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フジテレビ問題の検証を行った「第三者委員会調査報告書」はすべての企業に向けて「人権尊重に基づく経営」を訴えるものでした。『嫌われる勇気』の著者であり日本を代表するビジネス書ライターである古賀史健氏が、その報告書を独自の観点で振り返り、全ての日本人への警鐘としてまとめる〈新・社会派ビジネス書〉です。
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Posted by ブクログ
中居正広の性暴力事件に端を発する、フジテレビ内で起こった集団浅慮を分かりやすく紐解きながら、日本の企業や私たち個人が本当に意識しなくてはならないことを紹介していく本書。 世間を騒がせたあの事件を、本当に分かりやすく紹介してくれるだけでも読む価値ありと思ったが、後半から本格展開されていくハラスメント...続きを読む、差別に対する考察が素晴らしい。 もう少し深いところで素晴らしさを語ると、例えばハラスメントに関するノウハウ本って、今や山のようにあるのだろうけれど、その多くは男女ともに共通して勉強となることが書かれているのだと思う。 しかし、本書ははっきりと明確に、男性のある世代、ある集団に対してピンポイントで厳しく指摘を行ったところが良い。 誰もに通じるお行儀の良い本ではなく、現実的にフジテレビと同じ立場になり得る人たち、そしてそれは、この日本の中でおそらく最も多くの人口である人たちに厳しく、しかし丁寧に道を指し示している本だと思った。 人に勧めたい一冊です。
2025年のフジテレビ問題の第三者委員会の報告書の内容をベースに、フジテレビ首脳陣の判断を誤らせた「集団浅慮」を分析した本書。後半は「ビジネスと人権」の在り方を記述しており、改めて人権意識、いや人権知識の重要性を考えさせられた。 同質性の高い壮年男性たちが実権を握る日本企業は、令和の世でも少なくな...続きを読むいので、このような集団浅慮に陥ってしまうのはある種自然なのかもしれない。だからこそ自分たちとは異なる様々な人の声に耳を傾けなければならない。歳を取れば取るほど注意してくれる人も減り、旧来の価値観のまま凝り固まってしまうので、本書の提言には首肯しっぱなし。定期的に読み返したい。
第三者委員会の方々はとても深く考えてこの事件を判断したんだろうと思った。また、初動の現場の方々はもちろん、とんでもない間違いをしたトップ層も決して被害者のことを貶めようとしてなかった事はこの本を読んで気付かされた。だからこそ致命的で、根が深い問題であり、男性だろうが女性だろうが、誰もがフジテレビの立...続きを読む場になりうる。それを防ぐために人権の配慮という考えを染み込ませないといけない
過去に自身が感じた尊重されていないな。 という経験を言語がしており、納得と共に救われた。 凝集性と同一性が行きすぎた場合、 まともな判断ができなくなる。 また、異質な物を排除する。というのは納得しかない。
フジテレビの事件で第三者委員会が作成した調査報告書の要約と、事件に至った原因・解決策を著者が考察した1冊。 事件をエンタメとして消費するのではなく、問題の本質を扱っている本だと思い手に取った。 日本人の「みんな同じ」はもう過去のものであり(マイノリティの意見が表に出なかっただけで、これまでもみん...続きを読むな同じではなかったと思うが)、同質性の高い人たちだけで意思決定をする弊害がとてもよく分かった。 「不知」という罪。 世の中のほとんどのことは自分の知らないことなのに、まるで全てを理解していると思うのは傲慢でしかない。 そうならないように新しい視野・価値観を知り、定期的に意識を改めようと思った。 会社という組織以外にも、家庭、地域など人間が複数集まるところでは、性別・年齢を問わず誰でもハラスメントの加害者になる可能性がある。 みんなが知っておいてほしい内容だった。
腹に来る内容。 組織人として長い自分は間違いなく浅慮があるし、日々それが増幅していっているだろう。 これを読むとアファーマティブアクションを成立させる価値がよくわかった。単にアサインするだけじゃなく、周辺環境や評価設計を含めた話として。
