【感想・ネタバレ】科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線のレビュー

あらすじ

「将来の収入」を上げる教育とは? 「第1志望校の最下位」と「第2志望校の1位」、どちらが有利? 子育てには「時間」をかけないといけないの? 家庭・学校・塾・職場で「人を育てる」あなたの疑問に、最新の科学がすべて答えます!

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Posted by ブクログ

目から鱗の連続。教育者必読。が、教育のメタ分析を行ったジョンハッティの研究と真反対の主張もある。ジョンハッティ『教育の効果』も合わせて読む必要がある。『米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト』の方が、子育てについて書かれていた。本書は「教育」についても頁が割かれている。

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2026年01月30日

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エビデンスの紹介が多くて途中でリタイアしてしまった本をやっと読み終えた。

後半の政策に関する話は一保護者として常々感じていたことなので、この本が政府の意思決定の場に生かされる事を願う。

そして私達も選挙の時に、子育て当事者として誰にも投票するべきか?というリテラシーが重要だと思う。

結局何をどうすれば良いの?という話だけど。
ひとまず、幼児教育の無償化により学力が低下した…という話に基づき、子供の預け先に関心を持つ事。
小学生以降であっても「預け先があれば良い」という発想にらないように気をつけようと思った。

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2026年01月11日

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子育てに成功した親の話はあてにならない、生存者バイアスがある、多くのお金や時間をかけて子育てに成功した人の話に耳を傾けるだけでは、逆に全く同じことをしていたのに失敗した人やあまりお金や時間をかけなかったのに成功した人の話を知ることはできない、という点で、本当にバイアスのかかっている可能性があることに気付けた。

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2025年12月30日

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「読み終わったあとの私の価値観」
学校選びは大事で別学、公立、幼児教育は経験重視
スポーツ(特に女子)
リーダーになる
非認知能力を高める(音楽と美術)

「勉強ができるようになるためには」※自分向け
目標を立てる(小さく実現可能な)
習慣化する
チームで取り組む(仲間と)

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2025年12月12日

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ネタバレ

何よりも教育への熱い思いを感じる。
子育てとはあるが、教育に関するすべての内容について根拠を明確にしながら述べられている。非認知能力、高校の選択、教育関連の政策。
改めて思うのは、教育の効果は短期的にはわからないということ。このスピードがすべての現代においてそこが難しいこと。
自分自身、教育関係の仕事をして、かつ自分の子どもの子育てもしていて日々実感するが、これは効果的なのかということ。ちょっと時代遅れなんじゃないかな?と思うことも多々ある。
そして、何より共感したのは1番の教育への影響は教師の存在であること。いかに教師の質を保つか、引き上げるか。でも教師の質ってなんだ?
教育の質ってなんだ?将来の犯罪率の低さや所得の高さ、結婚率。それは確かに測れるし、人間にとって幸せと言えるような指標でもある。
納得できたし、共感する部分も多かった。それは確か。だけど、同時にじゃあ教育って将来のための投資なのか?そうじゃない。今も重要。特に子どもにとっての今。それを自分は大切にできているのか?
あれもやらなきゃこれもやらなきゃで子どもは豊かに成長しない。今を大切に充実したものになることこそ、よい教育なのではないか。じゃあ今を充実させるってどういうことなのか?
疑問が止まらない。良書。

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2025年12月07日

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様々な実験の内容やその結果が書かれていて、読み物としてはとてもおもしろかった。
でも、親として実践できることは少ないように感じた。生まれ順も生まれ月も変えられないし、保育園や幼稚園も小学校も選択肢は限られている。へぇそうなんだ〜くらいに留めておこうと思う。
これは偉い人に読んでもらって、これを参考に未来の教育について政策を考えてもらいたい。

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2026年02月11日

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現在教員を務めており、普段勉強会をしている仲間に勧められて読んでみました。また、現在4人の子育て真っ最中ということもあり、子育てに関する理論や科学的根拠に興味があったことも読んだ理由の1つです。

