中室牧子のレビュー一覧

  • 「学力」の経済学

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    効果のある教育施策について、やっぱり親の直感通りだなーというところと一価値観の1人歩きで何も根拠が無く効果も薄いところと、それぞれ見れて面白かった。
    内容もそこまで専門的では無いのでかなりサクサク読める。

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    2025年04月08日
  • 「学力」の経済学

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    教育経済学という分野を初めて知った。このような分析方法をもとに、アプローチを考えていくことも今後の教育に必要だと思う。

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    2025年04月04日
  • 「学力」の経済学

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    脚注が丁寧。「ただし本文に書いたものとは逆の結果を示した論文もある。その論文は次の通り」などといったものも書いてくれている。誠実。
    ソースがウェブサイトのものは、タイトルに加えてURLを書いておいてほしい。

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    2025年03月05日
  • 「学力」の経済学

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    教育という主観的意見が蔓延る分野において、エビデンスベースで分析していくという教育経済学の意義を知ることができた。
    自分の子どもの教育において活かせそうな内容は残念ながらそこまで多くなく、褒め方やご褒美のあげ方くらいか。課金ゲームと化した現代のお受験ブームに一石を投じる何かがあればと期待していたが、本書が10年前発売の書籍ということもあり、そこは最近発売された同著者の新刊に期待する。

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    2025年01月18日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    ネタバレ

    「因果関係」と「相関関係」を混同しないようにしましょう、という本。
    それを明らかにするために必要になるのが「因果推論」

    本書は個別具体的な因果推論の方法について、数式などは用いずに説明をしてくれている。

    ○因果関係を確認するための3つのチェックポイント
    1 「まったくの偶然」ではないか
    2 「第3の変数」は存在していないか
    3 「逆の因果関係」は存在していないか

    ○因果推論の方法
    ランダム化比較試験、自然実験、差の差分析、操作変数法、回帰不連続デザイン、マッチング法、回帰分析

    ○因果推論の5ステップ
    1 「原因」は何か
    2 「結果」は何か
    3 3つのチェックポイントを確認しよう
    4 反

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    2024年08月31日
  • 「学力」の経済学

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    教育法を網羅している訳ではないし、
    教育政策に通じる話題が多いので、
    家庭での具体的な方法を求めている人には物足りないかもしれない。


    経験に基づいた教育論だと、
    子どもの個性や家庭背景によっても条件が変わってくるので、すべての子供がその方法に当てはまるとは言えない。
    しかし、この本は主観的な経験談ではなく、
    全てが実験データに基づいた教育法を
    語ってくれているので、論理的で説得力があった。

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    2024年08月18日
  • まんがでわかる「学力」の経済学

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    読みやすくて興味深い内容が多かったです。
    努力を評価することと非認知能力を育てるという部分が重要だと思いました。

    他のマンガでわかるシリーズと比較すると少し密度は薄いかも(でもすんなり読めてよかった)

    [要約メモ]
    ・結果ではなく努力を評価する
    ・認知能力だけではなく、非認知能力を育成することが大事
    →やり抜く力と自制心を育てることが大事
    ・相関関係と因果関係を意識して教育する(相関関係のものを因果関係だと思って教育しない)
    ・男女共学より別学の方が学習度が高い
    →男女で教え方が異なるから、男子は競争させて、女子は1人で自己目標を達成した方が良い傾向にある
    ・クラスの中心人物の人柄で周囲の

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    2024年08月12日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    「データを利用して分析する」なんて誰でも思いつく発想ですが、その「分析」とはの部分を深く考えるきっかけになれる良い本だと思います。

    この本でも紹介されましたが、因果関係と相関関係をごっちゃにしている事例は多々ありますね。
    それがテレビとかのちょっとした話題で取り上げるならまだ良いですが、政策を打ち出す時、企業が事業としてお金を使う時にこの2つの関係を理解せずに動くと大きな損失になることを学びました。

    反事実というのが個人的には興味深かったです。
    今はマーケティングのような部署に所属しているのですが、「もし」をたくさん考える機会が多く、この本を読んでいて非常に楽しかったです。

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    2024年07月29日
  • 「学力」の経済学

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    アウトプット(テスト結果)にご褒美をあげるより、インプット(読書、勉強)にご褒美をあげる方が効果あり

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    2024年07月02日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    行動経済学の入門本としてどこかでおすすめされていたので、行動経済学とはなにか?を求めて読んでみた。
    ちょっと違った。
    後半は統計解析手法の羅列だった。
    統計ってなに?を知れる本かも。

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    2024年06月24日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    ・向き不向き分からないから早期教育は必要無い
    ・いろんな種類の知識の多様性大事
    おおよそ上の主張をいろんな実験やデータで裏付けしていく内容。ジャンルとしては行動経済学系かな。適当に生きてる身としては、背中押してくれてありがとうという感じ。

