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フジテレビ問題の検証を行った「第三者委員会調査報告書」はすべての企業に向けて「人権尊重に基づく経営」を訴えるものでした。『嫌われる勇気』の著者であり日本を代表するビジネス書ライターである古賀史健氏が、その報告書を独自の観点で振り返り、全ての日本人への警鐘としてまとめる〈新・社会派ビジネス書〉です。
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Posted by ブクログ
『透明を満たす』は半年くらい前に読んだ なんだかなぁ…と言う印象の男社会 同じ男社会でもココよりはマシなのか?とも思った 自身の意思に反して、本人の決断したかったタイミングでない時に人生の分岐を迎えることになりただただ気の毒 後半の著者の経験談からも諸々の“被害現場”の様子を察せられた 令...続きを読む和なのに昭和が残る? 時代は関係ないか でも企業ではどう考えてもオカシイ 時代錯誤がまかり通っていた怖さ
・本書は、2025年に大きな社会的議論を呼んだ「フジテレビ問題」と、同社が設置した第三者委員会の報告書を出発点に執筆されたビジネス書である。 ・著者の古賀史健は、フジテレビ事件を単なる個別の失態として消費するのではなく、組織全般が陥る構造的な意思決定の病理を考察するための素材として扱っている。 ...続きを読む・本書の中心概念は、社会心理学者アーヴィング・L・ジャニスの提唱する “集団浅慮(Groupthink)” であり、「優秀であるはずの個人が集団になると愚かな決断を下すプロセス」を指す。 ・ジャニスの理論によれば、高い凝集性・閉鎖性・均質性を持つ集団は、外部の意見や反対意見を排除し、リスクの高い決定を正当化しやすくなる。 ・フジテレビの事例では、経営陣が同質的な壮年男性のみで意思決定を行い、多様な視点を欠いたまま対応を進めたことが、「集団浅慮」の典型例として分析されている。 ・結果として、事件対応は被害者の人権や社会的説明責任を軽視する方向に進み、数百社規模のスポンサー離脱という深刻な悪影響を招いた点が指摘される。 ・本書では、集団浅慮に陥るメカニズムとして、以下のような要素が挙げられている: 同調圧力と批判の抑制 異論・不都合情報の遮断 集団の過大評価によるリスク軽視 多様な意見・人材の欠如による視点の狭窄 これらはジャニスが指摘した「症状」として整理されている。 ・また、日本社会における「同調圧力」や「ムラ社会的な空気」の存在は、集団浅慮を生む要因として分析され、西欧社会にも同調圧力は存在するものの、日本的組織文化の特性がこれを増幅している可能性が論じられている。 ・本書では、単に問題を描写するだけでなく、組織に潜む浅慮の “芽” を発見し、それを防ぐための視点として「ダイバーシティ(多様性)」や「人権・倫理意識」の重要性を強調している。 ・最終章では、「ビジネスと人権」というテーマに踏み込み、他者の人権を尊重する知識・姿勢が欠けていた組織文化の問題点を指摘し、対人関係・組織運営の改善に向けた原則を提示する。 ・結論として、本書はフジテレビという具体例を通じて、日本の企業・組織・社会に普遍的に存在しうる意思決定の落とし穴を浮き彫りにし、それを避けるための洞察と処方箋を読者に提供することを目的としている。
フジテレビ問題の理解が進むのと共に、 家族経営を謳う日本企業全体への警笛としてもとても興味深かった。 ポイントは、 一つ一つの判断や行動に対して理由なり意義なり背景なりをトップの発言だからと言って深く考えることを放棄しがちな事だと思う。そしてその行為は従順として良しとされやすい。本当はサボっているだ...続きを読むけなのに。