特に自分の学びになったこと
・企業が新卒採用で重視すること上位3位は「コミュニケーション能力」「主体性」「チャレンジ精神」
・結婚相手に求めること上位3位(男女共通)は、「人柄」「家事や育児に対する能力や姿勢」「仕事への理解と協力」
・将来の収入が高い人が子どもの頃にやっていることベスト3は、①スポーツをしている②リーダーの経験がある③非認知能力を高める(忍耐力、リーダーシップ、責任感、社会性など)
・時間投資の効果は、勉強か体験かによらず、子どもの年齢が小さい時のほうが大きい。
・勉強することが苦にならなくなる3つの秘策は「目標を立てる」「習慣化する」「チームで取り組む」である。また、目標を立てるときに有効な4つのステップは①理想の姿の明確化②具体的取組のリストアップ③順位づけ④宣言
・「第1志望のビリ」より「第2志望の1位」のほうが有利であるという研究がある。「鶏口となるも牛後となるなかれ」のことわざは正しい。

子育てや学校教育を今後も行っていく上で、学びやヒントとなることを多く得ることができました。これらのことを必要に応じて、自分の子供や学校の子どもへの「語り」として使うことからやっていこうと思います。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

「子育て本に書かれてるのことって、その人だからできたことじゃない?」

そう感じる人にぜひ読んでほしい。
データをもとにさまざまな子育て・教育の効果を解説してくれる1冊。

これを読めば他の子育て本を見る目が変わります。

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2026年01月07日

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いろんな研究のエビデンスを紹介している本。
こうすればいいという答えは書いてない。
印象に残ったのは
・鶏頭となるも牛後となるなかれ
無理して高いレベルの学校に入るより、上位になれる環境の方が良い

親として目先の成績が気になるけど、それよりも将来自活できるか幸せになれるかの方が重要なわけで、その視点でどうすべきか?を考えるための参考情報として活用できそう。どう行動するかの落とし込みはまだできていない。

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2026年01月05日

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エビデンスを用いて根拠を示しながら参考となることが提示されている。絶対ではなく再現性が難しいなど事実をきちんとまとめてくれている

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2025年12月26日

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教育は、確たる検証もなしに、やることだけがなし崩し的に増えてきて、現場崩壊間際まで追い詰められている。この本に示されたエビデンスをもとにしての議論がされ、学校環境が改善されることを望む。しかし、根拠をもとにすることが難しいことも実感する。見出しに示されている内容は気になるものが多いが、もう少し踏み込んだ考察が読みたいところ。それは読者に委ねられているとは思うが。

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

・成績や受験といった学校の中での成功だけをゴールにはせず、卒業した後の人生の本番で役に立つ教育が重要。
→たしかに。成績は目に見えて分かりやすいし評価しやすいから飛びつきたくなるけど、社会に出た時ってそれよりも重要なことの方が多い。(非認知能力が大事って本書には書いてあった)

・教育投資は幼少期の方がより効果的。
・幼少期に身につけた非認知能力はその後の認知能力を伸ばすのに役立つが、その逆(認知能力→非認知能力)は観察されない。
→そ、そうなんだ…。非認知能力の方が大事なんだ。人との関わりとか、音楽とかスポーツとかいろんなことに触れ合わせた方がいいんだな。

・親の時間投資によって獲得した3歳時点の非認知能力は7歳時点で70〜90%程度が持続している。
→3歳まで重要すぎる…!しっかり関わりたいな。

…と、読んだ後メモした部分を読み返すとなんかやらなきゃ、という気持ちになりますが…。今の自分は日々をこなすのに精一杯感がある。でも焦るのは違うよな。
最後あたりで読んだ部分に、「もっとも重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めること(スティーブ・ジョブズ)」とあった。