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    2024年04月07日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    ネタバレ

    ◯まとめ
    ①幅広な学び、他領域の経験を重ねることで、優れた結果、成績を残すことができる(スポーツから学術領域まで)
    ②専門に特化すると、得意な領域に関する知識、経験のみで判断する近視眼的思考に陥りやすくなる。結果、誤った結論が導かれることがある。別領域の観点から物事を俯瞰するアナロジー思考によりたどり着く答えもある
    ③科学や企業活動におけるブレイクスルーの元となるアイデアは、専門外の別領域との掛け合わせで生まれる(グラフェンや枯れた技術の水平思考の事例)。それらを起こすには、分野同士の接点を増やす機会を増やすことが必要。

    ◯意識の変化
    早期に専門特化をしなかったことによる「遅れをとった」とい

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    2024年01月02日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    現在の仕事では目まぐるしく働く部署が変わり必要なスキルが変わるため、一つ一つのスキルでプロフェッショナルになるための十分な時間がなく、焦ってしまっていた。しかし本書を読み、必ずしも結果はすぐ出ないことや幅広い知識をつけることで後に大きな成果につながることを学べたため、自信をもって様々なことに挑戦していきたいと思った。

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    2023年10月20日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    こんな表現の仕方もあるんだ と新たに学んだものもあった。内容は経験からくるものか、普段から理解し使っている。
    『相関関係があっても、因果関係かあるとは限らない』そやな。1.全くの偶然ではないか、2.交絡因子が存在しないか、3.逆の因果関係は存在しないか 確認だ

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    2024年11月02日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    はじめに タイガー・ウッズvsロジャー・フェデラー

    第1章 早期教育に意味はあるか
     2009年に、カーネマンとクラインは通常はあまり見られない手段を取った。それは、論文を共著し、それぞれの見解を述べて、意見が一致する点を探るという方法だった。そして二人は、「経験が専門的な能力につながるかどうかは、それがどんな領域かによる」という点で意見の一致を見た。経験はチェスやポーカーのプレーヤーや消防士の能力向上には効果があるが、金融や政界のトレンドの予測、従業員や患者の能力の予測では効果がなかった。
     クラインが研究した領域は、直感的なパターン認識が強力に働く領域で、心理学者のロビン・ホガースが「親

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    2023年08月19日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    ひとつの事に専門特化するよりも
    長期的には幅広くやっている人の方が有利
    ということが分かる本

    短期的には役立つスキルを効率的に求めがちですが
    変化が激しい世界においてはスキルの価値も変動が激しいので
    改めて幅広くやることの意義を理解出来るのがいいですね

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    2023年07月08日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    数式とかは一切出てこない。非常にわかりやすく基礎的な分析方法について学べる。扱っているテーマも面白い。

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    2023年06月26日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    専門性に特化した教育vs多様性の教育

    経験が役に立つ分野では
    専門性に偏る意味はあるかもしれないが、
    世界のほとんどは急速に変化していて
    新しいアイデアを結びつけたりする必要がある。
    経験が役に立たないから多様性の方が大切。

    やり抜く力が強すぎると
    多様性は身につかず専門性だけ高くなる。
    選択肢を全力で試し、それが自分に合っているか
    できるだけ早く知ろうとしないといけない。
    ゴッホみたいに何度も職種を変えていくのが例

    早く学ぶ方法では、
    誰もができることを人より早くできるように
    なるかもしれないが
    それは遅いか早いかでみんなできる。
    大切なことを学ぶには時間がかかる

    目の前の問題を解決

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    2023年06月12日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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     「知識の幅が最強の武器になる」というキャッチコピーに惹かれて手にした本。幅広いあらゆる経験が自分の中で消化される、経験値を貯めていくような感覚の裏付けになるような論旨であり、まさに期待していた内容だった。スポーツ選手や芸術家から色んな分野の研究まで、根拠としてあげるエピソードの多種多様さにも驚いた。
     できるだけ早期に狭い領域に専門特化すべきという考え方は、過大評価されている。より複雑化した現代社会では、従来のパターンに頼らず新たなパターンを導き出して変化に対応することが求められ、1つの問題や領域の概念的な知識を全く別の問題や領域に適用する、「知識移転」の能力が求められる。多くの文脈で学べば

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    2023年05月20日
  • まんがでわかる「学力」の経済学

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    非認知能力が認知能力だけではなく、社会的に健全に過ごすために重要だということがわかった。
    そのための「やり抜く力」と「自己制止力」を高めること、それは幼児だけではなく成人になってからも可能である、と。

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    2023年02月15日