白石正明の作品一覧
「白石正明」の「ケアと編集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「白石正明」の「ケアと編集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
のっけからいいことばかり書いてある。
ケアと医療の大きな差異、ケアと編集の大きな共通点に気づかされる。
P4 「未来の目標のために現在を手段にする」という姿勢そのものから、ケアはかけ離れているからだ。むしろケアは「現在志向」だと思う。今を少しでも楽にする。痛いことはしない。この場にある不快をとにかく除去する。そこにいられる「現在」を作る。【中略】ケアに対して「刹那的」という表現を中てるのは正確だと思う。
P8 生きているということはそんな過酷さと恍惚の間をさまようことにほかならない
P12 福祉の世界では医療が捨て去ったノイズこそが正面から取り上げるべき対象になる【中略】医療は本人の願望
Posted by ブクログ
素晴らしい本だったなぁ。
自分のなかでもわっとは感じていたけど、うまく言葉になっていないものを、たくさんの印象的な事例をもとに、言語化してくれている。
「あぁ、本当にそうだよなぁ」と何度も感じた。
特に「受けの豊かさに向けて」。
世の中では「主体的・能動的であること」が褒められて「受動的であること」はおしりが叩かれそうなイメージがあるけど、ずっとそうじゃない感覚があった。
むしろ「受動的であること」たとえば、物事を観察したり、発見したり、受け取ったり、自分のなかで咀嚼したり。そういったことの先に、応答する何かが生まれるのであって。
「能動的であること」ばかりが叫ばれると、中身のスカ
Posted by ブクログ
・「今、ここ」で困っている人を助けられる人は、太陽や空気や地面と同じように、この世界をどうにか存続させている基底的な条件である。
こうした人達が世界のバグを終始補修して、手入れをしている。ケアはこうして「今、ここ」を成立させている。
・そうやって整えられた舞台の上で、自己啓発とかリスク管理とかコスパとか一攫千金とか革命の夢とかが、スポットライトを浴びながら歌ったり踊ったりしている。
・可能性といった時点で、今よりよい将来像のほうに軸足がある。
よい将来像から現在の姿を見返して、その不足分を可能性と言い換えているにすぎない。
・依存症の人は依存先が少ない。
・会話を手段ではなく目的として