ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ドラえもんで哲学。
なんともそそるタイトルです。
ドラえもんの不思議な道具と、それが登場するエピソードを元に広がる思考、考察が綴られてます。さすが哲学を生業とされる方の考察は深いですね。
大体のび太がやりすぎて失敗するエピソードを、こんなに色んな風に捉えますか、と感心です。
この本を読んで、ドラえもんが優しくあったかい作品だったと改めて実感しました。
子供の頃、いとこのお兄さんからもらって以来、「ドラえもん」は、わたしのバイブルでした。ボロボロになってセロハンテープで修繕しながら読んでました。そうした懐かしさも浮かんできます。
自分にとってはとてもよい一冊です。 -
Posted by ブクログ
本書は、世界の異文化事例を紹介し、私たちの日常にある「常識」に問いを投げかけ、文化人類学的な視点を与えてくれる一冊です。既知の事例であっても、改めてその背景にある理論的解説を読むことで、より理解を深めることができました。
特に興味深かったのは「アノマリー(境界にあるもの)」についての記述です。空間や概念の境目にあるものは、しばしば「不安で危険なもの」とみなされます。例えば「汚れ」という感覚は、物質そのものの成分による問題ではなく、それが「身体の内と外の境界をまたいでしまう」ことによって生じます。人間にとって「自分であって自分ではない」という矛盾した存在は、既存のカテゴリーに分類しきれない気持 -
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Posted by ブクログ
本書は、トップアスリートを指導するフィジカルトレーナーによる「脱力の仕組み」の解説。
脱力を説明するために、次のように整理しています。
・脱力と緊張はそれぞれ2種類ある
脱力:”リラクゼーション(ポジティブ)”と エグゾーション(疲労、消耗などネガティブ)”
緊張:”テンション(ポジティブ)” と ”ナーバス(ネガティブ)”
・精神と身体を分けて考える必要がある
・身体は体幹と四肢に分けて考える
そして、精神・体幹・四肢の最適な状態を「RTRバランス」と呼んで、この状態に導くためには何をすれば良いのかを解説しています(「RTRバランス」~精神:リラクゼーション+ 体幹:テンション + 四肢 -
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Posted by ブクログ
複数の友人たちから次から次に薦められていた新書です。「ヘッジファンドをはじめとするプロの資産運用者に助言をするコンサルタント」という著者の生業に、ちょっと引いていてなかなか手を出してきませんでした。去年の5月18日の「NHKスペシャル 米中対立 日本の“活路”は」という番組での彼が語るロジックがまったく理解できなかったのも、理由かも知れません。しかし、今、このタイミングで読むと世界を取り巻くモヤモヤが急に晴れたような気がしました。たぶん、最近読んだ『戦後史1945-2025 敗戦からコロナ後まで』で日本現代史を俯瞰で感じることができた上に、さらに世界的視点での現代史を被せることによって、解像度
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