ビジネス・実用の高評価レビュー
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千年以上誰も読むことの出来なかった、古代エジプトの文字、ヒエログリフ。
その解読に挑んだのが、イギリスのヤング、フランスのシャンポリオンという、2人の天才だった。
ヒエログリフが刻まれたロゼッタストーンが発見されたのは、ナポレオンのエジプト遠征がきっかけだったのは知らなかった。ナポレオン、意外なところで役立ってる。
この本の前半は、ロゼッタストーン発見の経緯やら、ヒエログリフのなんたるかや、オベリスクを3年かけてイギリスに運んだお金持ちや、貴重な手がかりを探り当てた盗掘犯(笑)やら、脇の話が豊富。主役の2人はあまり出てこないのに、すこぶる面白い。
そして、ヤングとシャンポリオン。2人はラ -
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おにぎりは、世界中に広く知られている日本の
ソウルフードの一つだと思っている。
しかし、仮に中身を伝える立場であったならば、
その時に虚無感等を感じぜずにはいられなかった
ことになっていたかもしれない。
本書は、幅広い年齢層を対象に、季節感を充分に
与えてくれながらおにぎりの魅力を余すことなく
紹介している。色覚的にも非常に魅力的に見えて、純粋にぱらぱらと眺めているだけでも楽しめると
思う。
具体的には、定番から変わり種まで等が収録されている。個人的には、コーンとチーズのこんぶおにぎりが印象的だ。
本書は365種類のおにぎりを紹介しているが、
おにぎりに限定することなく、ごはんとして楽 -
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森田健太郎「サケマス物語」(ちくま新書)
なんとなく稚魚の放流は良い事と思っていたが、そうではないらしい。稚魚の生存率を高める効果はあるものの人口環境に適合する個体の生存率が高まるため、逆に自然環境への適応性が低下する可能性もあるらしい。とはいえ著者は稚魚の人口孵化・放流をやめろとは言わない。現実に資源量が激減している場合には緊急手段として必要だし、止める場合も少しずつ自然孵化を増やして人工孵化を減らすのが良いという。極端な原理主義ではないのだ。
そういう重要な話だけでなく、サケマスの生物としての学名・和名と食材としての名前のずれ、川に潜ってサケマスの生態を目で見ることの楽しさなど、読んでいて -
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子供の頃とてつもなく引っ込み思案で、とある事がきっかけで心療内科に通うようになってから多少は前向きになれたが、悩むことも多い自分が何者なのか もっと前向きになるのはどうすべきなのか
を知るべく手に取った。
まさに自分が回避性パーソナリティ(恐れ・回避型)を持っているヒトだと言うことが理解でき、自分だけでなく他にも多くの人が悩まされていることを知ることができ多少安堵した。
また、小さな挑戦や成功の積み重ね、自己開示をすることで回復に繋がること、人生長くは無いのだからくよくよ悩むくらいなら行動した方が良いことを理解でき、人生に対するモチベーションが大きく上がったように思う。
この心意気を忘れ -
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ちゃんとした利益を得るにはなんとなく10年先は見ておかないと厳しいような気がしてきた。あと、物事には正解がないし、運ゲーだし、自分が良かれと思ったアイデアは、どんなに賢い人でも少なくとも3/4は望んだような結果が出ないらしい。
競争力のあるIT製品を生み出すためには、テクノロジーや製品開発組織の枠を超えた、劇的で意味のある改革が必要だ。
売れるプロダクトを作るには顧客第一、デザイナー必須、プロダクトビジョンを明確に…等
【メモ】
リスクは最初に取り組む
価値のリスク(顧客が購入するかどうか)
ユーザビリティのリスク(ユーザーが使い方をわかるかどうか)
実現可能性のリスク(エンジニアが、持 -
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家計簿だけでなく手紙も解析されているからなのか、ものすごくドラマに満ちた猪山家の生き様を覗かせてもらった。
武士は食わねど高楊枝、とはなんとなく聞いたことがあったものの細部に至るまでを丁寧に見せてもらって腑に落ちた。
猪山家を通して時代を俯瞰するならば、
御算用者として評価されても借金に苦しむことが避けられないような制度・構造だったから、武士の時代が終わりを迎えたのだと頷ける。
御算用者として評価されてきたからこそ、激変する明治維新の荒波の中でも実力を示し、最終的に海軍に出仕することができるような時代が来たとも言える。
おじいちゃんになってからも教育熱心なのは、やっぱり学問の大切さが身に染 -
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ゆる言語学ラジオからのつながりで、川原繁人先生をば。研究者である著者のアウトリーチを標榜とする多作ぶりには敬服いたします。
「日本語の秘密」というタイトルが醸し出すおどろおどろしい秘匿性はなく、飾らない日常の言語にまつわる疑問を各界の第一人者との対話で紐解いていくというスタイル。専門用語も最小限であり、卑近な例を散りばめてくれているので読んでいて躓くということは少ない。
最近の個人的ホットトピックである短歌関連で、俵万智との対談は興味深い。五七五七七の語調に単語の拍で合わせるのではなく、音節で捉えるという発想。これによって書き言葉では字余りにみえるものでも、声に出して読むと違和感がない。「 -
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最初の1章・2章こそ、カウンセリングの歴史や学派など、大分読みやすいように端折って説明しているのだろうということは分かるが、専門的な話なので3章以降と比較すると読むのに時間がかかる。
逆に、3章以降は具体的な相談者の悩みやそのやりとり(アプローチの仕方など)が書かれるため、共感したり、カウンセラーの大変さを感じたり、わかりやすいのでサクサク。
海外ドラマなどでよく寝椅子(カウチ)に横たわってカウンセリングを受ける姿など見かけるし、日本より英語圏の方が特定の宗教の信仰と同様に、専属のカウンセラーがいても当たり前のような感覚がある。
日本では、心療内科の受診こそ近年は需要が増す一方だが、純粋にカ