中室牧子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
印象に残ったのは、兄弟がいる場合は1番上がその後の成績や給与水準が高いという話。親が最も時間を多くかけているからという理屈では分かるんだけど、ちょっと意外な気もした。
男女で共学か別学かで男子は男子だけの方が競争心をあおられるから学力上がるとか。
偏差値の高い学校に無理して入ってもついていけないと逆効果で自分が上位水準にいる方がその後良い結果をもたらすとか。
最後に、こういった研究は再現できないことが多々あると元も子もない感じのことも書いてあったけど、まあ確かにそうなのよね。わかる。。。
とりあえず、一つのデータとして頭の片隅に置いておきたいなとは思った。 -
Posted by ブクログ
多様な視点、様々な経験、知識の幅(Range)を得ることがこれからの世を生き抜く上で大切になる。
そのための遠回りが実は将来的に人間の強みになると。その点は素晴らしい。ただ、著書は個人プレーヤーの事例が多く、チームプレイの事例がほぼない。さらにまとめがないのでまとまりにかける。
広い視野を持つことで、アイデア同士を結びつけ問題解決へとつながる。これは視野が狭いと出てこない。
どちらが良いのかってのは個人によるんじゃないですか。卵を1つに盛ったほうが良いと感じる人もいれば、卵を1つに盛らず分散させたほうが良いと感じる人もいる。ただ、自分の方向性に近い寄り道や試行錯誤は良い結果を生みそうだけ -
Posted by ブクログ
子育てに悩む人が読むと、かえって悩みが深まってしまうのではないか──そんなことを思いながら読んだ。
この本は、子育ての“正解”を提示するというよりも、むしろ「正解とは何か?」という問いそのものを投げかけてくる。だからこそ、読む人によっては戸惑いや混乱を覚えるかもしれない。個人的には普段から論文執筆に携わっており、専門的な文章を読むことにも慣れているので、この“論文あるある”の「結局、どっちが正しいんだ?」という曖昧さすら、もはや心地よく感じられた。もし子育てに悩んでいる人がこの本を手に取ったなら、どうかこの本のせいでさらに子育てに迷いすぎませんように…そう願う。 -
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Posted by ブクログ
本書は、これまでの「専門特化が成功への最短ルート」という通説に異を唱え、多様な経験を持つ人材(ゼネラリスト)の強みを明らかにした一冊です。スポーツ界、ビジネス、科学、芸術など幅広い分野の事例を交えながら、なぜ「知識の幅」が重要なのかを論じています。
変化の早い現代において「ゼネラリストの時代」が来たことを実感できる一冊で、専門性に縛られすぎず、幅広い知識を持つことがこれからの時代にどれだけ強みになるかを理解できる内容でした。キャリア形成や学び方に悩んでいる人にとって、新たな視点を与えてくれる本です。
また知識の幅を獲得することは、自分が何をするかわかる時、自分が誰だか分かる、これに通じると -
Posted by ブクログ
様々な分野を跨いで思考し、関連性を見つけたり新たな気付きを得ることは楽しい。絵画、建築、音楽、科学、解剖学、工学等、多数の分野を渡り歩いたレオナルド・ダ・ヴィンチ氏などその際たる例ではないだろうか。興味が赴くままあらゆるジャンルの本を読む自分を、本書は優しく肯定してくれた。人生は実験であり、比較対象は他人ではなく過去の自分なのだ。これからも分野を問わず、貪欲に知的好奇心を満たして行きたい。
以下、本書より抜粋。
「僕の人生で起こった良い出来事は、元をたどれば全部が不運な出来事から始まっている。だから、何かが起きた時点ではそれが良いことなのか悪いことなのかはわからない。本当にわからないよ。わか -
Posted by ブクログ
ネタバレ目の前ににんじんをぶら下げる方が勉強する。すぐに得られる報酬には飛びつく。将来の報酬より魅力的に見える。
インプットにご褒美を与える。=報酬とやること、が明確に結びつく。結果に報酬、では何をしていいか分からない。
勉強へのご褒美は、内的動機付けを失わせない。
自尊心と学力の関係は相関があるが、学力が高いから自尊心が高い、自尊心を高めても学力は高まらない=褒める教育は一概には言えない。むやみに褒めても、実力の伴わないナルシストを増やすだけ。
学力の高い友達がいると学力が上がる、はレベルが違いすぎると効果が無い。=習熟度別学級は効果がある。
最も収益率が高いのは、就学前教育。ここにお金をかけ