中室牧子のレビュー一覧

  • 「学力」の経済学

    Posted by ブクログ

    子供の元々の能力を褒めず、努力したことを褒めるのが良い
    学校はテストなどの認知能力を学ぶ場ではなく、非認知能力を学ぶための場として相応しい。
    少人数学級にしたからといって成績が上がるわけではない。
    親の年収が子供の学力に関わる。
    教員の免許有無で生徒の成績に大きな差はない、むしろ持たない教員の方が算数などでは差がある。
    日本では問題提起しても問題解決の為の実験は何故か行わない。

    0
    2025年11月13日
  • 「学力」の経済学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    教育生産関数という大枠の説明において、インプットに外的インセンティブを与える方が結果がよくなる。その上、内的インセンティブの差がほぼなかったというところが印象に残った。
    また、結果ではなく、具体的な達成内容を褒めてあげるべきであるなど、指導する立場であるからこそ参考になる点が多く面白かった。
    非認知スキルに関して、閾値はあるものの大人でも育てられるということには少し救われた気持ちになった。
    指導する立場にある方には是非読んで欲しい。

    0
    2025年08月27日
  • まんがでわかる「学力」の経済学

    Posted by ブクログ

    「インプットにご褒美を」「努力を褒める」「2時間を超えるとゲームは悪影響」「読書するから賢くなるわけではない」まだ途中ですが、勉強になります。

    0
    2025年08月19日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

    Posted by ブクログ

    因果と相関についてこれほどわかりやすい本が他にあるだろうか

    誰もが混同しがちな因果関係と相関関係について分かりやすい具体例を挙げて説明してくれる金字塔ともいえる一冊。各メディアで様々な情報があふれかえる現代、適切な認識と判断をしていくためにもすべての人に読んでほしい名著。

    0
    2025年08月03日
  • 「学力」の経済学

    Posted by ブクログ

    エキサイティング! なにこれめっちゃ面白い。n=1の経験よりデータが大事。

    教育の収益率の話は資本主義的ではあるが、非認知能力の高低も将来の収入を左右するのなら、育児の指標に適している。

    非認知能力は成人後も鍛えられるという話には救われる。
    やり抜く力とは「非常に遠い先にあるゴールに向けて、興味を失わず、努力し続けることができる気質」 。なるほど、受験勉強ができた人にはやり抜く力が備わっているのかもしれず、学歴主義はスクリーニングとして機能しているのか。
    自制心を鍛えるのに有効なのは、「細かく計画を立て、記録し、達成度を自分で管理する」こと。そういえばレコーディングダイエットというものもあった。

    一方で、学力の35%は遺伝という話に驚く。言われてみれば、医者の子は医者になるし、弁護士の子は弁護士になるもんなあ。
    しかし、それは獲得形質が遺伝するという意味だろうか。全国民の学力が上がれば次世代の学力も底上げされるのだろうか。それでも、家庭環境とは別の話とされているから、何かしら根拠があるのだろう。

    巻末の注や根拠資料の多さは、FACT FULLNESSを思い出した。

    0
    2025年07月30日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

    Posted by ブクログ

    ゴッホがこれほど苦労していたと知らなかった。自分を信じる大切さを改めて知った。あと任天堂。ゲームボーイがどのようにできたのか。横井さんに敬服します。

    0
    2025年07月23日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

    Posted by ブクログ

    数年前に読んでたのを再読。
    因果関係と相関関係が混同されるケースが多いので、再確認のために。
    裏を返せば、これらは恣意的に混同出来てしまうということ。
    著者曰く、因果関係のはっきりしない根拠のない通説は、教育と医療の分野で特に多いようです。
    因果推論をきちんと理解し、きちんと物事を分析していくことが大事ですね。

    0
    2025年06月03日
  • 「学力」の経済学

    Posted by ブクログ

    主観や個人の経験ではなく、データに基づいて書かれているのが良かった。
    幼児がいるので、今後の参考になった。
    非認知能力が大事だと分かった。何度か読み直してみたい。

    0
    2025年05月15日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

    Posted by ブクログ

    10000時間の法則というのは、いわば狭い領域の話である。この理不尽な世界においては、一点特化だけでなく様々なアイディアを組み合わせた上での取り組みが重要。そして試行錯誤とトライアンドエラーを繰り返していくことで、最もフィット感のあるペアが誕生する。

    また専門家は自分の専門外のことに弱くなる。

    0
    2025年05月15日
  • 「学力」の経済学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【データが覆す教育の「定石」】

    ◎子どもと関わる全ての方にオススメ
    ・教育政策に科学的な根拠が必要
    ・人生の成功に重要な非認知能力
    ・大人でも非認知能力は鍛えられる
    ・ご褒美をいつ与えるのか、また「ほめ方」か大切


    【感想】
    2015年発行の本書、夢中で手が止まらず読み進めました。とても10年前とは思えない。

    どうしても学力、数字で見えるものに囚われてしまいがちですが、「自制心」「やり抜く力」を育てることを頭の片隅に置いて子育てします。
    大人も「非常に遠い先にあるゴールに向けて、興味を失わず、努力し続けることができる」、これからの人生まだまだ成長できそうです!

