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Posted by ブクログ
「読書」とは、どちらかというと受動的で非生産的なイメージが付きまとう。
何もする事がないから、読書をする。暇つぶし。確かにそういう時間の使い方の一つが読書でもあると思う。
でも、この本を読むと「読書」が能動的で創造性のある行為だってことがよくわかる。
本を渡されても、そこには文字が羅列してあるだけ。その文字を読んで頭の中でイメージしたり意味を咀嚼して自分の中に落としこんだり、それを元に考えたりすることは、間違いなく能動的に「読書」しないとできないことである。
本も勉強も、自分を耕すこと。
特に、受験を控えて進路選びに悩んでいる子、なぜ数学を勉強しないといけないかと頭を抱えている子にもおすすめしたい。
もちろん、大人が読んでも面白い。
Posted by ブクログ
読む本を選ぶことは自分の人生を選ぶこと。
なんだか大仰な気がしますが、私もはっきりと実感として理解できるのです。
祖父や母の影響で本は身近だったし、大学生になったら絶対に本屋でバイトするんだ!と思っていました。実際にご縁があり、ふと手に取った本が原田マハさんの「楽園のカンヴァス」でした。
西洋美術の優美さや面白さ、歴史との複雑な関わり合いを読書を通して知った20歳そこそこの私。「本場の美術館に行きたい」という気持ちだけで、25歳の時に1人でロンドンに飛びました。(旅行です)
振り返ると、あのときあの本を手に取っていなければ1人でロンドンに行くことも無かったし、そのときの「言葉がうまく伝えられない」歯痒い気持ちが英語学習への意欲に繋がることもなかった。日本の外の文化を肌で感じることもなかったかもしれません。
いまは西洋美術だけでなく様々な芸術や歴史を少しずつ本から学びつつ、毎日英語を勉強する生活をしています。本を読む前の自分に教えたら驚かれるかも。
この本はそのような「なぜ本を読むのか」ということを説教くささを抜きにお子さんでも分かるように&大人でも楽しめるように書かれていて、老若男女に手に取ってほしい!と思いました。
一度手にした本を最後まで読め!みたいなことも言わないし、自分に合わない本もあれば世の中真実だけを描いた本ばかりではないということもしっかりと教えてくれているのも良い。
私は幸運にも本へと興味を誘導してくれる肉親がいたので読書は自然なものでしたが、本を読むことに苦手意識があるお子さん、いつのまにか本を読む習慣が薄れてしまった大人のみなさんにも是非ぜひ。
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