを勉強させていただきました。
ポストイットを使用したアイデア出しはKJ法に通ずるところがあるなと感じました。
手元にノートを置いて、なんでも妄想して書き出してみる。楽しそうです。
アイデアを出しまくればどこかでひらめきに繋がるような気がします。
Posted by ブクログ
仕事におわれ、最近は他人モードの思考しか出来ていないと感じた。まずは、余白の確保と、アナログのメモを取りいえることで、自分モードの時間を取り戻したいと思った。
Posted by ブクログ
横軸がissue drivenかvision drivenか、
縦軸が0→1か1→♾️か、
のマトリクスがとても参考になった。
自分はどのセグメントに関心があるのか、今の自分の仕事はどのセグメントなのかを整理できる。
本書の主張としては、カイゼン思考の限界、逆に妄想や直感からスタートすることがマーケットに強いインパクトを与えるという内容。あえて現実から離れた妄想や目標を考える大切さに触れている。
Posted by ブクログ
面白い発想です。普段直感的に動きがちな自分でも、あぁこう考えると「なんとなく」から抜け出せるというか、もう一歩先へ考えを進められるかも?と言うヒントがこの本にはあった気がする。
Posted by ブクログ
ロジカルシンキングとの違いを意識して読んだ。
とても読みやすく、分かりやすく「他人モード」の自分に気づかされた。
いかに「自分モード」を取り戻して行くか、「余白」を設け「妄想」を開放するための具体的で実践的な内容である。
「妄想」が大事とする理由
結果を出すのは直感と妄想であるビジョンの素
情報過多、カスタマイズされた情報に触れ過ぎると没個性化してしまう
シンプルさは視野を狭くするため複雑さをそのまま理解する自分視野を持つ
どのように「妄想」力を高めるか
空間的、時間的余白を作る
妄想する時間を確保し箇条書きではなくイラストや図を使ってノートへはき出す
努力ではなく根本的なやり方を変えるような視点でとらえる(ムーンショット)
「妄想」がもたらすもの
妄想を再分解しパーツを組み替え再構築することでイノベーションとなる
妄想を信じ、同じ考えの集まりが社会を変える力となる
情報過多社会にいると常に他人モード(同調意識)となり自分モード(自分の意見)を見失っている。
余白を確保し妄想を思考のスタート地点とする事で大きく変わる。
無理にシンプル化、画一化されたものではなくありのまま理解する知覚力を身につけること。妄想ネットワークが大きな変化をもたらす。
妄想の再分解、組み替え、再構築がイノベーションをもたらし突拍子もない自由発想がブラッシュアップされていく過程こそがビジョン思考と理解した。
Posted by ブクログ
「10パーセントのカイゼンより10倍にする」意識を持つ。10倍にするためには根本的に別のやり方を考えるしかない。そんなときに「どうすれば…できるだろうか」のイシュー・ドリヴンではなく、「もし…ならどうなるだろうか?」というビジョンドリヴンで考える。
色々な本でジャーナリングしろとあれだけ言われていながら実行しなかった私だが、この本を読んでついにジャーナリングを始めた。
Posted by ブクログ
改善の農地、戦略の荒野、デザインの平原、人生芸術の山脈
妄想の部屋、近くの部屋、組み替えの部屋、表現の部屋
この整理は腹落ちするし、シンプルに面白い。
他人時間になっているな…と内省。
tips多め、試してみるのも良いかと。
ジャーナリングからはじめよう。
Posted by ブクログ
筆者がぶつかった壁に共感でき、諸先輩から言われた言葉に気づきを得ました。
様々な手法や概念の活用方法も勉強になりました。
プロトタイプの構想に時間をかけずに進めるために、打ち合わせの予定を早めに入れて時間の制約を設けるといった具体的な方法は早速実務に活かせそうです。
Posted by ブクログ
自分の直感と論理を組み合わせる方法や重要性が纏められており、面白く勉強になる一冊だった。
印象的だったのは
・VUCA時代の不透明で変化スピードが早い中でこそ、自分の直感や妄想(ビジョン)を持つ自分モードが重要(それを楽しむ)