集団浅慮という言葉は聞いた事がなかったのだけど、浅慮とはどうやら熟慮の対義語らしい。 この本を読もうと思ったきっかけは、サブタイトルにある通り、なんでブジテレビのような一流企業の経営陣が集団浅慮に陥ってしまうのかとういう点を知りたかったからです。 そのポイントは凝集性の高さにあるとのこと。 また...続きを読む聞いた事がない単語が出てきた。 凝集性の高い組織とは、メンバー間の関係性が良好で、チームとしての一体感があって、所属する組織に誇りを持ち、その一員である自分にも誇りを持てる組織のことであるらしい。 おいおい、それって理想の組織だし、会社組織として目指すべき姿なんじゃやないの?と思うのが当然だと思うのだけど、どうやらその凝集性の高さが落とし穴になるようだ。 その理由はぜひこの本を読んで確かめてみて欲しい。 そしてもう一つ、勉強になったのは企業経営におけるダイバーシティの必要性。 これまでダイバーシティだとかエクイティだとかインクルージョンだとか、とっつきにくいカナカナ語だなぁと思いながらも、少しは理解している気がしていたんだけど、まぁ、僕の理解なんて、差別はいけない、お互いを理解しないといけない、自分の価値観を押し付けてはいけない、アンコンシャスバイアスとかマイクロアグレッションには気をつけないといけないくらいのもので、本当の意味でなぜ企業にとってダイバーシティが必要なのか理解していなかったのかも知れません。 この本を読んでダイバーシティの必要性についての理解が深まりました。
同じ女性でも、「女性がフラレた腹いせにやったことだろう」とか「もし本当なら、写真集など出せないはず」という人がいるが、ぜひこの本を読んでほしい。 なぜ、そのような思い込みをするのか、気づくと思う。
素晴らしい作品だった。最近読んだ本のなかでベスト。フジテレビの中居くん事件はなぜ起きたのか。 成功体験を積み重ねた凝集性の高い集団。同じ目標に向かって突き進むエリート集団。 優秀な人たちがなぜそんな初歩的なミスを犯すのかと思われるが、エリートであるが故に、集団への信頼が高いが故に落ちる穴。 ぜひ...続きを読む多くの人に読んでもらいたい。
非常に思慮深く考察された内容であり、自分にとって大きな学びの機会を与えてくれた。 序盤はフジテレビが関与した中居氏の性暴力に関する報告書を概説するものだったが、その事案の背景にある集団浅慮という考え方と想定されるメカニズムのことは初めて知った。また、そのカウンターパートとしてのダイバーシティの重要性...続きを読む、「尊重」の重要性もとても納得のいくものだった。
フジテレビ第三者委員会報告書をもとに、「同質性の高い壮年男性」による意思決定の誤りを「集団浅慮」の視点から読み解いた書であるが、それだけにとどまらない内容を含んでいる。男女共同参画社会が言われてからも、人権教育が進んだといわれる日本(しかし世界の中では人権意識は低い部類に入る)で、いまだに旧態然とし...続きを読むた組織構造が続けられているのかを考察されている。ダイバーシティや公正の概念が言葉でしか受け入れられていない現状、本報告書は「ビジネスと人権」の視点から書かれているが、日本人の人権意識の低さ、というより人権知識の低さの観点から考察し、性暴力を人権問題からの考察として語られている。ビジネス書の書き手であり、わかりやすい書であった。あらためて人権知識の吸収に努めなければと思わせてくれた書であった。
同質性の高い壮年男性が率いていない会社や組織、日本にどれくらいあるんだろう。 中居氏の事件に関し興味があり、また、わたし自身男社会と言われる組織に属していることから、表題に惹かれ手に取った。 なお、中居氏の事件の詳細を知りたいなら、本書より、第三者委員会の調査報告書を読むことをお勧めする。 著者も...続きを読む同報告書の一読を強く推している。 女性総理が誕生し、女性大臣の活躍も注目されているが、彼女たちも政界という、まだまだ男性主体のムラ社会の一員である。男性と同化することなく、いち政治家として、個人としてのカラーを出し、仕事をしてほしい。
浜田敬子さんがおっしゃっていたようにビジネス書としてなかなかこのテーマは取り上げられて来ずにどちらかというと、フェミニズム本として社会学のコーナーに置かれていた印象を自分も感じていたので、こうしたテーマをダイヤモンド社を出版社として嫌われる勇気でベストセラーを産んだ古賀さんが書くことがとても意義深い...続きを読むことである。古賀さんが本書の最後に述べているように人権感覚というより、人権知識が乏しい日本で生まれ育った自分の周りも含めたビジネスパーソン全員に本書を配りたいと思ったくらいの良著。
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