あらすじ
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夜が好きです。
優しかったり、怖かったり、不思議だったりする夜の魅力や、
そんな夜がもたらしてくれるさまざまな感情を少しずつ言葉にしながら皆さまと共有できたらと思っています。
とりとめのない深夜の長電話のように、肩の力を抜いて楽しんでいただけますように。
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・進まない原稿作業の合間に空想をめぐらせる夜
・ベランダで夕涼みをしながら半分眠る街を眺める夜
・親戚一同が集まるお盆、いとこと秘密の夜ふかしをする夜
・自動販売機が心の拠り所になった夜
・新米会社員時代、忘れられない夜食に出会った夜
etc.
楽しい夜、ドキドキする夜、ヘンテコな夜、懐かしい夜……
夜には、昼にはない不思議なときめきと心地よい寂しさがあります。
さまざまな顔をみせる“夜”に自分だけの楽しみを見つけたくなる夜ふかしのススメ、待望の書籍化!
眠れない夜のおともにもピッタリな1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ほのぼのしていて、夜って無駄な時間を過ごしがちだけど、こういう過ごし方素敵だなぁと思った。
こうありたいなぁ、いいなぁと思って素敵だと思った。
Posted by ブクログ
作者後書きに、眠れない夜にとりとめのない深夜の長電話をするような気持ちで読んでほしい、という旨の言葉があったが、まさにそんな感覚にさせてくれる一冊。
静かで、不思議で、綺麗で、温かかったり冷たかったりして、質の良い甘いカクテルみたいな温度とテイストですーっと心に染み入ってくる。
特に、同じような背景を持って生きてきた人なら、懐かしいやらふっと和むやらで、とても幸せなひとときを過ごせると思う。そういう人に贈るプレゼントとしてもいいかも。(そして、そういう相手はきっと紙の本を愛している。)
夜って魔法じみてて大好き。
Posted by ブクログ
いつまでも読んでいられるってくらい読みやすい。
この方のエッセイ好きだなぁ。
ノリというか空気感?自分に浸りすぎてない感じもいいし、気取りすぎず、でも気取ったものも好きなんだろうな。
このくらいのテンション感が読みやすい。
自己啓発がきつい本とか、ちょっとしんみりしすぎる本より、このくらいの軽さがいい。
オシャレだけど気取らない素朴さ。安心する。
最近、夜が怖くなったりもしたけれど、もともと夜好きだったな。
夜の特別感って確かにあって、人間みな共通の感覚なのか、朝と夜の空気感の違いを感じ取れる自分に不思議な気持ちになる。
Posted by ブクログ
のっけあたりにある、夜の空気は毎度変わらず新鮮に感じますって表現、とても素敵だった。静寂さとか荘厳さみたいなのもさることながら、何となく自分の存在も色濃く感じ取れるのが夜って感じがする。
だから夜には夜の魅力がある。
読書って、何かこう個人的な体験というか、独りの時間を噛み締めるみたいな側面があると思うんです。それを本書を読みながらすごく感じたし、あるあるだなって思わずにやけてしまったりするのは、やっぱり宮田さんの人間力っていうか魅力なんだなぁって思わされました。何よりこれを読むと、宮田さんの可愛らしさが散りばめられていて、読めばとてもほっこりするのです。それはまるで、寒い夜に飲むホットココアのようで。
書くものと書いた人は決してイコールではないけれど、宮田さんが隣にいてくれてる気がして、心温まりました。
とっても大切な本になりました。
Posted by ブクログ
この本が好きな理由が7つもあった!
そして、私なら…?
と、子供の頃の夜の記憶、大人になってからの夜の記憶、そして自販機の思い出なんかも振り返れました。
Posted by ブクログ
ついダラダラと過ごしてしまう夜が多くなっていた中で、夜の魅力や楽しさを気づかせてくれた。
スマホばかり見て過ごすのではなく、星を見たり、散歩をしたり、夜食や紅茶と共に読書をしたり…季節感を大切にしながら、自分だけの楽しい夜を探して過ごしてみたいと思った。
Posted by ブクログ
私は基本的に漫画は読まないのですが、この本は例えるならば、さくらももこさんのエッセイ。
夜が大好きな私には、とても面白かったです!