・ビジョン思考には、妄想、知覚、組替、表現のステップがあり、強制的に時間を作り、方法を知り、形にしていく必要がある
・真に創造的なアイデアやイノベーションはビジョン駆動型の思考から生まれている
その他メモ
序章
・データビジネスのデメリット
数字のエビデンスがないと決めれない
既存ビジネスを伸ばす一方になる
スピードに欠け他社に先越される
・P&Gの利益の8割は新しいゲーム、2割の補完がデータ分析
・デザイン思考
①手を動かして考える
プロトタイプを作ることで会話が生まれる
②五感を活用して統合する
体感覚、視覚、聴覚など通して名前つける
脳は超並列型処理を行うため、これらよインプット、アウトプットによりひらめきが生まれる
③生活者の課題をみんなで解決する
1章
・自分らしい思考を喪失する原因
①内発的動機が足りない
②インプットの幅が狭い
③独自性が足りない
④アウトプットが足りない
・ビジョン思考には、妄想、知覚、組替、表現のステップがある
・ビジョン思考を身に付けるには、強制的にスペース(時間)を作ること、メソッドをしることが必要
特に前者は意識して時間を確保する
・右脳、左脳的な考え方が苦手でも、脳内ネットワークやその働き方は「使い方」次第でかなり変化する
2章
・創造性には妄想と現実のギャップが必要で、情報が欠けているという認知があってなにかを知りたいという好奇心が発動する
・10%成長するためには努力が必要だが、10倍成長のためには手法を見直す必要がありその方が楽な可能性もあり、その過程で副産物が生まれる
・ティール型の組織で現場の妄想を実現していくビジョンドリブンな考え方が広がっている(イシュードリブンでは現代のスピードに付いていけないなどある)
3章
・知覚のプロセス
①感知 ありのままに観る
情報をそのまましっかり見て情報メッシュを細かくする
②解釈 インプットを自分なりのフレームにまとめる
③意味づけ まとめた考えに言葉を与える
4章
・組替(デザイン)とは、分解+再構築で構成される
・当たり前を覆す新たな発想を得るステップ
①あたりまえを洗い出す
②あたりまえの違和感を探る
③あたりまえの逆を考えてみる
・再構築にはアナロジーの適用が有効だがこれができない要因は
①ターゲットの構成要素が掴めてない
②ソースの引き出しがない
③相違点ばかりにフォーカスしている
・再構築は時間やフォーマットの制限がある方がまとめやすい
5章
・表現はゴールではなく、有益なフィードバックや気づきを引き出し次なるバージョンアップへ繋げる手段
・いいアイディアを思いついたら、まずは褒めてくれる人、新しいもの好きな人、ノリのいい人に話す
終章
・VUCA時代の不透明で変化スピードが早い中で変化の波に流されない自分の妄想(ビジョン)が必要
・個人が長期的な取り組みを継続するためには本人の内側から出てきた妄想(ビジョン)を駆動力にした自分モードである必要があり、これは事業ビジョンだけでなく、人や組織が持つ「こうだったらいいのに」という理想も含まれる
・過去を振り返っても、真に創造的なアイデアやイノベーションはビジョン駆動型の思考から生まれてきた
Posted by ブクログ
序盤は難しくて呑み込めない。
多分何回も咀嚼しないと自分には難しい。
けど中盤からなんとなくわかってきたような感覚に。
余白を作るためには行動。
次に読むことがあったらどう感じるのかな。
Posted by ブクログ
我々の生活は、意識しないと他人からの情報による他人モードの時間に占められ、自分が何をしたいのかも分からなくなる。しかし人も組織も「これがやりたい=ビジョン」があると強い。そのためには直感や妄想が必要だが、それを実現に落とし込むには論理や戦略も必要。その直感と論理をつなぐ思考法をまとめた本。
・妄想には余白の時間が必要。内容は何でも良いからノートに手書きする時間を毎日15分作る
・自分だけの山を見つけるには、一度全てゼロにして自分と向き合う時間が必要
・ムーンショット=10%成長よりも10倍成長を考える。実現を度外視した妄想=ケネディの月面着陸の呼びかけ。10倍成長は努力だけでは実現できないから、根本的にやり方を変えるしかない。
・問題解決(−→0)=どうすれば…できるか?
妄想(0→+)=もし…ならどうなるか?