科学的根拠はあるけれど、遺伝(「遺伝が9割」そして、親にできること)の本でも読んだように結局はその子自身に合った関わりが大切であって、万人に当てはまる正解はないと思う。しかもどんな結果が成功か?って人によって違う。最終的にはわたし自身も親としてこうやって読書したり、情報収集しながら子どもと関わって、試行錯誤しながら子どもと一緒に進んでいくしかないなと思った。

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

この本を取り上げたYouTubeでの 中室先生のお話を聞いて、是非読んでみたいと、ポチッた一冊。面白いのだが、経済学者の本 なので、エビデンスに至るデータや分析、それを行った経済学者の名前の羅列が大半を占め、ずばり子育てに何が大事かだけ知りたい人は、YouTubeをおすすめする。(中室先生の説明もとても分かりやすい。)

ただこの本を通じて、エビデンスをヒントに子育て、 また広く 教育環境を良くする上でエビデンスがどうして大事なのか、どう使ってゆくべきなのかということが、よく理解できたように思う。

私は現在、高校生 中学生 小学生と3人の子どもを地方過疎地で育てている。実家でもある この土地に帰り子育てをすることについて、メリットも デメリットも感じている。だが、私が直感的に田舎で子育てがいい!と選択した理由が、非認知能力を育てる機会が多い(ただし 親の向き合い方が大きく左右する)ということなのかも!と納得し、教育経済学者の方には是非この辺のエビデンスを出してもらえたら、世の中、田舎で子育てをするために、地方に住む人が増えるのではと思ってみたりする。
また、小6の娘は、同級生3人のまま、来春には中学生となる。保護者は車で10分の隣の中学校との統合の希望しているが、地域の年配者達の思いなるものから、話は進まない。40人以上の学級は2つに割れて 2 クラスになるのに、どうして 3人のクラスは統合しなくていいのだろう?中学校のひとクラスの適正人数 って一体何人?
教育経済学者の方、是非 エビデンスをよろしくお願いいたします!(あればその研究 知りたい!)

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

データに基づく合理的な子育てをすれば良いというものではないと思うけど、この本を読んで親として、子どもにできるだけ機会を与えてあげたいなと思った。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

実際に実験でおこなわれたことがベースでお話しされてるので、説得力があり、納得した部分が多かった。その中でも自分の家庭の子育てにも実践してみようかと思うものもあってとても為になった!実験と同じ結果にならずとも、色々検証しつつ子育てに役立てたい。

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2025年10月10日

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稼げる子ども育成法を書かれている。

正直グラフや内容はすごくわかりにくかった。納得できる部分も多いが、比較している内容が同様な項目じゃなかったり、グラフの統一性が感じなかった。

内容としては面白い。幼少期に行う行動で将来どうなるかを考えさせてくれる一冊ではある。
まだ、子どもがいないから実感がわかない部分はあった。

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2025年09月04日

Posted by ブクログ

学力やIQといった認知能力ではなく、リーダーシップや考える力などを示す非認知能力は、大学卒業後の稼ぐ力、生きる力にとても重要。
この非認知能力を伸ばすためのヒントが根拠を元にたくさん例示してくれてあるので、参考になりました。
私事ですが今からこども園も探すので、園の見学のポイントも意識したいと思います。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

学んだことメモ ?以下の勉強ではない、非認知能力を高める経験により、学力収入等を高めるデータが出た
1.リーダー経験
誰かと共に喜びを見出しているけるかはリーダーシップと強い相関
2.スポーツ経験 特に幼少期 3歳から10歳

その他、美術や音楽が向上させる

?非認知能力の中で大事なのは要素
忍耐
自制心
やり抜く力 グリッド
これを持つにはやったらやった分だけ成長できるという成長マインドセットを持っている必要ある。どうせ自分はとか遺伝で決めつける人は伸びない。

