白石正明の作品一覧
「白石正明」の「ケアと編集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「白石正明」の「ケアと編集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
とにかく、そうだ私はこんなことがしたかったんだ、私が目指すのはここなんだ、と思えることのオンパレードで、自分でもなんでこんなところで泣けてくるのかわからないような(そしてそれは実際、後で読み返してみても、その部分の何が私に涙をもたらしたのかが全くわからないような)箇所で、心震わせられる体験が続く。
支援の場でよく言われる「ありのままでいい」という言葉が、その「ありのまま」すらさらに超越して、ありとあらゆるその人に関する全てを許すというケア。それを実践しているべてるの家。
そうだった、そうなんだ、これなんだという思いが止まらない。
「治療」という名目で改変するのが医療、それ自体には手をつけずに
Posted by ブクログ
「ケアをひらく」シリーズを世に送り出した編集者白石さんの編集の先生はべてるの家の向谷地さんなのだそうだ。
あのシリーズがどうしてああいう本たちなのか(漠然としているが)、なんとなく分かってくる本。
「ケア」とはー
「何がむずかしいのか。一つは今の世の中の基本的な価値観と逆のことをやっているからだ。自分の身は自分で守るという「自立/自律志向」とか、最小のインプットで最大のアウトカムを得ようとする「効率志向」にまずは反している。それだけではない。この“志向”という言葉が前提としていること、つまり「未来の目標のために現在を手段にする」という姿勢そのものから、ケアはかけ離れているからだ。
むしろ