中室牧子のレビュー一覧

  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    習慣化の実験、面白かった
    1.5万だけかけるとその後も続く継続の習慣ができた。応用したい。初期投資だけかければ、子供の習慣を操れるのでは
    (スポーツジムに通ったら報酬、の実験)

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    2025年07月14日
  • 科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線

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    子育てに関しては、世の中に有象無象の本が存在していて、誰かの主観や経験に基づくものばかりだと思っていて、仕事と同様に、何かちゃんとしたデータ(エビデンス)に基づく知見を得たいと思っていたので、非常に興味が湧いた。

    スポーツをすること、リーダーになること、非認知能力を高めること。それぞれは確かにエビデンスなんて必要なく、「そりゃそうか」と思うところもあるが、それをちゃんとエビデンスに基づいて述べられているのはとても納得感のある部分だと思う。

    一方で、本書では様々なお話が既往研究を参照して述べられる形となっているが、少し掘り込みが浅いので、油断して読んでいるとまるで「ホンマでっかTV」を観てい

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    2025年05月14日
  • 「学力」の経済学

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    2025/04/18読破

    p48
    人を褒めるときは「頭が良いのね」と「よくがんばったわね」どちらが効果的かと言うと、結論よくがんばったわねの方です。
    子供のもともとの能力を褒めると、子供たちは意欲を失い、成績が低下すると言うデータがある。
    →つまり努力を賞賛するメッセージを伝えた方が意欲は向上する

    p76
    子供の教育投資は、年齢が若ければ若いほど投資率が向上する。つまり大学生の時に投資をするよりも、幼稚園児(未就学児)の方がより費用対効果が高いと言うデータがある。

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    2025年04月18日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    本書は、これまでの「専門特化が成功への最短ルート」という通説に異を唱え、多様な経験を持つ人材(ゼネラリスト)の強みを明らかにした一冊です。スポーツ界、ビジネス、科学、芸術など幅広い分野の事例を交えながら、なぜ「知識の幅」が重要なのかを論じています。

    変化の早い現代において「ゼネラリストの時代」が来たことを実感できる一冊で、専門性に縛られすぎず、幅広い知識を持つことがこれからの時代にどれだけ強みになるかを理解できる内容でした。キャリア形成や学び方に悩んでいる人にとって、新たな視点を与えてくれる本です。

    また知識の幅を獲得することは、自分が何をするかわかる時、自分が誰だか分かる、これに通じると

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    2025年03月08日
  • 「学力」の経済学

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    ネタバレ

    子育てをすると誰もが一度は気になる疑問に、データで根拠を示しながら答えてくれる本。
    幼児教育として認知能力を高めても8歳前後で他の子と差がなくなるのが印象的だった。

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    2025年01月29日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    様々な分野を跨いで思考し、関連性を見つけたり新たな気付きを得ることは楽しい。絵画、建築、音楽、科学、解剖学、工学等、多数の分野を渡り歩いたレオナルド・ダ・ヴィンチ氏などその際たる例ではないだろうか。興味が赴くままあらゆるジャンルの本を読む自分を、本書は優しく肯定してくれた。人生は実験であり、比較対象は他人ではなく過去の自分なのだ。これからも分野を問わず、貪欲に知的好奇心を満たして行きたい。

    以下、本書より抜粋。
    「僕の人生で起こった良い出来事は、元をたどれば全部が不運な出来事から始まっている。だから、何かが起きた時点ではそれが良いことなのか悪いことなのかはわからない。本当にわからないよ。わか

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    2025年01月08日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    因果推論のベースになる考え方をザックリ提示する読み物。雑学レベルだが、アウトラインがわかっているかどうかは勉強を始める際には大事。ここから少しずつ別の入門書で掘っていけばいいんじゃないでしょうか。

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    2024年12月26日
  • 「学力」の経済学

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    読みやすいし、わかりやすい。アメリカの教育の実験ってすごいことするんですね。エビデンスにたちうちできるような分析をしないと説得力がもてない。

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    2024年11月09日
  • 「学力」の経済学

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    経済学、といっても小難しくなく
    教育する中でこれってやってもいいこと?と
    思うことをデータを基に教えてくれる