好奇心 学力上がる
思いやり

?勉強させるには 能力あげるには
目標を立てる
習慣化する 最初の導入は報酬でも何でもよい きっかけが大事
やってれば自然と持続
チームでやる

難関校の下位にいるより、少しレベル下でトップにいる方がその後の学力と収入幸せレベルがあがる
→経済学では井の中の蛙効果
小学校の中で学力位置が中学生以降も引き継がれていってしまう

自信をつけさせることが何より大事 自己効力感

女子高に行くと収入と結婚の率が下がるデータが多数あり

ICT化の良いところは習熟度別にできること

?その他
何かやると何かやれない可能性がある
機械費用を払っている
スティーブ・ジョブズは
もっとも重要な決定は、何かをするかでさなく、何をしないか決めること

世界ではリアルタイムデータのEBPM数字根拠の政策策定が始まっている


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2026年01月12日

Posted by ブクログ

将来の収入を上げるために子供の頃にやっておくことベスト3

①スポーツをする
採用で有利、忍耐力やリーダシップが身につく
スポーツをしても勉強は疎かにならない
女の子の方が良い効果が大きい
スポーツをすると欠席が減り自尊心が高まる

②リーダーになる
将来の収入が上がる
採用や就職で有利
学力や学歴も高まる
リーダシップは才能でなく習得できるスキル
社会性はリーダシップと相関性あり

③非認知能力を高める
非認知能力の影響は中年40〜60で最も大きくなる
結婚や寿命にも影響する

将来の収入を上げる3つの非認知能力は
忍耐力 成績、貯蓄、健康が良い傾向
自制心 借金、病気、薬物依存と関連
やり抜く力 仕事や結婚生活を定着させやすい
最近になればなるほど、非認知能力の重要性が増している

非認知能力を高めるには音楽と美術
好奇心を高めることが大事

やり抜く力が強い人は努力することで自分の能力を向上させることができると信じている

勉強への時間投資 認知能力への効果が大きい
本の読み聞かせや宿題の手伝いなど
体験への時間投資 非認知能力への効果が大きい
お絵描きや屋外での運動など

時間投資の効果は子供の年齢が小さい時の方が大きい
非認知能力の方が持続力が高い
子供が11歳から15歳になる頃には子供の自身の時間投資の方が効果が高い

勉強することが苦にならなくなる3つの秘策
①目標を立てる 
ある程度達成可能なインプットに対して他人ではなく自分が自己管理の方法について学んだ上で目標設定

試験で80点を取るというアウトプットより
試験前に2時間勉強するというインプット
②習慣化する
何かを始める時に感じる初期の抵抗感を和らげ取り掛かるきっかけを作ること
繰り返すこと
の2つ同時に行うこと

③友人とチームで取り組む

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2025年08月01日

Posted by ブクログ

教育に対する費用対効果は、世界中のエビデンスを集めても正解を導き出せないだろう。なぜなら、時代や文化により同じことを行なっても結果は異なる事が多く、感じ方も人によって違うからである。
これまでの日本教育において、科学的根拠に基づく指導や支援はあまりなく、前作「学力の経済学」に続いて期待とともに読み始めた。期待通りの内容ではあったが、インパクトに少々欠けた感じが否めない。読み手は必要以上に期待してしまうものだ。
時代、文化に対応できる学校、常に進化し続ける学校を目指し、脳科学や、科学的根拠を教育現場に活かしていきたい。
私も筆者のお父様同様「教育の価値を信じて疑わない」1人である。

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2026年02月24日

Posted by ブクログ

統計や実験データの紹介と解説がメイン。
エビデンスを画一的に見るのではなく多面的に考察することなど、データの見方や使う際の注意点なども教えてくれています。
日常の子育てでの悩みを解決するというより、政策や指針など中長期的な意思決定のリテラシー向上に寄与する書籍だと思いました。

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子育てはいつの時代も悩みが尽きませんが、「科学的根拠」を指針にすれば、多少はストレスが減るかもと思い、手に取りました。

