中室牧子のレビュー一覧

  • 「学力」の経済学

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    日本の教育政策が、科学的根拠なく感覚的な判断で決められているということに改めて気づいた。有名人の成功体験談よりも科学的根拠のある方策の方が、多くの人にとって有益であるということを、読んで理解。個人的には、家庭の資源が子供の学力・ゆくゆくの収入に影響する度合いが大きいというのを知って、多忙にかまけて面倒くさがらずに取り組まなくちゃなと。あと、著者の中室さんが自分と同世代なことに読み終えたあと気づいてビックリ。てっきりおばあちゃんかと…(ゴメンナサイ!)。これからも精力的に研究しアウトプット出して欲しい!

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    2025年12月29日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    ・感想
    子育てや教育に関するさまざまな疑問について、経験や思い込みではなく、科学的なデータをもとに考えられる一冊。学力だけでなく、非認知能力や親の関わり方、学校選びなど、子どもの将来を見据えた幅広いテーマが扱われている。特に、親がよいと思っている教育が必ずしも最善とは限らないという視点は興味深かった。

    一方で、研究結果はあくまで統計的な傾向であり、すべての子どもに当てはまるわけではない。知識としては参考になるものの、実際の子育てにどう落とし込むかは、自分自身で考える必要があると感じた。子育ての正解を教えてくれる本というより、判断するための材料を与えてくれる本。今後の子育てに活かせるヒントを得られた一冊だった。

    ✅ Todo
    子どもの結果だけでなく、努力や工夫、成長した過程を具体的に褒める。
    勉強や習い事を親の価値観で決めつけず、本人の興味や好奇心を大切にする。
    一緒に遊ぶ、会話する、絵本を読むなど、子どもと過ごす時間の質を意識する。
    教育に関する情報を鵜呑みにせず、科学的根拠や研究の限界を確認する。
    子どもの成長に合わせて、家庭での関わり方や教育へのお金の使い方を定期的に見直す。

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    2026年10月28日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    ゼネラリストの方が、色々な分野で活躍できるということはわかった。

    ただ、事例が多過ぎて途中から読むのが少し面倒になっていた。

    自分もスペシャリストではなく、ゼネラリストタイプなので、飽きっぽい性格とかが、ポジティブに捉えると、広く浅く吸収するのは早く、基礎知識をたくさん持つことができるということがわかった。

    自分がネガティヴに感じていたことをプラスに捉えられるようになったのは、この本を読んで良かった点である。

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    2026年10月24日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    興味深い内容だったが、研究結果が多く内容が難しかった。
    自分のレベルギリギリの学校に行くよりも、自分のレベルより下の学校で成績上位になった方が学力が上がるというのは納得できた。

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    2026年10月23日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    ネットが発達し、誰でも簡単に専門的知識にすぐアクセスできるようになった社会においては専門性を突き詰めることだけが必ずしも正解とは限らない。

    例えば、専門的な分野に関する理論のフレームワークの中で物事を考えてしまい視野狭窄に陥る危険性がある。また単純な試行回数によって習得ができるような深く狭い内容はAI に置き換えられる危険性がある。

    情報が氾濫する社会の中で重要なことは情報の統合、掛け算的に情報を使うことである。
    必要なのことは、分野横断的な知識の習得。

    現代人は抽象化の能力が昔に比べて上がっていると言われている。直接の経験に頼るのではなく、分類の仕組みを通じて現実を理解し、何層もの抽象的な概念を使って情報同士の関係を理解する。例えば、動物の一部を哺乳類に分類し、さらに生理学や DNA での類似点を元に、もっと細かく分類する。
    概念を表すことについても理解ができるようになった。

    平均思考において必要な能力は、習得した内容を抽象化し、分類分けし、その抽象化した内容同士の類似点、結束点を見つける能力だと考える。

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    2026年10月08日
  • 「学力」の経済学

