中室牧子のレビュー一覧

  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    何よりも教育への熱い思いを感じる。
    子育てとはあるが、教育に関するすべての内容について根拠を明確にしながら述べられている。非認知能力、高校の選択、教育関連の政策。
    改めて思うのは、教育の効果は短期的にはわからないということ。このスピードがすべての現代においてそこが難しいこと。
    自分自身、教育関係の仕事をして、かつ自分の子どもの子育てもしていて日々実感するが、これは効果的なのかということ。ちょっと時代遅れなんじゃないかな?と思うことも多々ある。
    そして、何より共感したのは1番の教育への影響は教師の存在であること。いかに教師の質を保つか、引き上げるか。でも教師の質ってなんだ?
    教育の質ってなんだ?

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    2025年12月07日
  • 「学力」の経済学

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    なぜ日本は他国に比べて教育に関して遅れをとっているのかがよくわかり、同時に子を持つ親としてがっかりしてしまいました。国が前向きじゃないから。それによって子供への教育のアップデートを閉ざされてしまうのって不平等。

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    2025年12月02日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    何度も読み返したい。
    第一章に本質が詰まっている。その後の章もわかりやすく面白い。
    専門性が一部AIに代替される時代において重要な示唆あり。

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    2025年12月08日
  • 「学力」の経済学

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    子供の元々の能力を褒めず、努力したことを褒めるのが良い
    学校はテストなどの認知能力を学ぶ場ではなく、非認知能力を学ぶための場として相応しい。
    少人数学級にしたからといって成績が上がるわけではない。
    親の年収が子供の学力に関わる。
    教員の免許有無で生徒の成績に大きな差はない、むしろ持たない教員の方が算数などでは差がある。
    日本では問題提起しても問題解決の為の実験は何故か行わない。

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    2025年11月13日
  • 「学力」の経済学

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    教育生産関数という大枠の説明において、インプットに外的インセンティブを与える方が結果がよくなる。その上、内的インセンティブの差がほぼなかったというところが印象に残った。
    また、結果ではなく、具体的な達成内容を褒めてあげるべきであるなど、指導する立場であるからこそ参考になる点が多く面白かった。
    非認知スキルに関して、閾値はあるものの大人でも育てられるということには少し救われた気持ちになった。
    指導する立場にある方には是非読んで欲しい。

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    2025年08月27日
  • まんがでわかる「学力」の経済学

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    「インプットにご褒美を」「努力を褒める」「2時間を超えるとゲームは悪影響」「読書するから賢くなるわけではない」まだ途中ですが、勉強になります。

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    2025年08月19日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    ⚪︎子供の将来の収入を上げるには?
    ・スポーツ ・リーダー経験 ・非認知能力の向上
    ⚪︎非認知能力とは、学力やIQテストでは測れない能力
    ・忍耐力→成績、貯蓄、健康に相関
    ・自制心→借金、病気、薬物依存と相関
    ・やり抜く力→仕事、結婚生活の定着に相関
    近年は学力よりも非認知能力の重要性が増している
    ⚪︎非認知能力を上げるには?
    ・音楽や美術鑑賞→好奇心が高まると知識が定着し学力も上がる
    ・学校で他者に対する思いやりを育てる
    ⚪︎勉強できない子をできる子に変えるには?
    ・目標を立てる ・習慣化する ・チームで取り組む

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    2025年08月17日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    研究者の私に持ってこいの子育て本。根も葉もない言説が多い子育て法の中で、主に統計的な根拠と原著論文を示してくれるのは心情的に安心して読める。保育士である妻の意見と照らし合わせ、現代の保育の最先端とも相違ないことも確認できた。

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    2025年08月16日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    因果と相関についてこれほどわかりやすい本が他にあるだろうか

    誰もが混同しがちな因果関係と相関関係について分かりやすい具体例を挙げて説明してくれる金字塔ともいえる一冊。各メディアで様々な情報があふれかえる現代、適切な認識と判断をしていくためにもすべての人に読んでほしい名著。

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    2025年08月03日
  • 「学力」の経済学

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    エキサイティング! なにこれめっちゃ面白い。n=1の経験よりデータが大事。

    教育の収益率の話は資本主義的ではあるが、非認知能力の高低も将来の収入を左右するのなら、育児の指標に適している。

    非認知能力は成人後も鍛えられるという話には救われる。
    やり抜く力とは「非常に遠い先にあるゴールに向けて、興味を失わず、努力し続けることができる気質」 。なるほど、受験勉強ができた人にはやり抜く力が備わっているのかもしれず、学歴主義はスクリーニングとして機能しているのか。
    自制心を鍛えるのに有効なのは、「細かく計画を立て、記録し、達成度を自分で管理する」こと。そういえばレコーディングダイエットというものも

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    2025年07月30日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    いろんな教育系のYouTube観てたけど、これを読んでほぼ全ての疑問が解決したと言っても過言ではないくらいの情報量で大満足の一冊!

