ビジネス・実用の高評価レビュー
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夢をよくみる。人がみた夢の話を聞くのも好きだ。亡くなった人が出てきたり、知らなかった事実と符合する内容だったり…。そのような夢をみた意味を考えたくなるが、宗教やオカルトに傾倒しているわけではない。すべて自分の隠れた願望や悩み、とされるのも腑に落ちない。もっと違うアプローチはないかと思っていたときに出会った本。
意識が無意識の中で創造されたものを引っ張り上げるような感覚かとイメージするが、著者はそれを「意識が無意識を手なずけている」と表現する。
「超常現象を通常の現象と接続して捉えられれば」研究も進むし、個人としては何かを創造できる可能性が高まるという恩恵がある、と解釈できそうだ。
あー、よ -
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世界遺産という「点」が、日本の歩んできた「線」へと繋がる瞬間
これまで世界遺産に対して抱いていたイメージは、正直に言えば「有名な観光地」という程度の、漠然とした知識の集合体に過ぎなかった。ユネスコが認定した価値ある場所、という記号的な理解で止まっていたのだ。しかし、本書『キャラ絵で学ぶ!日本の世界遺産図鑑』を手に取り、そこに描かれた歴史の深層に触れたとき、私の認識は根本から揺さぶられた。世界遺産とは単なる名所のリストではなく、その土地に生きた人々が自然とどう対話し、いかにして文明を繋いできたかという、生々しい「記憶の集積」であることを教えられたからだ。
特に衝撃を受けたのは、世界遺産として認 -
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原題は「How to Lie with Statistics」。
アメリカでの発刊は1954年で、日本では1968年に翻訳された古典的ともいえる名著です。
著者は統計学者ではなく作家なのですが、だからこそこのようなユニークな著書を世に出すことができたのかもしれません。
「数字はウソをつかないが、ウソつきは数字を使う」とはかのマーク・トゥエインの言葉だそうで、数字を上手く使えば恣意的に自分の欲する結論を導ける、ってことになります。
数字は客観的なものと思われていますが、見せ方次第ではどうにも都合よく使えるということをまず知っておかなければいけません。
平均、相関関係、グラフなどは、様々な事象 -
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注文住宅を建てるという経済的合理性を考えれば完全な悪手(建てた瞬間に売値・資産価値がほぼ確実かつ大幅に取得コストを下回りしかも流動性が低い明らかな不良資産である。にも関わらず数十年というローンを組むため、居住地も仕事も家族構成も選択肢が極端に狭まり、疾病離婚キ◯ガイ隣人などでいとも簡単に詰む)を検討し始めたならば絶対に熟読すべき一冊。
まず、注文住宅が万人にとっての正解ではないどころか少なくない人間にとっては建売やマンションの方が合理的であると教えてくれるその実直さが素晴らしい。それらに比べて明らかに高コストな注文住宅という選択を行う場合、「注文住宅でしか実現できない暮らし」があるはずなわけだ -
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ネタバレヤングケアラーとは何か、ヤングケアラーの実態、ヤングケアラーを支援する上で、大切なことなどが書いてある本だった。
ヤングケアラーについて、なんとなく知っていたが、この本を読んでヤングケアラーについて学びを深めることができた。
この本を読んで、勉強になったことや知らなかったことを、下記に記す。
1 ヤングケアラーという言葉が出始めたのは、2016年頃。その頃は、5%クラスにいると言われていた。
しかし、2020年以降調査を深くすると、10%クラスにいることが発覚。
2 介護や頭にではなく、精神疾患を持つ家族をサポートする子供も、ヤングケアラーという。
3 ヤングケアラーの子どもの気持ちと -
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ネタバレ<ポイント>
・東洋哲学の10人がわかりやすく語ってくれています。とてもためになりますし、入門書として最適だと思います。今の自分でいいんだと思える本です。何度も読んでみたい。
〇第1章 落ち込まなくてていいよ、全ては想定内だから(ブッダ(仏教))
→どんな出来事も移り変わるものと受け止め、過剰に反応しない心を養う。良いことも悪いことも「諸行無常」、全て想定内と考えれば楽になる。
〇第2章 執着しなくていいよ、全ては一夜の宿だから(龍樹(仏教))
→この世界のあらゆるものは流動的であり、永遠に固定されたものはない。所有や成功に執着せず、「一夜の宿」のように一期一会を大切にする。
〇 -
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死と向き合わない限り有意義な時間を過ごすことはできない。自分の死も、大事な人の死も、常に頭に入れて初めて人生と向き合うことができる。本著で紹介されていた寿命をウィジェットで確認できるアプリ「Final Countdown」的な名前のアプリは大変に良かった。これのおかげでスマホのホーム画面を視界に入れるだけで自分と両親の寿命を頭に入れることができる。
若いうちは貯金せず経験に投資をしよう。人生の終末に「もっとお金を稼げばよかった」と後悔する人はいない。別の「死ぬ瞬間の五つの後悔」という本も読んでみる。
健康にも投資しよう。健康寿命を伸ばすことは、あらゆる面においてプラスである。
死ぬまでにやりた -
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やっと読めました、、!
目から鱗すぎて、、
こどもに関わる仕事をしている中で、なんでこの子は言葉が出ないんだろう、理解が低いんだろう、発達が遅いから?など、なんとなく疑問に思うことがたくさんありました。
こどもだけでなく、保護者や環境、育児状況も含めてアセスメントする中で、
たしかに、家でどんなふうに関わっているのか、聞いたこともなかったな、と気づきました。
一番関わりが深い保護者がどう関わっているか、そこが一番こどもに影響するはずなのに、、。
私もいまから出産を控えていますが、本当に今の時期に出会えてよかった。
また具体的な声かけも載っていて、実践できそうだな、とも思います。
自分が実践 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「はじめに」
歴史小説と歴史学の違いを挙げた。歴史小説の対象は人間で「どの時代でも変わらない」、歴史学の対象は時代で「今とはこう違う」。とはいえ実際はどちらも意図的に混じる/混ぜると。
「第一章 歴史は物語なのか」
歴史の記述というか文書の特性を挙げる。当然ながら一次文献であっても主観が入り、誇張やウソが紛れ込む。また近世以前では歴史と物語とが分けられていない。ここで歴史学の創始者ランケが実証主義を持ち込み、歴史を「歴史学」に変えたことを紹介。つまり文学との境界が曖昧だった歴史を科学としての歴史学へと変えた。とはいえ歴史学となると歴史のワクワクが減ってしまったとも言え、それに応えるのが歴史小