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    教育を経験則や「教育論」だけで語るのではなく、ランダム化比較試験などのデータを用いて教育の効果を分析する「教育経済学」を紹介した一冊。

    「子どもを褒美で釣ってはいけないのか?」「ほめて育てるべきなのか?」といった教育の通説を、データを用いて検証している点は興味深かった。

    一方で、統計学的な説明については疑問も残った。セレクションバイアスの確認方法や、サンプル数、デルタ、欠測値への対応など、試験デザインを考えるうえで重要な点の説明が十分ではないように感じた。

    特に興味深かったのが、幼児教育の効果を示す根拠として紹介される「ペリー幼稚園プログラム」。

    就学前教育を受けた処置群と対照群を長期間追跡し、高校卒業、持ち家、雇用などでは処置群が高く、逮捕歴や留年などでは対照群が高かったという結果が紹介されている。

    ただ、40歳まで追跡するのであれば、死亡や回答拒否などによる追跡不能はなかったのか。また、評価項目そのものに偏りはないのか。

    とはいえ「エビデンスに基づく教育」を考えることでランダム化試験を用いる事で、今後の効果的な教育を考察する上で伸び代がたくさんある事を示唆する一冊だった。

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    2026年09月27日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    そうだよね、という内容が多かったものの
    データの裏付けがあることがわかり面白かった。
    最終章のエビデンスに関する記述が誠実。

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    2026年09月27日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    前評判から期待していただけに実に残念、学術書を読んでいるようで読み進めるのに苦労した。エビデンスと教育という切り口は面白いが。うーん、子育てに有効なのは、結局非認知能力に落ち着くのかなと。

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    2026年09月21日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    1997年、カナダで保育料の引き下げを行ったところ
    20代の時の非認知能力、健康、生活満足度、犯罪関与に悪影響があったという結果が出ているのにその後の2019年に後を追う日本…
    3歳までは自宅保育ができるような社会づくりをしてほしい…

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    2026年09月18日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    何かをするときは、その機会費用を支払っていることをわすれてはいけない。教育現場にはやらないよりやったほうがいいがあふれている。でも、そのやったほうがいいことをすることで別の何かができなくなっていることを覚えておかないといけない

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    2026年09月06日
  • 「学力」の経済学

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    ざっと読みました
    エビデンスありで分かりやすく、子の教育に必要なことが書いてある!
    いつか子供に教育する立場になったら改めて読み返したい

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    2026年08月28日
  • 「学力」の経済学

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    テレビでも話題になっていた本。
    子育てで気をつけるべきことが多く書かれていた。
    他人ができたから自分もそういけるとは限らない。
    勉強だけではなく非認知能力というものも意識していかないといけない。

    お気に入りの内容は3つ
    1つは、成績が良くない事を、しっかり伝えずにただ褒める指導は本人が自覚せずに物事が進んでしまう非常に危険な事だというのを再認識させられた。ただ自尊心を上げるだけでは意味がない。
    2つは、能力を褒めるのではなく、必ず過程をしっかり見てあげて褒めてあげる事。
    3つは、行きすぎた平等は生徒が皆平等だと思わせることで生徒自身の責任を押し付けてしまうこと。少なからず差はあることは分かっていた方が良い。

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    2026年08月02日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    面白かった。様々なエピソードが織り込まれているので、その一つ一つのエピソードも楽しめる。タイガーウッズ、ロジャーフェデラー、ジャンゴラインハルト、ケプラー、ゴッホ、村上春樹、任天堂の横井軍平など。
    早期に専門に特化してしまう危険性をあげ、逆の事例として色々なエピソードが紹介された上、色々な分野を学び、様々な経験を通して見つけたものに取り組んだ時にイノベーションが起きる。と著者は言う。水平思考は時間と労力がかかるので、研究は垂直思考で行われることが多いが、専門の外からのアイデアで解決できることもあるのでそれを忘れないようにしないと視野が極端に狭まる。
    著者のように警鐘を鳴らす人がいないとますます早期専門性が重要視されてしまうだろう。日本はどうか?