    それにしても…日本では全ての人が教育を受けており、教育に関しては一家言ある(あくまで個人的な経験なのに)、なるほど…。
    全然(?)変わっていない日本の教育にがっかりしつつも、しっかり目の前の子どもと向き合おうと思わせてくれた本書。お手軽な育児はありませんね。

    0
    2025年05月05日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

    Posted by ブクログ

    因果推論の初級の書ということで読んだ。計算式なく読める。豊富な実例、因果と相関、交絡因子、回帰分析、重回帰分析の入口になっている。

    0
    2025年05月04日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

    Posted by ブクログ

    全体的にテンポよく書かれていて、開くたびに"そうなのか"とタメになる事が書かれていて、とても面白い。世の中の当たり前をデータに基づいた正しい結果でぶった斬っていく感じや、その中でデータ分析手法を教えてくれるところなど、総合的にとても読みやすく勉強になった。

    そして読み進めていくと、いかに世の中に出回っている情報が根拠に乏しく、いかに我々がそれに踊らされているかを痛感させてくれる。

    ただし、根気やとして書かれる論文の元ネタは海外での実験結果であることが多いため、全ての結論を日本にも当てはまるかと言うとそうでもなさそうのスタンスで読む必要あり。

    0
    2025年04月27日
  • 「学力」の経済学

    Posted by ブクログ

     冒頭から興味深い内容ばかりで一気読み。データを用いて教育を経済学的に分析されている。学習塾や私立校の費用対効果について書かれているのかと思ったら、少人数学級の効果やご褒美子育て、ゲームの悪影響など範囲はもっと広かった。ご褒美はアウトプット(テストの点数)ではなく、インプット(本を読む、1時間勉強するなど)に近い将来与えることは学力向上に効果がある。一見細やかな教育が実現しそうな少人数学級は費用対効果が低いことに驚く。習熟度別学級は効果的だと思うが、平等主義の保護者から苦情が来るんだろうな。

    0
    2025年02月18日
  • 「学力」の経済学

    Posted by ブクログ

     子育て世代に最もマッチした本である。巷に溢れるn数1の結果ではなく、大規模実験からの統計的優位によりエビデンスを確立させ論じている。この本に書かれているのは、子供達に対する土台の部分をどのように作っていくか?であり、けして成功するためのものではない。
     子供への向き合い方、考え方を整理できた良書であった。

    0
    2025年02月16日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

    Posted by ブクログ

    教育や経済、医療について因果関係を推測・評価する方法がわかりやすく解説されています。専門的な知識が欲しい人には物足りないかもしれませんが、初心者や素人にはちょうど良い難易度になっていると思います。それぞれの解析法に具体例と引用文献がきちんとついているのも評価高いです。
    著者の中室牧子さんは、この本(2017)以外には「『学力』の経済学(2015)」しか著作がなく、少ないのが残念です。いずれも出版から年数が経っているので、そろそろ新刊が欲しいところです。

    0
    2025年02月05日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

    Posted by ブクログ

    とても良かった。

    不確実性の高く、かつ生産性を求められる(効率的という意味合いの強い)時代に生きる上で、重要な「レンジを持つ」ことがまとまって書かれていた。

    今年の4月からメーカー社会人1年目になる自分にとって専門特化を急がず、自分にマッチしたキャリアを自分なりに探索していこうと思えるいい機会になった。

    また読む

    0
    2025年01月03日
  • 「学力」の経済学

    Posted by ブクログ

    誰かの子育て経験を書いて有るのではなく、科学的根拠を元に子育てについて書いて有る。
    本も良かったけれど、中室先生の公演はもっと楽しく吸い込まれて行きました。
    非認知能力の話を今子育て中のお母さん、お父さんに知ってもらいたいです。

    0
    2025年10月09日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

    Posted by ブクログ

    実は幅が大事!!一つのことを狭く深くよりも、広く浅くさまざまな体験を積んでおく方が後々、道が開けやすい。人生において無駄なことなどないのである。

    0
    2024年04月04日
  • まんがでわかる「学力」の経済学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    続かないダイエット。足りないのは非認知能力。GRITの本でもあったやりぬく力と自制心の事。
    マシュマロ効果実験に当てはめて鑑みれば、私は遠い未来よりも近い未来の利益を追っている、自制心の足りない大人(笑)
    細かく計画を立て、記録し、達成度を自分で管理する事で自制心を鍛えるのに有効であるとのことだ。
    生まれつきの能力に頼らず、後天的な努力により能力は伸ばせると思う方が効果は出やすい様だ。私は今でこそ生まれや育ちなど原因論的に人や自分を決めつけていた様に思える。考慮すべきは未来論、今から何をやり遂げられるか。

    少しでもいいから前進する事から始めよう、と思えた。子供の教育に対し悩む親への本であるが、自己(子供な大人の自分)研磨にも使える名著であった

    0
    2024年03月05日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    様々な事例を用いながら、早期の専門化による影響と、様々な経験を経る(寄り道する)ことで、新たな発見や特出した成果を残すことを説明している。
    早期に専門化が決して悪いという観点ではなく、専門化が遅くなっても、決して悪くはないし、様々な道を通ることで、成功した事例を紹介している。1つの分野にとっては、当たり前なことでも他の分野に適用した際には、新しい発見を生み出すこともある。

    任天堂の枯れた技術の活用
    フェデラーのテニスへの専門化の時期など、
    いくつか刺さる部分があった。
    チャレンジャー号の例を見ていると、数値やデータだけに頼るというのが間違いというわかる。
    * 何かが違っているのであれば、そこには何かがある。

    多様な視点、様々な経験、知識の幅(レジン)を得ることがこの不透明で不確実な現代を生き抜く上で重要な考え方だということだ。

    最初から自分にあった仕事や、スポーツをやっている人は本当に恵まれている人だ。たいていの人(自分もあなたも)は何度も挑戦して失敗して、そこから学んで自分のやりたいことを徐々に見つけていければいい。そのためには、自分の経験の幅(レジン)を非効率で地道で遠回りしながら見つけていこう。

    0
    2024年01月14日