    ただ日本のデータは少なく、なぜかと言うと
    日本がそういうデータ開示をしていないからと
    少し今の日本に対する疑問も投げかけられた

    ただあとがきに、竹中平蔵さんの名前が出てきて少し驚いた

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    2024年09月25日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    因果関係と相関関係は違うのだよ、っていう本。事例が多くて面白い。統計とか回帰分析とか学びたい方向けかな。

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    2024年07月16日
  • 「学力」の経済学

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    ネタバレ

    目の前ににんじんをぶら下げる方が勉強する。すぐに得られる報酬には飛びつく。将来の報酬より魅力的に見える。
    インプットにご褒美を与える。=報酬とやること、が明確に結びつく。結果に報酬、では何をしていいか分からない。
    勉強へのご褒美は、内的動機付けを失わせない。

    自尊心と学力の関係は相関があるが、学力が高いから自尊心が高い、自尊心を高めても学力は高まらない=褒める教育は一概には言えない。むやみに褒めても、実力の伴わないナルシストを増やすだけ。

    学力の高い友達がいると学力が上がる、はレベルが違いすぎると効果が無い。=習熟度別学級は効果がある。

    最も収益率が高いのは、就学前教育。ここにお金をかけ

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    2024年07月02日
  • 「学力」の経済学

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    幼児教育に有益性があること、少人数制は費用対効果が見合っていないことはデータを示してよくわかりました。最後の章は学力の話というよりデータの話となり分かりにくかった。

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    2024年05月28日
  • 「学力」の経済学

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    科学的根拠と言っても
    アメリカ準拠のもの。
    これを日本人の質問にあてがっている。

    どうしてって
    日本人の学力をキチンと
    データ化できていないから。

    政府は調査した学力の情報を
    最低限、学者間で共有して欲しい
    この本の日本データ準拠版が
    読めるようにして欲しいと思いました。

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    2024年05月09日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    二つの事柄の関係について、普段は深く考えず、直観や印象に従っているように思う。
    正しい行動を選択するために、因果関係と相関関係の違いを理解して、直面する事柄の間の関係がどちらなのか正しく判定するように気を付けたいと思った。

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    2024年04月16日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    経済学の研究に参考になればと思って読んだ。
    自分は分析で自分の理想とする相関関係を追い求めたが、因果関係について、この本を読んで気付くことができた。
    因果関係を考えるそれぞれの分析方法については、まだまだ勉強が必要なことを痛感できました。

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    2024年02月15日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    因果関係と相関関係をきちんと見分ける。因果推論の5ステップ: 「原因」を定義し「結果」を定義し3点(偶然・交絡因子・逆の因果関係)を確認する。「反事実」を作り出し、比較可能になるよう調整する。

    特に政策については、常識や直感や根拠のない推論ではなく、正しいデータに基づくことは非常に重要だし価値があります。なぜもっと導入されないのかが不思議。

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    2024年01月02日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    早い段階から専門に特化して学んだ者よりも、専門を絞らず色んな勉強や経験をした者の方が結果として成功しやすいという話。仕事で色んな部署を転々としてる自分としては勇気のもらえるテーマ。仕事に無関係なことを積極的に行う免罪符になる。

    「ヒントを使った練習は、一見習得が早いように見えて実は忘れるのも早く、持続的な学びは得られない」ということが書かれていて、職場のパソコン苦手おじさんに簡単に答えを教えてしまうのは問題なのかと思った。

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    2023年11月29日
  • 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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    わかりやすい簡単な説明を旨とする本。引用されている例は、そこそこ面白いのだが、さらっと説明されているので、仕組みを理解するのには定義や数の扱いが詳しい方が良いと思う。

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    2023年06月11日
  • まんがでわかる「学力」の経済学

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    科学的根拠から、学力が後々の経済性にどう影響するかをまんがで分かりやすく紹介。テクニック的なことも書いてあるが、大切なのは、子供が自分を律し、やり抜く力を身に付けるためには、努力によって成長できることをしっかり教え、子供の努力を誉めることが重要。

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    2023年05月31日
  • RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる

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    早期教育の効果が過大評価されていること、早々に専門を絞るのではなく、遅めに専門を決めた人の方が成功している人が多いと。
    これを言うのに事例を多数あげて説明しているが、日本人の自分にとっては結論が中々見えず、少しイラついてしまった。

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    2023年05月02日