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    2025年07月29日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    ゴッホがこれほど苦労していたと知らなかった。自分を信じる大切さを改めて知った。あと任天堂。ゲームボーイがどのようにできたのか。横井さんに敬服します。

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    2025年07月23日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    娘が産まれたばかりの小学校教員です。とても学びとなる本でした。子育てというよりも、どのように人を育てるべきかという点で非常に勉強になりました。親としても、教員としても読むべき本だと思います。

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    2025年07月19日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    実験ベースで納得感あり面白かった。周りの優秀な人を見ていても結構当てはまっている。
    ・子供と過ごす時間より質を意識
    ・スポーツやらせる
    ・忍耐力、自制心、やり抜く力を身につけさせる
    ・好奇心を伸ばすために美術や音楽
    ・リーダー経験させる
    ・自分で選ばせる、目標立てさせる
    ・習慣化大事
    ・自己肯定感が下がらないように学校選ぶ、前回と比べて褒める
    ・成長マインドセットを持たせる、自分も持つ

    子育て真っ只中なので、また時間空けて目次だけでも読み返したい。

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    2025年07月12日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    数年前に読んでたのを再読。
    因果関係と相関関係が混同されるケースが多いので、再確認のために。
    裏を返せば、これらは恣意的に混同出来てしまうということ。
    著者曰く、因果関係のはっきりしない根拠のない通説は、教育と医療の分野で特に多いようです。
    因果推論をきちんと理解し、きちんと物事を分析していくことが大事ですね。

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    2025年06月03日
  • 「学力」の経済学

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    主観や個人の経験ではなく、データに基づいて書かれているのが良かった。
    幼児がいるので、今後の参考になった。
    非認知能力が大事だと分かった。何度か読み直してみたい。

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    2025年05月15日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    10000時間の法則というのは、いわば狭い領域の話である。この理不尽な世界においては、一点特化だけでなく様々なアイディアを組み合わせた上での取り組みが重要。そして試行錯誤とトライアンドエラーを繰り返していくことで、最もフィット感のあるペアが誕生する。

    また専門家は自分の専門外のことに弱くなる。

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    2025年05月15日
  • 「学力」の経済学

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    【データが覆す教育の「定石」】

    ◎子どもと関わる全ての方にオススメ
    ・教育政策に科学的な根拠が必要
    ・人生の成功に重要な非認知能力
    ・大人でも非認知能力は鍛えられる
    ・ご褒美をいつ与えるのか、また「ほめ方」か大切


    【感想】
    2015年発行の本書、夢中で手が止まらず読み進めました。とても10年前とは思えない。

    どうしても学力、数字で見えるものに囚われてしまいがちですが、「自制心」「やり抜く力」を育てることを頭の片隅に置いて子育てします。
    大人も「非常に遠い先にあるゴールに向けて、興味を失わず、努力し続けることができる」、これからの人生まだまだ成長できそうです!

    それにしても…日本では全

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    2025年05月05日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    因果推論の初級の書ということで読んだ。計算式なく読める。豊富な実例、因果と相関、交絡因子、回帰分析、重回帰分析の入口になっている。

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    2025年05月04日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    全体的にテンポよく書かれていて、開くたびに"そうなのか"とタメになる事が書かれていて、とても面白い。世の中の当たり前をデータに基づいた正しい結果でぶった斬っていく感じや、その中でデータ分析手法を教えてくれるところなど、総合的にとても読みやすく勉強になった。

    そして読み進めていくと、いかに世の中に出回っている情報が根拠に乏しく、いかに我々がそれに踊らされているかを痛感させてくれる。

    ただし、根気やとして書かれる論文の元ネタは海外での実験結果であることが多いため、全ての結論を日本にも当てはまるかと言うとそうでもなさそうのスタンスで読む必要あり。

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    2025年04月27日