    7章と8章がドラマティックで面白かった。

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    2026年07月31日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    祖父母と暮らすとコミュニケーション力と言語発達能力が向上し、学力が高い傾向がある、と、、。祖父母の方も認知能力が30%改善するとかいいですね。祖父母との時間長さも大切だけどやはり、小さい頃からの言語のための能力向上には幼稚園>小学校>中学、高校とつながるのか、、

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    2026年06月28日
  • 「学力」の経済学

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    大学時代の教育社会学の授業を思い出した。子育てや教育は感情が先行しがちだが、データを根拠にあり方を考えるのは実践していきたい。

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    2026年05月31日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    ネタバレ

    将来稼ぐ子に育てるには、
    •スポーツをする
    •リーダーになる
    •非認知能力を高める

    一意見としてデータは勉強になった

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    2026年06月22日
  • 「学力」の経済学

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    子育てに関する疑問に、科学的根拠に基づく答えを示してくれる本。
    データを見る時に大事なのは、因果関係なのか相関関係なのかを見極めること。
    教師の質によって、子どもの学力に1.5倍の差がつく話や、少人数制クラスは学力をあげない話に驚いた。
    気になる疑問の答えは、検証過程の話が長くて、最終的な結論がシンプルに表現されないのでわかりにくさはあった。

    ご褒美は、テストでいい点を採るなどのアウトプットではなく、本を読むなどのインプットに対してあげるのが正しい。

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    2026年04月16日
  • 「学力」の経済学

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    ネタバレ

    読書をしたから学力が上がった? 東大に合格させたお母さんの真似をすれば自分もそうなれる? 子供をご褒美で吊るのはどの段階で? ゲームをすると学力は落ちるの? 全ての子供を持つお母さんに読んでほしい一冊。教育論は多々あれど、要は子供を自ら勉強する子供にできればいいのだ。データという根拠を見れば、どこに親が関われば子供をそうできるかが明白になる。

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    2026年03月08日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    ネタバレ

    •幼い時からゴルフ一本英才教育のタイガーウッズと、スキーレスリングなど寄り道しながら13歳からテニスを始めて一流になったフェデラーを例に挙げて、集中/専門化と多様化を論ずる
    •知識を深く定着させる、未経験領域へ仮説を広げる、常識を壊す、決まった仕組みを疑う/既存の仕組みを壊す、などの効果(ケプラーの楕円軌道/地動説)
    •逆に専門化は現状を疑わずに突き進んでしまうリスクを孕む(NASAのチャレンジャー号、コロンビア号の事故、等)
    •内容は興味深いが、基本的にエピソードベースで都合の良い事例を集めてきた印象。何を持って専門/多様を区別するか、何をもって効果があるとするか、効用をどう定量評価するか、何と何を掛け合わせると効果があるのか、掛け合わせでも意味無いものもあるのでは、など突き詰めるとかなり弱い
    •とはいえ、教育の事例や科学的発見のエピソードは興味深いし、自分なりにどう知識や経験を掛け合わせるか、を考えるきっかけを与えてくれる
    •要は未知の領域にも積極的にチャレンジして学びを増やそう、不確実性の増している世の中ではより幅広い知識を獲得しておくべき、ということか
    •中室牧子先生の後書きが、どうこの本の内容を捉えるかのヒントになる
    •自分としては、経営、現場、IT/AIと何を掛け合わせるか

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    2026年01月09日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    原因と結果の間の誤謬など挙げながら、相関などとの関係を説明する。その中で簡単な統計的な概念を入れることで「経済学」としているようだが、必ずしも「経済学」的に深い説明があるわけではない。
    よって、原因と結果の誤謬とそれを避けるようなアプローチ、手法について学びたい入門者にとって良い本だと思うが、経済学としての深みを期待して読むと期待外れだろう。
    よくある内容なので、この本でなくても良い。むしろ読解力があれば、他書が良いと思う。

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    2025年12月23日