同じように夜が大好きなSE◯AI NO OWA◯Iのボーカルさんに教えてあげたいです笑。
Posted by ブクログ
夜のワクワクして、魅惑的で、孤独で、無敵な感じを楽しむことができました。最後のアオイちゃんのエピソードがとても好きでした。
最近は、子どもと一緒に早寝して、誰よりも一番早く起きる生活です。夫と二人で夜中にコンビニまで手を繋いで散歩していた日々が懐かしい。夜を楽しむ生活がまたいつか来ることでしょう。
宮田ナノさん2冊目ですが空気感がとても好きです。一つ一つのことを丁寧に味わうことができる素敵な人なのだろうなと思います。
Posted by ブクログ
小学生の頃、夏の夜に家族で花火をしたこと、従兄弟と祖母の家で真夜中に流れ星を見たこと、近所の幼なじみのお父さんが廃バスをラーメン店にしたお店に連れて行ってくれたこと、夏休みに友達の家にみんなで泊まったこと
中学生の頃、塾が夜遅くに終わって寝ぼけた状態の私と友達を塾の先生が一人一人車で送り届けてくれたこと
高校生の頃、友達と深夜までダベりながら受験勉強したこと
夜のイベントはなぜか特別感を感じてワクワクしたことを思い出させてくれた本
わたしの人生の走馬灯も7割くらいは夜だと思う
Posted by ブクログ
筆者の思い出とともに語られる夜は穏やかで、慌ただしい日中から優しく覆い隠してくれているよう。当たり前だけど、そういった時間があるからこそ、朝日が昇ってからも頑張れると気付かされる。
帰り道に落とした食べ物を回収するエピソードでは、誰も見ていないだろうに、誠実な方だな〜と感心した。端々で宮田さんの人の良さが滲み出ているのが、読んでいてあたたかい気持ちになる理由の一つかもしれない。
シンプルな線と色遣いも好みで、何度も読み返す一冊になりそう。
Posted by ブクログ
宮田ナノさんが描いた夜にまつわるエッセイ漫画。イラストは益田ミリさんみたいにシンプルで好き。やっぱりこういうエッセイ漫画を描く人って目のつけどころが違って、ぼんやり過ごしてそうな日常も色々なことを観察してて面白いし、自分の子供時代の思い出でも印象に残っているエピソードが独特で面白い。その面白さの中にノスタルジーもあってなんだか昔を思い出してしんみりしてしまったりもする。自分、大きくなったなぁって。
ナノさんは色々考えてしまって恥ずかしがりなのか、人見知りなのか他人の目を意識しすぎた後の行動が突飛で面白かった。会社で食べた夜食とか、帰り道に買い食いしたハッシュドポテトとか、気にしすぎて変な人になっているという・・・。星空案内人の話と子供の頃お盆に帰省した時のいとこのお姉ちゃんとの夜ふかしエピソードや深夜のさがしもの(押入探索)などもとっても良かった。ただ書き散らかすのではなく、夜にこだわってまとめてあるのがとても良かったな。細かく描きこまれているのでじっくり読めるし、夜の心細いような解放されたような気持ちになりたい時にまた繰り返し読みたい。
Posted by ブクログ
すんごくよかった。作者さんの人柄や思考、絵のタッチやストーリーの内容含め全て好きだと思った。さくらももこ好きそうだなと思ったらちびまる子ちゃん読んでる従姉妹が出てきたから、きっと影響受けているんだろうな。すてきな退屈日和も好きだったけど、こちらの作品は色んな夜に優しく寄り添ってくれるエピソードがぎゅっと詰まっていて控えめに言って最高…!
Posted by ブクログ
夜更かしをすると、なんとなく罪悪感があったり後悔したりすることが多かった。
だけど、夜をテーマにしたこの作品を読んで、夜の静寂とかぼんやりした雰囲気とか、本当は好きだったのを思い出した。
子どもの頃の特別な夜更かし、大人になってからの賑やかな夜更かし…
作者の方の夜の思い出もいくつか描かれていて、それがまた、微笑ましかったり切なかったり、じんわり沁みる。
大事に、何度も読み返したい。
Posted by ブクログ
夜の魅惑的な部分が宝石のようにいっぱい散りばめられていて、読んでてワクワクしました。
しんとして風を感じるような夜も好きだし、
何か挑戦をしてみる夜も好き。
気持ちが大きくなる夜だからこそ、決断できること大胆に挑戦できることだってある。
そんな夜の素敵な部分を詰め込んだときめきの一冊でした。
Posted by ブクログ
夜っていいよなあ。早朝と夜は特別感がある。
夏の夜も冬の夜も、春も秋もそれぞれ違うのもまたいい。1人の夜も誰かと過ごす夜もまたいい。
子供の頃寝れなかった時、窓を開けて外を眺めてたのを思い出した。
スーパー銭湯行きたい!!