「集団浅慮」という言葉に惹かれて読んでみた。 単なるスキャンダル的な話かと思ってたフジテレビのあれこれ。本書のような視点で見ると、どんな組織でも起こりうる人権の問題であることがわかったし、自分のいる組織でも起こり得るとも思った。 心に残ったのは、「人権意識」よりも「人権知識」が大切ということ。 ...続きを読む著者が感銘を受けた、第三者委員会の調査報告書は未読だけど、読んでみたい。 以下、備忘のメモ 集団凝集性→その組織に留まらせようとする力 集団浅慮→集団凝集性が高い組織に関与しているときに、メンバーが全員一致を強く求めることによって、他の取りうる行為を現実的に評価するという動機づけを無視してしまうときに人々が引き込まれる思考様式の簡易な言い方。 逸脱者への同調圧力→①説得、②疎外、③排除 集団浅慮の症状→①不敗神話の幻想、②道徳性や倫理性への揺るぎない信念、③警告の合理化、④敵のステレオタイプ化、⑤批判の自己検閲、⑥全会一致の幻想、⑦逸脱者への圧力、⑧「心のガードマン」の出現 処方箋→①批判的評価者の割り当て …空気を読むと水をさせる自由 ②リーダーの沈黙、③複数グループによる多層的な検討
今回の某マスコミと大物タレントの事件に関して何かモヤモヤしたものを感じた方には是非一読をお勧めしたい。 これは単なる芸能人のスキャンダルに留まるべきではなく、自分たちの属している組織や社会でもしごく当然のようにはびこって心当たりのあるような組織構造や集団心理などを深く掘り下げており大変読み応えがあっ...続きを読むた。 重役たちは何を誤ったのか?別に犯罪を犯した訳ではない。一見被害者のプライバシーを守るためという正しそうに思える「思いやり」も、単なる中高年男性という凝集性の高い集団が勝手に考えた「思い込み」に過ぎなかったのではないか。その考えにいくプロセスに被害者の考えなり他の専門家なりの考えなどはあったのか?被害者の人権は考慮されていたのか? 多様性がなく凝集性の高い閉鎖的で硬直した集団においてはしばしばこのような集団浅慮が生じてしまう。 ではどのようにこの集団浅慮を防ぐことができるのか?簡潔に言うと組織の多様性と互いの尊重であると。 私が一言でまとめると薄っぺらく感じるのだが筆者なりの解決方法も含めてよく考察されているので是非本書や実際の「調査報告書」の一読をお勧めしたい。 「個人の狂気は稀なものである。しかし集団においてはそれが常である」 -フリードリヒ・ニーチェ- --------------------------------------------------------------- 集団浅慮 優秀であるはずの個人が集団になった時に発現する、あまりに愚かな意思決定プロセス ルボンの群衆心理 群衆の中に呑み込まれた人間は個人を抑制する責任観念が完全に消滅し自分の意思を持って自分を導く力のなくなった一個の自動人形 群衆は知能の点では単独の人間よりも常に劣る 群衆となった人々がいかにしてカリスマ的指導者に扇動されていくか 集団浅慮には独裁者は必要としない。集団のぼんやりとした熱狂や興奮とは無縁の生ぬるい空気の中で発現する。 その内実やメカニズムは日本社会のどの業界でも、企業、学校、政界、スポーツ界、どんな組織にでも起こりうる 同質性の高さと多様性の欠如こそが集団浅慮を招く ------------ G :女性Aが自らマンションに行ったのであれば、それはプライベートな男女間トラブルになるため上司への報告の必要はない、むしろするべきではないと判断した。 →対等な関係性ではなく断る事は容易ではないという状況を考慮していない。 コンプラ推進室が機能していない 女性アナウンサーの置かれた脆弱な立場 雇用上の報復を受ける可能性がある。ハラスメントをら訴えれば面倒臭い人のレッテルを貼られノリの悪いやつの烙印を押される。 H人事局長:社員に対する安全配慮義務とは労働契約法第5条に定められた義務で使用者・雇用者は労働者・従業員の生命身体心身などの健康を守るために安全な職場環境を提供し必要な配慮をしなくてはならない。 ただし彼は意思決定ラインから外されていた K弁護士 港社長とバラエティ部門のお抱え弁護士がこともあろうに加害者側である中井氏の代理人としてA氏に向き合う。本来自分の会社の社員を守るべき部門も弁護士もが、大手の取引先のサイドに立ってA氏に対峙する。二次被害とも評価しうる。 ------------ 集団凝集性 その集団にとどまらせようとする力 忠誠心、愛社精神、結束力、団結力、一体感 同調圧力(peer pressure)は凝集性が高いほど生まれる。 ①説得②疎外③排除 アメリカでは子供達が飲酒や薬物に手を染める要因として友人グループによる同調圧力が指摘されている。D.A.R.E. (Drug Abuse Resistance Education) 〇同調圧力の正体 PHP新書 太田肇 google のプロジェクト・アリストテレス パフォーマンスの高いチームにはどのような共通項があるのか ①心理的安全性:安心して発言できること ②相互信頼:メンバー同士に信頼感がある ③構造と明確さ:自分の役割を明確に理解している ④仕事の意味:個人として異議や価値を見出している ⑤仕事のインパクト 推薦図書: 〇1984 :ジョージオーウェル、ディストピア小説 newspeak と二重思考:矛盾した二つの信念を心に抱きそのどちらも受け入れる能力。指導者を神聖化・偶像化する全体主義国家には実際に二重思考(国家や指導者の嘘を嘘だと知りながらそれを真実として受け入れる思考)が蔓延しているのかもしれない 凝集性の高い集団はリラックスした陽気で友好的な雰囲気であり選民意識を伴う。全会一致を求める。激しい議論や批判、対立、熟慮を嫌う。 ①集団への過大評価: ・不敗神話の幻想 ・道徳性や倫理性への(誤った)揺るぎない信念 「我々は善良な賢い集団である、正しい事をしている」倫理的な葛藤を最小化してしまう、結果戦争が勃発してしまう ②思考の閉鎖性: ・警告の合理性 正常性バイアス(自分に都合の悪い情報を過小評価する)、確証バイアス(自説を裏付ける情報ばかりを集めて反対意見を無視・軽視する傾向) ・敵のステレオタイプ化 敵対者を悪・愚か者、自らを善としてそれ以上の分析をしない ③全会一致への圧力 ・批判の自己検閲 相互不可侵条約、他人の意見に口を挟むということは条約違反という空気。自分も誰かに咎められたりそれによる心理的なダメージを受ける事もなくなる ・全会一致の幻想 〇なぜ皆が同じ間違いをおかすのか「集団の思い込み」を打ち砕く技術 門脇弘典 NHK出版 集合的幻想:自分は反対だけど他のみんなは賛成なんだろうと思い込むこと ・逸脱者への圧力 凝集性の高い集団において大事なことは、熟慮して正しさを議論し合う事ではなく、首尾よく会議を終わらすこと、クラブのような快適な雰囲気。余計なことを言うなという雰囲気。 集団的浅慮の解決方法 ①批判的評価者の割り当て 〇「空気」の研究 山本七平 文芸春秋 水を差せる自由がある事が大事 悪魔の代弁者(自分の意思とは関係なく考えうる批判や反論・リスクをぶつけてくる人)の配置を推奨する事で議論がブラッシュアップされていく。反対意見を言ってもいいんだ、率直な感想をぶつけてもいいんだ。 ②リーダーの沈黙 ③複数グループによる多層的な検討 ダイバーシティ研究 ①抵抗 ②同化(差別と公正性のパラダイム) ③分離(アクセスと正当性のパラダイム) ④統合(学習と有効性のパラダイム) 自分とは異なる意見を価値観を敬って重んじる。 黙って従うのでも感情的に反論するのでも説得するのでもなくまずは聴く。 意見が対立している時こそ対話を諦めず尊重というクッションを挟む。全ての個人を尊い存在として敬う事、その医師や洗濯を重んじる事、そこから本当の学び愛が生まれ心の多様性が生まれ集団浅慮が退けられる。
フジテレビの伝説の10時間記者会見を生放送で見ていた。湊社長はじめ、言っていることに嘘はなさそうだ。しかし、一人の社員を自死寸前まで追い込んだのは事実であり、なぜこのようなことになったのか、強い関心を持った。すぐにマスコミはこのニュースを報じなくなり、中居氏と女子アナのスキャンダル」という形で終わっ...続きを読むた印象を受けたため、もやもやしたまま時が過ぎた。そんな折、この本に出会い、とても感銘を受けた。個人的には、人権の意識を高く持つよう心がけていたつもりであったが、まだまだであることがよくわかった。人を変えることはできない、自分を変えることから始めよう。
今の与野党やトランプ政権、マンガワンの件など、注目されている組織の行動にも多く当てはまると感じました。会社に限らず多くの「集団」に属する1人の人間として、一度読んで見ることをオススメします。
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