作品一覧 2020/12/18更新 「学力」の経済学 試し読み フォロー 「女子供」のいない国 中高年男性社会は変われるか 試し読み フォロー 「原因と結果」の経済学 試し読み フォロー まんがでわかる「学力」の経済学 試し読み フォロー RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 中室牧子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる デイビッド・エプスタイン / 東方雅美 / 中室牧子 実は幅が大事!!一つのことを狭く深くよりも、広く浅くさまざまな体験を積んでおく方が後々、道が開けやすい。人生において無駄なことなどないのである。 Posted by ブクログ まんがでわかる「学力」の経済学 中室牧子 続かないダイエット。足りないのは非認知能力。GRITの本でもあったやりぬく力と自制心の事。 マシュマロ効果実験に当てはめて鑑みれば、私は遠い未来よりも近い未来の利益を追っている、自制心の足りない大人(笑) 細かく計画を立て、記録し、達成度を自分で管理する事で自制心を鍛えるのに有効であるとのことだ。 ...続きを読む生まれつきの能力に頼らず、後天的な努力により能力は伸ばせると思う方が効果は出やすい様だ。私は今でこそ生まれや育ちなど原因論的に人や自分を決めつけていた様に思える。考慮すべきは未来論、今から何をやり遂げられるか。 少しでもいいから前進する事から始めよう、と思えた。子供の教育に対し悩む親への本であるが、自己(子供な大人の自分)研磨にも使える名著であった Posted by ブクログ RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる デイビッド・エプスタイン / 東方雅美 / 中室牧子 様々な事例を用いながら、早期の専門化による影響と、様々な経験を経る(寄り道する)ことで、新たな発見や特出した成果を残すことを説明している。 早期に専門化が決して悪いという観点ではなく、専門化が遅くなっても、決して悪くはないし、様々な道を通ることで、成功した事例を紹介している。1つの分野にとっては、当...続きを読むたり前なことでも他の分野に適用した際には、新しい発見を生み出すこともある。 任天堂の枯れた技術の活用 フェデラーのテニスへの専門化の時期など、 いくつか刺さる部分があった。 チャレンジャー号の例を見ていると、数値やデータだけに頼るというのが間違いというわかる。 * 何かが違っているのであれば、そこには何かがある。 多様な視点、様々な経験、知識の幅(レジン)を得ることがこの不透明で不確実な現代を生き抜く上で重要な考え方だということだ。 最初から自分にあった仕事や、スポーツをやっている人は本当に恵まれている人だ。たいていの人(自分もあなたも)は何度も挑戦して失敗して、そこから学んで自分のやりたいことを徐々に見つけていければいい。そのためには、自分の経験の幅(レジン)を非効率で地道で遠回りしながら見つけていこう。 Posted by ブクログ 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法 中室牧子 / 津川友介 メモ 相関関係なのかは因果関係なのか。如何に因果関係を見抜くか。 因果関係を読み解く5ステップ 1.原因は何か 2.結果は何か 3.3つのチェックポイント ①まったくの偶然ではないか②交絡因子(第三因子)が存在しないか③逆の因果関係は存在しないか 4.反事実を作り出そう 反事実を作り出せない場合が...続きを読む多いので、「最もらしいデータ」で置き換える必要がある。 (本書の見直しポイント...実験か、手元のデータを用いた実験のような状況を再現(自然実験)、実験をまねる擬似実験、前後比較を改良した差の差分析、操作変数法(第三の変数を利用)、回帰不連続デザイン(ジャンプに注目)、 5.比較可能になるよう調整しよう、マッチング法(複数の共変量をひとまとめにするプロペンシティ・スコア・マッチング)、回帰分析&重回帰分析) Posted by ブクログ RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる デイビッド・エプスタイン / 東方雅美 / 中室牧子 様々なスポーツを経験することで運動能力や反射神経が養われる。 自分がかつてしていたこと(スポーツや楽器)を子供に指導してはいけない。イライラするだけ。ほっとく。 - タイガーウッズの場合 10000時間の法則。 意識的な練習、つまり最も良いやり方を明確に教えインストラクターが個別に指導してやってみ...続きを読むた結果に対してすぐに有益なフィードバックと知識を共有し、同じことを何度も繰り返す。 - フェデラーの場合 体験期間を必ず経ている。その間にさまざまなスポーツを自由に緩い枠組みの中で経験し、幅広い身体能力を育み自分の力や性質を知って集中的に練習に取り組む。 成功者はウッズよりフェデラータイプが圧倒的に多い。様々な分野で経験を積んだ人の方が一つの分野を深めた人よりクリエイティブで影響力の大きい発明ができる 永続的な知識を得るためにはゆっくりと学習した方がいい。一見するととんでもなく非効率で遅れをとっているように思える。でもそれは短期的にみたら成績が良くても長期で見たらなんの役にも立たない。 チェスやゴルフやクラシックのようにルールと答えがわかっている時には、またそれが時間と共に変化しないならサバン症候群のような究極的に専門特化した練習が、有効。人間の最大の強みは専門特化とは正反対で幅広く知識や情報を統合すること。パターンや慣れ親しんだ構造ではない。それはAIに取って代わる。 最高レベルのアカデミックな科学者やノーベル賞受賞者は本職以外に本格的な趣味や副業をもっている。 片足を別の世界に置くことの重要性。クリエイティブな成果を上げる人は幅広い興味を持っている。この幅広さが専門領域の知識からは得られない洞察を生み出す。 →たしかに山中先生や椛島先生はそう。 幼い頃にあまりに多くのレッスンを受けても効果はない。さまざまな楽器や活動を経験し、あまり厳しくないレッスンをある程度受けその後になってようやく焦点を絞ってより厳しいレッスンを受けて練習量を激増させる。 望ましい困難にはいくつかあるがそのうちの一つは生成効果。自分1人で答えを出そうと奮闘することはたとえ答えが間違っていたとしてもその後の学びは強化される。 そして過剰修正効果もあり、答えに自信を持っていればいるほど正しい答えを学ぶと強く記憶に残る。大きな誤りに耐えることが最高の学習機会となる。 学ぶ時はまず問題を解くこと。出来なんてどうでもいい。 1st 問題(出来問わず) 2nd覚える 勉強でいうと予習が1番大事。 早期教育プログラムでは閉じられたスキル、つまり決まったやり方を繰り返すことで習得できるスキルを教える。これはいずれだれもが身につけることなので意味がない。早い時期に歩けるようになっても仕方ない。 継続的な学習効果を生み出したいのであれば早期教育プログラムは開かれたスキルにフォーカスすべき。その後の学びの足場となる。子供達に読み書きを少し早く教えてもそれが継続的な強みとはならない。そうではなく読んでいる内容を理解するための手がかりを探したりそれらを関連づけたりする方法を教えれば継続的な強みとなる。 早期教育プログラムはすぐに成果が出るが深い学びには時間がかかる。 遅れをとったと思わないことが大事。 多様な経験をもつ個人は専門家のグループよりも創造に貢献する。ある分野から別の分野に移ってもその経験が無駄になることはない。 とはいえ、専門特化は少しも悪いことではない。程度の差はあってもみんなどこかの時点で専門を決める。問題なのは早期の専門特化。 Posted by ブクログ 中室牧子のレビューをもっと見る