・当たり前を洗い出す→当たり前の違和感を探る→当たり前の逆を考えてみる
・トライ&エラーが質を高める。プロトタイプは早い段階で出す
・子供は元々想像力と創造力を持って生まれる。その力を殺してしまうのは大人。
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リジョブの売却を経験した高松さんのオススメの本。課題解決やロジックなどではなく、ビジョンを思い描き、それを実現していく事の重要性を説いている。
白紙のノートを買ってきて、短い時間でもいいから、自分の心の中を言葉ではなく絵で描写しよう!という内容は新鮮で、自身の心と向き合うきっかけになった。今後活用していきたいと感じた。
Posted by ブクログ
他人モードから自分モードに変えていかなければ、ゲームチェンジするほどの大きなうねりは生み出せない。
つい他人モードで効率化に取り憑かれてしまうので、意識的に妄想(思考を飛ばす)ことができるように鍛錬したいと思った。
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直感から 図式化 思考を絵で表示する 図案にしたものから 論理的に考える
カラーハントcolor Hunter Adobe computer
ビジョンスケッチgoogle Autodraw
逆さま スケッチ
1単語1 スケッチ
Posted by ブクログ
1.ビジョンドリブンという生き方の概念
ー想像力と創造力をよって生まれるにもかかわらずそれを殺してしまう。、それを教育する
2. 生き方のデザイン
ーどこかで道を外れ新たな自分がやりたい道に進む
他人モードではなく自分モードで、デジタルツールではなく紙で
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論理的思考力を高めるために勉強をしていく中で手に取った一冊。
論理的思考とはまた趣が異なる内容だったが、考え方の革新を行なっていくためには必要な要素であると思った。
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他人モードに支配されているというのは共感出来る。自分モードで考える癖をつけようと思う。アイデア創出のための考え方や具体的なツールなど紹介されており、行き詰まった人にはオススメです。前半はビジネス志向、後半はアーティスト向け。
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部下から薦められた本。タイトル買いしてデザイン思考の話かと思っていたら、コンサル時代に当たり前のように使っていた思考を整理するためのtips集のような感じで目新しさは残念ながら無し。フレームワーク集の類よりは読者に歩み寄ってるところだけは良いかな
Posted by ブクログ
論理、戦略を優先する他人モードでは解決できない。
根拠のない直感や妄想を駆動力として世の中を動かす。
P&Gはデータに基づいて考え抜く社風がある。しかし利益の8割は新しいゲームを作ったクリエイターが生んでいる。フレームワークや戦略思考は残りの2割を補うツール。
問題解決思考には、達成できそうな目標しか見えない。
10%成長よりも10倍成長を考える=根本的なやり方を変える。
ビジョン思考=直感と論理をつなぐ方法=思考の余白を作る。
モーニングジャーナルを書くという方法。
一冊のノートA6のモレスキン、
毎朝15分ノートを書くだけの時間をつくる、
手書き、一か月、人に見せない、
何を書くか。
感情=いやだと思ったこと、うれしかったこと、気になっていること、自分の感情にアクセスする力を身に着ける。
妄想クエスチョン=質問に答える。子供時代を振り返る、架空の設定で考える、
欲望、妄想、WHAT-IF型質問に答える。
朝8時、11時、昼15時、夜10時半にアラームを鳴らして、1分間マインドフルネス瞑想を行う。
毎日、決めた時間に一日の余白を作る。
毎週、2~3時間ブロックして自分自身と向き合う。
カラーハント=その日の色を決めて、一日その色のものを探して写真を撮る。
私の仕事は表現すること、と考える。アウトプットせざるを得ない状況を作る
Posted by ブクログ
初期衝動を思い出しながら読む、良いきっかけになったと思う。思考法というより、自己啓発本のようでもあるが、言葉や経験の押し付けではなく、内発的なシンクロ。著者の考え方に、現在の思考が共鳴するような読書。
例えば、大事なのは「何をやりたいか」。やれる事ややらなければいけない事は置いておいて、戦略さえ後付け、実践のなかで創発される創発的戦略で良い。データドリブンのマーケティングは失敗し難いが、エビデンス無しに決められない。そうではなく、内発的動機を重視せよ。
自分はどうしたいのか。何故、そうしたいのか。そうするためには、何がベストか。ある事業に関わった時、とある人が教えてくれた。そんな単純な言葉が大事なギフトだった。この本に共鳴した部分だ。ビジョン思考に近い。
それと、とにかく手を動かす事。いや、多分足でも良い。経験的には、コンタクトを取る事も効果的だ。止まって考えると、動きが無い。先ず、物理的に動き、動かせば、脳や他人が自ずと動き出す。これもまた、真理だろう。
最後にムーンショットについて。ケネディ大統領の月面着陸から、実現可能性を度外視したビジョンをムーンショットと呼ぶが、織田信長の天下布武、ピラミッドや万里の長城もムーンショットの実例だという。事業の大きさにビビるな。
やりたい事、動きながら、臆するな。