Posted by ブクログ
「夜」がテーマになっているコミックエッセイ。色々な過ごし方があって特別なにかを生み出したりしなくても、かけがえの無い時間になることって沢山あるよねって思った。家族や友人と過ごした思い出に読者である私も浸ることが出来ました。
Posted by ブクログ
「夜」をテーマにしたコミックエッセイ。
どこか神秘的で落ち着いて、居心地というか「読み心地」がよい。
子供の頃の夜のちょっとしたお話、夜に怖かった振り子時計の存在、星空案内人としての体験、夜の自動販売機の特別感…。
ちょっと笑ってしまう話、ほろりとしたお話もありで全体的にやさしい気持ちになれる本でした。
Posted by ブクログ
朝も昼も夜も、違った時間の流れ、気持ちの在り方、がある。朝は朝で、昼は昼で、夜は夜で全部好き。年齢によって時間の感じ方や過ごし方が違うことを思い出させてくれる本。子供の時の夜、学生の頃の夜、社会人になってからの夜、同じ夜なのに全部違う。あんな夜があったなと本を通して思い出させてくれた。絵も相まってゆったりと読める雰囲気がとても好き。この本を読むときはやはり夜がいい。
Posted by ブクログ
「星空案内人」なんて素敵な資格だ〜初めて聞いた。
バーに行きたくなったり、紅茶を飲みたくなったり、1人でスーパー銭湯に行ってその帰りにファミレスに寄ってフライドポテトとハイボールを頼みたくなったな〜
Posted by ブクログ
エッセイ
読みながら確かに子どもの頃と大人の頃の夜は違って、大人になって夜を素敵に過ごせるのはとてもいいなあって思った
子どもの頃を思い出して胸がぎゅっとなるシーンも。
今日も素敵な夜を過ごしたいな
Posted by ブクログ
ふふふ、ようやく読めました、面白かった!
運動会練習の小話が面白くて、思い出し笑いしてしまいます。
私も幼少期は夜が苦手(怖い)派だったので、ブラジルとか、すごい共感でしたw
大人になってからの夜更かしは、贅沢ですよね。
静寂な中で、感覚が研ぎ澄まされたような、凛とした感じ。
Posted by ブクログ
コミックエッセイなので読みやすいし、どんなコンディションの時でも読める安心感がある。
奇抜なエピソードもあるあるエピソードも、可愛いイラストと作者の独特の語り口でふんわりと進んでいく。
夜布団に入りくすくす笑いながら読みたい一冊。
Posted by ブクログ
著者の夜にまつわるエピソードをまとめたコミックエッセイ。
読んでいてふと思ったのは、「あぁ、私はつくづく夜の思い出ってないなぁ」ということ。
夜ならではのお楽しみ < 睡眠欲。
子どもの頃から「夜は寝るもの」という生活習慣が染みついてしまっていて、夜に活動することがほとんどありません。
若い頃はオールをしたり、終電まで飲んだりもしましたが、それらが「楽しい思い出」かというと……正直、疑問です。
「やっぱり夜は寝るものだよね」と、後悔しか残らなかった記憶ばかり。
だからこそ、夜を楽しめる人って本当に羨ましい。
夜ならではの楽しみ方って、たしかにあるんですよね。
ディズニーランドだって、昼と夜では雰囲気がまったく違うし、
ただの散歩にしても、朝と夜とでは見える景色が変わる。
(本の中では、自販機の話が印象的でした)
私は朝型人間なので、夜は「翌日のパフォーマンスを上げるために寝るもの」という一択でしたが、
この本を読んで、たまには夜に活動してみるのも悪くないかも、と思えました。
今日は麦茶を片手にベランダに出て、空を見上げて、夜風に当たってみようと思います。
Posted by ブクログ
夜は好きです。
みんなが眠ってひとりになれる時間。
静かで音のないのを感じるとき、何故だかほっとする。
朝か夜かで言うとじふは夜派かなと思う。
このコミックもいろんな夜を楽しんでいる。
明日、早く起きなくちゃという時に眠れないのが辛いけどいろんな方法があるんだなと。
幼い頃におばあちゃん家でいとこと遅くまで遊んだこともあったなぁと何十年ぶりかで思い出した。
夜の自販機さんぽもそこだけの光と音を感じるんだと何気なく通過してたのに発見があった。
自販機、買わなくても何故かそこにあることに安心するのって何故だろう…。