集団浅慮 「優秀だった男たち」はなぜ道を誤るのか?

集団浅慮 「優秀だった男たち」はなぜ道を誤るのか?

ビジネス・実用
1,738円 (税込)

8pt

フジテレビ問題の検証を行った「第三者委員会調査報告書」はすべての企業に向けて「人権尊重に基づく経営」を訴えるものでした。『嫌われる勇気』の著者であり日本を代表するビジネス書ライターである古賀史健氏が、その報告書を独自の観点で振り返り、全ての日本人への警鐘としてまとめる〈新・社会派ビジネス書〉です。

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集団浅慮 「優秀だった男たち」はなぜ道を誤るのか? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なかなかの力作だった。まず第一にテーマ設定が秀逸だと思った。主題が『中居正広の性加害とフジテレビの対応の問題点』だったならばさほど興味を感じなかっただろう。ただの芸能界スキャンダル程度の理解しかなかったからだ。しかしこの本は、その根本原因を掘り下げて、日本人に特にありがちなGroupthink(集団思考ーここでは集団浅慮)の具体例としてこの事件を取り上げつつ、なぜそのような思考法に陥ったのかということを提示している。様々な先入観や固定概念を再認識させ、個人としては極めて優秀な人物が、集団思考に陥ることで、愚かな誤った道を選択してしまうさまが明瞭に示されている。鍵となるのは『多様性』の欠如のようだ。『同質の壮年男性の集団』ばかりが悪者扱いされているようで、壮年男性は反感を持つかもしれないが、その壮年男性こそが、日本社会の中で最も権力を持ち、優位な立場を享受してきたのだということを忘れてはならないと思う。

    1
    2026年07月31日

    Posted by ブクログ

    「全ての個人を尊い存在として敬うこと、その意見や選択を重んじること」というまとめの言葉が沁みる。社会人は読むべき一冊。

    1
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

    誰もが読むべき1冊だと思える本でした。

    フジテレビ問題を通して、ハラスメントやジェンダー、人権について考えるだけでなく、「なぜそのようなことが起きてしまうのか」をしっかり掘り下げており、とても勉強になりました。

    これはどのような組織においても当てはまる深い問題であり、会社だけでなく、友達グループやサークル運営などにも通じるところがあると感じました。

    ビジネス書なので読みやすいところも素晴らしい。

    「思いやり」ではなく「尊重」を。

    0
    2026年10月09日

    Posted by ブクログ

    知り合いが絶賛していて読んでみた。
    丁度読んでいた「女性リーダーはなぜ少ないのか」に通ずる箇所が多くあった。
    これを書いたのが女性だったら、また違う受け取られ方をするのだろう。
    私が生きている間に、どこまでリーダー層が多様化するか、しっかりと観察していきたい。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    2026/03/31 読み始めた

    積読チャンネルより。失敗に学ぶシリーズ。誰が悪いわけでもない、ただし、繰り返すべきではない。

    2026/04/10 読み終わった

    多様性を持っているということは、組織内に多様な考え方の人間がいることではなく、多様な考え方があることを自覚することだ。

    つまり、多様性とは学習できるものであって、ということは多様性とは1人でも達成できるものである。自分の咀嚼としてこの結論に一番痺れた。

    相手がどう思うかを考えて、伝えて、聞いて、擦り合わせる。

    0
    2026年08月31日

    Posted by ブクログ

    いや、面白かった
    みんなぜひ最後まで読んで欲しい

    はじめは、フジテレビの社長たちがなんで間違えちゃったのか?って話だったんだけど、
    最後、みんな、尊重しあおうよっていう日本の人権意識の問題の話になり カタルシスがえぐかった…

    しかも著者が団塊バリバリ体育会系男性っていうのが、また、、、
    私は20代後半女性だが、ほんmoney若い人代表、女性代表、みたいな意見を求められることが多く モヤモヤしていたりした
    幸いセクハラされる気配は0なものの、、、
    なんかほんま、これからよね!この国!どんどんみんなでよくして行こうねーーー!!!!

    0
    2026年08月15日

    Posted by ブクログ

    集団浅慮はどこでも起こっている。
    結局のところ思考停止になっている状態なのは間違いないが、思考停止になっていることに気がつかないから「集団浅慮」という事態になっている。
    今回のフジテレビ問題は、決して他人事ではない。

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

    わたしはいわゆるフジテレビ問題を一切知らなかったが、著者の古賀さんが「これはすごすぎるから全国民に教えないと」と思ったことは容易に納得ができる。
    これはフジテレビがどうとかではなく、壮年男性が蔓延り自浄作用のなくなった日本の縮図なのだと思った。
    古賀さんいわく、単に異物を組織に入れることが多様性なのではなく、すべての人間がもつ差異から学びを得ようというのが本来の多様な社会だそう。
    他者から学ぶことをやめた人間から、集団浅慮に陥っていくのだろう。

    0
    2026年07月19日

    Posted by ブクログ

    経営層のおじさんが密室に集まって物事を決めた結果、客観的に見ると偏っているとしか言えない判断をしたという事例の紹介。

    日本はお国柄的に同質性が強く、業界によってはジェンダーも相当偏る。多様性が大事と言いつつも、多様性のある状態を経験したこともなく多様性の意味するところを本当に理解できる環境にない人が大多数ではないか。

    そのような前提に立つと、unconscious biasを意識することの重要性に気づく。本質的にどんなバイアスを自分が持っているのか把握することはできないので、バイアスが「あるはず」という前提でいることが大事。ある意味の謙虚さである。

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    読み進めるうちに面白みが増して一気読み!
    前職に魅力を感じなくなった理由が凝縮されてた。

    同質性の高い壮年男性が集まることで生まれる集団浅慮。
    自分の正しさを疑い、無知を自覚する。
    他者を尊重しながら、何よりも自分の尊厳を守っていいんだなと思った。

    読んでよかった!

    0
    2026年07月01日

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