<印象に残った点>
◾️将来の収入を上げるために、子どもの頃に何をすべきなのか?
・スポーツをすることは将来の収入を上げる。「採用で有利になること」と「忍耐力やリーダーシップが身につくこと」が理由。3〜10歳の時に放課後にクラブでスポーツ経験があると、小学校の成績が偏差値で1.9高くなる。
・スポーツの良い効果は女子の方が大きい。欠席が減り、自尊心が高まる。
・偏差値の高い大学に進学することが将来の収入に与える効果はほとんどない。

◾️学力テストでは測れない「非認知能力」とは何なのか?
・幼少期に身に付けた非認知能力は、その後の認知能力を伸ばすのに役立つが、その逆は観察されない。
・非認知能力の中でも、「忍耐力」「自制心」「やり抜く力」が重要。

◾️非認知能力はどうしたら伸ばせるのか?
・音楽や美術は非認知能力を伸ばす
・好奇心を掻き立てる方法は、「既存の概念に疑問を抱かせる」こと。好奇心の高まりは知識の定着を促す。
・①目標設定は重要②努力は大切③失敗や挫折を建設的に考える④能力は努力で変えられる ということを意識して声がけすると、やり抜く力が向上し、学力も向上にもつながった

◾️親は子育てに時間を割くべきなのか?
・教育に時間をかけることも、お金を支払うことと同じように投資である。
・時間投資の効果は子供の年齢が小さいときの方が大きい。特に非認知能力は成長しても持続する。
・第一子の方が第二子より学歴が高い。また、親自身が第一子だった場合、その子の学歴も高くなる。

◾️勉強できない子をできる子に変えられるのか?
・秘策1:「目標」を立てる→現在バイアス(遠い将来のことより、今目の前の楽を評価すること)によって日頃から先延ばしにする傾向がある人ほど効果が大きい
・インプット(試験前に2時間勉強する)に目標を設定した学生の成績は上がり、アウトプット(試験で80点取る)に目標を設定した学生の成績は上がらなかった
・目標は「ある程度達成可能な」ものを自分で設定しないと効果がない
・秘策2:「習慣化」する→何かを始めるときに感じる初期の抵抗感を和らげ(金銭的インセンティブなど)、取り掛かるきっかけを作り、繰り返す
・秘策3:「チーム」で取り組む

◾️「第1志望のビリ」と「第2志望の1位」、どちらが有利なのか?
・学力の高い友人と同じグループになると学力が下がる(学力上位層同士、学力下位層同士しか交流しないため)。学力の低い学生同士でグループ学習をさせた方が成績が良くなる。
・同じ学力の場合、「第1志望のビリ」と「第2志望の1位」、のちに有利になるのは「第2志望の1位」。
・同じ学力でも、小学校の学内順位が高い方が中学校で伸びる。順位が与える影響は女子より男子の方が大きい。
・小学3年生の時の学内順位が中学校入学後の学力だけでなく、大学進学率、将来の年収にまで影響する。
・相当な努力をしなければ順位を上げられないような状況なら努力をしないし、ほんの少しの努力で順位を上げられるなら努力してみようという気になる
・順位は前回と比べてどれだけ伸びたかを伝える
・大学ランキングでは30位前後の中堅大学の上位1%の学生は、超名門大学の上位20%よりもはるかに優れた業績を残している

◾️別学と共学、どちらがいいのか?
・別学へ行くと学力は高くなり、女子の肥満が増える
・男子校は共学よりも数学の成績が良い傾向があるが、女子校ではそのような傾向は見られない。理系の男性教員が多いからと思われる。
・女子校に行くと、将来の年収が下がり、結婚や出産の確率が下がる

◾️男子と女子は何が違うのか?
・男子の方が競争心が強い。女子校の競争心は男子と変わらない。

◾️日本の教育政策は間違っているのか?
・デジタル機器の利用は、低学年の方が効果が大きい。生徒が自ら課題を設定して解決策を考えるような「探求学習」での効果が大きい。

◾️エビデンスはいつも必ず正しいのか?
・もっとも重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めること

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

部活動に入ると浪人するからと勉強だけを強いられた黒歴史を思い出しました。理解しきれない部分もあったので繰り返し読み込んでいきたいです。

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2025年12月27日

Posted by ブクログ

★★★
今月2冊目
将来の収入は学力よりも非認知能力が必要などなどまあ、そうだよな、的なのをデータで解析。
タブレット学習はデータ的には能力上がるが、紙との両立が良いらしいなどなど。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

目新しいことが書いてあるというよりは、感覚的にはわかっていたことにたいして根拠をもとに論じられていた印象。総じて、子どもに正しいことを言うだけではダメで、親がそれを実践しているか、親の生き様が子どもに与える影響がかなり大きいと感じた。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

印象に残ったのは、兄弟がいる場合は1番上がその後の成績や給与水準が高いという話。親が最も時間を多くかけているからという理屈では分かるんだけど、ちょっと意外な気もした。
男女で共学か別学かで男子は男子だけの方が競争心をあおられるから学力上がるとか。
偏差値の高い学校に無理して入ってもついていけないと逆効果で自分が上位水準にいる方がその後良い結果をもたらすとか。
最後に、こういった研究は再現できないことが多々あると元も子もない感じのことも書いてあったけど、まあ確かにそうなのよね。わかる。。。
とりあえず、一つのデータとして頭の片隅に置いておきたいなとは思った。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

世界各国でのいろんな実験や研究の結果をまとめてくれている本。よく言われてる説が多い気がするが、エビデンスを明示されることで納得感が高まる人にはいいと思う。

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

子育てに悩む人が読むと、かえって悩みが深まってしまうのではないか──そんなことを思いながら読んだ。
この本は、子育ての“正解”を提示するというよりも、むしろ「正解とは何か?」という問いそのものを投げかけてくる。だからこそ、読む人によっては戸惑いや混乱を覚えるかもしれない。個人的には普段から論文執筆に携わっており、専門的な文章を読むことにも慣れているので、この“論文あるある”の「結局、どっちが正しいんだ?」という曖昧さすら、もはや心地よく感じられた。もし子育てに悩んでいる人がこの本を手に取ったなら、どうかこの本のせいでさらに子育てに迷いすぎませんように…そう願う。

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2025年10月07日

Posted by ブクログ

「親に読んでほしかった本」の教育版って感じだ。
親がこの本を読んでいれば、自分はもっと優秀で、頭が良くて、いい仕事に就くことができて、より充実した人生を歩めたかもしれないのに・・・そんなことを思わせるような内容だった。

世界中のさまざまな実験結果やデータがたくさん紹介されており、とても興味深かった。「やっぱりそうか」と感じることもあれば、「これは意外だったな」と驚くことも。
「自分に子どもができたらどうするか」とつい妄想してしまうが、かつては正しいとされた教育、子育て法が今では変わっているのと同じように、今日流行りの子育て法や教育に良いとされているものもまた、いつか「実は正しくなかった」と覆されてしまうのではないか?と疑問が浮かんだりもした。

為になる内容ではあったが、”たくさんの論文を要約して集めました”感があり、読書体験としては少し退屈に感じた。
また、「科学的根拠」と書いてエビデンスと読ませているが、どちらかと言うと「統計的根拠」の方がニュアンスとして正しいと思う。

統計はあくまでも、統計。
自分や自分の子どもに当てはまるとは限らないし、絶対的な法則性もない。
そのことを念頭において読む本だと思った。

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

子供が生まれるため手に取りました。
非認知能力を育んでいくことの重要性を感じました。
リーダーの経験などは我が子に対してはまだ先のことですが、音楽などは小さいときからでも親の工夫次第で触れさせてあげられるなと思いました。

エビデンスを前面に出していて時間がかかるのかなと思いましたが、結論だけ読んでいくとサクサク読むことができます。

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2025年09月04日

「暮らし・健康・美容」ランキング